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ナオミとカナコ
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ナオミとカナコの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全195件 161~180 9/10ページ
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最後の1行までハラハラドキドキしました。面白かった。ぜひ読んでください。 | ||||
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他の皆さんも書いているとうり、 ハラハラドキドキで一気読み(といっても仕事もあるので3日かけましたが)でした! 最後が少し物足りない気もしますが、(変に逮捕されたりとかより)読後感はよかったです。 リアリテイーや完全犯罪を書いたのでなく、二人の心理状態を表現しているので、 それほど細部は気になりませんでした。 169頁最後の行で「加奈子は思い込みを反省した」は「直美は・・」間違いで校正もれと思われます。 | ||||
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この作品の重要なパートを占める殺人計画があまりに稚拙。 マンション駐車場やエレベーター内の防犯カメラの存在に気を遣わない殺人計画者がいるだろうか。 作品の構想は面白いのだが、どうも中途半端な仕上がりになってしまっている。 | ||||
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舞台が地方都市ならともかく、いまどき東京の真ん中で暮らしていながら、監視カメラの存在に気がつかないという設定は不自然すぎる。読み終わってしらけてしまった。監視カメラの存在をよくわかっていて、それをうまくクリアして犯罪を成功させたのなら文句なしの星五つなのだが。 奥田ファンとしては残念だ。 | ||||
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一見、緻密で完全にうまくゆくと思われた犯行が、あまりにも脆く破綻してゆく。 そのドキドキ感が、この小説の面白さ。 続編も期待できるラストですね。 個人的には、「オリンピックの身代金」より、遥かに面白かったです! | ||||
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楽しみにしていたのでじっくり読むつもりが、思わず一気読みしてしまいました。相変わらず読ませる作家です。 特に後半、追い詰められて行くカナコがふてぶてしく強くなっていく過程には爽快感を感じました。 主人公の二人は勿論、李社長のキャラも奥深く、女性がいきいきと描かれています。 陽子も結構好きです。 以前読んだ奥田作品に男に殺される女と女に殺される男、どちらが多いか? 殺される女が多いに決まっている、というフレーズがあったのを思いだしました。 この作家の弱い者に向ける視線に共感を感じます。 | ||||
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ストリーテラーの面目躍如の一冊。DVへの報復殺人を軸に、主人公の二人のチャーミングな女、ナオミとカナコの一人称で前後編を構成する。 この構成も見事。後半のスリルとサスペンスにはハラハラドキドキで、あっという間の終末に向かうこと請け合い。 ただ一つ残念なのは、ナオミとカナコの北陸旅行の訪問先の一つ富山県高岡市の瑞龍寺は、重要文化財ではなく、平成9年にすでに国宝指定(富山県で初&現在もただ一つの)されているので、老婆心ながら指摘させていただく。たぶん古い取材をもとに構成したのかな? とは言えお勧めの一冊。 | ||||
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ごく普通の親友同士がごく普通の思考回路で 世間が驚くような凶悪犯罪を行い 周囲に追い詰められていく様を描いた作品 手口の稚拙さ、計画性の無さなど、 犯罪の完成度はミステリとして扱える内容ではないが それが妙なリアリティを引き立てる。 主人公の心理描写が素晴らしく 異常な行為をそう思わせないテクニックは奥田さんならでは。 常人の心にある異常な心理をうまく描いています。 ただ、物語としてはやや単調で、 山場らしい山場がありません。 そういった点で評価を少し下げました。 | ||||
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数々の作品で「このミス」等にも何度も上位入選している奥田英朗だが、 一般的にミステリ作家として認識されているかというとそうはいえないのではないだろうか。 その理由として、一般的にミステリとして認識されている作者の作品でも、 ちょっとずつではあるが意識的に正統なミステリからずらした作風にもあると思う。 それはさておき、本作は我が国の倒叙ミステリ史でも特異な位置を占める傑作として評価できると思う。 一般的な倒叙ミステリでは「天才的な犯人」が仕組んだ完全犯罪を警察・探偵側が如何に突き崩していくかに焦点が置かれるケースが多い(容疑者Xしかり、扉しかり、コロンボシリーズしかりである)が、本作品の犯人像は全くの一般女性であり、その点も第2部でのヒリヒリするような「あるある感」と直結している。 また、こういった展開は「最悪」「邪魔」「無理」などの群像劇ミステリとも共通するが、本作ではそれらの作品で採用されているカットバック形式ではなく、犯人となる二人の心理を前半後半に分けてそれぞれ事細かに表記するスタイルが取られている分、主人公たちを取り巻く状況・心の動きがよりリアルに表現され、前述の「あるある感」も相まって凄まじいほどの緊張感で伝わってくる。 新しいタイプの「倒叙ミステリ」として本作を高く評価したい。 | ||||
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DVの夫に苦しめられている親友を救い為、2人の女が共犯で夫殺しと隠ぺいを図る。完全犯罪を目指したはずが、ボロが出まくって。悲壮感を感じる暗い話かと思うが、明るくてきぱきと進む。DV夫はどこまでも追ってくる。「身内を含めて危険になるから逃げられない」というカナコ。だから逃れるなら殺すしかない。時々、ニュースでも同様の避難先まで追いかけて殺す男の話を聞くので現実の話だと思う。おとなしく破滅させられるまで我慢するか、動いてくれない警察に身をゆだねるか、実力行使か。こんな男は殺しても良いんジャン、と思ってしまう。なんとなくナオミとカナコを応援してしまう。 | ||||
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奥田本は完読しており期待の新作早速読みました。今回は奥田さんの一ジャンルである女性主役本。読み出したら止まらないいつもの奥田本。あっという間に読みきってしまいました。最後が呆気ないので、続編の予感がします! | ||||
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最近では1番面白かったです!デパートの外商のの仕事もかいま見えこの作者の作品読んでみたくなりました 人生先はどうなるかわからない ちちょっと過激な展開だけど逃げおおせて欲しい!と思ってしまいました | ||||
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一気に読み終えた。 もう大丈夫だよ。 そうふたりに伝えたい。 | ||||
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読了したばかりです。 もう言葉ないです。。。 これを読まずして年は越せないと思います。。。 | ||||
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テンポが良くて、スラスラと読めるのですが動機もアリバイ作りも、微妙ですよね。ナオミは頭が良いという設定なのに、あまり賢い行動とらないし。 | ||||
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久しぶりに面白い作品に出会えた。 導入から畳み掛けるようにストーリーが展開されていって最後は寝るのも忘れて読みふけってしまった。 一人の人間がいなくなるということ。 その非日常性が現実味をもってありありと迫ってくる様子はシリアスで緊張感のあるものだった。 欲を言えば、 もっと他の終わり方があったかもしれないという可能性と、 カナコの妊娠による心情が完結していなかったので、 続編があれば読みたいなという感想を持ちました。 | ||||
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ナオミ=百貨店外商部勤務、独身。カナコ=大手銀行員の夫を持つ専業主婦。 ナオミがカナコの夫の度の過ぎたDVを知り、離婚を勧めるが、狂気的な夫のDVに殺人を計画し実行するも、義妹の興信所を利用した執拗な詮索にやがて綻び出す犯罪。 奥田さん、やっぱ良いですね。一気読みでした、「田舎で~」は途中で投げ出したので、余計に満足してます。 | ||||
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絶賛されてるから読んでみたけど、これはひどいな。 殺人が短絡的だし ずさんな殺人計画で後から後からドンドンぼろが出る。 頭の悪い犯人の物語ほどつまんないものはありません。 奥田英朗はコミカルな方が面白いと思う。 | ||||
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全体的にストーリーの展開にスピード感もあり、面白かった のですが、最後まで二人に感情移入できないまま、不思議な 読後感だけが残りました。 DVで悩む夫を持つ加奈子の気持ちはよくわかるのですが、 だからとって、直美がすぐ夫殺害の計画を持ち掛ける気持ちが 理解できない。もっと、別な手立てや方法はなかったのだろうか。 なぜなら、直美にとっても、親友を救う意外は何もメリットが ない訳だから。 また、中国人の実業家の李社長には以前、酷い騙され方を したにもかかわらず、あっさり信用するようになったり、 加奈子の夫に似ているというだけで使用人の中国人を信用し、 簡単に犯行に使うのも腑に落ちない。まるでイベントのノリの ような感じで、犯行を犯してしまうのはあまりに安易すぎる。 何よりも、読んでいて二人が人を殺したことへの罪悪感が まったくないことが私にはむしろ奇妙に映った。二人して 旅行に行って燥いだり、変に食欲旺盛なのも何だかおかしい。 結局、計画は穴だらけだから完全犯罪を企んでも捕まるのは 時間の問題だとすると、この共犯の女二人は単なる愚か者 なのでしょうか? 驚く。 | ||||
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終盤、本当に手に汗にぎった。 自分が追いつめられてるような感覚におちた。 いい読書体験。 読後感も、よかった。 走りきったーみたいな、感覚。 一気読み。 あまりにもあっさり読めてしまったので☆-1。 | ||||
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