乱鴉の島

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評判

乱鴉の島の評価:

3.30/5点 レビュー 64件。 B ランク

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平均点3.30pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全61件 41〜60 3/4ページ
No.21
(4pt)

孤島ものですが…

作者と同名の推理作家、有栖川有栖と、社会学者の火村英生のシリーズ長編です。

アリス先生と火村先生が旅行中に、アクシデントで孤島に置き去りにされてしまいます。

携帯電話も通じず、数日後まで迎えの船も来ないというミステリではおなじみの状況で、

2つの殺人事件に遭遇します。

孤島ものというガチガチの謎解きよりは、島に集まる人々の持つ“秘密”に焦点が当てられています。

だけに、犯人がちょっと薄い気も。

あと、私はアリス先生のファンなのでウェルカムだけど、

事件が起きるまでが長く、冗長ってとられちゃう気もします。

それも事件へのプロローグとして楽しんでほしいところですが。

アリバイ崩しで、その謎解きのスリルで高揚した読者目線の気持ちと、

身近な人が犯人だというやるせない登場人物目線の気持ち、

そして登場人物が抱える切ない秘密を暴かなければならない、

火村先生とアリス先生の探偵目線の悲哀まで追体験したような感じ。

我慢していて泣く寸前の、喉の奥がぎゅっとなる感じの読後でした。切ない。

その切なさと孤島の雰囲気が良く合っていて心地よかったです。
乱鴉の島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 乱鴉の島 (新潮文庫)より
4101204365
No.20
(4pt)

孤島ものですが…

作者と同名の推理作家、有栖川有栖と、社会学者の火村英生のシリーズ長編です。
アリス先生と火村先生が旅行中に、アクシデントで孤島に置き去りにされてしまいます。
携帯電話も通じず、数日後まで迎えの船も来ないというミステリではおなじみの状況で、
2つの殺人事件に遭遇します。
孤島ものというガチガチの謎解きよりは、島に集まる人々の持つ“秘密”に焦点が当てられています。
だけに、犯人がちょっと薄い気も。
あと、私はアリス先生のファンなのでウェルカムだけど、
事件が起きるまでが長く、冗長ってとられちゃう気もします。
それも事件へのプロローグとして楽しんでほしいところですが。
アリバイ崩しで、その謎解きのスリルで高揚した読者目線の気持ちと、
身近な人が犯人だというやるせない登場人物目線の気持ち、
そして登場人物が抱える切ない秘密を暴かなければならない、
火村先生とアリス先生の探偵目線の悲哀まで追体験したような感じ。
我慢していて泣く寸前の、喉の奥がぎゅっとなる感じの読後でした。切ない。
その切なさと孤島の雰囲気が良く合っていて心地よかったです。
乱鴉の島 Amazon書評・レビュー: 乱鴉の島より
4104308021
No.19
(4pt)

孤島ものですが…

作者と同名の推理作家、有栖川有栖と、社会学者の火村英生のシリーズ長編です。
アリス先生と火村先生が旅行中に、アクシデントで孤島に置き去りにされてしまいます。
携帯電話も通じず、数日後まで迎えの船も来ないというミステリではおなじみの状況で、
2つの殺人事件に遭遇します。
孤島ものというガチガチの謎解きよりは、島に集まる人々の持つ“秘密”に焦点が当てられています。
だけに、犯人がちょっと薄い気も。
あと、私はアリス先生のファンなのでウェルカムだけど、
事件が起きるまでが長く、冗長ってとられちゃう気もします。
それも事件へのプロローグとして楽しんでほしいところですが。
アリバイ崩しで、その謎解きのスリルで高揚した読者目線の気持ちと、
身近な人が犯人だというやるせない登場人物目線の気持ち、
そして登場人物が抱える切ない秘密を暴かなければならない、
火村先生とアリス先生の探偵目線の悲哀まで追体験したような感じ。
我慢していて泣く寸前の、喉の奥がぎゅっとなる感じの読後でした。切ない。
その切なさと孤島の雰囲気が良く合っていて心地よかったです。
乱鴉の島 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 乱鴉の島 (講談社ノベルス)より
4061826158
No.18
(4pt)

余韻の残る佳作

火村&作家アリスシリーズの長編で、このシリーズでは珍しいクローズドサークル物。
携帯圏外ではあるけれど、衛星電話、ヘリコプター、インターネットと、最近の孤島は現代社会から逃れられないようだ。
事件も、「孤島の連続殺人」からイメージするような装飾的なものではない。いつもながらの精緻な、でもどこか蜘蛛の糸をたどるような危うさを感じさせるロジックで解決に至るけれど、この作品のメインテーマは、事件そのものよりも、なぜ彼らはこの島に集まっているか...というところにある。
ポーの「大鴉」の詩をライトモチーフとして、人生の悲しみや不幸を運命と諦めることをやめた人間がどこへ行くのか...という問いが、全体を流れている。
エンディングが余韻を残し、作者らしい叙情的な作品に仕上がっていると思った。
乱鴉の島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 乱鴉の島 (新潮文庫)より
4101204365
No.17
(4pt)

余韻の残る佳作

火村&作家アリスシリーズの長編で、このシリーズでは珍しいクローズドサークル物。
携帯圏外ではあるけれど、衛星電話、ヘリコプター、インターネットと、最近の孤島は現代社会から逃れられないようだ。
事件も、「孤島の連続殺人」からイメージするような装飾的なものではない。いつもながらの精緻な、でもどこか蜘蛛の糸をたどるような危うさを感じさせるロジックで解決に至るけれど、この作品のメインテーマは、事件そのものよりも、なぜ彼らはこの島に集まっているか...というところにある。
ポーの「大鴉」の詩をライトモチーフとして、人生の悲しみや不幸を運命と諦めることをやめた人間がどこへ行くのか...という問いが、全体を流れている。
エンディングが余韻を残し、作者らしい叙情的な作品に仕上がっていると思った。
乱鴉の島 Amazon書評・レビュー: 乱鴉の島より
4104308021
No.16
(4pt)

余韻の残る佳作

火村&作家アリスシリーズの長編で、このシリーズでは珍しいクローズドサークル物。
携帯圏外ではあるけれど、衛星電話、ヘリコプター、インターネットと、最近の孤島は現代社会から逃れられないようだ。
事件も、「孤島の連続殺人」からイメージするような装飾的なものではない。いつもながらの精緻な、でもどこか蜘蛛の糸をたどるような危うさを感じさせるロジックで解決に至るけれど、この作品のメインテーマは、事件そのものよりも、なぜ彼らはこの島に集まっているか...というところにある。
ポーの「大鴉」の詩をライトモチーフとして、人生の悲しみや不幸を運命と諦めることをやめた人間がどこへ行くのか...という問いが、全体を流れている。
エンディングが余韻を残し、作者らしい叙情的な作品に仕上がっていると思った。
乱鴉の島 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 乱鴉の島 (講談社ノベルス)より
4061826158
No.15
(4pt)

安心して読める本格推理

話題作がノベルス落ちしたので、久しぶりに火村ものを読みました。さりげなく読ませる文章のうまさは相変わらずですね。「朱色」もそうだったと記憶しますが、根っこの所でとてもロマンチックです。
プロットこそ偶然に頼っていて緩いのですが、主眼はそこにはありません(もちろんプロットも締まっていた方がよいのですけれど)。パズルがきちんとはまっていく、あの感じ。美しい論理の連鎖と伏線の回収ぶりが読ませます。本格ものとして安心して勧められる作品です。久しぶりに他の火村ものも読みたくなりました。
乱鴉の島 Amazon書評・レビュー: 乱鴉の島より
4104308021
No.14
(4pt)

安心して読める本格推理

話題作がノベルス落ちしたので、久しぶりに火村ものを読みました。さりげなく読ませる文章のうまさは相変わらずですね。「朱色」もそうだったと記憶しますが、根っこの所でとてもロマンチックです。
プロットこそ偶然に頼っていて緩いのですが、主眼はそこにはありません(もちろんプロットも締まっていた方がよいのですけれど)。パズルがきちんとはまっていく、あの感じ。美しい論理の連鎖と伏線の回収ぶりが読ませます。本格ものとして安心して勧められる作品です。久しぶりに他の火村ものも読みたくなりました。
乱鴉の島 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 乱鴉の島 (講談社ノベルス)より
4061826158
No.13
(4pt)

うむ…

久々の火村シリーズ長編って事で飛び付きましたが、なんというか…、キャラ萌え読者的にはキレがイマイチ!全編通して火村センセーが大人しめなのが原因なのかな?まあ、アンニュイな火村というめずらしいモノが見れるという点で☆4つ。次回作では復活して切口鋭いセンセーに戻っている事を期待しております。
乱鴉の島 Amazon書評・レビュー: 乱鴉の島より
4104308021
No.12
(5pt)

ちょっと違和感を感じたのは???

久々に火村先生と有栖のコンビに会えて大満足で読みきりました。

でも、なんだか二人の掛け合いがいつもよりも重たい、というか、軽やかさに欠けるというか。。。いつものノリの良さが感じられなかったような。。。気のせいでしょうか?

それでも、ストーリーも謎解きも十分論理的だったし、たくさんの現代プチ情報も得られたし、面白かったです。
乱鴉の島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 乱鴉の島 (新潮文庫)より
4101204365
No.11
(5pt)

ちょっと違和感を感じたのは???

久々に火村先生と有栖のコンビに会えて大満足で読みきりました。
でも、なんだか二人の掛け合いがいつもよりも重たい、というか、軽やかさに欠けるというか。。。いつものノリの良さが感じられなかったような。。。気のせいでしょうか?
それでも、ストーリーも謎解きも十分論理的だったし、たくさんの現代プチ情報も得られたし、面白かったです。
乱鴉の島 Amazon書評・レビュー: 乱鴉の島より
4104308021
No.10
(4pt)

技巧に凝らない正統なミステリー

大学で犯罪研究をしている火村先生のシリーズの最新作だ。

物語は、三重県の知人の宿に泊まろうとして、間違って別の島についてしまったところから、始まる。

といっておどろおどろしい殺人事件が始まるわけではない。

トリックに凝るのではなく、その殺人に至る背景が重要なのだ。

新しいトリックを考えたために、創作された作品ではなくて、この背景を思いつき、殺人事件に

当てはめられたと言ったほうが正確だろう。

主脈とは関係ないが、ミステリー作家は、読者よりも頭がいいわけではない。

結論から物語を書くため、最初から物語を読まざるを得ない読者よりアドバンテージがあるだけ

らしい。

なるほど、言われてみればそうだ。

結論を知っているから、書けるのだ。

結論を決めていなければ、ミステリーは書けない。

前作 マレー鉄道の謎もいい内容だと思ったが、今回も非常によかった。
乱鴉の島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 乱鴉の島 (新潮文庫)より
4101204365
No.9
(4pt)

技巧に凝らない正統なミステリー

大学で犯罪研究をしている火村先生のシリーズの最新作だ。
物語は、三重県の知人の宿に泊まろうとして、間違って別の島についてしまったところから、始まる。
といっておどろおどろしい殺人事件が始まるわけではない。
トリックに凝るのではなく、その殺人に至る背景が重要なのだ。
新しいトリックを考えたために、創作された作品ではなくて、この背景を思いつき、殺人事件に
当てはめられたと言ったほうが正確だろう。
主脈とは関係ないが、ミステリー作家は、読者よりも頭がいいわけではない。
結論から物語を書くため、最初から物語を読まざるを得ない読者よりアドバンテージがあるだけ
らしい。
なるほど、言われてみればそうだ。
結論を知っているから、書けるのだ。
結論を決めていなければ、ミステリーは書けない。
前作 マレー鉄道の謎もいい内容だと思ったが、今回も非常によかった。
乱鴉の島 Amazon書評・レビュー: 乱鴉の島より
4104308021
No.8
(5pt)

派手さはないけれど

孤島もの、とはいえ、派手な連続殺人が起こるわけではなく。

神秘さを表しながら且つ俗なものを取り混ぜて、人間の奥深さを見せられる作品です。

そしてやはり、有栖川作品の魅力の一つである謎解きのロジック。それほど物足りなさを感じることはありませんでした。

またもや殺人が、次は誰が? という"怖さ"は半減かもしれないけれど、こういう孤島ものもいいと思います。
乱鴉の島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 乱鴉の島 (新潮文庫)より
4101204365
No.7
(5pt)

派手さはないけれど

孤島もの、とはいえ、派手な連続殺人が起こるわけではなく。
神秘さを表しながら且つ俗なものを取り混ぜて、人間の奥深さを見せられる作品です。
そしてやはり、有栖川作品の魅力の一つである謎解きのロジック。それほど物足りなさを感じることはありませんでした。
またもや殺人が、次は誰が? という"怖さ"は半減かもしれないけれど、こういう孤島ものもいいと思います。
乱鴉の島 Amazon書評・レビュー: 乱鴉の島より
4104308021
No.6
(4pt)

火村の孤島もの!

批判覚悟で、有栖川有栖らしい無難で、よくできたミステリと思う。

安心して読むことができました。

そして読後感も非常に満足。

でも火村シリーズの孤島ものということなのか、久々の長編ってことなのか、ところどころ、えらく気合が入っていて、その部分が若干上滑り気味?と思わないでもなかったです。

謎のIT長者にまつわるような同時代性を盛り込もうという意欲は評価できると思いますが、ちょっと組み入れ方に、なんとなく違和感を覚えたのは私だけでしょうか。

でも久しぶりに完成度の高いミステリを読んだとは思っているので、自分が欲張りなだけかも。
乱鴉の島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 乱鴉の島 (新潮文庫)より
4101204365
No.5
(4pt)

火村の孤島もの!

批判覚悟で、有栖川有栖らしい無難で、よくできたミステリと思う。
安心して読むことができました。
そして読後感も非常に満足。
でも火村シリーズの孤島ものということなのか、久々の長編ってことなのか、ところどころ、えらく気合が入っていて、その部分が若干上滑り気味?と思わないでもなかったです。
謎のIT長者にまつわるような同時代性を盛り込もうという意欲は評価できると思いますが、ちょっと組み入れ方に、なんとなく違和感を覚えたのは私だけでしょうか。
でも久しぶりに完成度の高いミステリを読んだとは思っているので、自分が欲張りなだけかも。
乱鴉の島 Amazon書評・レビュー: 乱鴉の島より
4104308021
No.4
(4pt)

クイーン張りのロジックが嬉しい

シリーズ初の孤島もの、紛うことなき本格推理です。

良かったのは技術的・知識的にかなり新しいテーマを積極的に調べて取り入れていること。

それと同時にエドガー・アラン・ポーという推理小説の原点がモチーフとして登場するのは、現代と過去との対比として面白かったです。

また、「時間」が一種のテーマになっているように感じたのですが、その捉え方が綺麗で有栖川先生らしいなあと思いました。

そして、何よりもロジック。

初期クイーン作品を髣髴とさせる論理が愛しくてしょうがありません。だから有栖川先生が大好きです。

冗長な推理は苦手という方には敬遠されてしまうかもしれないのですが、ロジックがしっかりした作品が好きな方にはお勧めしたいです。

ちょっとイマイチだったかな、と思ったのは動機の部分を意味深に何度も問いすぎたことでしょうか。少々くどかったように思います。

その動機自体も、実感として理解するのは難しかったです。 美しいとは思いましたが。
乱鴉の島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 乱鴉の島 (新潮文庫)より
4101204365
No.3
(4pt)

クイーン張りのロジックが嬉しい

シリーズ初の孤島もの、紛うことなき本格推理です。
良かったのは技術的・知識的にかなり新しいテーマを積極的に調べて取り入れていること。
それと同時にエドガー・アラン・ポーという推理小説の原点がモチーフとして登場するのは、現代と過去との対比として面白かったです。
また、「時間」が一種のテーマになっているように感じたのですが、その捉え方が綺麗で有栖川先生らしいなあと思いました。
そして、何よりもロジック。
初期クイーン作品を髣髴とさせる論理が愛しくてしょうがありません。だから有栖川先生が大好きです。
冗長な推理は苦手という方には敬遠されてしまうかもしれないのですが、ロジックがしっかりした作品が好きな方にはお勧めしたいです。
ちょっとイマイチだったかな、と思ったのは動機の部分を意味深に何度も問いすぎたことでしょうか。少々くどかったように思います。
その動機自体も、実感として理解するのは難しかったです。 美しいとは思いましたが。
乱鴉の島 Amazon書評・レビュー: 乱鴉の島より
4104308021
No.2
(5pt)

孤島ものでした

孤島で起こる殺人事件ですが、事件そのものは、そんなに恐ろしくないです。

孤島ミステリによくある見立てとかもないし、怖くない。

作者は、ミステリじゃなくって、人の刹那の恋愛を賛美したかったのかな?と思いました。

「朱色の研究」や「マレー鉄道の謎」を読んだときと同じように感じましたね、ロマンチストだなーっ!と。
乱鴉の島 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 乱鴉の島 (新潮文庫)より
4101204365