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ナオミとカナコ
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ナオミとカナコの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全195件 101~120 6/10ページ
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最後の最後までどきどきが止まらなく、ほとんど一気読みしてしまいました。 | ||||
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読み進めると、悪事を事務的に、淡々を進めた彼女たちの周囲が、ざわついてきた時から、はらはらドキドキが止まりません。 彼女たちを応援してしまう自分に気づいたら、もう著者の術中にはまっています。 | ||||
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一気読みです。 止まりません。 計画は殺人なのに、成功を祈ってしまう、不思議。 | ||||
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「最悪」以来奥田さんファン。 徐々に当初の計画が破綻し追い詰められていくさまは緊張感でイッパイ。 面白かったです。 お薦め! | ||||
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タイトルどおり、それしかない。 あっという間に読み切ってしまった。 それと、 DVってどうして起きているんだろう・・・なぜ、そんな暴力が起きるのか怖くなった。 そんな環境で耐えている人はどれくらいいるのだろう。 そして、きっと、この小説のように殺したいほどの気持ちになっているDV被害者もいるのかもしれない。 このところの、虐待やDVの事件から、そんなことを思った。 それにしても奥田英朗さんの小説は、読み始めると止まらないですね。 素直に、面白い小説でした。 | ||||
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日本語を勉強している中国人です。 『ナオミとカナコ』はとても読みやすくて、つい深夜まで読み終わったんです。 (金曜夜から読むことお勧めですw) そして、中国人についての内容ですが、「日本人なのによくもそこまで中国人のことを分かったね!」と感心した瞬間もいくつかがあります。 もちろん一番素晴らしいと思ってるのは、後半のスピード感。 ドキドキします。 この本に出会えてよかったです。 早速同じ奥田さんの『邪魔』を読み始めました。 楽しみです。 | ||||
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後半は気になってあっという間に読んでましまいました。 ドラマも楽しみ | ||||
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テレビドラマ化されているようですが、テレビはあまり見ないので批評できません。 奥田氏の作品は、トンデもない医者のコミカルな話からシリアスな話まで非常に幅が広くて読んでいて飽きませんね。 今回のテーマは、ホラーっぽい話でこれもついつい読み込んでしまいます。 | ||||
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オバハン二人が旦那殺して隠ぺい工作。 人殺してんのに旅行に行ってはしゃぐ始末。 劇中あまりに身勝手な二人に早く捕まれとしか思わない。 相当に不快な話だった。 | ||||
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最後までハラハラドキドキさせてくれる。 読者を共犯者の心理に駆り立てていく見事な描写。 民放TVの連ドラになっため、登場人物のイメージが固定される前に、先に原作を読んだ。 半日かけて一気読み。 やっぱり奥田作品は面白い! | ||||
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ナオミとカナコ、二人は奇しくも見付けた林の存在に運命に導かれているのだと確信し “クリアランスプラン=DV夫の排除” を実行に移します。 お互いを唯一無二の親友であると認め、二人の固い絆だけがまだ29歳という若い彼女達にとって何よりも強い武器だったのではないかと、物語を読み終えた今ではそう思います。 彼女達が企てた計画は作中にも書かれていましたが、サスペンス小説さながらの現実離れしたもの。 であるにも関わらず、その遂行中の彼女達の行動は迂闊でリサーチ不足で、一見念密に練られているようで単純な見落としが多く、そういう意味で読み手としてはハラハラさせられる部分が多く、心配でページをめくる手が止まらなくなる。ましてや二人の今回の強敵は警察ではなく、DV夫のキレ者の妹・陽子。同じ歳でありながら陽子に比べるとナオミとカナコは悪く言えば幼稚、良く言えば等身大である事。しかし後者が陽子vs二人の明暗を分ける事となった事に気付かされました。キレ者で自信家である陽子はビジネス社会では成長出来ても、等身大である二人の方がはるかに人として、女としての強さを身に付ける事が出来る。 この勝負の行方は実際に読んで確認して欲しいと思いますが、ただ一つだけ言いたいのは、この物語は何が正義なのかを問う物語ではなく、まだ未熟とも言える二人が自分の人生をかけて必死に、懸命に、最後まで諦めず駆け抜けて行く物語であるという事。 完璧過ぎない二人の主人公の生き様と苦悩している様に親近感を覚え、久しぶりに良い小説に巡り会えたという満足感に、今、浸っています。 | ||||
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この厚さで一気読みさせるストーリーの面白さは流石奥田英朗。 長靴だの滑車だのと小道具に気を回して、防犯カメラの存在を忘れていたことも現実感があると思った。 じわじわと攻めて来るしつこい妹や銀行員をうざいと思いつつ、冷静で心やさしい義父には同情もした。 中国人男性の行動は予想通りだったが、李社長が本当に味方になってくれたのは嬉しかったようながっかりしたような。 最後の最後に李社長に裏切られるのかなとも思ったのだが。 出国できるのかどうかを読者の想像に任せて終わり、という終わり方でなくて良かった。 奥田英朗は最後までちゃんと書ききってくれるので嬉しい。 先が気になって読み進む読書は本当に楽しい。面白かった。 | ||||
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日常から非日常へ ありえそうでありえない話を作るのがうまい奥田氏。「空中ブランコ」シリーズ、「サウスバウンド」など軽妙な語り口かと思いきや今回は全編シリアス。「マドンナ」「ガール」でもおなじみ、ファッションや嗜好など女性心理をたくみに描きナオミ、カナコそれぞれのキャラクターをリアルにみせる。そして事件。穴だらけの完全犯罪は推理小説とみればいろいろ突っ込まれそうだが(というか後半つっこまれているが)、テーマは逃避行に向かう彼女らへの共感。思い出すのはリドリースコットの「テルマ&ルイーズ」。 親友同志の彼女らが男に貶められて、反撃して返り討ち。開放感と不安、追い詰められる 逃げ切れる? テルマとルイーズの如く 逃げるうち引っ張るナオミと受身のカナコの立場が逆転する描写も楽しみ。映画のように結局2人は破滅してしまうのか。 ちなみにちょうどこれを読んでいる最中に某ドラマで紹介されてちょっとビックリ 「もしも、旦那さんが奥さんに暴力をふるう人だったら、上海ではどうなりますか?」「仕返しされます。まず無事では済みません」「自分で出来なければ、親兄弟が代わりに仕返しします。こういうときに助けなくて、とうして家族ですか。家族がいなければ近くの友だちが助けます。それが友情です。ちがいますか」 | ||||
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面白いから読んでと姉に言われ、 分厚い本だしいつ読み終わるかな~っと思ってました。 読書なんてたまにしかしない私ですが、読み始めると止まりません。 殺人計画や、登場人物、最後のスピード感。 たまりません。 本が好きになりました。 | ||||
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DVを受けているカナコとその友達のナオミを中心とした話。 細かいことを気にしてしまえば、何だかなーとなってしまうと思うが、フィクションと割り切って読めば面白い話だと思います。 友達のナオミが何故そこまでするのかな、と思わないでもないですが、実際の犯罪って一旦思い立ったらのめり込んでしまうんだろうなと思えば、そうなんだろうなーって思いました。 それなりの分量がありますが、楽しく読めると思います。 星4と5の間だとは思いますが、4.5というのがないので、星5つで評価しました。 | ||||
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この作家は日常が非日常になり、やがて追い詰められていくさまを書かせたら、一流ですね!今回も文句なく面白かったです。 中国社会も絡めてあって、勉強になりました。 最後はもう逃げてーと切に思ってしまいました。 | ||||
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殺人の決行までと、逃げる間際の描写は、緊張感が張り詰めて読む手を止める事が出来ません。 加奈子の夫の妹が、DVを兄がしているのを知りながら、DVが理由で兄が殺されるのは許せないと、加奈子を執拗に追い詰めるキャラ設定が作品に絶大な効果となっています。 | ||||
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とにかくすらすらと読めてしまう。 一気読み。 次の展開が気になり、やめられませんでした。 | ||||
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読み始めたら最後、ぐいぐい引き込まれます 後半に行けば行くほど、加速度的に引き込まれます 今のところ今年一番のエンターテイメントです もっと、もっと注目されてもいい1冊です | ||||
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読み始めたら寝つけず、かと言って途中休憩を入れないと消化しきれず、結局一晩ヘロヘロになって読み終えました。 こんな「オンナ同士の友情」が成り立つのか? なにせ直美にはまったく得るものがない。しかし全編を通しても、お互い裏切りの気配もない。。。 通常であれば「不自然な心理」とツッコミを入れそうにもなるが、そんな客観的に俯瞰した視点になど立ち返るゆとりもない。読みだしたら途中下車できない、ジェットコースター的スリルに溢れる傑作だった。 僕も日常生活では「警察の捜査が甘い」「個人情報保護は厳しすぎ」などと綺麗ごとを言っているが、読んでいるときの気持ちは徹頭徹尾、犯罪者たるヒロインたち2人の味方だった。というより、この小説の中にいる限り、「正義」はこの2人にあるのではないか?と思えてしまう。 奥田氏の作品には、「絶対悪」や「絶対善」は絶対に存在せず、それが登場人物をリアルに際立たせ、立場に関係なく共感しうるのだろう。 あらゆる光景が脳裏に浮かぶリアルさなのだが、ドラマ化したら意外と平凡な感じになるのかもしれない。要するにこのリアルさは、文章力のなせる業なのだと思う。 読みやすさも含め、文句なく日本の現代最高の作家だと確信できた一冊だった。 | ||||
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