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(短編集)
奇商クラブ
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奇商クラブの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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「ブラウン少佐の途轍もない冒険」、「赫々たる名声の痛ましき失墜」、「牧師さんがやって来た恐るべき理由」、「家宅周旋人の突飛な投資」、「チャド教授の目を惹く行動」、「老婦人の風変わりな幽棲」の六編。探偵役と目されるのはバジル・グラントだが、彼が推理を披露することはない。いつも「それは分かっていることだ」という謎の微笑みを浮かべるばかりであり、真相は謎の渦中にいる本人によって明かされる。語り役は「私」であるが、その名前が「スウィンバーン」だと示されるのはようやく第三話においてである。しかもまた、六編すべてに言えることなのだが、謎が明かされても読者は大して驚かない(ような気がする)。それは出来事が浮世離れしていることと、その真相もまたそれに負けず劣らず浮世離れしている、という事情に依るのだろう。 | ||||
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