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透明カメレオン



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【この小説が収録されている参考書籍】
透明カメレオン
透明カメレオン (角川文庫)

透明カメレオンの評価: 3.72/5点 レビュー 32件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.72pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(2pt)

あまり…

登場人物達に魅力がなく、特に序盤から中盤は読むのが苦痛。
後半はただのドタバタ劇。
ちょっと感動したのは事件が解決してからの数ページのみという駄作。
透明カメレオンAmazon書評・レビュー:透明カメレオンより
404101428X
No.5:
(2pt)

面白くない

カラスの親指が、すご〜く面白かったし、
某YouTubeで面白いと紹介していたので、期待していたのですが、
とにかく、ぶっ飛んだ話すぎてワクワクしなかった。

随所に違和感だらけで意味不明で、とにかくつまらなかった。

これからどれくらい面白くなるのか期待して、ネタバレのブログを観てから読み進めたけど、ネタバレ読まなかったとしても結末はつまらなかったと思う。

ラジオ好きには、好まれる作品なのかな。
透明カメレオンAmazon書評・レビュー:透明カメレオンより
404101428X
No.4:
(2pt)

道尾さん、好きなんですが・・・

道尾さんの作品ということで、内容はあまり気にせずに読み始めました。
で、まず思ったのが、なかなか作品に入り込めないなぁということ。
(私が思う)良い作品では、「どうなってるの?次はどうなるの?」というわくわく感を持ちながら読み進めるのですが、本作は、なんか冗長な感じがして入り込めませんでした。
でもまぁ、道尾さんですから、ステキなエンディングに持ち込むんだろうなと思ってたんですが、それほどの感動もなく、結構淡白に終わってしまいました。
どんでん返しの状況説明も、ここまでの文面で前フリもなく、なんか唐突に出てきた感じでちょっと違和感がありました。
ということで、道尾作品へのハードルがちょっと高かったのかもしれませんが、期待値には届かない作品という評価になってしまいました。
透明カメレオンAmazon書評・レビュー:透明カメレオンより
404101428X
No.3:
(2pt)

好きな人は好きなのでしょうが…

う~ん…
コメディーにしては面白くないし、感動モノにしては感動できないし、ミステリとしてあっと驚くような仕掛けもない…。
道尾さんの作品を全て読んでいる人が、こんな作品も書けるんだと、感心するような系の作品なのでしょうか…。
がっつりミステリが読みたかったので、選ぶ作品を間違えたのかもしれません。
透明カメレオンAmazon書評・レビュー:透明カメレオンより
404101428X
No.2:
(2pt)

う~ん

「スタフ」が面白かったので道尾作品二冊目にこの本を選びました。
両作品とも協力して問題解決に向かっていくという同じ展開な気がしますが、こちらの作品は主人公たちが協力する動機付けが甘く現実離れていて入り込めませんでした。
透明カメレオンAmazon書評・レビュー:透明カメレオンより
404101428X
No.1:
(2pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

ミステリー要素について。ネタバレありのレビューです。

「初めて読者のために書きました」
 俊英道尾秀介氏がそこまで言うのだから、いったいどんな、どんでん返しが待っているのだろうと期待して読みました。「カラスの親指」などの予測不能な初期作品がまた読めるんじゃないかと。
 ところが、です。
 実際にはオチが予想できてしまった。
 以下、本作のオチと『向日葵の咲かない夏』のオチを書きますので、未読の方はお戻りください。

 最初のほうで、あれだけ家族を強調しておきながら直接会話することが皆無なので、もしかしてこれは、
「実はすでに死んでいる」パターンか?
 と思って読み進めると、そのとおりのオチでした。
 無念。
 もちろん、人間ドラマとしては素晴らしい作品だと思いますし、他の作家とは段違いに細かく丁寧に張られた伏線も、さすが道尾秀介氏だ、と思いました。終盤、皆の過去が判明したときは、バーの名前(if)にも意味があったんだと、ニヤリとしましたし。物語の締め方のも美しかったです。
 ところが、です。
 そのレベルでは満足できない身体に、私はなってしまったのです。
 道夫氏にはどうしても、初期作品群のような、がっつりミステリーを期待してしまう……。

 初めて道尾秀介氏に出会ったのは、『向日葵の咲かない夏』でした。天地がひっくり返るような衝撃を受け、なんなんだこの作家は、と道尾中毒に陥り、次々と作品に手を出しました。そのたびに気持ちよく騙されていた幸せな日々。道尾さんすごすぎて言葉が出ないです、と。どうして騙されたのだろうと繰り返し読みました。
 それがいけなかったのかもしれません。
 道尾さんのミスディレクションの手法に慣れてしまったのかも。

 本作品のミスディレクションの手法は、『向日葵の咲かない夏』と同じです。
 主人公は家族が死んだことを認めたくなくて自分自身をも騙す、つまり、家族が生きているように書かれているので、それを信用した読者はまんまと騙される、というやつです。
 手法が二番煎じの上に、真実のインパクトはさらに弱い。
 人と思っていたらキャラが、実はトカゲや人形だったという『向日葵の咲かない夏』の衝撃に比べると、本作は、(家に)いない人は(この世に)いないというだけなので。
 もはや道夫氏が新たなミステリーを書くことはないのでしょうか。
 新たな手法で気持ちよく騙される日が来ることを願いつつ。
 厳しめの評価とさせていただきます
透明カメレオンAmazon書評・レビュー:透明カメレオンより
404101428X

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