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絶叫
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絶叫の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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4点にしようか思ったけれど、やや厳しく、3点にした。 基本的には、おもしろいです。 読ませる筆力もあります。 主人公の鈴木陽子は墜ちていく。かわいそうです。 その他、いろいろな人が墜ちていく。それぞれ、かわいそうともいえる。そう思えない者もいるが。 でも、いちばんかわいそうなのは、樹里(橘すみれ)だ。 さすがに樹里は殺すなや、である。 まあ、しかし、これは小説である。物語である。 だから、悲惨で凄惨でもよい。フィクションだから。 マイナス2点のうちの1点は、最後のくだりがわかりにくいことである。 陽子と樹里が入れ替わるところだ。 わかることはわかるのだが、わかりにくい。 同じ内容で、もっとわかりやすく書けるはずである。 もう1点は、言葉の誤用(間違い)が複数ある。 「憮然」「真新しい」「~すぎる」の使い方、などである。間違っている。 よって、3点にした。 | ||||
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ある事件を捜査する女性刑事と、事件の容疑者を「あなた」と呼ぶ一人称の人物の視点で物語が進んでいきます。一人称視点の人物の正体自体は意外でしたが、話の筋は予想通りだったので特に驚きはありませんでした。社会問題や時事ネタ要素を入れようとしすぎているせいで、それぞれの登場人物の心理描写が薄く、感情移入もしにくいように思いました。 同じ作者なら『ブルー』の方が断然面白かったです。 | ||||
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流し読みすると、意味不明になるので要注意。 本書は、葉真中顕による心理的な深みと緊張感に満ちた作品。 この物語は、読者を不安定で予測不可能な旅へと誘う。 著者の筆致は、繊細でありながらも力強く、登場人物の内面の葛藤を巧みに描き出している。 彼の言葉は、読者の感情を操り、時には息をのむような展開で心を揺さぶる。 本書の魅力は、ただのスリルを超えたところにある。 人間の心理を探求する著者の深い洞察によって生み出される、読後感の強さにある。 彼の物語は、私たち自身の内面と向き合う鏡のようであり、読むことで自己発見の旅に出ることができる1面を持っている。 本書は、社会的なテーマにも触れており、現代社会における個人の孤独や疎外感を巧みに表現している。 著者は、読者に対して深い共感を呼び起こすことに成功しており、そのためには、彼のキャラクター造形の細やかさが大きく寄与していると感じる。 本書は、その巧妙なプロットと心理的な洞察によって、読者を引き込む力がある。 本書は、ただのエンターテイメントを超えた、深い思索を促す一冊であり、読了後も長く心に残る作品。 心理スリラーに新しい視点を求めている読者にとって、この本は新鮮な驚きと発見に満ちている。 | ||||
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女性心理を描くのが上手いというより、穿ったことを言えば女の泣きどころをよく研究している。 氏の作品は三作読んだが、いずれも社会的弱者が主体で、案の定彼らは暴力や性的搾取に曝される。それはもう不幸のバーゲンセールってくらいの盛られっぷりで、読むとしばらく人間不信になれる。 次あたり、今流行り(?)の弱者男性がテーマに来るのではないかと予想。 | ||||
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安く購入できました。 | ||||
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話自体は面白いけど、酒乱DVヒモ男とネトウヨを=で表現しているのはどうなの?個人の見解としては、まるでネット弁慶の左翼みたい。 | ||||
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WOWOWのドラマになったと広告で見たので 文庫を購入しました。神代と関わって段々と全てが明らかになってからは夢中で休憩することなく最後まで読みました。が、それまでがやたら長い。確かに最後に行き着くまでには生い立ちから順に洋子がどれだけ落ちる所まで落ちて最後に至ったか説明しなければいけないのはわかるのですがもう少しスピーディーにサクサク読めるようにはならなかったのでしょうか…。面白いんですけどね。 宮部みゆきさんの火車によく似てるというレビューを拝見したので火車を読んで見たいと思います★ | ||||
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全体的には読みやすいし、引き込まれます。 主人公の転落人生は、一歩間違えたら誰もが堕ちる怖さ。 初めはちょっと馬鹿だなーとイラっとしますが、最後のミステリー感は良かった。 ただし、長いです。 この小説を書くにあたり調べたことを全部書いてるのかなと思うほど説明が長い。 | ||||
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なんとなく結末というか流れは読めるし ある女性の転落人生でうかばれることなく最後まで突っ走るという感じで 終始暗い話で読後感もあまり良いところが好きではなかった1冊です | ||||
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詳述は避けますが、本作・絶叫のストーリーラインは、宮部みゆきの名著『火車』にあまりにも似すぎていて、まさに酷似していて、白けた部分がありました。 簡単に言えば、主人公が、ある孤独な人生を送っている女性を殺害し、主人公がその人物自身に、名前から、生年月日から、住民票、あらゆる所まで成りすますという点です。 しかし、火車では、主人公の喬子が一言も語らなくても、痛いほど、主人公の置かれた苦境、心情が伝わってきて、そこが非常に高い評価を受けている点なのですが、絶叫の陽子がワーキングプアになったり、売春したりするシーンでも、描写は正確であっても読んでいて心に迫って来るモノを感じられませんでした。。。 ロストケアで、筆者が確かな筆致で書けるプロ小説家であることは既に証明済みだと思います。しかも、ロストケアは面白かった。 もちろん、絶叫も面白い小説であると思います。 ただ、先に述べた点をかんがみると、及第点の星3つが妥当な評価だと感じた次第です。 次作に期待している作家です。 | ||||
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まず帯の「ラスト4行目に驚愕」の意味が分らない。 自分がバカなのだろうか?物語としては不満はないです。 誇大広告がなければ読後、面白かったと思ったかもしれない。 本当に「ラスト4行目に驚愕」のうたい文句が腹立だしい。 | ||||
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【ネタバレ!】 孤独死、毒親、貧困ビジネス、ホスト、ブラック企業、夫の連続不審死 説教する風俗客、パソコン漬けのネトウヨなど 社会問題の解説のために用意されたような類型的な登場人物や話の展開にリアリティが無い。 巻末の参考文献や関連書籍を読んでいたこともあり、 どこかで見たエピソードの貼り合わせに感じた。 トリックのためだけに買われて餓死した11匹の猫達。猫好きには辛い。 作者は猫の参考文献にはあたらなかったのか、猫の描写は全くなし。 かわいそうなので無くていいけど雑だ。 五日間かけてペットショップで買ってきたというから、全て子猫。 不自然な揃え方で怪しい。 部屋中に糞尿、しつけができてない証拠などと書いてあるが、 猫にトイレのしつけは必要ない。トイレが仮に11個あったとしても 3日でいっぱいになり、猫は使わない。 1週間も放置すれば鳴き声と臭いが凄いだろうけど、 部屋の密閉性への根拠ない自信が不可解。 次回作はペットショップ問題を周知啓蒙するミステリーを書いてほしいです。 | ||||
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