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海のある奈良に死す
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海のある奈良に死すの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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携帯電話がなく、インターネットもないので調べ物も大変。防犯カメラもないから目撃者がいないとお手上げ、ビデオテープとビデオレンタル。のぞみはまだ大阪まで。今では効果が否定されているXXXXX効果が信じられている。そんな懐かしい時代の小説。 | ||||
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内容が良い | ||||
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有栖川有栖が、12年間勤務した会社を退職して専業作家となって初めて書いた小説。 初出は双葉社の『小説推理』の1994年11月号から95年1月号の3回に分けて連載したものです。連載したことによるのかもしれませんが、ラストまで一気呵成に書かれたというよりも、少し厚く肉付けしながら約400ページのボリュームになった、という感じでしょうか。 『海のある奈良』と呼ばれている福井の小浜で殺人がおこるわけですが、本質の推理小説としてよりも、小浜であるとか、キーになる某所であるとか、それにまつわる興味深い伝承などの蘊蓄が載せられており、そちらに興味があるかないかでこの小説の評価も変わってきそうです。多方面の情報が載せられていますので、読み物としての質は高いと思いました。 そのあたりはよく調べられていますが、『海のある奈良に死す』という書名にひかれて購入した当方にとって最後まで消化不良であったことは間違いありません。その通りなのですが、何だか、はぐらかされた感じを受けました。それも本格推理小説として成り立たせるためには必要だったのでしょうか。 | ||||
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火村とアリスの会話のテンポは相変わらずいいです……が、 あの密室トリック、いいんでしょうか??!! ええええ!!!?って思いました…。 アレは科学的に実証されてないんですよ。 そもそも心理学では実験数が少ない分野で、不完全な部分が多いんです。 きちんとした論文もないし。 で、実験した人自ら実験結果が正当性のあるものでないと認めています…… で、思い出したんですが・・・ 「46番目の密室」で火村が血液型診断は統計学上正しいみたいなことを言ってましたが、アレも違います。 血液型診断は日本だけです。 血液型診断は日本人で一番多いA型に得なようになってるし、根拠はナイ遊びです。外国では通じません。 でも、この本でいいのは「人魚」を取り巻く不思議な雰囲気ですね。 密室トリックも納得いきませんが、アイディアはなかなか楽しいです。 それで星三つです。 | ||||
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1995年に双葉社から出た単行本の文庫化。 小さなトリックがいくつも投入されている。それぞれ、ひねりが効いていて面白いのだが、全体の整合性としては不満が残る。また、中心的な謎であるはずの「海のある奈良」はどこかという謎が、最後まで解き明かされないまま終わってしまうのもどうかと思う。もうひとつ、大きな謎が残るし。 いくつもの短篇的アイデアがまとまらないまま長編になってしまったような作品。 | ||||
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