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火星に住むつもりかい?



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【この小説が収録されている参考書籍】
火星に住むつもりかい?
火星に住むつもりかい?

火星に住むつもりかい?の評価: 3.63/5点 レビュー 105件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.63pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全105件 21~40 2/6ページ
No.85:
(1pt)

最低

1章のはじめの方の描写からあまりに残酷で腹立たしくて、読むのをやめました。これが伊坂ワールドなんだったら伊坂さんのはもう読むことはないね
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No.84:
(3pt)

残念ながら自分には合わず

伊坂作品らしいテンポの良さがこの作品にはなぜか感じられなかった。

砂漠や重力ピエロのような流れるような展開が感じられず少し読みにくく感じた。
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No.83:
(4pt)

のっけから伊坂節で楽しく読めました

文庫本を書店で手に取り読んでみたくなったので、kindle版購入。りりっくのぼうよみ氏の後書き収録して欲しかったが…
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No.82:
(5pt)

新品同様

とても良い状態で驚きました。私も本を汚さない様に読みますが、これを最初に購入した方も本を大事にされてるのが分かります。とても満足してます。有難うございました。
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No.81:
(5pt)

地球上で生きていくしかない。

正直読後感はあまり良くありませんでした。暴力の描写も他の作品に比べ陰惨で、何度も読み返したいという感じではありませんでした。しかし、しばらくたってから本の内容について考えてみると、印象が変わりました。

自分が良しと思ったことを実行することの難しさと、それをどこまでやるべきかということについての、作中人物の苦悩や限界、善良でも極悪でもない人間がふと犯してしまう過ち、それを悪いとは言い切れない居心地の悪さがしっかりと描かれており、それでも腐らずに、生まれたからにはできるだけ善き人でありたい、という非常に頼りないながらも大切にしたいメッセージがのせられていると思います。

伊坂作品の登場人物は、本当の奥底の心根が善良なキャラクターが多く、ほっとすると同時に自分はそこまでいい人ではないと時折自己嫌悪に陥る時もありますが、この本の登場人物は、良くも悪くも等身大です。

その辺が、自分を見ているような苛立ち、読後感の悪さにつながっているのではないかと思いますが、まさに、火星に住むわけにいかない我々が、それでも善き人として生きていこうとするうえで、考えさせられる内容でした。
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No.80:
(5pt)

表紙の力って改めてすごいと思うわ

いつも通りよかったけど、、、
後から大暮雅人が描いた表紙を出すのは酷い。
内容が良かっただけに、また一冊買いたくなった。
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No.79:
(3pt)

テンポの悪さが目立ってしまった

伊坂幸太郎にしては文章のテンポが非常に悪くて読みづらかった作品
世界観や平和警察、ツナギ男の武器、昆虫のうんちくといった説明が多いのに加えて、登場人物の多さとそれに比例して各々の境遇や心理描写、更には情景描写に凝ってしまったせいでページ数が悪い意味でかさんでしまった。

伏線の貼り方は見事なもので最終局面からの脱出とネタ明かしについては多少無理がある部分はいつもの伊坂さんってことで大目に見つつも見事
ただ、犯人の正体や動機が単なる一般人なのは作品のテーマからは分からなくもないのですが、だからといってストーリー的に面白いかというとかなり微妙

真壁も食傷気味な(それをファンは期待しているのかもしれないが)いつもの伊坂キャラの割には展開のため、心情描写をすることもできないので単なる虫のうんちくを垂れ流すだけの魅力の無いキャラに仕上がってしまった

伊坂作品の魅力はライトノベルに近いキャラクター小説といった印象なのに今作はキャラの多さの割には魅力ある人物がいないせいか、面白味の無い作品になったと同時に、今までライトな文章でかき消されていた説教臭さの方が鼻についてしまったのは非常に残念

「北の国」のようにお互いに密告しあって犯罪者を処刑するというところまでは良いのですが、適当な密告でも即処刑してしまうザルのような平和警察を描くことで単なる権力の恐ろしさや腐敗といったところで話が止まってしまうのは面白みに欠けました。
作中で処刑と拷問を楽しむだけの平和警察を描かれるだけで単なる勧善懲悪で止まってしまう。

平和警察も正規の犯罪者を処罰する中、その一部で冤罪で殺される人々を描いた方がもう少し考えられる作品になったと思うのに今回も毎度同じく、権力と戦って勝つという単純な話に終わってしまいエンタメ、文学の両方に振り切ることが出来なかった
これではただ単に伊坂幸太郎は警察が嫌いなんですねと片付けられてもしょうがない
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No.78:
(5pt)

楽しかったです。

最初は残酷で…そして最後は色んな意味で考えさせる結末…さすが伊坂幸太郎様!
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No.77:
(5pt)

伊坂ワールド炸裂

良い意味でも悪い意味でも伊坂ワールド炸裂と言える。淡々と伏線を張り、淡々と回収。
伏線がすごく広いのと、回収にアガサクリスティ的な無理を通すのが特徴。いやーまさかあれがああいうことだったとは。
それが好きな人と嫌いな人がいることでしょう。僕は大好き。
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No.76:
(5pt)

伊坂幸太郎ワールド!

伊坂さんらしい話のテンポでどんどんページが進み、あっという間に読了しました!
何度も話の中でうわっ!と感じ、流石の一言です!
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No.75:
(2pt)

後半は伊坂先生の作品っぽい

序盤から中盤の文章が読み難く、説明が多いため引き込まれるように読むことが出来なかった。
後半になるに従って文章に勢いが生まれてくるが、色々と人物描写を含めてスッキリとする作品ではなかった。
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No.74:
(5pt)

読み応えあります

色々読みましたが,伊坂幸太郎の小説の中でも,好きな部類です.
分厚いですが,読んでいて楽しい本でした.
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No.73:
(1pt)

面白くない

有名作家なので面白いだろうと思って読んでみたが低レベルさにびっくり
事前に用意した台本を順番に消化していくような内容で意外性が全くない
伏線回収もほらほらこれを待ってたんだろ?って感じが透けて見えてイラっとくる。
世界観も・・・処刑っていうのがあまりに突飛すぎて現実感が無さすぎるし、
その肝心の処刑シーンや尋問中の残虐描写もめちゃくちゃ淡泊で中途半端 
最後は駆け足だし感動はおろか暗い気分にもさせられない、毒にも薬にもならない本だった。
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No.72:
(4pt)

面白いけどすっきりしない

基本的な世界観としては胸くそ悪い。痛快なエンディングなのかと思えばそうでもないところが少し引っかかってしまった。
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No.71:
(3pt)

面白いけど,新鮮さや驚きはない。これを読むならオーウェルの1984年を勧める。

治安維持のために警察が導入した新しいシステム「平和警察」。
全国の都道府県をランダムに順番で「安全地区」と指定し,当該地区で平和警察が「危険人物」を検挙し,公開処刑をする。平和警察は正義の名の下,警察への畏怖,相互監視,自省を促そうとする世界… という設定。

あとがきにも他者レビューにもありますが,モチーフはジョージ・オーウェルの『1984年』かと。
これを読んだ人にとっては,オーウェルの「思考警察」をイメージするため,大変チープに感じてしまうでしょう。
しかし,テーマ設定には伊坂幸太郎独自の要素があると思われました。

オーウェルのテーマは,監視社会や強権的な中央権力と個人との対比であるのに対し,本作で一貫しているのは「正義」に対する考え方の提示であるように感じます。

「正義」を振りかざす組織。それに抗う個人が掲げる「正義」。
いずれも「正義」なのですが,その本質には,「正義」の名を笠に着た,強権であり,自己満足であり。

立場によって「正義」は変わる。「正義」によって正当化されてしまうことが多々ある。
そんな「正義」の恐ろしさを描こうとしているのかなと感じました。

キャラクター設定やセリフの独自性は,これまでの伊坂幸太郎の作品どおり,面白さが感じられますが,作品としてのテーマ,展開においては真新しさはなく,平均的な作品だったと思われます。
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No.70:
(5pt)

今ぜひ読むべき

1章 平和警察による危険人物の処刑
疑われたら終わり。日本の現実と大差ないなと感じて、恐ろしくなった。改めて考えて見ても、証拠ねつ造、メディアによる公開処刑、などなど、現実と大差ない。
第2章でヒーローが登場で少しホッとするが、こっちの方が現実味がないと気がついたらまた恐ろしくなる。
ここから面白過ぎてほぼ一気読み。
自分は普通の人だから関係ないと思ってはいけない。普通の人が犯罪者として処刑されてしまうのだから。そんな社会をよしとしているのはそんな一般の市民だということを自覚しないといけない。ぜひ今こそ読んで欲しい一冊。
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No.69:
(5pt)

バランスって大事ですね

痛ましい事件が起こるたびに警察等国家権力の権限の強化を訴える風潮がある。
なるほどと思う意見もあるが、一方でその場の感情論での国の権限強化に危惧を抱くこともある。
行き過ぎた権限強化の成れの果てが、この物語で描かれているディストピアだ。
勧善懲悪を好む著者が最後に示した結果は、非常に興味深い。
正義、あるいは正解なんてものはこの世にはなくて、要はバランス。
受け入れるか、反発するか、それを放棄するのならば、火星にでも住むしかないだろう。
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No.68:
(3pt)

読後感が良いというものではありません。

前にもツチ族の虐殺のことを基にして他人を支配する少年が出てきた話があったけど、あちらはけっこうバランスよく回収して、エンターテイメント性も感じた(読んでる間は不愉快な気持ちもしたけど)のに対して、こちらはさほど秀逸なエンディングでもない。
まあ、警察が決して「国民目線」ではなくて「身内しかも上司」目線であることを痛烈に皮肉った内容であるのはわかるんですけどね。
途中の取り調べなどについての描写や大学生の描写も胸糞悪くなるだけで、模倣犯を製造するんじゃないかとさえ思うぐらい。
いやーな世界(後書きによれば架空の世界)を垣間見せられてしまったときの絶望感だけは強く感じました。
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No.67:
(4pt)

僕たちはどう生きるか?

抗えない社会のシステムに不満がある時、諦めて適応するのか、闘うのか?
火星に住むわけにはいかない僕らは選ばなければならない。
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No.66:
(4pt)

ぼくのりりっくのぼうよみ氏のあとがき

わかりやすいディストピアが舞台。
最後にディストピアの方向が変わりそうな終わり方をして、あーよかったねと読み終わった。
終わり方・伏線の回収もそこそこよかった。(自分の好きな他の伊坂幸太郎作品には劣るかなという印象)

でも、ぼくのりりっくのぼうよみ氏のあとがきを読んで、この小説への見方が変わった。
正義や各個々の見方が違うことを考えさせられた。
この小説の世界観ほどではなくても、自分の正義を職場で押し付けていないかなど考えさせられた。
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