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白夜行
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白夜行の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.19pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全718件 541~560 28/36ページ
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| 主人公二人の内面に全く踏み込まず、周辺の人物達の視点から彼らの姿をじわじわとあぶり出すように描いていくのがこの小説で用いられている手法です。そうして最後には二人の存在が痛いほどに読者の心に焼きつけられる、ミステリーの傑作。最初に単行本で読み、何度か読み返していますが、その度に衝撃を受けてしまう圧倒的な凄みをもった小説です。 ですから、主人公の視点から描く形でのドラマ化は、暴挙というべきか果敢な挑戦というべきか、どんな仕上がりになるのかハラハラしながら見はじめました。言うなれば、「表現手段」という縦軸〜活字か映像か〜に加え、「表現手法」〜叙事的か(客観的な事実のみを積み上げていくか)叙情的か(心情を描くか)〜という横軸までが異なるわけですから、原作とはある程度切り離して視聴した方がいいのかもしれません。役者さんもがんばっていますし、脚本にも苦労の跡が伺えます。どんなラストが用意されているのかドキドキします。 ですがやはり、例えば10年後も記憶にとどまるのはドラマより原作の方ではないかと・・・・・最終的な結論は、ドラマのラストを待たないといけませんが。 | ||||
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| あらゆる伏線が最後にひとつに収斂していくところはすばらしい。 しかし、「永遠の仔」をすでに知っている身としては、ちょっと話がかぶる部分があって、残念ながらあっと驚くほどではありませんでした。 | ||||
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| ドラマ化されたことでこの小説を知り、ドラマが完結する前に一気に読み終えてしまいました。小説にはふたりの心理描写がまったく描かれておりませんが、逆にこのふたりの心理描写を文字のみでたどるとしたら相当の精神力と体力が必要な気がします。考えただけでも息苦しいくらいです。ある意味、雪穂はサディスト、亮司はマゾヒストなのではないでしょうか?そうあることがお互いの免罪符であり、唯一の癒し、心のよりどころであったのでないかと思います。しかし、雪穂のような友人が近くにいたらと思うと身震いするのは私だけでしょうか…? | ||||
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| ドラマの1・2回目を見てしまってから読み始めました。後悔先に立たず。多くの登場人物を絡めて男女二人の人生を描いています。章ごとに場面や登場人物が微妙に変わり、しばらくしてそれらの人物が繋がってくる展開が飽きさせないです。淡々と出来事が綴られているので、その出来事が'偶然'なのか?彼/彼女の'作戦'なのか?を想像しながら読めたのが良かった。 | ||||
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| テレビドラマは見ていません。本のカバー写真がドラマのお二人に変わってからのものを購入しました。下で他の方も書いていましたが、上写真のオリジナルのカバーの方が断然素敵です。 分厚くて、始めの数十ページやや退屈な感じですが、一旦入り込むとあとは一気に読んでしまいました。っていうか、途中で止まらないので、注意が必要です(笑)。翌日早起きの用事がある前の晩は、読み始めない方が賢明です。 ドラマ、先に見てしまった人は、残念だったと思います。できる限り、何の先入観もなく読みたい作品だからです。読者の想像力が主体の本です。登場人物の気持ちも、過去の事実さえも想像の中にあります。 いくつもの謎かけがありますが、最後まで読んでも結局真相がどうだったのか分からないこともあります。真相は何か?知りたいです。もう一回読んだら、分かるかも。・・・もう一回読みたくなる本です。 | ||||
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| テレビドラマに影響されて買いました。すごく分厚くて、真二つに折れそうで(笑)。その時点で辟易しそうですが、意を決して読み始めるとあとは一気に読めてしまいます。 僕の場合ドラマから入ったので、雪穂と亮のつながりも真相も知っています。しかし小説では、雪穂も亮も単独では何の行動も起こさず、彼らの行動や心理は、ただ周りの人間の主体的な印象とでしか映ってきません。それこそが白夜行というタイトルの意味なのでしょう。 最後まで読んだ感想としては……。笹垣の謎解きは間違えで、父親殺しの犯人は亮ではなく雪穂で、それによって雪穂は亮に永遠に脅されていたのでは……。とか勝手に解釈しちゃってます。二人の行動も心理も、闇の中とまではいきませんが、「白夜」の中なので、勝手な解釈もいろいろできそうですね。 一回目読んだときは、ドラマの方が上だと思いました。二回目読み直したときは、小説の方が上だと思いました。三回目はどうなるかなと楽しみにしながら、5〜6時間の余裕を探しています。 | ||||
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| こんな小説は初めてです。もう、一気に読みました。中途半端な所で話が終わって、また別の話が始まりまた終わって次の話へという風に続いていくので、読まずにはいられないです。でも、全部つながってて、物語の構成が凄い!!後半になると、もうドキドキしっ放しです。ホント、これはオススメ!! | ||||
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| 今度ドラマが始まる、とのことだったので、 まず原作を読み、それで面白かったら ドラマを見ようと思ったのですが・・・。 最初、こんなに厚い本なのかと思ってたけど ほんと一気に読んでしまいました。 そして、あまりにもの原作のクオリティの高さに驚くとともに、 後から見たドラマのダメさにビックリしました。 この作品は、是非原作を読んでもらいたい。 そして、作者のすごさ・文才に感動してもらいたい。 出来れば、ドラマを制作してる人にも 原作を読んで欲しかったなぁ。 ドラマ制作者は本当に この本を読んだか? 読んだのなら何を考えてこの本を読んだのか? と思えてくるくらい ドラマは質が低いです。 | ||||
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| TVの方は見ていませんが、こんなにドキドキして読んだ本は初めてです。 分厚いですが、先を知りたくて、朝まで読んでしまいました。 あまりの衝撃にびっくりしてしまいました。 最高です。 | ||||
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| ドラマでやってたんで、読んでみようと思い後追いで読んでました。が、ドラマでは省略されてる部分とかかなり深く書いてあって、どんどんひきこまれてしまって、ドラマを追い抜き、最後の笹ガキ刑事の謎解きの所とかは時間わすれて一気に読んでしまいました。 | ||||
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| 私自身東野圭吾の作品は好きでした。しかし白夜行は読んだことがな く、ドラマを見てから読みはじめたことに非常に後悔しています。 原作では雪穂と亮司側の感情が一切かかれていないということで、 この物語の恐ろしさというか壮大さがひしひしと感じられます。 思わず徹夜して一気に読み上げてしまいました。でもどうしてもドラマの印象が私としては強かったせいか、 登場人物の顔が役者さんの顔を思い浮かべてしまうところが残念です。。。 きっとドラマの前に出会っていたら全然感想も違ったのだろうなぁ。 もしドラマを一度も見たことがないという人はこのままみずにまずこの原作を読むことを強くおすすめします。 それと、私としては東野さん自身の雪穂と亮司の感情だけを書いた特別編がよんでみたいです。。。 | ||||
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| ドラマを見て、面白いと思い原作に手をつけてみましたが・・・・・・。 原作から出会っていればよかった、と正直思った作品。 なぜなら、ドラマでは一番初めに原作のクライマックスシーンをもってきているので、本のほうでは先が読めている状態で、最後までに至る描写をダラダラと読み進めなければならなくなるからです。 原作の手法は嫌いではないのですが、亮司と雪穂の接点を押し出したドラマのほうがより二人に感情移入が出来ると思います。 これから作品に関わろうと思う方は原作読んでドラマの再放送を見る順番をおススメします。 | ||||
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| 原作とは全く違うとは聞いていたものの、 まだドラマの放送中なので、そのイメージが消えなくて困っています(笑) ドラマ放送後に改めて読むと色々な見方ができるかな。 私の場合、文章より映像からの衝撃のほうが大きかったようです。 | ||||
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| この作品は読者に想像させることに本質があると思う。質屋殺しの事件の真相は?二人は何故お互いに助け合うような関係になったのか?そして二人は何を思って生きるのか?心理描写を一切書かず、二人の行動と二人に関わった人たちを通してしか知れない内面を、読者が想像することでこの物語の悲しさが引き立つのだと私は思う。正直言ってそれを全てさらけ出してしまっているドラマ版は想像する余地をなくしているのでお話にならない。映画化なら良かったのに…。東野圭吾監修でやってくれないかなぁ…。 | ||||
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| 確かに面白いです。 買った当初は本の厚さに圧倒されましたが、時間を忘れて読みふけってしまいました。 文章の作りもとても斬新で、主人公である雪穂と亮司が接触する場面が無いに等しいにも関わらず、周囲で起こる事件がこのふたりによって引き起こされているであろうことを読者に想像させるように書かれていたり、雪穂と亮司の内面を全く描写していないのに、ふたりの(特に雪穂の)残忍さが手にとるようにわかります。 このあたりは読んでいて本当に「うまい」と感じました。 ただし、このふたりが事件を次々と引き起こす要因となったはずの質屋殺しの真相がドラマでは最初に暴かれているのに、小説では最後の数ページでわかるようになっていて、終わりかたも許されたページ内でかけこみのように話をまとめあげ「あっけない」と感じました。(でもそのあっけなさが雪穂の残忍さをより一層引き立てているようにも思えますが・・・) ドラマと並行して読まれる方は、構成がかなり違うので注意が必要です。 むしろドラマとは、別物と考えて読まれたほうが良いと思います。 | ||||
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| 原作とドラマは裏と表の関係にあります。はっきり言って、原作より凄いドラマを始めてみました。ドラマの側から描いたほうが正解だと思います。しかし、辛すぎますね、東野さんには、ドラマの角度から描く勇気がなかったのでしょうか・・・。やさしいのは良いことだと思うし、無理するのは良くないし。ドラマの脚本は女性によるものですが、女性の精神的強さの現われでしょうか、女は強いな・・・。あるいはドラマ製作が集団によるものであるからなのか。いずれにせよ、東野さんにその勇気があれば、何年も前に直木賞をとっていたはず・・・。賞なんてどうでもいいと思うんだけどね。 | ||||
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| この本は、質屋殺しの事件で容疑者の娘、雪穂と被害者の息子、亮二を 軸に二人の成長過程で、その周囲の人達が主となり、事件に巻き込まれていく様が描かれている。 二人の心理描写は一切、描かれていないので、一見すると雪穂などは、目だったところはなく、二人の接点も何もみつからない。 ただ、後半になってくると、犯罪の手口なども同じで何となくわかってくるものがある。 面白みといえば、刑事や被害者、探偵などが段々と二人の接点や犯行を解明していくところだろう。 結末は、結構、あっさりと終わってしまったので、賛否両論があると思う。 二人の心理描写がはっきりしていないので、そこに物足りなさを感じるならドラマを見ることをオススメします。 ただ、ドラマもアレンジはしてあると思う。 | ||||
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| 長い、長い物語。 19年間に及ぶ物語。それをキチットつなげるのがいいね。 いや、つながって無いと言うべきか…。 それは自分で読んだことのある人は分かってくれるでしょう。 主役と言うべき二人の心情が周りの状況でしか描かれていない。解説記事で馳星周さんがそう書かれていて初めて気付いたが、そこがまた雪穂の魅力を想像させてくれる。悶々とせずにいられい。 いやらしい。非常にいやらしい。 交わっているはずなのに、決してその部分を描かない。 何処だ、何処まで行けばそこにたどり着く。 必死になって読むよね。長いからさ。 んで、衝撃ではないけど、ラスト。 個人的にはドラマを見ずに、まずは原作からが良いでしょう。 | ||||
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| 傑作です。 テレビドラマ化のお蔭で、書店の平台にドンと並んでいるのを見ると、一瞬その厚さにたじろぐだろう。だが、いったん読み始めたら最後だ。 この厚さも、「巻を措く能はざる」という、古典的な賞賛の修辞を捧げるための資格の一つだとさえ思えてくる。 評価している皆さんが既に指摘しているように、本編の成功と魅力は、 1)主人公の雪穂と亮司、彼らの独白ないし心理描写の徹底排除。 2)最初の出会いはもちろん、その後の両者の交際・交流・交歓の描写の、一切の排除。 …に尽きるだろう。 1)かつ2)であるにもかかわらず、少なからぬ登場人物の行動と心理、そして過不足ない大小の事件の提示によって両者の関係を描き抜き、1)かつ2)であるゆえに結果として主人公たちが相互に不可欠な存在であることを、「文章」として読者に深く知らしめる。構想力の見事さに加え、それを作品化しきった表現力には畏敬するほかない。 本書に「なぜ」「どうして」を求めるのは、構造自体が優れた効果を放つ文藝作品だけがもっている一編の「完結性」を問題視するようなもので、野暮の極み。 加えて、主人公(もしくは著者)とほぼ同世代の自分なんかには、物語の展開に必然的で、かつ印象的に描かれる(美しい三丁目の夕日なんかとは全然縁の無い)、少年時代のそのやりきれない家庭環境や、日本の成長経済とその後の転変を象徴する様々な挿話が、身に染みる。 こんな濃密で隙のない構成をもった壮大なミステリーを、忠実にテレビドラマ化するほうが土台無理で、ドラマを見て、その筋立を知るためのサブテキストのような動機で本書を手に取った方は、そもそもドラマは、「著作権者の許可を得て翻案した同名の別作品」くらいの覚悟をもって、読んで欲しい。 その覚悟は、読み切ったときに間違いなく報われます。 | ||||
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| 次がどうなるか気になって「一気に読み終える」本ではあります。 ある意味火サス的に魅せる小説ですね。最後の15分あたりにわらわらと関係者からのヒント(関係者の主観による憶測、ついては理由付け)がでてくるあたり。 ただ、(ネタバレになるので詳しく書きませんが)主人公二人、それも雪穂の行動の礎になる大元の「理由」が「あれ」だけで(勿論「あれ」を大したことない経験だというつもりは無いのですが)、なぜに彼女が成人後あのような生活に甘んじるのがゴールのような描かれ方をされるのか、ちょっと理解できませんでした。彼女は結局何がしたかったんだろう、ていう。 物語の中に必然性のある行動と大してそうでないものが入り混じっているような気が。そして著者が「そうでないもの」を混ぜることで最終的な謎解きの「(ある意味余計な)足がかり」を苦し紛れに作っている感が否めないような印象を受けました。途中まで良く出てくる登場人物が用済みになったかのようにぱったりと消えたり、ちょっと不自然じゃないかなあと思ったわけです。 ある程度主人公の都合のよいようにストーリーが転がっていくのは小説だから大目にみるとしても、最終的に「じゃあキミらて何が狙いだったの?」て思ってしまう自分は読解力がものすごーく不足してるのかもしれません。 各所各所のトリックや時代を反映したなネタフリは面白かったですけど。 | ||||
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