■スポンサードリンク
ナオミとカナコ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ナオミとカナコの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全160件 1~20 1/8ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
会社員と主婦の女性2人が、トリックを考えて殺人をしますが、周りが見えていないところが、妙にリアルです。ホントに人を殺す時ってこうなるんだろうなってつくづく考えました。タイトルがちょっと地味なので、意味深なモノにした方が、中身が伝わるかもしれまれんね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白くてあっという間に読んでしまいました。 ドラマものすごく面白くて、ハラハラが止まらなかったのを思い出しました。先に映像を見ているので、読んでいても役者陣の顔が浮かんできて読みやすかったです。 高畑さんの李社長と鬼気迫る吉田羊さんは改めてすごい完成度だなと読みながら感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
DVの旦那を友人と殺してしまう少し、ハラハラな所と最後の旦那の妹に、追われて羽田空港まで逃げる時のドキドキ感が、たまらなく面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ハラハラ・ドキドキで読み進める手が止まりませんでした。間違いなくおすすめの作品です。 唯一の難点は物語の結末。やはりどんな事情があろうと犯罪者は裁かれてほしいし、その方が物語として後味が良かったと思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2016年 フジテレビでドラマ化。ドラマもとても面白かった。そして原作も同じように面白い。 世の中には殺さなければならない相手がいるということ、そして親友が親身になって共犯になってくれたこと、その2つのことが、まっとうに生きてきた二人の女性たちを犯罪者へと大きく変えていく。 女の友情なんて成り立たない‥昔からそう言われてきた。でも直美と加奈子は違う。まるで侍の世界のように相手を信じ、裏切らない。 二人がやったことは決して許されないことなのに、警察が迫ってくると「逃げて!」と祈らずにはないいられなかった。 登場人物の中で朱美社長という中国人がいる。影の主役といえる。ドラマでも原作でも彼女の言葉と人柄が強く印象に残っている。 『日本人は言いたいことを我慢する 。それはとても良くないのことです。 中国では黙っていたら、やられる側のままです 。どうして日本の女の人はそんなにおとなしいのことですか?〜中略〜そんな男に生きている価値はない。殺されても文句は言えません』 『(中国ではやられたらやり返す)自分でできなければ親兄弟が代わりに仕返しします。当たり前のことです。こういう時に助けなくてどうして家族ですか。 家族がいなければ近くの友達が助けます』 この言葉が親友の直美の背中を押したのだろう。強くならなければやられたままだ。直美と加奈子が犯した罪。それはほとんどが 情状酌量の余地があるものだ。自首すれば刑は軽くなる。 緊迫感のあるスリリングな展開の中で結末を迎える。結末をどう捉えるか 読み手に委ねられる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
奥田英朗さんの『伊良部先生シリーズ』が好きですが、それ以外の本を読んだことがなかったので読んでみたいと思い購入しました。 終盤はどうなるかハラハラドキドキして、ページをめくる手が止まらなくなった。 こんな友達がいることが羨ましく、朱美さんみたいな頼れる人に出会えたこと、どんどん2人がそれぞれに強くなっていって、2人で協力してトラブルを乗り越えていく様子に、してはいけないことをしてしまっているんだけど、支え合える誰かがいるのってすごいなと思った。 読み終えて『おもしろかった』と思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読むのをなかなか辞めることができないほどの面白さを持った本です。奥田さんの本は好きで他の本も面白いですが、こちらの本も本当に面白いです。奥田さんの本は、特殊なようでいて平凡な人達が描かれており、読者に親近感を持たせるのが上手なんだと思います。本作品も、最初は完璧なように見えるトリックも、後半には綻びが見え隠れし、それが読者に「失敗もするよね、人は完璧にはできないよね。」と思わせる効果を与え、主人公も凡人であることを意識させます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドラマを見ていましたが原作も読んでみました。結果読んでよかった!ドラマを見ていた分一人一人の登場人物の俳優さんの顔をリアルに想像しながら楽しく読めました。ドラマもいいですがやはり小説の方が心理描写は優れています。ドラマ同様サクサクと展開が進みとても面白かったです。深みはないので読み返しはしないが暇つぶしのエンタメとしてはとても面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久しぶりにドキドキハラハラが止まらない。 そんな小説を手に取ってしまいました。 タイトルからは想像もできないぐらい 一気に読み進めてしまう。 そんな焦燥感を狩り立たせるような作品に 思わず没頭してしまいました。 こんなにページをめくる手が止まらない。 感覚も久しぶりでした。 完全犯罪と本人たちは思っていながらも 穴だらけ、ボロがどんどん出ていく中での クライマックスは思わず手に汗握ってしまいました。 近年深刻化しているDV という社会問題に対し ナオミとカナコそれぞれの目線から 物語が進んでいく。 その展開に思わず釘付けになること間違いなしです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
気付いたらどんどん沼にはまっていくような、じわじわと焦燥感が膨らんでいくような、そういう嫌なドキドキでラストは読む手が止まらなかった。 題名からは想像できないほどシリアスで面白い作品。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
奥田英朗はこういう女性ものも得意、ナオミもカナコも最高、一気に読みました!読了後、この二人がどうなるのか続編も期待するほどです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
DV経験者です。私ができなかったことをこの二人がやってくれた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
直美の母も、加奈子も、手に職があれば強気な発言が出来たし、離婚も逃げも出来た。 殺さずにすんだ。 どんな高圧的な旦那でも「あなたのことがずっと嫌いだった。そして必要ない。」とはっきり言われたら心が少しは折れます。そして大人しくなります。迎合的になります。丸く収まります。 でもそれを言うには経済力と余裕が必要なのです。 丸腰で、後ろ盾なくは言えないセリフなのです。 わたしこの発言で地位向上しました。 間違っていたとは思わない。 舐めないで頂きたい。 みんな、自分の娘には早くから職業意識をね!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
夫のDVに耐えていた加奈子は親友である直美と共謀し綿密な計画の上夫の殺人、いや殺人ではなく排除しようと考えついに計画を実行した。 ところが夫の妹すなわち義妹が不信を抱き犯罪のアリバイを崩し始める。夫に似た中国人を夫のパスポートで中国に報酬を出し帰国させたまではよかったが、再び日本にもどってきたことから綻び始める。 前例を見ないトリックに感銘し読みながらもじわじわと迫る殺人におびえながら逃走する二人になんとか逃げ切ってほしいと思うようになるのが不思議だ。 しかし殺人を犯した二人は結局海外逃亡直前に空港で逮捕されるのが常套手段であるが、見事逃亡に成功する。 なんとなく拍手を送りたくなってしまった。 一般文学通算2509作品目の感想。2021/03/30 15:35 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大好きな作家の作品という事で期待をして買いました。結果としては大満足で、日常から非日常に踏み込んで しまった人たちの心の機微などが上手く描かれています。 後半のスピード感も流石で、ページをめくるのももどかしいほど。 自分が何の負い目も無く日常を送れていることに感謝したくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
テレビドラマは見ていません。読みながら本当にハラハラさせられました。 女友達二人による夫殺しという少し突飛な話ですが非現実的とは感じませんでした。 二人は知恵を絞って完全犯罪を試みますが、ちょっとした手違いから犯罪が露見し・・・ 二人の気持ちに入り込んで「どうか、逃げ延びてくれ!」と思ってしまいます。 犯罪の真相を先に見せておいて、後で暴かれていくときの犯人の心理を書くという、 ちょっと『刑事コロンボ』的でもあります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久しぶりにこんなにハラハラドキドキする面白い本にでいました。やっぱり奥田さんはハズレがないですね! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
都会での完全犯罪は難しい。防犯カメラや道路でのNシステムをかいくぐらなければならない、ましてや人の目もある。しかし、作者はそれを楽しむかのように展開してゆく。流石は奥田、完全犯罪じゃないところがスリルがあって面白い。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドラマを見てから気になって購入してみたのですがドラマよりも緊張したシーンが多くハラハラしました!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どんだけ暴力受けてたとしても計画殺人するのは不自然とか、殺人しようってやつが防犯カメラ意識しないとかあり得ないやろとか言いたい事は勿論あるけれど、そんなことを踏まえても最後までワクワクと読ませ切る奥田英朗の筆力は流石。推理小説ではないんやから粗探しするより素直に楽しもう。オススメ | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!