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闇に香る嘘
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闇に香る嘘の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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面白いのかもしれないが、最初の全盲と腎臓移植で読めなくなった。文体も私には苦手。 | ||||
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主人公が全盲のため、なんでもあり。目の前で誰かが何かをしていてもわからないため、なんでもあり。 主人公が自己中で好きになれなかった。 残留孤児は実は本物じゃないという疑念が広がりそうで怖い。 | ||||
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中国残留孤児については興味深く読ませて頂いたけれど、総評としてはかなり、つまんなかったです。 | ||||
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本のカバーが違う 黒いカバーだった。写真とは違う。講談社はいいかげん。 | ||||
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本格ミステリにリアリティを求めても無理だと思うが、あまりにも突飛でご都合主義です。乱歩賞とか「このミス」、「文春」で3位 だったとかってアテになりませんね。 | ||||
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主人公の人間的に未成熟で、何事も短絡的に発想していく過程と結果オーライの積み重ねで、正直イライラさせられっ放しでした。もし、最後まで感情移入させない主人公、という人物造形が実は作者の意図的かつ実験的なものだとしたら、もの凄いテクニックだと思いました。 | ||||
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なんだこれは、と頭にくるほどつまらない。 なぜこんなにリアリテイのない、温度を持たない人間ばかりが出てくるのか。 誰だろうこの作者、と思って調べたら「…ああ」となりました。生存者?とかいうの書いた方ね。あれは前に読んで、もう二度とこの作者の本は読まないと誓ったはずなのに、、 それに気がつかなかった私が悪かったわけか。 唯一、この作品のいいところをあげると、出だしのプロローグは読ませる。やたら比喩をもちいるのだが、この先何があるのだろうとワクワクした。 だからこそ、よけいに腹が立ったのかもしれない | ||||
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ミステリーやサスペンスを期待している方は読むべからず。薄っぺらい叙述トリックものにありがちな無理な伏線の回収。 | ||||
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検査を受けるだけなのに拒否、という時点で 話に入っていけなくなった。 明らかに、移植が前提の検査なのに。 同じ設定でも もっと徐々に、自然に 、そこに連れて行って欲しかった。 | ||||
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前半部分から終盤の250ページくらいまで、話が長く大きな展開もなくてかったるかったです。確かに謎の設定や伏線の張り方は見事なのですが、歴史小説を読んでいるかのような中国残留孤児の難しい歴史話に、ウンザリしてしまいました(+o+) 最後にすべての謎が明かされ、いくつもの驚愕の事実が明らかになる展開には感心しました。また、優しさからの嘘がたくさん出てくるのも、よかったです。読後感はかなり良いのですが、扱っているテーマが、戦争と残留孤児という重いものなので、社会派問題に興味のない人にとっては、無味乾燥した歴史の教科書を読まされている気分になってしまいました。文章もものすごく読みにくい文体です。 江戸川乱歩賞の作風とは、乱歩氏の探偵小説や東野圭吾さんの受賞作「放課後」のような、読んでいる読者がドキドキ&ハラハラするような作品であってほしいと思いました。 週刊文春ミステリー10でかなりの上位に入っていたので、読んでみましたが、個人的には20位位の作品だと思いました。 完盗オンサイトやよろずのことに気をつけよなど、最近の江戸川乱歩賞はかなり質が落ちていると実感しました。 また週刊文春ミステリーベスト10は、江戸川乱歩賞受賞作を必ず上位に入れる傾向があり、気をつける必要があります。 私はこの作者の作風や文体とは、全く合いませんでしたので、この作者の作品は二度度読みたくないと思いました。 | ||||
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パクリという話を読んでから両方を読み比べた。 『闇に浮かぶ絵』を基にして書いている事は明白。江戸川乱歩賞の募集要綱にある”自作未発表のもの”という条件に触れている問題作。 でも、パクった割には文章力や理解力が不足しているせいか、この『闇に香る嘘(原題:無縁の常闇に嘘は香る』はリメイクにもオマージュにもならない駄作。題名のセンスが物語る。 これに五つ星を付けたら三島由紀夫や江戸川乱歩先生の、プロが書いた文章には幾つ星を付ければいいのだろうか? この人の文章はよく褒めて素人が書いた努力作としか読めない。 自分の想像力だけで書いたであろう箇所と、情報を見て詰め込んだ箇所には随分とわかりやすい断層を感じた。 有栖川有栖が選評で書いている「三分の一も読めばこれに決まるだろうな」という下村の文章が下手で下手で、蛍光ペンで要点に線を引いて、溜息を何度も吐きながらな・ん・と・か、読み進めた。 取り敢えず、主人公が馬鹿なので、思わずツッコミを入れたくなった所がやまほどありました。 以下、ネタバレ注意 まず、41歳で失明した70歳手前の人間がサッカーも何も知らないかのように書かれている。 眼が見えないだけで周りに聞けば山ほどある自分の容姿、兄弟等の基本情報を、この主人公は把握していない。 4才の時に暮らしていた満州の記憶が、異常に鮮明であるのに、昨日、自分が何をしていたのかも覚えていない! しかも、何年ぶりかに会った兄に突然、移植のための腎臓をくれと言って断られたら突然、兄貴じゃないんじゃないか!? 兄の刀傷が右利きの袈裟切りの方角じゃないから、兄貴じゃないんじゃないか!? 物置小屋にヒ素があるから老母が兄にヒ素を飲まされて殺されようとして弱っているんじゃないのか!? という、馬鹿気た疑問が一応、ミステリーの入り口で、普通に考えれば全部思い違いというオチが読めてしまう。 謎の中国人が打った点字の謎解き、中国人にわかる筈も無い日本の点字を、読み手が分からないと解けない仕組み。 これはミステリーとして読ませえたいのか、勉強した満州の写し、視覚障害者の日常問題として読ませたいのか半端な文章。 なかにし礼の『赤い月』からも影響と言うか、ダブるものを見せるほどの無断のオマージュがあるのかもしれないw 他にも馬鹿馬鹿しい台詞で頁の端に思わず、笑い、と書いてしまうほどの駄文。 外国文学が好きで、思わずパクリで受かってしまった下村は文壇から追い出すのは当然として、選考委員の有栖川有栖、石田衣良、京極夏彦、今野敏はこの内容と文章力に絶賛をしたのだから責任がある。 本来、パクリにはオリジナルは無く、受賞資格も無いはずである。60回目に江戸川乱歩先生の顔に泥を塗ったくった選考委員がこれに負けたというのなら、選考委員を辞して当然だろう。 お前らのせいでつまらない本を買わされ、江戸川乱歩賞の質がまた下がった。 | ||||
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どこかで読んだことのある作品だと思いました。 そしてロバート・ゴダードのあの作品に似ているということに気づいた。 細かいところは設定を変えてあるけど、パクリなのは明白。 それに中国残留孤児を現実とうまくからませているつもりだろうけど、 展開が見え見えでした。 こういう題材ってありふれていて新鮮味がない。 そのうえ地味で陰気な作品のようにも思えます。 はっきり言ってこれはネット小説レベルの作品ではないでしょうか。 独創性がないのでプロが書いたものとは思えません。 模倣するだけなら素人にもできます。 倫理観のある人なら、人のアイデアを勝手に拝借するようなずるい真似はしないのではないでしょうか。 はっきり言ってこういうことはするべきではないと思います。 | ||||
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ロバート・ゴダードの「闇に浮かぶ絵」のパクリだ。 作者もパクリと言われるのは承知のうえで開き直っているのか、タイトルもなんだか似ている。 パクリなので読む価値も無い、と一蹴しようと思ったのだが、作者もパクリに見えないようにいろいろ工夫している。そういう意味では面白かったと言えなくもない作品だった。 ロバート・ゴダードの傑作ミステリー、「闇に浮かぶ絵」は19世紀イギリスの貴族社会が舞台。ある名門貴族一家の前に、数十年前に失踪したはずの跡継ぎ息子が姿を現すが、その息子の真贋をめぐって、当時の貴族社会のドロドロとした人間関係が浮かび上がる、というゴシック調のミステリーだ。 ゴダードの作品は19世紀の時代設定で、科学鑑定など無い時代だから、ミステリーとしての構成に無理が無い。しかしこの小説は現代の日本の設定なので、実際にこの小説のような事件が起きれば、ただちにDNA鑑定でケリがついてしまう。ミステリーにならない。 それで作者はなんと、主人公を全盲の老人にしてしまったのだ・・・。 まあこの辺り、苦労の跡はうかがえる。盲人のこともよく調べているようで、盲人がやる点字の俳句とか出てくる。 とはいうものの、あまりにムチャクチャな設定で、主な登場人物が皆70歳以上の老人ばかり。しかも当の主人公はさらに盲人というのは、この小説の誰に感情移入すればいいのか、読みながら困惑してしまう。 こき下すばかりなのもなんではあるが、全体のダークな雰囲気は悪くない。戦時中の出来事もよく調べている。もうすこし★を増やしてもよかったかもしれない。 しかし私はすでに「闇に浮かぶ絵」を読んでしまっているのだ・・・。 | ||||
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