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鳩の撃退法
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鳩の撃退法の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全99件 1~20 1/5ページ
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佐藤正午の面目躍如。 読後感も悪くない。 佐藤正午さん嫌いな人も居るだろうな。それでいいのよ。私は激しくファンですので。 | ||||
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レビューを見ると、好みが分かれるような作品ですね。 結論から言うと、私的には無理だなと。でも上巻までは読みました。 上巻まで読んでみたものの、結局ストーリーがよく分かりませんでした。 というのは頻繁に話が脱線するシーンが多く、核心がよく分からなくなるのです。 もちろん、他の小説でも話が脱線したり、核心とは関係ない話が出てくることは珍しくはないし、それを否定することは毛頭ありません、、、が、本当に多すぎる。 この主人公の設定がそうさせているのか、いちいちどうでもいいことに拘ったり、他人を不快にさせる性格や行動で周りの人がイラっとしているシーンが多く、読み進めていく度にこちらもイライラしていきました。 上巻を読み終え、他の小説で一息入れ(と、この小説だったらその時に読んだ小説の内容をつらつら何ページにも渡って書くのでしょう。勿論そんなことはしませんがw)、下巻を再開しましたが、初頭で、前居候先にドコモの請求書が来て督促分だけを支払うとか何故そうするかとかまた始まったので読むのを辞めました。 | ||||
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とても面白かったです | ||||
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(ネタバレしています) 「ジャンプ」ほか佐藤正午のお気に召した作品はいくつもあるのだが、この作品はいただけない。ざっくり言えば、“信用できない語り手”の系譜に属すると思うのだが、作中の主人公がこの小説の著者という設定なので、物語の外枠がなく、何が真実かの検証ができない。例えば途中、網谷千沙からの手紙の中で語られる白くまのアイスでのナンパのくだりは、前半全く違う人物の話として登場する(しかもこの手紙自体も作者が語る物語の一部だ)。そうなると、この小説の中身で、主人公が見ていないことも、或いは見たことすらも、何ひとつ確実なものはないことになる。 最後までたどり着いても、ニセ札の顛末は明かされるものの、二件の殺人の方はあっさり不問に付せられているのがどうも解せない。 | ||||
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面白かったです。小説とはこう書くんですよ、とでも言いたいような執筆のプロセスを見せてくれたような気がします。主人公が小説家だからなのか、表現や会話の仕方にこだわりというか癖があり、それを作中でも登場人物にいじられていますが、これらを面白いと思う人は読んでて楽しめると思います。表現が冗長であるので、その無駄を省けば物語は半分の長さにできるかもしれません。そもそも執筆の経過、筋立て、物語の構成など小説家としての思考が書かれているので、核となる物語だけにすればさらに短くなります。でもそうしてしまったら、それは単なるストーリーであって、本作品のような実験的な作法は試されなかったことになります。 会話は妙にしつこかったりする一方で、情景描写はさほど執拗でないので、読んでて飽きることはありませんでした(それでもヌマモト=ヌモトのくだり、トリカイ=トリガイ、ハラコ=ヒラコはいくら何でもしつこ過ぎるだろと思いました。これはツダのしつこさなのか、著者が本気で面白いと思って最後まで書いているのか?)。 実はaudibleで聴きました。上下合わせて30時間超の作品、我ながらよく聴いたものだと思います。1本のテレビドラマ約10回さえ最後まで観られない私が。audibleでは他の小説を聴いたこともありますが、展開が早すぎてアタマが追いつかなかったり、あるいは退屈な内容だったりで、audibleには小説は合わないのかなと思っていました。と言うより、この作品がaudible向きのような気がします。ある日の出来事が繰り返し出てくるので理解が追いつくし、実際の会話と描写中の会話が異なる声音で表現されたりするのでラジオドラマを聴いているようで楽しかったです。 ところで主人公の津田は終始ハードボイルドな口調だったのですが、小説家ってそんなにハードボイルドな人種なんですかね。やたらタバコを吸ったりオンナと絡んだり、初対面なのにエラそうな口ぶりなのも気に障ります。これはツダに限ったことなのか、著者自身の表れか? ちなみに映画化されていることを知り配役を見ましたが、どうもイメージと合わないですね。小説の終盤で配役を知って良かったです。読む前から知っていたら、どうしてもその役者の印象が頭に浮かんでしまいますから。秀吉役がまったく予想と違いました。しかも読んで(聴いて)いて、もしかして秀吉=倉田かとも思っていたので(話し方、声のトーンが似ている)。いきなり映像だとそういう読み解きという楽しみ方がスポイルされてしまいますね。 | ||||
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映画化ということで読んでみた。上下巻合わせて1100ページほどの長編だが、うんざりするほどの回りくどい文章を省略すればもっとスムーズに読めた内容だった。全体的にも長い割に盛り上がりにかけ残念。 | ||||
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※削除申請(1件)
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評価が分かれていますが、私も読み始めは、つまらない本を買ったな、と思いました。でも、結論としては大変楽しめました。どうでも良さそうなことがだらだら書いてあるのでイライラして読み飛ばしていると、大事なキーワードが隠されていたりします。登場人物は30人以上。後から考えてみると、大まかにグループ分けできるのですが、それぞれ他のグループの人間とつながっていたりして話は錯そうします。また時系列が、作家が今書いている場面という設定で、シャッフリングされて出てくることと、グループごとの同時進行事件が入り混じって出てくるので、読者は頭の中が混乱します。またある1日にものすごい多くのことが関連しながら多発しています。だから、もう一度読み直して確認したくなります。そうすると、ああ、ここに確かに書いてあるなとわかるのです。昨今、本の価格は高いのに、すぐに読み終わってしまってもったいない感がありますが、この本は長いのと、人間関係と時系列を確認しつつ2度読みするはめになり、2度読みしても飽きないので、お得です。 | ||||
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単純につまらない シンプルにつまらない | ||||
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文庫本で詠んでいましたが、どうしても単行本で所有したくて購入。配送も速く、商品も綺麗でした。しかも、初版という。また、欲しい本があれば注文させていただきます! | ||||
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鳩は日常的には害鳥とされているようですが、平和の象徴としての鳩もいます。この小説は、大金の中に紛れ込んだ3羽の鳩を追う物語です。大金には欲や陰謀が絡み、暴力や不倫などもついて回ります。鳩が何のメタファかがこの物語の読みどころだと思います。小説家は事実を曲げてもハッピーエンドを書く。願わくは現実もハッピーエンドであってほしい。そのような素敵なメッセージがあるにもかかわらず、この小説はとても読み辛く感じました。細かく刻んでシャッフルしたピースを、読者がつなぎ合わせながら読んでいくような作りになっています。遠くに張り巡らせた伏線を、回収する作業そのものが目的となっているような印象があります。お札の計算は複雑を極めますが最後には驚異的にぴたりと合い、小説というよりは帳簿のようでした。 とはいえ、3羽の鳩の行方を追うというたとえは素敵だと思いました。 | ||||
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主人公津田は男女問わずいろんな人にかかわり合う性(さが)で特に女の人の場合複数と性的に深まってしまうのでやっぱり問題が起こってしまう。津田は小説家だけあって言葉に敏感で会話を流したりしない。この会話の中に伏線が散りばめられていて、それがちゃんと脳にひっかかるように書かれて、あらすじだけを追うような読書を許さない。文章の力がものすごい傑作。面白すぎて大事な約束を忘れないように注意。5というこの作品の前に書かれた津田主人公の作品もあるので、また続きの作品が待たれる。秀吉と倉田、みなみさんのまだすっきりしないことはきっと次の伏線だ。津田シリーズの次回作が待たれる。 | ||||
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映画化というからにはそれなりに面白いかと思ったら、なんでこれを映画化しようと思ったの?って言う位の内容の無さに驚き。 個人的な意見だけど主人公が自意識過剰で気持ち悪い。文学崩れのダテヒモ男。 女性も男性も魅力的と思える好感持てる人が誰もいない。 「たは」「ほえ」「な?」 が無性にイライラさせられる。 わざわざ読者を混乱させる為に一枚の絵を切ってコラージュしたかのようなバラバラ展開。こうしないと、そのまんまだと大した話じゃないから。 ダラダラひっぱった挙げ句オチが。 心の中でちびまるこちゃんの声の人が 「ハア~、アンタバカなことやっちゃったねェ~」 という突っ込みが聞こえるような呆気なさ。 この本を一言で表すなら「たは」だな。 | ||||
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映画の原作ということで読んでみました。この作家の作品は初めてでした。作家には悪いけど、非常につまらない。うだうだ、だらだら、冗長な描写が続きます。描かなくてもいいことまでくどく描いているように感じてしまいます。だから文庫本2冊の分量になるのかと納得しました。途中で何度も挫折しそうになるのを我慢して最後まで読みました。ピーターパンと主人公の性格やストーリーがミスマッチなのはわざとなんでしょう。こういう無駄な文章が多い小説は映画にして削られたほうがスッキリして見やすくなると思います。映画はまだ観ていませんが映画の出来が楽しみです。 | ||||
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この作家は文章を書くのが下手すぎる。1つの文が5行位続いたり、2人で会話しているシーンで「これだれが喋ってるんだ?」って戸惑うことが多々ある。さらに話がポンポン飛ぶので何の話かがわからなくなり何度も読み直す必要がある。今まで数百冊本を読んで来たが、ここまで酷い本は初めて。上巻の半分にたどり着く前に読むのを諦めて廃却処分した | ||||
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以前読んだ小説がとても面白かったので購入しましたが、本書は私には合いませんでした。ごめんなさい。 | ||||
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私にとっては、無駄に長い風景描写に、男中心の考えで女性に対する敬意が感じられない作品 読んでて、ムカつく作品だった。 | ||||
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申し訳ないけど、面白くない。作家だからってこんな語りしないでしょ、イライラしてくるけど、上下まとめて買ったから最後まで読む。最後はこの語りも回収されることを祈る。 | ||||
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余計な描写が多すぎる。まるでCMの多い再放送ドラマを観ている感じ。 『頭の良い人間は10を1で語り、頭の悪い人間は10は10でしか語れない。そして頭が悪いのに頭が良さそうにみせたい人間は1を10で語る』というが、正にその典型(もちろん作者がという意味ではなく、主人公である作家)。しかも登場人物すべてが同じようなキャラクターだからたちが悪い。 その辺りを省けば1冊で収まる程度の内容。皆様のレヴューに『時間を返せ』『読みきった自分を誉めたい』と書かれている方もいらっしゃいましたが、まさしくその通り。 なんとなく、村上春樹氏や伊坂幸太郎氏を彷彿させる言い回しを感じさせるが、まったく面白くない(※両作者の作品は大好きです)。 ただし、ストーリーは好きでした。 そういう意味で、これは本を読むより映画を観た方が良いと思える作品。買ってまで読むほどの本ではないと個人的に思います。 | ||||
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良く言えば独特な文章、 普通に読めない。通常漢字で表記するところをわざわざひらがなにして、固有名詞やカタカナで良いところをわざわざ漢字で表現し始終イライラさせられた。 自分が活字離れしているのかも知れないけど、ホント合わなかった。 そーゆー文章もあるんだと改めて実感した。 友達に薦められたがこれは断念。 映画は観てみたいです。 | ||||
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一文が長くて、持って回った言い方にウンザリする本。シェイクスピアなどの古典文学のような言い回し。 こんなに面白くなく、読みづらい本は久しぶり、4/5くらいまで頑張ったが、あまりに面白くなく途中でやめた。 | ||||
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