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火星に住むつもりかい?
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火星に住むつもりかい?の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全105件 101~105 6/6ページ
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巨悪があり、仮面のヒーローがそれに抵抗する。 藤沢とおる「仮面ティーチャー」や永井豪「けっこう仮面」を思わせますが、今作では巨悪が国家権力なのでもう行き詰まり感が半端ないです 誰が仮面の男なのかというのが物語の焦点の一つですけど、どう転んでもハッピーエンドになりそうもない状況なわけです。 物語の展開を予想して暗澹たる気持ちになりながらも読む手は止められませんでした。 それでも読後感は悪くなかったです。むしろ良かったです。 問題解決からは遠いところでエンディングになりますけど、なんかスカッとしました。 | ||||
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待ち遠しかった…伊坂幸太郎作品。 今回は 残虐さ、裏切り、国家権力を背景に 隠蔽 まぁ~いたせりつくせりの伊坂ワールド。後半 3/2まで ジェットコースターの気分でした。 まだ 読んでない方も いらっしゃるので 詳細は 書いては…ダメかな。。 何とも…言えない 登場人物が 後半 この人がいなかったら…湿った気分で終わった事でしょうね。 帯に《あの、正義てなんでしょうね?》最後まで読んで…本当に何だろう??と 考えさせられました。 | ||||
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伊坂氏の小説を何冊か読んでいる方でしたら、お分り頂けるかと思いますが、 この本は、よく人が死ぬパターンの方の小説です。 残酷なシーンはグラスホッパーやマリアビートルの様にエグく、大きな勢力に巻き込まれ、 一人悪の警察組織と闘う様は、ゴールデンスランバーに近く感じる。 偽善と擬態がテーマで正義の味方(犯人?主人公?)は最後まで、善と偽善との間で悩み続け、 警察組織内では、昆虫の擬態よろしく、異物の裏主人公が最後にこの小説をどんでん返しする 最高の長編小説です。 個人的に、行儀が悪いのですが、食事をする時に、よくタブレットを前に置いて、 読みながら食べていますが、この小説のグロい表現はなんとも食欲をなくします。 結果ダイエットに良いかもしれません・・・。 もし映画化するようでしたら絶対R指定ですよ。きっと。 ちなみに、誰も火星には行きませんしSF小説でもありませんので、お間違えのないように・・・。 | ||||
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伊坂幸太郎は時代の空気感を書き出すのが抜群にうまいと実感した。 読後感はスッキリしないけどそれもこの時代らしい。 | ||||
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『破格の娯楽小説』や『正義の味方』といった煽り文句から期待される爽快感はなく, 国家権力の横暴や監視システムへの畏怖や嫌悪など,どちらかと言えば重ための雰囲気. また,幼稚な印象さえも受ける組織の名称が,却ってその思いを引き立たせているようで, 荒唐無稽とは思いながらも,近くに起きそうな想像のしやすい世界に複雑な感情を覚えます. ただ,物語の入り方,細かい視点変更や区切りのアイコン,小さな点が繋がる終盤など, この著者らしい雰囲気は随所に見られるものの,今ひとつ人物や物語の焦点が掴みづらく, 正義や偽善といったテーマとおぼしき部分も,どこかありがちで説明的に感じてしまいます. 終盤以降に語られる真実やその後も,確かにうまくまとまって畳まれてもいるのですが, 何か捨て置かれたものがあるようにも思え,苦々しさと違うモヤモヤが残ってしまいます. | ||||
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