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透明カメレオン



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【この小説が収録されている参考書籍】
透明カメレオン
透明カメレオン (角川文庫)

透明カメレオンの評価: 3.72/5点 レビュー 32件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.72pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全32件 21~32 2/2ページ
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No.12:
(5pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

道尾さんならではの完結

恭太郎の嘘で登場人物が救われていたのが、最終最後でわかって感動しました。
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No.11:
(4pt)

道尾的なお話。

途中、なんか無理矢理感があって、どうした道尾さん、と思いながらなんとか最後までたどりつきましたが、やっぱり最後は道尾さんでした。
次作も楽しみです。
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No.10:
(5pt)

最高

私は道尾秀介さんのファンで彼の作品はほぼ全て読破しています
道尾秀介さん独特のどんでん返しにはいつも驚かされます
今回の作品にもそれがあってかなりぐっときました(涙)
抽象的表現も少なくかなり読みやすかったです
次の作品がとても待ち遠しいです
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No.9:
(3pt)

余り好みではないかも

この手であれば、途中で小出しにして貰った方が好きだな。
終盤近くなってから「能天気に見えるけど、実はみんな大変な思いをしているんだよ」を一気に出されるのは好きじゃない。「実は」を後出しされると、こっちは黙るしかないやん、みたいな?色々言いたい事あるのに、黙る事を「良識」により強制される感じが好きじゃない。
が、本気で「透明カメレオン」を飼えたら楽しいかも。と、その部分はピンポイントで楽しんだ。
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No.8:
(5pt)

誰でも一度は飼った透明カメレオン

「透明カメレオン」は、悲しい嘘だ。でもそれを憐れむのではなく、一緒に飼ってやることこそが、本当にその人の痛みに寄り添うことなんだろう。
 引きこもり体験をもつ容姿のパッとしないラジオDJが、なんだか訳のわからないドタバタ劇に巻き込まれていく。基本的にはユーモア小説。ラジオトークのエピソードの一つ一つが、実は重要だ。
 たくさんの嘘が、優しさをベースに散りばめられている。「ついていい嘘なんてない」と識者は言う。だからそれは嘘じゃない。透明なカメレオンなのだ。
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No.7:
(3pt)

よくばりなんですかね

作家生活10周年記念、2015年最強のエンタテイメントということで、大好きな道尾さんの『透明カメレオン』を読み終えました。
率直な感想としては、普通かなと思いました。本の帯に「ミステリx家族x恋愛x策略」とあるように、すべてを盛り込もうとして、すべてがどこか足りない感じです。そうなると、道尾さんお得意の軽いギャグも、どこか、寒々しい読者への過剰サービスに思えてきます。本当は、もっと、深みのある人間描写がほしかったです。
とはいえ、軽快に読み進むうちに、どんどん引き込まれていくストーリ-展開は、さすがです。
もうちょっと、もうちょとと、と期待してしまう自分がよくばりなんでしょうかね。
透明カメレオンAmazon書評・レビュー:透明カメレオンより
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No.6:
(2pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

ミステリー要素について。ネタバレありのレビューです。

「初めて読者のために書きました」
 俊英道尾秀介氏がそこまで言うのだから、いったいどんな、どんでん返しが待っているのだろうと期待して読みました。「カラスの親指」などの予測不能な初期作品がまた読めるんじゃないかと。
 ところが、です。
 実際にはオチが予想できてしまった。
 以下、本作のオチと『向日葵の咲かない夏』のオチを書きますので、未読の方はお戻りください。

 最初のほうで、あれだけ家族を強調しておきながら直接会話することが皆無なので、もしかしてこれは、
「実はすでに死んでいる」パターンか?
 と思って読み進めると、そのとおりのオチでした。
 無念。
 もちろん、人間ドラマとしては素晴らしい作品だと思いますし、他の作家とは段違いに細かく丁寧に張られた伏線も、さすが道尾秀介氏だ、と思いました。終盤、皆の過去が判明したときは、バーの名前(if)にも意味があったんだと、ニヤリとしましたし。物語の締め方のも美しかったです。
 ところが、です。
 そのレベルでは満足できない身体に、私はなってしまったのです。
 道夫氏にはどうしても、初期作品群のような、がっつりミステリーを期待してしまう……。

 初めて道尾秀介氏に出会ったのは、『向日葵の咲かない夏』でした。天地がひっくり返るような衝撃を受け、なんなんだこの作家は、と道尾中毒に陥り、次々と作品に手を出しました。そのたびに気持ちよく騙されていた幸せな日々。道尾さんすごすぎて言葉が出ないです、と。どうして騙されたのだろうと繰り返し読みました。
 それがいけなかったのかもしれません。
 道尾さんのミスディレクションの手法に慣れてしまったのかも。

 本作品のミスディレクションの手法は、『向日葵の咲かない夏』と同じです。
 主人公は家族が死んだことを認めたくなくて自分自身をも騙す、つまり、家族が生きているように書かれているので、それを信用した読者はまんまと騙される、というやつです。
 手法が二番煎じの上に、真実のインパクトはさらに弱い。
 人と思っていたらキャラが、実はトカゲや人形だったという『向日葵の咲かない夏』の衝撃に比べると、本作は、(家に)いない人は(この世に)いないというだけなので。
 もはや道夫氏が新たなミステリーを書くことはないのでしょうか。
 新たな手法で気持ちよく騙される日が来ることを願いつつ。
 厳しめの評価とさせていただきます
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No.5:
(5pt)

こういう道尾さんが好き

真備シリーズやカラスの親指が大好きです。最近の作品はどうも馴染めず、もう昔のようなお話は書かないのかな?と思っていました。
今朝読み終えて非常に満足しています。年代の違う仲間が協力して困難に挑む所とか、全体の雰囲気はカラスの親指に似てるな〜と読み進め、クライマックスを終えた頃は「面白いんだけど普通かな?」などと勝手な事を考えていたら…
(まだ始まったばかりですが)今年No.1の物語でした。年末のベストテンモノに入らなくても私はこの本を忘れる事はないでしょう。オススメです(__)
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No.4:
(3pt)

まずまず

道尾さんの作品はいつも文庫が出てから読んでいますが、
評判が良いので初めて単行本を買いました。
声は素敵だが見た目がイマイチであるラジオパーソナリティの主人公とその仲間達の物語です。
ミステリー、恋愛、家族愛といろいろ詰め込んでいますが、
無理な感じはせずうまくまとまっていると思います。
書き下ろし作品ではなく、新聞で連載されていたものに加筆、修正を加えたものです。
決して悪くはないのですが、単行本で買う程ではなかったかなと言う印象です。
文庫版が出るまで待てば良かったです。
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No.3:
(5pt)

初の道尾作品

全てが伏線になっていて驚きの連続でした
ラスト20ページだけでも十分に面白いです
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No.2:
(5pt)

10周年記念作品

ミステリー×家族×恋愛×トリック
まさに全ての要素が入っている見事な物語でした。
道尾さんのこれまでの作品のいいとこ取りをしたような印象です。
前半は笑える雰囲気で段々ミステリーになっていってラストではとても感動させられました。
来年になってしまうのでしょうが早くも次回作が楽しみです。
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No.1:
(4pt)

感動しました。

最初は思わず笑ってしまうところが多かったのですが、彼らの殺人計画が進むにつれて恵の謎が少しずつ明らかになり、ページをめくる手が止まりませんでした。最後の最後まで驚きのストーリーです。そうだったのか!と。とても感動しました。
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