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白夜行
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白夜行の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全73件 1~20 1/4ページ
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笹垣は魅力的なキャラですが、狂言回しとしてペラペラ喋りだしたので興ざめ。一成や今枝もそうですが、いかにもストーリーを整理しますよ!的な展開が何回も入るので小説としての重厚さが失われている。 なんだか編集から「うーんわかりにくくなってきたからここらで説明章いれますか!」とアドバイスされたような感じ。 そのお陰で大ヒットしたとも言えるが、主人公2人の心情描写にページを充てたほうが良かったのではないかと思う。 個人的には報われないハゼENDより頂点に上り詰めた虚飾のテッポウエビ帝国が崩壊するカタルシス物語が読みたかったかな。 | ||||
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物語としては、とても骨太だと思います。読み応えあり。途中面白くてドキドキながらページを捲る手が止まりませんでした。しかし、、、19年の物語の結末があっけなすぎて、あれ?となってしまった。最後、雪穂が振り返らないでそのまま去っていく。どういう事なんでしょうか?結末は読者の考察に委ねるって事?うーん、よく余韻が残るとのレビューがありますが、私はモヤモヤが残りました。 あと、登場人物の何人かのその後が気になる。その人達の描写が中途半端。最後まできちんと書いてほしかったです。 | ||||
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読みやすいので、長編ですが1日で読めました。 長過ぎるて、場面が戻ったとき、えーっとこの人誰だっけ?となるのがよくあった。 急に時代が進んでいたり。 ちょいちょい出てくる、ガチのお色家シーンはいらない。 いつもスッキリするオチですが、これに限ってはイマイチ。 | ||||
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あらすじでは松本清張か山崎豊子かみたいなスケールを匂わせているのだが、そんなことはなくあっさり目に話は進む。読み終わるとこんなに長くする必要あったかと感じるのだが、読んでるときは先が気になってしまうのだから、やはり文章力は一流だ。安易に悪女を罰したりせず、読み手を突き放したラストもむしろ好感度が高い。ただやはり、終始雰囲気のみで進んでいるため、肩透かしの感が強い。もやもやしたものが残る人が多いだろうと思う。 なお、宮部みゆきの「火車」には似てない。事件の調査をするうちに自然と登場人物が掘り下げられる構造にはなってないので。 | ||||
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思ったほど大したことない | ||||
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少し昔の話ですが、それがまた懐かしい感じがして面白いです。 | ||||
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同じ構造の伏線エピソードが続いて飽きる。よって、すぐに犯人が分かるし無駄に長い。 | ||||
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さすが、東野圭吾。文章は読みやすく、セリフを通して登場人物たちの心情が伝わってきました。しかし、第一章の半分ほどで事件の真相へほぼ辿り着けたうえ、登場人物たちに仕組まれる悪事も、先が読めたのは少し残念でした。連載が連作短編だった弊害でしょうか。ですが、作品の時代背景がしっかり描かれて、懐かしく感じました。 | ||||
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不思議な小説。文庫本で850ページほどもある大作。半分くらいまでは、””なんという傑作” と思いながら、感心しつつ読み進めていたが、最後がしりすぼみで、読後感として最低。 主人公の亮司が虫けらのように死ぬ。馳星周のタイを舞台にした『マンゴーレイン』も、 感情移入できない低レベルの主人公が最後に女に頭を撃ち抜かれ「全部吹っ飛んだ」 という文章で終わる。これもひどい話だなと腹立たしく思ったが、それに近い。 *以下、ネタバレあります。 女優のような、女王のような美貌の主人公(雪穂)と亮司は、密接な関係なのに、 一切彼らの直接的なやりとりついて描写されない。二人の内面の感情も描かれない。 だから最後の亮司の死も、それに背を向けて自分を守る雪穂についても、なんの感動も 得られない。犯罪というものは動機が重要なので、それについて語らないというのは、 ミステリー小説としては致命的な欠陥になる。 冒頭、ごく普通のことを、簡易な語彙で書いているだけなのに、東野圭吾の文章には 独特の味わいがある。ミステリー作家でも直木賞をとる人の文章はちがう。大阪の昭和の街で 事件が起きるが、貧民街のような場所で、事件自体も地味なので、第1章はひたすら パッとしない低空飛行なのだが、作者の筆致はよどみがなく、自然と引き込まれていく。 それと各章に、時代の変化を負いながら、必ず具体的な昭和の風物(松本清張、公害、 『ロッキー』、1眼レフカメラ、ゴダイゴ、NECコンピューター、スーパーマリオなど)が 書き込まれるので、読者はいちいち小説世界に繋ぎとめられる事になる。 亮司と雪穂の一切交わることのない関係は、徐々に動かし難いものになっていく。 雪穂の方も、第4章で母親の死亡に関わっていたことが、部屋の鍵を持っていたこと (チリンチリンと音がする)で確定し、真っ黒な女としての姿があらわになる。 この「音」の描写は、第1章(81ページ)で伏線が張られている。 いちばん盛り上がるのは、第11章で探偵が現れ、調査をしていくところだろう。 それまで一方的に、完全犯罪のように、巧妙に悪事が重ねられていたのに、 はじめてその裏事情をあぶり出し、真相に迫っていく。と同時に、雪穂と亮司が 闇のタッグを組み、雪歩が望む全てのものを手に入れてきたのに、彼女が望んだ 男性(の心)だけが手に入らないことが示される。しかしこの優秀な探偵も、 亮司の狡知の方が勝ってしまい、後一歩のところで姿を消す。 7割ほど読んでくると、大きなクエッション・マークが浮かぶ。これほどなんの 見返りもなく、相手(雪穂)のために尽くしぬくというは、どれほどの純愛なのか。 愛とか、好きということくらいでは、これほど長期間、徹底した犯行を積み重ねる ことはできない。それほど強い雪穂との心理的結びつきが、亮司の中で持続するのは なぜか。そこが語られないので、後半、物語は失速する。リアリティをなくす。 アクション映画でも、敵の悪役の力量によって、物語の仕上がりの上下が決まる。 敵の悪役が最後まで、巧妙さと力とカリスマ性を失わない場合、その映画は名作に近づく。 そうでないと、B級以下に落ちていく。『白夜行』も、亮司という人物の、悪の実体としての 現実味を作り出せなかった点で、結果的にスケールの小さな失敗作となってしまった。 | ||||
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長編小説2冊分ほどのボリューミーなものでしたが展開が面白く次々と読んでいける文章力はさすがでした。残念だったのはタバコ関連の記述が多く毎回刑事の風貌を説明されるのはページ数を稼ぐためか?と少し間延び感はありました。またホテルで心停止した女性からAB型の精液が…実は亮司は遅漏だった、あれ?と腑に落ちない点や、今枝と絵里・友彦と弘恵・誠と千都留・美佳の事件のその後を全て放ったらかしにしていたりと不完全燃焼的なところも多く解説で絶賛されているほどには感銘を受けませんでした。これらの人物は使い捨て的で主人公を盛り上げるためだけのキャストですよねぇ。あと最後の終わり方にしても、どこまでも用意周到な人物がそんな鈍臭いことするかなぁ、と思ってちょっとしらけた感もありました。そうきたか!というようなもう一捻り、どんでん返しが欲しかったですね。 | ||||
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二人の接点がないままに延々と語り続ける設計図の緻密さに感心していたら、いったん真相が語られ始めると妙にあっけない感じがした。これは作者自身も不思議だったんじゃないだろうか。もっとも、高宮と結婚する時の妙な偶然と、高宮と別れることの雪穂側のメリットがよく分からなかった。しかし東野圭吾、あくまで少女が好きだなあ。 | ||||
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ドラマの方が百倍いいです。 ドラマも見ていますが DVD 完全版を買ってもう一度見ました。 | ||||
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ネタバレありです。 長くて話がどう進んでいくのか分からず、最初は、うーんと思いつつ、徐々に先が気になって行きます。今枝さんが出た頃からスピードが増して面白かったですが、最後は呆気なく終わり。 サングラスの破片が見つかる経緯も無理がありすぎるし、2人がなぜこういう関係になったか、内面もよく分からず。想像の余地とかってレベルじゃなく、全く分からないのはいかがなものかと。 あれだけ用意周到だった人が、最後にあんな自分がバレるヘマするかね?完璧なものはそりゃ書けないと思いますが、1番重要な部分がサラッと終わったのは読後感悪し。 ここまで長い物語の割には…というのが正直な感想。ここまでの高評価には疑問です。 | ||||
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描写がややくどく思えるところがあるのと長すぎます。冒頭の掴みの部分を書いた時には、その後の展開は考えられていなかったのではないかとも感じました。 | ||||
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他の方のレビューを見て期待して購入しました。幼い頃の悲劇が心の奥深くの情念となって様々な事件を引き起こしていきますが、どの事件も蓋然性が高く、全体を貫く太い線が感じられません。手に汗握るスリリングな展開やあっと驚くエピソードがある訳でもありません。エンディングも諸々の事件の全体が明白にならずに終わり、少々欲求不満を抱えての読了となりました。 | ||||
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気分が悪くなるエピソードを削って、長さを半分にして、スッキリさせれば、良いと思います。 | ||||
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2人の主人公、雪穂と亮司の19年間にわたる非常に長い物語。 章が変わる毎に新しい登場人物が出てくるので少々しんどい部分もありますが、それでも一気に最後まで読ませる力量はさすが東野圭吾といった所でしょうか。 読み進んでいくうちに、どうやら2人は繋がっているらしいという事と、雪穂の悪魔的な部分がうっすらと見えてきます。 しかし、物語の全てが他の誰かの視点で語られ、2人の視点で語られる事はただの1度もありません。 従って彼らの思いや感情は最後までわからず仕舞いです。2人が現実社会で、そして心でどう繋がっていたのかも明らかにはされず、こちらで推し量るしかありません。 2人、特に雪穂の周りの人間が次々と不幸になっていきますが、雪穂が実際に何か手を下す場面は一切描かれません。それ故に薄気味悪さと怖さが際立ち、読む程に陰鬱な気分になります。 最後に明かされる事件の真相自体は驚きには値しませんが、最終章で色々な事実が明らかになるのでそれを踏まえてもう1度最初から読み直すとまた面白いでしょう。 ただやはり自分としては2人の心とその繋がりをもっと理解したかったし、物語の結末も消化不良でした。 | ||||
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800ページ以上でしたがあっという間でした。 面白かったですが率直な感想としては消化不良 です。私の頭の弱さでしょうがそもそも何故 父親殺害で終わりにならなかったのか? 今枝はどうなったの?あれだけ賢い亮司が 最後にあんな形で現れるのか?何より もっと亮司と雪穂の心の描写を知りたかったなと 思いました。ずっと面白かっただけにクライマックスが無理矢理感で残念でした。 | ||||
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GWに完読。途中途中で先が気になり面白かったし、凄くよく出来ている作品だと思うが、7割くらい読んだ所でオチが読めてしまって(オチが読めるように作られている?)、 そこからがとにかくダラダラと長く感じた。個人的には斜め読みくらいで楽しむべき作品だと思いました。 あと、テーマがとにかく暗い、、、、 ミステリー好きで暗い内容でも好きであればおすすめできます。 | ||||
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良かったが、長かった。このような終わり方は他の小説でもあったようにおもう。 | ||||
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