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海のある奈良に死す
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海のある奈良に死すの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.62pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
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携帯電話がなく、インターネットもないので調べ物も大変。防犯カメラもないから目撃者がいないとお手上げ、ビデオテープとビデオレンタル。のぞみはまだ大阪まで。今では効果が否定されているXXXXX効果が信じられている。そんな懐かしい時代の小説。 | ||||
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内容が良い | ||||
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昔買った本を再読したが、冗長でテンポが悪く、まったくもって 面白みに欠けると感じました | ||||
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火村先生と有栖川有栖さんをホームズとワトソンにしたような映画、ドラマを映像にする会社出てこないかな?!。キャストは、火村先生が、ミッチー(相棒に出ていた)有栖川有栖さんは、橋爪功さんを少し若くしたような新人が現れないかな~?!と思っています!⭐ | ||||
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ストーリー展開の巧さにより、一気読みが出来ました。また、時空間を超えた旅情を楽しめました。 | ||||
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小浜市出身で小浜市で18年間暮らしてました。 地元の話題がでてきたお陰で、活字が苦手な自分でも最後まで読むことが出来ました。 面白かったです。 | ||||
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初期の頃の作品のようで話の流れがとにかく悪い。 ところどころで、本筋に関係のない蘊蓄が長々と入ってテンポが悪くなる。ユーモラスな会話を目指しているのだろうが、大仰で面白味もないし、登場人物のキャラも全く見事に魅力が無い。 肝心の謎やトリックも特に新味もなく、有栖川氏の作品だから読んだというだけ、になってしまった。 最近の作品はぐっと面白いのだけれど、どうもこの作者の人物造形と合わないのかな? | ||||
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東京、福井、奈良、京都、大阪を舞台に、作家仲間の死をめぐって火村・アリスの2人が駆け回るお話です。有栖川氏のミステリは新本格派と呼ばれるジャンルだそうですが、純粋な新本格派の小説が、ひたすらトリック重視であたかもパズルを解いていくかのような趣のものなのに対して、有栖川氏作品はそれなりに人間ドラマや心理も重視し、しかもどこか旅情ミステリの雰囲気もあるところが気に入っています。この作品も同様で、特に福井県の小浜市と奈良の描写が丁寧で、自分は関西人ですが、小浜が「海のある奈良」と呼ばれていること、その理由が奈良で3月に行われるお水取りの行事に関係していることはまったく知らず、大変勉強になりました。また、原発銀座と呼ばれる福井の事情も描かれています。 「海のある奈良」とはいったいどこなのかという謎、人魚の肉を食べてしまい永遠の命を生きることになったという八百比丘尼の伝説、そしてある寺に眠る人魚のミイラ、そして古代の奈良、それらが合わさって独特の雰囲気をかもし出しています。他のレビューアさんの評を拝見すると、すっきり謎解きに徹してほしいという本格志向派と、旅情ミステリっぽくていいというご意見と両方あるようでこのあたりで意見が分かれるようですね。自分はどちらかといえば後者の方です。火村とアリスの掛け合いは、大阪人である有栖川氏の感性が生かされたものでその突っ込み具合がリズムよく、毎度楽しいです。なかなかの力作でよかったと思います。 | ||||
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・紀行作家・宮脇俊三さんの著書の一説に「小浜=海岸の奈良」という記述があったのを記憶していたので タイトルに驚けなかった ・(実質的に不可能な)殺害トリックも そのまんま東 『明石家さんま殺人事件』 が先行していたような? | ||||
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火村と有栖のシリーズの本です。なかなか切ない内容で、感慨深く読み終えました。 | ||||
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この作品あたりからだんだん火村のキャラがたってきます。 旅情たっぷりのミステリー。 タイトルを見た時は、奈良に海なんてあった?比喩かな?と思ったのですが、 意外な展開に引き込まれます。 なにより火村とアリスのコンビがいい! 奈良に行きたくなりました。 | ||||
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作家アリスシリーズの第四作。 「海のある奈良」といえば小浜、小浜といえば八百比丘尼、八百比丘尼といえば人魚とは知りませんでした!! アリスの作家仲間が殺されるのですが、第一作目も作家仲間達の事件だったので、探偵ものシリーズにありがちな、周りの人達が作品ごとに殺されちゃうよ!と突っ込みを入れたくなりました。 今までは、密室などのトリック重視でしたが、今回は地域があちこち飛んで旅情ミステリーのアリバイトリックのような要素もあります。 古い作品だからか、毒を飲ませるトリックが微妙だったりしますが… ポイントは、被害者の作家が言った「海のある奈良」が本当はどこか。 殺害動機がな~ ちょっと不完全燃焼感は残りました。 | ||||
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なんだか他著書の引用説明が多いんじゃないかと 殺害トリックもなんか微妙…確実性が薄い気がするし… 犯人も明確でわかりやすい あの人との関係もあっさり推測できる あとはもうラストがよくない…名探偵と犯人が対峙せぬままあの結末…個人的にすごく嫌いな展開だったのでいただけなかった このシリーズでおそらく一番つまらないと思う 火村シリーズより江神シリーズの方がやっぱり面白い | ||||
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火村シリーズの長編作で、今回は福井県小浜が事件の舞台となる。小浜原発の海岸で発見された死体・・・・こう書けば原発行政に絡む社会派の推理作品か・・・・と思うが、そこは新本格の著者だけに、原発ネタは全く絡んでこない、いつもの変則ダイイングメッセージものになっている。ダイイイグメッセージものと言われると国名シリーズで散々やっているのでまたか・・・と思われる方もいるかもしれないが、このテーマを扱った作品としてはかなり出来は良く、小浜のトラベルミステリー的趣向もあり最後まで楽しめる作品である。 第二の殺人のトリックがビデオのヘルレイザー3にある展開辺りは興味深々。まあ、このトリックは今では都市伝説で実行は不可能とされているが、面白いからいいでしょう。 | ||||
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中身は書けませんが、著者らしい伏線が予想以上に多く張られていて、 最後、読み終わった時にとても満足感を覚えます。 | ||||
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火村英生シリーズ4作目。人魚伝説が持つ神秘的な印象と,あくまで現実的に即した歴史・文化が何か絶妙に溶け合っていて不思議なロマンを 感じさすストーリーになっていると思う。 また,謎解きロジックの方も力技ありの精巧さありで申し分ない。それらが渾然一体となった複雑・重厚,良い意味で茫洋とした読み応え。 それは,普段は泰然自若としていて何事にも動じない火村が,フトした時に垣間見せる何重にも錠をした心の扉の奥に象徴されている気がして ならない。。 | ||||
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有栖川有栖が、12年間勤務した会社を退職して専業作家となって初めて書いた小説。 初出は双葉社の『小説推理』の1994年11月号から95年1月号の3回に分けて連載したものです。連載したことによるのかもしれませんが、ラストまで一気呵成に書かれたというよりも、少し厚く肉付けしながら約400ページのボリュームになった、という感じでしょうか。 『海のある奈良』と呼ばれている福井の小浜で殺人がおこるわけですが、本質の推理小説としてよりも、小浜であるとか、キーになる某所であるとか、それにまつわる興味深い伝承などの蘊蓄が載せられており、そちらに興味があるかないかでこの小説の評価も変わってきそうです。多方面の情報が載せられていますので、読み物としての質は高いと思いました。 そのあたりはよく調べられていますが、『海のある奈良に死す』という書名にひかれて購入した当方にとって最後まで消化不良であったことは間違いありません。その通りなのですが、何だか、はぐらかされた感じを受けました。それも本格推理小説として成り立たせるためには必要だったのでしょうか。 | ||||
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殺されたのは、著者の作家仲間で、探偵役は著者自身、キーワードは「海のある奈良」、という作品。 軽妙な文体で綴られていて、読みやすいが、トリックは割合手が込んでいて、面白い。 作品全体に、適度に関西的ツッコミがあって、うまく物語に引き込まれる。 物語の舞台は、主に近畿だ。 私は奈良県在住であるが、近畿に土地勘があるので、分かりやすかった。 しかし、ローカル色たっぷりなので、逆に、土地勘が無い方の方が、旅情を感じるのではないかと思った。 本作品の様に、著者自身が作品の主要登場人物になる事は、長短色々な面があると思う。 殺されたのも作家、登場人物である著者も無論作家、出版関係者の登場人物も多い。 そうなると、我々読者は、フィクションである事件の部分以外は、ほとんどが著者の実像なのでは?と思ってしまう。 出版関係の裏話も盛り込まれていて面白いのだが、著者自身に対するイメージが固定してしまう。 しかし、著者も歳も重ねるし、著者自身の境遇も変化してゆくはずで、固定されたイメージと実像が解離するのでは? などと、下世話な事も考えてしまう。 こんな具合に、作品には多彩な側面があって、物語の本質以外の部分にも、楽しみが多い。 読者を退屈させない様、色々な工夫が盛り込まれている。 気軽に付き合う事の出来る一冊だ。 | ||||
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火村とアリスの会話のテンポは相変わらずいいです……が、 あの密室トリック、いいんでしょうか??!! ええええ!!!?って思いました…。 アレは科学的に実証されてないんですよ。 そもそも心理学では実験数が少ない分野で、不完全な部分が多いんです。 きちんとした論文もないし。 で、実験した人自ら実験結果が正当性のあるものでないと認めています…… で、思い出したんですが・・・ 「46番目の密室」で火村が血液型診断は統計学上正しいみたいなことを言ってましたが、アレも違います。 血液型診断は日本だけです。 血液型診断は日本人で一番多いA型に得なようになってるし、根拠はナイ遊びです。外国では通じません。 でも、この本でいいのは「人魚」を取り巻く不思議な雰囲気ですね。 密室トリックも納得いきませんが、アイディアはなかなか楽しいです。 それで星三つです。 | ||||
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有栖川有栖の作品はすごく好きです。でもこの作品はちょっと読んでいて疲れました・・ 注釈というか、話がそれる部分が すごく多い。 伝説に関する説明文とか、登場人物の比喩に対する説明文とか 肝心のストーリーとは関係のない(関係ないというと言い過ぎですが)部分が多すぎて 読んでいてとても疲れました。 長編作品ですが、もっと短くなったんでは?と思ってしまいます。 前に別の作家さんの作品で、編集者から作品が短すぎるから 注釈をどんどん入れて どんどん作品を伸ばすことがあるというのを 読んだことがあるのですが、 まさにそれだな と思いました。 | ||||
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