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闇に香る嘘
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闇に香る嘘の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.63pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全78件 1~20 1/4ページ
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主人公の和久が向精神薬と酒を一緒に飲み、気分が落ち着くらしく、盲目で歩くのに杖が必要で、孫娘の腎臓移植手術に必要な腎臓を同じ満州帰還者の兄に頼みますが、また同じ満州帰還者のその母が不自然な死に方をしますが、ヒ素の小瓶がどうのこうのと話に出てきたりしますが、中国残留孤児問題がテレビニュースで以前に取り上げられていましたが、中国人も自分の家の田畑を耕す人手が必要ですが、香港が英国の租借地で1997年頃に中国に返還されましたが、英国が自由主義圏で香港も自由主義圏で、またその香港に九龍城というカプセルホテルでもなく密入国者がすし詰め状態で暮らしてたがネットにありましたが、香港が中国に主権があったが、戦争に負けて英国にその香港の主権がその1997年まで移動していましたが、その戦前に日本人が満州ヘ行き、その満州にいた中国人を追い出し、そこで暮らしたが、戦争に負けて、日本に戻ったが、自分が日本人だと思っていたが、その日本人の母にあずけられた私が中国人だった。 | ||||
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【感想】 〝衝撃を受けたい人にオススメなミステリ”というタイトルで十角館やハサミ男と並んで紹介されていたので読んでみました。 正直、それら二作品ほどの衝撃は感じられません。ただ主人公が全盲であるが故の緊迫感や仕掛けなどは他では見られないもので独自性が感じられます。 中国残留孤児や全盲の主人公と娘との確執など社会派要素がミステリ要素よりも印象に残りました。 【オススメ度】 総合3.5 読みやすさ4 意外性3.5 社会派要素4 | ||||
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主人公、村上和久は途中から全盲になり、世をすねて独り暮らし。透析で苦しんでいる孫のために、田舎の兄に腎臓の検査を頼みに行く。兄は中国残留孤児。検査を拒否する態度をみて、思いやり深かった兄が変わったと感じ、もしかすると他人がなりすましているのではと疑い始める…主人公のまわりがみんな信じられなくて、暗い気分になるが、最後に、みんなが主人公の身を案じ、思いやり、かばってくれていたことがわかる。ある人物の出現により、腎移植も成功して見事にハッピーエンドを迎える。戦争中の満州のこと、中国残留孤児のこと、盲人の日常生活のことなどよく調べて書いたものだと思う。 | ||||
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ヨビノリたくみさんがおすすめしていて、読みました。 僕は、満州で避難民収容所に入れられた日本人の事も、その子供達である中国残留孤児たちの事も何にも知らないで生きてきました。 自分が生まれる前の4,50年前の話しなのに。 その苦難は、読んでいてとても辛かったけれど、それ以上に、兄の真相が知りたくて読むことができました。 兄は兄でないのか、それが知りたくて読み進めていたら、まさかの真実。唖然としました。 読後の僕にあったのは、この本を読んで本当に良かったという満足感のみです。 | ||||
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主人公が視覚障害者という設定を活かした序盤から終盤にかけての次々と湧き上がる謎に終盤の怒涛の伏線回収が見事だった。 | ||||
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盲目の主人公視点なので、誰かがいる気配がある、匂いがある、音がする、ーがわからないと、スリル満点。 主人公が、どんどん疑心暗鬼になり追い詰められていきます。 最後の結末が気になり、一気に読んで、睡眠不足になりました。 面白かったです。 | ||||
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「黙過」が奇想天外で面白かったので、その著者が江戸川乱歩賞を受賞したというデビュー作が気になり、これを読んだ。 オチは悪くはないけど、兄が偽者か本物かという盲目の主役の気持ちにブレが大きく、感情移入し辛かった。 これを書くために残留孤児のことを相当研究されたと思う(巻末の参考文献の多さがそれを物語っている)が、その解説がちょっとくどくて、史実とフィクションの織り交ぜ方にちょっと付いていけなかった。 ハッピーエンドなのは悪くないけど、ちょっとでき過ぎ? | ||||
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良く書けている | ||||
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ラジオの紹介コーナーで知り、購入しました。 主人公に共感ができないけど、小説を読むという体験としては、止められないものでした。 東野圭吾さんとか好きな方には良いと思います。 | ||||
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さすが名作と謳われるだけのことはある。健常者の人にとっては、少しもどかしい記述が多いと感じるかも知れないけど、読み進んでいる内に、すっかりその感覚に入ってしまう。 ネタバレになってしまうので詳細は書けないが、最後のどんでん返しは想像も出来なかった。 | ||||
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あまり読書をしないのですが、この本はドキドキしながらあっという間に読みました。 | ||||
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全盲の主人公、ということで健常者ならあり得ない緊張感があった。 見えないというのはこんなにハンデなのか、とも。 それに中国残留孤児もよく調べてあった。 ただ中盤の緊張感に比べ、ラストが弱い。 読み終えたらラストを忘れてしまうような。 でもデビュー作としては上々。 次作に期待大。 | ||||
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村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果適さないことが分かる。和久は兄の竜彦に移植を頼むが、検査さえも頑なに拒絶する兄の態度に違和感を覚える。中国残留孤児の兄が永住帰国をした際、既に失明していた和久は兄の顔を確認していない。27年間、兄だと信じていた男は偽者なのではないか――。 | ||||
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終盤までの完成度はすごく高い この物語の最後はどんな結末になるのかワクワクさせられた だが最後は本格ミステリのような大どんでん返しもなく 小粒なサプライズで終ってしまった なんだ、これだけか・・・とガッカリした読者もいるでしょう ミステリ初心者なら感動できると思います | ||||
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ミステリーを娯楽として読みたい私には、題材が現代日本の闇すぎて、無理でした。生体腎移植、視覚障害者、中国残留孤児、満州。中国残留のあれこれは目を背けてはいけないのでしょうが、わざわざ娯楽本で見たくはないです。 | ||||
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面白いのかもしれないが、最初の全盲と腎臓移植で読めなくなった。文体も私には苦手。 | ||||
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この本の帯に「絶対評価でA」という表現があるが、間違いなくAクラスの推理小説である。 私自身推理小説を読むとき、文中出てくる伏線などがどこまできっちりと無理のない形で 説明されるかで、その作品の評価の大きな物差しになると考えているが、この作品は見事な くらいにきっちりとそれを成し遂げている。主人公は、40歳を過ぎて盲目になった69歳の老人。 彼の兄は中国残留孤児であり、一方自分の孫娘は週に3回の人工透析が必要なくらい深刻な 腎不全を患っている。そして、彼がふと疑問に思い出したのは、兄は本物の残留孤児なのか ということ。彼はそれを探るべく色々と手を尽くすが、盲目ゆえの不便さと周りに何が起きて いるかわからない不気味さで、謎が謎を呼んでいく。中国残留孤児問題を題材にし、主人公が 盲目であるという状況を組み合わせたトリックとプロットの巧みさは、決して新人作家とは思えない 質の高さを感じる。読みながら、これは結構老練な作家の作品かと自分自身ふと思ってしまう くらいの巧みさ。多分、散りばめられたいろいろなプロットは再読することでより実感することが 出来るようにも思う。それくらい味のある作品でもある。 | ||||
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下村作品としては二作目。全盲を主人公にしたミステリー作品は初めて。どう展開していくのか期待に胸を膨らませながら読み進めた。中盤に間延び感はあったものの、終盤の盛り上がりは心を熱くさせ、先を読み進めたい衝動に駆り立てる。ラストの意外な真相には驚きを。 | ||||
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たくさんの伏線で楽しませてもらいました!しかし途中出てくるグロテスクなシーンに心が痛かったです! | ||||
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主人公が全盲のため、なんでもあり。目の前で誰かが何かをしていてもわからないため、なんでもあり。 主人公が自己中で好きになれなかった。 残留孤児は実は本物じゃないという疑念が広がりそうで怖い。 | ||||
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