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絶叫
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絶叫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全145件 61~80 4/8ページ
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ブルーを読んでから著者に興味を持ち こちらを図書館でレンタル 正直ブルーと同じ第三者目線の手法に がっかりしました。 物語りもブルーと同じダークで救い様のない 貧困の世界、希薄な家族 著者は愛のない家庭で育ったんだろうかと 訝しんでしまうくらい登場人物の家庭に問題あり だが主人公の生き抜く力と話の展開に星4つ | ||||
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途中から落ちがわかってしまった。この作家はおそらくネットでネタを調べて書いているのだと思う。そのため、作家自身の頭で物事を理解できておらず、薄っぺらい記述が多い。 | ||||
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レビュー通り、面白かったです。次もこの作者の他作品も読みます。 | ||||
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テレビドラマで、今、”W県警の悲劇”というのをやってます。 何気なく見て、非常に面白かったので、この著者に興味を持ちました。 新しい才能だと思います。最後にひっくり返すのがパターンになってしまうと 予測がつくようになって、面白くないかもしれません。作者の奮起を期待しま す。 テレビドラマのW県警の悲劇も秀逸です。ご覧あれ。 | ||||
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物凄くスカッとしました。私はロストケアより絶叫の方が好みです。 ネタバレは嫌なので内容には触れませんが、自分の事を平凡な人間だと思っている人に、是非読んで頂きたい。 この小説に出会えて良かったです。 | ||||
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女として生きる息苦しさ、母親との確執、転落していく様が見事でした。ドラマ化される前に一気に読んでしまいました。イヤミス(嫌なミステリー)ジャンルの読むべき一冊かな。ドラマより数倍も面白く引き込まれていきました。読後感は良くはないですが、女って苦しいっていう共感がありました。 | ||||
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帯の謳い文句通り、一日で一気読みしてしまった。まぁ600ページといっても、改行とか多めなので、京極夏彦みたいにスラスラ読める。とはいえ内容はヘビーなので、読後の疲労感はハンパない。でも、不思議と悪くはない、気持ちのよさ…… 現代社会✕ミステリーとしては、文句なしの大傑作だった。 時に人の死すら盤上の駒とする、極めて虚構性の高い知的遊戯である本格ミステリーとは真逆の、リアルな人の死と苦しみ、そして現代社会の恐ろしさと息苦しさ。 いわゆる『嫌われ松子の一生』とか『OUT』みたいなアウトサイダーたちの物語。その暗部の描き方が巧みで、それだけでも十分惹き込まれるのだが……単なる転落人生ドラマだけではなく、ミステリーとして一級品の語り口、構成、トリック、伏線、どんでん返し……等々を有しているのが一番の魅力。 「あーはいはいタネわかっちゃたよ」と思わせてからが上手い。ラストは本当にそれこそ、「絶叫」しそうになった。 もちろん、テーマである現代社会の闇の描き方も絶品である。取材の賜物なのか実経験なのかはわからないが(取材であってくれ)、ノンフィクションルポみたいなリアリティ。 しかもそれが、今生きている平凡な我々の「すぐ隣」に広がっているように描かれていて……ミステリーやサスペンスを抜きにして、ホラーとしても成立するレベルである。 話は面白いが、主人公は好きではなく、どちらかというと嫌い……と思っていたら、ラストで掌をひっくり返してしまった。こういう主人公は大好きだ。間違ってもこうは成りたくなくはないけれど、どこか、憧れる。 これで良かったのか、いや良いはずはないんだけど……とにかく、「幸あれ」と願わずにはいられない。 ただ一つケチをつけるなら……巻末の解説だろうか。 詩人兼社会学者の女性の解説なんだが……これ、「解説という体の自分の主義・理論の主張じゃね?」と思ってしまった。解説にしては押し付けがましすぎるというか…… | ||||
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とても面白かった。 途中途中、ちょっとした表現に身につまされることがあったり、何気ない表現だが、新しい感覚で染み込んできたり。 そしてストーリーにも驚かされました。ネタバレになるからこのへんで。 | ||||
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引き込まれるように読みました。 平凡な毎日を送っている自分も、ひとつ間違えれば落ちるかも知れない奈落。 底でうごめき這い上がる陽子にある種爽快感を感じます。 | ||||
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この世界には社会の闇が数多存在する。 そのうちの一つでも自分の身に降りかかればツライ人生になろう。 だが、その中のいくつもを一人で経験してしまう人もこの世にはいる。 そんな女性が最後に行き着いたのは絶望か、それでも尚生きたいという希望か。 読み応えは十分にあるが、しかし読みやすく、すぐにハマり一気に読める。 社会の闇についての見分が広がる。良書。 | ||||
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一気読みしました。内容的に気分が暗くなるところもありましたが、伏線回収が見事で読後感はよかったです。 自信をもってお勧めできます。 | ||||
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いろいろな視点からの物語が組み合わさっているような構成そのものがトリックを上手に隠している。 もちろん、疑惑は読んですぐに抱くのだが、登場人物の感情や人間関係などに惑わされ、物語にのめり込み、くもりガラスの向こう側に上手に隠されているような真相に読み手が近づけないような工夫がしてある。見事だ。 あれっ?と思って、ページを遡りたくなること請け合い。読了後に、もう一度読みたくなる犯罪小説。 | ||||
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凄い。ミステリーの裏も表もすべてを出し尽くした作品。前半中盤と物語は一人称を駆使しながら展開していく。謎解きを絡めながら展開していく手法に斬新さを覚える。そして、おそらく結末はこうだろうと立てた推測 が見事にそして驚きとともに裏切られる。終盤の絶妙さだけで星五つを付けたようなもの。 | ||||
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非常によくできているおもしろい作品だったが、読後感が「やりきれない」だった。他の方がレビューで比較している「グロテスク」も同様のダークな作品だったが、読後感が少しはスカッとした記憶がある。 読み終わった後に落ち込みたくない方はご覚悟あれ。私は読み返さないと思う。それだけ印象深い作品、つまり、グッドジョブなんだと思うが… | ||||
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全体的には読みやすいし、引き込まれます。 主人公の転落人生は、一歩間違えたら誰もが堕ちる怖さ。 初めはちょっと馬鹿だなーとイラっとしますが、最後のミステリー感は良かった。 ただし、長いです。 この小説を書くにあたり調べたことを全部書いてるのかなと思うほど説明が長い。 | ||||
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男が終始したり顔で書いた、という印象がありイラっとしました。特に陽子について述べるブロック。何目線か知らないがだんだん調子に乗ってってますよね。うん、何年も女性やってますとこういうなにもかもわかった風の男性遭遇しますよ!! 別にスカッとするために小説読んでるってわけでもないので別にいいと言ったらいいんですけどねぇ。まあひとつの感想として。 これ、意図的にイラッとさせに来てるなら女性に用意された社会の中のさまざまな搾取されポジションを逆説的に描くのには成功だったと言えそうですね。けど意図的ならもうちょっと男クソくらえみたいな視点があってもよさそうなんですけどね。人文的な考察がたりてないというかね。グロテスク(桐野夏生/単行本2003年)にあったような怒りが欠如してるというか。 そこがツルッとしすぎの感がありますので星は二個でお願いします!! それと色恋沙汰みたいなので主人公の刑事が後半乙女みたいにメソメソするのもなんかどうなんですかね? よくある男性的なロマンティシズムを女性に見出してるパターンだな~と思って醒めましたね。 そういうシーンがいくつかありましたよ。そこは★一個でもいいくらい。 あ、ラストですけどむりやりどんでん返す必要ってありましたかね? 正直蛇足に感じますね。小賢しいというか。 私の好みの問題ですみませんが、そういうものがなくても描けるものを私は読みたい。 桐野夏生 単行本2003年 | ||||
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面白かったです。読んでいて、ヒリヒリしました。 一気に読めます。 「火車」とか「嫌われ松子の一生」など 面白かった人は好きだと思います。 どうして彼女はこんな風になってしまったのでしょうか。 同じ境遇でもならない人もいるのに。 でも、誰でも鈴木陽子になる可能性がある そこがこの本の面白いところ。 彼女のような人生になりたくないと ならないように生きたいと心から思いました。 物語の途中で出てくる 「カフェ ミス ヴァイオレット」の ミス バイオレットは……だれ? 葉真中 顕さんのほかの作品 「ロストケア」も面白かったですよ。 | ||||
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ちょっと盛りすぎですよね〜。速い展開は嫌いではないのですが途中でリアリティがなくなりました。 | ||||
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主人公・陽子の転落が「嫌われ松子」に似てる。だが、彼女の魂はそこまで堕ちていないか、「愛」を求めなく、求めるのは「金」だ。子供を産めないから離婚された時点で、彼女はすでに「愛」に絶望した。強そうに見える警察・綾乃と対照的、男社会における「女の幸せ」に復讐した陽子は、余程強靭な人間である。 | ||||
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2014年のミステリーベストテン。読み始めると、止まらない面白さでした。1日で522頁を一気読み。 一人の女性の転落についてのお話なのですが、妙にリアルです。裏付けのため、丁寧な取材をされたことが伺われます。 警官の方のサイドストーリーも良い。練りに練って、周到に考えられた物語という印章です。 | ||||
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