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透明カメレオン
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透明カメレオンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.72pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 1~20 1/2ページ
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実は本筋のミステリーの方がおまけだったんじゃないかな、と思うほど最後の主人公の打ち明け話にインパクトがあった。最後まで読んで良かった。 あとコメディ調なところも結構好き。 | ||||
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登場人物達に魅力がなく、特に序盤から中盤は読むのが苦痛。 後半はただのドタバタ劇。 ちょっと感動したのは事件が解決してからの数ページのみという駄作。 | ||||
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物語は、容姿はイマイチだが素敵な声を持つラジオパーソナリティの恭太郎が、行きつけのバー「if」で巻き起こる事件に巻き込まれていく様子を描いている。 序盤から個性的な面々によるドタバタ劇や、ラジオ番組の様子に笑いがあり、期待が高まる。 後半に向かうにつれて物語は深みを増し、主人公と仲間たちの過去や闇が明らかになる。 最後の展開は驚きと感動を呼び起こすもの。 本書は人々の優しさや絆、嘘と真実について考えさせられる作品。 | ||||
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人間の人生ってなんでこんなにも考えることがたくさんあるんだろうか。 | ||||
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テンポ感が良くて最後までサクッと読める。 大どんでん返しはないが、最後のクライマックスはなかなかハラハラします。 | ||||
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カラスの親指が、すご〜く面白かったし、 某YouTubeで面白いと紹介していたので、期待していたのですが、 とにかく、ぶっ飛んだ話すぎてワクワクしなかった。 随所に違和感だらけで意味不明で、とにかくつまらなかった。 これからどれくらい面白くなるのか期待して、ネタバレのブログを観てから読み進めたけど、ネタバレ読まなかったとしても結末はつまらなかったと思う。 ラジオ好きには、好まれる作品なのかな。 | ||||
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独白は泣きそうになった。 ハッピーエンドとは言い難いけど、前を向いていけそうな、いい終わり方。 | ||||
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こんなに感動するとは思わなかった。 よくこんな話を思いつけるなあ。 ジェットコースターのような展開で、ページをめくる手が止められませんでした。 個々のキャラクターが生き生きとしており、このまま別れたくないような余韻を感じさせてくれます。 自分は「カラスの親指」よりもこっちの方が好きだなあ。あちらも名作ですけど。 ブラボー!! | ||||
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顔のないDJ、常連客しか居ない場末のスナック、謎の若い女性、そして殺害計画へと続くストーリーは、想像もしなかった展開と結末へ! | ||||
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道を秀介、3冊目だが、これは、コメデータッチの、軽めの作品、この作家の作品に期待して読むのは、もっと重厚な、サスペンス作品、他の作品に面白そうなのが、何作もあるのでそちらに、変更して読み始める。 | ||||
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読むうちに引き込まれていった。最後まで読めたのだから、面白かったのだと思う。出演者たちの相手を想う嘘がよかった。敵の撃退法もよかった。でも、透明カメレオンの意味がわからなかった。 | ||||
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道尾さんの作品ということで、内容はあまり気にせずに読み始めました。 で、まず思ったのが、なかなか作品に入り込めないなぁということ。 (私が思う)良い作品では、「どうなってるの?次はどうなるの?」というわくわく感を持ちながら読み進めるのですが、本作は、なんか冗長な感じがして入り込めませんでした。 でもまぁ、道尾さんですから、ステキなエンディングに持ち込むんだろうなと思ってたんですが、それほどの感動もなく、結構淡白に終わってしまいました。 どんでん返しの状況説明も、ここまでの文面で前フリもなく、なんか唐突に出てきた感じでちょっと違和感がありました。 ということで、道尾作品へのハードルがちょっと高かったのかもしれませんが、期待値には届かない作品という評価になってしまいました。 | ||||
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最後まで読んだら、最初から読みたくなる不思議な作品です。むしろ、二度読んで完結する稀有な物語だと思います。 | ||||
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う~ん… コメディーにしては面白くないし、感動モノにしては感動できないし、ミステリとしてあっと驚くような仕掛けもない…。 道尾さんの作品を全て読んでいる人が、こんな作品も書けるんだと、感心するような系の作品なのでしょうか…。 がっつりミステリが読みたかったので、選ぶ作品を間違えたのかもしれません。 | ||||
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「スタフ」が面白かったので道尾作品二冊目にこの本を選びました。 両作品とも協力して問題解決に向かっていくという同じ展開な気がしますが、こちらの作品は主人公たちが協力する動機付けが甘く現実離れていて入り込めませんでした。 | ||||
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感動も感心もできませんでした。 自分の心が、すれすぎなのかもしれません。 | ||||
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主人公は、声だけが魅力的なラジオのパーソナリティ。声と容姿のギャップが大きく、まだ彼女はいない。 ある日、行きつけのバーに突然若い女性(三梶恵)が入ってきた。「コースター」とだけ言って、恵は出て行った。しかし翌日、また恵は現れた。彼女は主人公ー桐畑恭太郎のラジオのファンだったが、もちろん顔は知らない。その時はもっとかっこいい男に身代わりになってもらって切り抜けたのだが、彼女が積極的で、またそのバーで会うことになる。そこでトリックがバレてしまい、恵に「責任を取れ」と言われる。 そこから、彼女の言うとおりにするのだが、何か奇妙なことをさせられる主人公たち・・・その「奇妙なこと」をした理由は全く分からない。真相が分からないうちに恭太郎たちは恵の抱える問題に巻き込まれていく。 ちょっと恭太郎たちは人が良すぎるかな、という印象である。恵が新手の詐欺師の可能性もあるし、普通はここまで協力しないだろう。 しかし、「カラスの親指」にも見られた著者独特のユーモアが混じり、楽しい読み物になっている。 真相が全て明らかになり、めでたく大団円・・・と思われたところで、さらに一波乱ある。 最後には、この小説が単なるどたばた喜劇ではなかったことが分かる。ラストは涙を抑えることができなかった。多くの人が悲しみを背負って生きているのだ。表面上は何でもないふりをしながら・・・ | ||||
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主人公のラジオパーソナリティー桐畑恭太郎が、バーifに集まる人々と繰り広げる物語。桐畑の生活に突如現れる女性(三梶恵)。男のところに女が転がり込むストーリーは「笑うハーレキン」を思い出させる。関係者全員が後で派手に暴れるところも同じだし、主人公に辛い過去があるのを同じだ。だからと言ってつまらないわけではない。著者の描写がうまく、また最後に様々なことが繋がって物語全体の骨格から裏まですべて明らかになっていくところは読んでいて楽しい。しかし楽しいだけですまないのがこの作品である。人それぞれに起こること、生きていれば楽しいことも辛いこともある。みんなそうなんだから、読者も元気だそうよと語りかけてもらっているかのよう。そういえば、自分も受験勉強をしているときは深夜ラジオのお世話になった。優しく語りかけてくれたパーソナリティーのお姉さん。名前も顔も知らないけれど、不安な日々をどれだけやわらげてくれたことか。本作品も辛いことが会った人は必読ではないかと思う。ラストシーンは泣かずにはいられない。でも泣いてしまうのは弱いからではない。頑張って生きてきた証なのだと思う。だから桐畑と三梶は泣いたのだ。 | ||||
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最初にこのタイトル見たときワクワクさせられたんだよね。 ご都合主義というか、バタバタとした喜劇的で、いまいち現実味を感じなかった。 ネタバレになるから書かないですけど、最初のフリも良かったけど、 結局生かしきれなかった気もする、 (新聞だかの連載と知って、風呂敷を広げてみたものの、回収できなかった感が強い) つまんなくもない。 でもタイトル凄すぎ。このタイトル見ただけで、ゾクゾクする。 | ||||
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全体構成が破綻してしまった残念な凡作だと思う。全体は5章から成り、全てラジオ番組のパーソナリティを務める主人公の一人称の視点で描かれる。私は、「『物語』が真実(人)を救う事がある」という小説作法を、ティム・オブライエン「本当の戦争の話をしよう」から学んだが、本作もその系列の作品だという事は直ぐに分かった。作者の意図としては、第1章~第4章を緩~いユーモラスな話として、ラストの第5章で読者の心胆を寒からしめる重い真実を突き付ける事による対比によってテーマの効果を増そうとしたのだと思うが、その試みは失敗していると思う。 個人的には、軽快なタッチで描かれる第1章~第4章で既に「『物語』が真実(人)を救う事がある」というテーマを満喫していた(主人公がパーソナリティという設定が活きている)ので、後は、本作の"お騒がせや"三梶恵の物語を如何に軽快に処理するかが見所だった。ところが、肝心の第5章で台無し。バーのママさん、その常連客の主人公、百子ちゃん、レイカちゃん、石やん、重松さん(いずれも巧みな造形)の素性が明かされる第5章を読むと、この5人の業の深さに比べると三梶恵の物語などは"安っぽ"過ぎて、何故この5人が三梶恵の"安っぽい"計画に協力したのか、また、何故、三梶恵がこの5人が自身の"安っぽい"計画に協力してくれると確信していたのかサッパリ不明だった。この第5章は矛盾と暗さに満ち溢れ過ぎていて、折角の作者の意匠が埋没してしまった感がある。 「カラスの親指」(傑作)の様に、軽快なタッチと鮮やかな"騙し"とが混淆した作品を期待したのだが、本作は混淆の度合いがミスマッチだったと思う。三梶恵の物語や計画について、もっと練ってから作品として仕上げて欲しかった。 | ||||
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