闇に香る嘘

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評判

闇に香る嘘の評価:

3.61/5点 レビュー 83件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.61pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全111件 61〜80 4/6ページ
No.51
(3pt)

可もなく不可もなく

入れ替わりは、「犬神家の一族」っぽいですね。
全体を通して新しみがなかったのが残念です。でもハッピーエンドでよかった。
闇に香る嘘 Amazon書評・レビュー: 闇に香る嘘より
406219094X
No.50
(5pt)

高レベルな乱歩賞受賞作品

第60回江戸川乱歩賞受賞作。
最近の乱歩賞受賞作のなかでは、高レベルな作品であると思います。
冒頭に殺人事件が起きるわけでもなく、
盲目の主人公がもどかしく真実に迫る姿は渋好みで地味な印象もあるかと思います。
ですが、作品自体はよく資料を読み込んで書いた跡が伺われ、
また、読み手にストレスを与えることなく、最後にカタルシスがあります。
闇に香る嘘 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 闇に香る嘘 (講談社文庫)より
4062934825
No.49
(5pt)

おすすめ

目の見えない主人公が感じる不安や、恐怖がこちらまで伝わってきて、手に汗握った。
太平洋戦争を記憶する年代の人々が行なうには、ちょっと過激過ぎる活躍だったが、そういう細かいとこに目を瞑る事が出来れば、間違いなく名作。
闇に香る嘘 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 闇に香る嘘 (講談社文庫)より
4062934825
No.48
(4pt)

最後で救われました

まずとても読みやすかったです。考え事をしていてもするするっと頭に入ってきました。
ずっと兄だと思っていた中国残留孤児の兄のことを、ふとしたきっかけで本当の兄なのか疑うお話です。
主人公は全盲、家族にも縁が薄く、とっても孤独。孫も難病。そして兄を疑うことによって起きる数々の危機。何もかもが信じられない・・・と、とても暗い話でしたが、最後に救いのある話でよかったです。
中国残留孤児の話も、改めて考えさせられることが多かったです。
闇に香る嘘 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 闇に香る嘘 (講談社文庫)より
4062934825
No.47
(5pt)

一気読みでした!

すっと頭に入ってくる文章、驚く展開もあり。
残留孤児問題など、ちょっと難しそうなイメージでしたが、全然問題なく読めました。
迷ってるなら、読んでみても損はないと思います。
闇に香る嘘 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 闇に香る嘘 (講談社文庫)より
4062934825
No.46
(5pt)

謎解き以上に戦争の悲惨さについて考えさせられました

一気に読んでしまいました。

論理のつじつまなど一気に吹き飛んで、主人公と同じように暗闇と疑心暗鬼を感じながら読み進めていきました。

読み終わって、最後のラストにほっとするも、やさしい気持ちになれました。こういうラストで本当によかったと思いました。

ただ、現在、韓国との慰安婦問題などありましたが、70年前の戦争の傷跡はなくなったように思えてまだまだあることを思い知らされたような気がします。慰安婦問題は朝日新聞の問題だと思いますが、日本の戦争は仕方のなかったことだと思っていたのですが、それに派生するこういう問題(相手国だけでなく、日本人にも被害があり、それに対する日本政府の態度は冷たいのなだという)があることで、やはり戦争は悲惨だと思いました。勝者にも敗者にも影響があるのだということを思い知らされました。現在、日本の安保法をめぐって、抑止のために法律整備するのだ、いや、戦争できるようにするためだろうなど、いろいろな議論が聞こえて、これからさらに加速していきそうですが、中国や他の外国でもこの本を読まれ、戦争がいかに悲劇を呼ぶのかを真剣に考えていただきたいと思いました。

結論が全然別のところに行ってしまって申しわけないのですが、大変読み応えのあるミステリーで、筆者の力量を感じ、別の著書も読んでみたいと思いました。

著者は、山岳小説も書かれるとのことですが山岳小説といえば、城山三郎さんの小説が好きですが、城山氏のような生命の極限にあっての人間関係のようなものを書かれているならとても面白いだろうなと考えます。
闇に香る嘘 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 闇に香る嘘 (講談社文庫)より
4062934825
No.45
(4pt)

中国残留孤児の苦難

多くの参考資料を基に中国残留孤児の苦難について詳細に記されている点が強く印象に残る作品だった。
ミステリーとしても数度のどんでん返しや多くの伏せんがちりばめられているため、最後まで全く飽きがくることがなく、一気読みさせられる面白さだった。
主人公が全盲という作品は、その行動や盲目ゆえの心理描写が新鮮で、結構なボリュームながら中断を許さないものがあり、著者の他の作品もぜひチェックしたいと思った次第。
著者は2014年に9回目の応募となる本作品で江戸川乱歩賞を受賞したようだが、下積みの長さが今後のさらなる飛躍を予想させるほどの傑作だったと思う。
闇に香る嘘 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 闇に香る嘘 (講談社文庫)より
4062934825
No.44
(5pt)

江戸川乱歩賞に相応しい見事なミステリー。

見事な設定、巧みなプロット、爽快感を感じる感動の結末。江戸川乱歩賞に相応しい見事なミステリーだった。全編に亘る数々の伏線と、それを全て回収しながら、感動の家族のドラマが進行する。

腎臓移植が必要な孫のために適合検査をするが、不適合の診断に悲嘆に暮れる盲目の村上和久は中国残留孤児の兄に腎臓移植の依頼をする。何故か、適合検査さえも頑なに拒む兄は本当に実の兄なのか…

盲目の老人を主人公の探偵役に据え、実の兄の正体を探るミステリーと共に、戦争に端を発した悲劇を見事に描き切った傑作。
闇に香る嘘 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 闇に香る嘘 (講談社文庫)より
4062934825
No.43
(5pt)

乱歩賞作品久々ヒット!

盲目な主人公の視点から描かれているが故に、こちらも暗闇の中でのストーリー展開となるため、誰といるのか、誰と話しているのか、どこにいるのか、なぜそうなるのか?。盲目と言う設定がより一層の緊張感を演出してくれます。
闇に香る嘘 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 闇に香る嘘 (講談社文庫)より
4062934825
No.42
(5pt)

乱歩賞作品久々ヒット!

盲目な主人公の視点から描かれているが故に、こちらも暗闇の中でのストーリー展開となるため、誰といるのか、誰と話しているのか、どこにいるのか、なぜそうなるのか?。盲目と言う設定がより一層の緊張感を演出してくれます。
闇に香る嘘 Amazon書評・レビュー: 闇に香る嘘より
406219094X
No.41
(4pt)

よく出来ているが小粒

Reader Store 版で読了。

主人公の境遇の描写や伏線の張り方、回収法は綺麗にきまっています。安心して読める良作ですね。一番の謎の部分が簡単に見抜けるのが難点かな(コメント)。

それにしても、自民党のせいで残留孤児が大変ひどい目にあったなんて書いちゃって大丈夫なんだろうか。まあ、そちら系の人にとっては快哉を叫ぶ話なのかも。
闇に香る嘘 Amazon書評・レビュー: 闇に香る嘘より
406219094X
No.40
(3pt)

第60回江戸川乱歩賞受賞作品。推理小説にはタブーとされるトリックを……。

9年連続で江戸川乱歩賞に挑戦し、4度の最終候補を経て受賞。
文章は安定していて、自分の視力を失ったことでの世界の認識を軸にトリックが構築されている。
暗号文や、国際的な社会問題を取り扱い、行き詰まるシーンもサービス心旺盛に配置されている。
もちろん推理小説につきもののどんでん返しも主人公の境遇の設定を生かしながら、華麗に決めてくる。
安心して読める作品。上手いとは思うのだが、それが何か物足りなさにも繋がっていると感じるのは、欲張り過ぎだろうか。
闇に香る嘘 Amazon書評・レビュー: 闇に香る嘘より
406219094X
No.39
(4pt)

ミステリーなのでどんでん返しはわかってるのですが・・・

予想以上の驚きで決着しました!
「嘘」がありえないくらいの優しすぎる「嘘」だとは思うのですが
結末でのどんでん返しが予想外で楽しめたので良しとします
読んで損はない1冊です
闇に香る嘘 Amazon書評・レビュー: 闇に香る嘘より
406219094X
No.38
(4pt)

トリックはすごかった

ああ、そういうこと~!! ネタが分かったときの感想です。 思わず口から出てしまいました。 夫が帰宅してからも、思わず話のあらすじからネタからなにまで全部話して聞かせてしまいました(笑)。 夫まで「おお!」と言ってました。 ネタばらしまでは、まあちょっと長かったですね。 盲目の方の話ですから、生活するのに不便な描写などが多く、読んでいて辛いなと思う部分も多いです。 でもトリックが爆弾級ですから、そこで世界は反転し、絶対評価でAでしょう。 ただ、「トリック以外」の部分、つまり謎をちりばめて引っ張っていく部分が弱かったため、星1つ減らしました。
闇に香る嘘 Amazon書評・レビュー: 闇に香る嘘より
406219094X
No.37
(1pt)

入り込めない

検査を受けるだけなのに拒否、という時点で 話に入っていけなくなった。 明らかに、移植が前提の検査なのに。 同じ設定でも もっと徐々に、自然に 、そこに連れて行って欲しかった。
闇に香る嘘 Amazon書評・レビュー: 闇に香る嘘より
406219094X
No.36
(3pt)

面白かったけど、強烈さはなかった

まず、パクリというのは、いささか疑問。 この程度の類似は、よくある話だし、あまり細かく考えると、“新しい”ミステリー(というか普通の小説も)なんか出てこなくなる。 謎のそのものは面白いし、読ませる力は十分。 ラストも含め、カタルシスもあった。 ただし、この作品、一年ぐらい前に読んだのだが、あまり印象に残っていない。 これよりずっと前に読んだ『脳男』の印象の方がはるかに強い。 そういった意味で、もっと強烈さを期待したい。
闇に香る嘘 Amazon書評・レビュー: 闇に香る嘘より
406219094X
No.35
(3pt)

非常によく練り上げられた作品だが、不満も残る

背景となる中国残留孤児のこともよく調べたうえで、しっかりとディテールも書き込まれています。多数の謎や伏線も最後にはきちんと回収されていて、意外な事実が明らかになります。その点で非常によく練り上げられた作品ですし、ここ数年の乱歩賞受賞作の中では傑出していると思いますが、「完璧なミステリー」とまで審査委員が絶賛しているのは褒めすぎでしょう。

点字の俳句の暗号も解読困難で、相手が解読してくれなければ作成者の意図からすると意味をなさないことになりますから、不自然です。孫娘の誘拐についても、そんなリスクの高いことをやる動機は不十分ですし、救出に乗り込んだ主人公たちがあっさり助かってしまうのも、ちょっとしらけます。またなによりも、最後に明らかにされる主人公の村上和久と徐浩然の関係は、ノックスの十戒にも反していますし、がっかりさせられます。

文章もとくに最初のプロローグはかなり気負って書かれたようで、多数の比喩表現が用いられていますが、あまりうまくいっておらず、かえってただ文章を読みにくくしているだけです。
闇に香る嘘 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 闇に香る嘘 (講談社文庫)より
4062934825
No.34
(3pt)

非常によく練り上げられた作品だが、不満も残る

背景となる中国残留孤児のこともよく調べたうえで、しっかりとディテールも書き込まれています。多数の謎や伏線も最後にはきちんと回収されていて、意外な事実が明らかになります。その点で非常によく練り上げられた作品ですし、ここ数年の乱歩賞受賞作の中では傑出していると思いますが、「完璧なミステリー」とまで審査委員が絶賛しているのは褒めすぎでしょう。

点字の俳句の暗号も解読困難で、相手が解読してくれなければ作成者の意図からすると意味をなさないことになりますから、不自然です。孫娘の誘拐についても、そんなリスクの高いことをやる動機は不十分ですし、救出に乗り込んだ主人公たちがあっさり助かってしまうのも、ちょっとしらけます。またなによりも、最後に明らかにされる主人公の村上和久と徐浩然の関係は、ノックスの十戒にも反していますし、がっかりさせられます。

文章もとくに最初のプロローグはかなり気負って書かれたようで、多数の比喩表現が用いられていますが、あまりうまくいっておらず、かえってただ文章を読みにくくしているだけです。
闇に香る嘘 Amazon書評・レビュー: 闇に香る嘘より
406219094X
No.33
(4pt)

惜しい、もう少しで満点だったのに…

かつては、その年の、最も優秀な新人のミステリとして、欠かさず読んでいた時期もあった「江戸川乱歩賞」受賞作。
最近は、他の新人賞も充実し、優秀作が分散したためか、必ず読まなくては、というほどでもなくなっていました。

しかし、この第60回(平成26年)の本受賞作は、年末の各種ミステリランキングでも、上位に食い込み、高レベルが期待でき、手に取ってみることに。

設定は、これまで読んだことのないものでした。
老齢の視覚障害者の一人称で物語は進行。
彼の孫娘が人工透析を受けており、腎臓病の完治のため、自らの腎臓の提供を決意。
しかし、検査の結果、不適合とされてしまう。
唯一の可能性は、27年前に、「中国残留孤児」として帰国した兄から提供を受けることだった。
ところが、兄は頑なに拒否。
主人公の心に疑惑が芽生える。
兄は偽者ではないか?
血縁でないことがバレないように、検査を拒否しているのでは?
兄が帰国した時、既に失明していた自分は、兄の顔を確認したことがないのだ…。

物語は、謎の手紙が届いたり、入国管理局が動き出したりと、不穏な空気の中、主人公は少しずつ、調査を進めていきます。

探偵役でもある主人公が、視覚障害を抱えていることで、独特の緊迫感があります。
また、中国残留孤児という戦争の産んだ悲劇を取り入れることで、社会性のあるドラマづくりにも成功していると言えるでしょう。

ただ、私にとっては、非常に残念なことがあります。
それは、巻末の選考委員の選評を、チラ見してしまったこと。
もちろん、内容のネタバレはありませんでしたが、本作品の「応募時の題名」と、「とにかくタイトルをなんとかしてほしかった」の文字が。

本作品は、あるひとつの優れたアイデアがあり、作品のキモとなっています。
それまでの作品世界をひっくり返すような真相です。
それが、応募時の題名を読むと、何となく察しがついてしまうのです。
これがなければ、気持ちよく騙されていたでしょうに。

これから読まれる方には、是非、選評は読了後の楽しみとして取っておくことをオススメします。
予備知識はなるべく少なめに――と言っても、その匙加減の難しさが、ミステリの宿命ではあるのですが…。
闇に香る嘘 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 闇に香る嘘 (講談社文庫)より
4062934825
No.32
(4pt)

惜しい、もう少しで満点だったのに…

かつては、その年の、最も優秀な新人のミステリとして、欠かさず読んでいた時期もあった「江戸川乱歩賞」受賞作。
最近は、他の新人賞も充実し、優秀作が分散したためか、必ず読まなくては、というほどでもなくなっていました。

しかし、この第60回(平成26年)の本受賞作は、年末の各種ミステリランキングでも、上位に食い込み、高レベルが期待でき、手に取ってみることに。

設定は、これまで読んだことのないものでした。
老齢の視覚障害者の一人称で物語は進行。
彼の孫娘が人工透析を受けており、腎臓病の完治のため、自らの腎臓の提供を決意。
しかし、検査の結果、不適合とされてしまう。
唯一の可能性は、27年前に、「中国残留孤児」として帰国した兄から提供を受けることだった。
ところが、兄は頑なに拒否。
主人公の心に疑惑が芽生える。
兄は偽者ではないか?
血縁でないことがバレないように、検査を拒否しているのでは?
兄が帰国した時、既に失明していた自分は、兄の顔を確認したことがないのだ…。

物語は、謎の手紙が届いたり、入国管理局が動き出したりと、不穏な空気の中、主人公は少しずつ、調査を進めていきます。

探偵役でもある主人公が、視覚障害を抱えていることで、独特の緊迫感があります。
また、中国残留孤児という戦争の産んだ悲劇を取り入れることで、社会性のあるドラマづくりにも成功していると言えるでしょう。

ただ、私にとっては、非常に残念なことがあります。
それは、巻末の選考委員の選評を、チラ見してしまったこと。
もちろん、内容のネタバレはありませんでしたが、本作品の「応募時の題名」と、「とにかくタイトルをなんとかしてほしかった」の文字が。

本作品は、あるひとつの優れたアイデアがあり、作品のキモとなっています。
それまでの作品世界をひっくり返すような真相です。
それが、応募時の題名を読むと、何となく察しがついてしまうのです。
これがなければ、気持ちよく騙されていたでしょうに。

これから読まれる方には、是非、選評は読了後の楽しみとして取っておくことをオススメします。
予備知識はなるべく少なめに――と言っても、その匙加減の難しさが、ミステリの宿命ではあるのですが…。
闇に香る嘘 Amazon書評・レビュー: 闇に香る嘘より
406219094X