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(短編集)
夜市
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夜市の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全276件 221~240 12/14ページ
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| ホラー大賞ということですが、単行本レビューにあるとおり ホラーというよりダークファンタージーです。 怖さよりも、幻想的な美しさ、妖しさ、もの哀しさが漂います。 また表紙が作品によく合った美しい装丁です。 「夜市」をさらに引き立てているのが、同録の「風の古道」です。 こんな古道があったら、子供でなくても大人だって迷い込んでみたくなるような異界。 魅力的な放浪者が登場し物語に奥行きを持たせています。 すでに単行本を読んではいたのですが、文庫化をこんなに待ちわびた作品は久々です。 風の古道は別のかたちでまた登場して欲しいです。 | ||||
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| 何でも売っている不思議な市場「夜市」。幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れた。野球部のエースとして成長した祐司だったが、常に罪悪感にさいなまれていた。そして弟を買い戻す為に・・・。 ホラーというほどホラーではなくて、むしろファンタジーかな。 もちろんダークなんだけれど、落ちがとっても斬新と言うか切れ味がいい。 いつも読まされている感じの典型的な結末ではないと思う。 もう一編、この本には収録されています。 『風の古道』 よく言う霊道、または神の道。 人ならぬものが通る道を舞台にした物語も収められています。 これもよく練られた展開で、意表をついてきます。 どちらかと言うとこちらの方が好きなのですが。 どちらにしろ、店主おすすめ本です | ||||
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| 最高傑作とはいかなくても、傑作ではある。 文章が想像力を引き立たせる。なかなかファンタジー。 兄と弟の昔の思い出はぐっときた。 しかし、弟の過去の説明が長い! もっと夜市の最中の、ノスタルジックな世界がみたかった。そこをもっとかいてほしかった。 | ||||
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| 第12回日本ホラー大賞の受賞作だが、「夜市」は怖さだけではなく、 切なさや悲しさが漂う作品だと思う。弟を売った兄、兄に売られた弟。 裕司は弟を取り戻せるのか?夜市の決まりをどう乗り越えるのか? 夜市の独特の雰囲気も加わり、読み手は不思議な世界へと誘われていく。 裕司の心の奥底にあったもの、売られた後の弟の人生、そして、意外性を 持った結末・・・。そのどれもが、読んでいてとても悲しく感じられた。 「夜市」はわずか80ページ弱だが、密度が濃く、読後も余韻が強く残る 作品だった。 | ||||
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| ホラーというよりは、なんていうのだろう。。。 日本版ファンタジー。幻想の世界。 ストーリーとしては、なんということなのですが、 綺麗で、哀しくて、せつなくて、妖しい。 盛り上がりはないのですが、その平坦さがまた幻想 不思議な本でした。 | ||||
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| 読みやすく、久々に一気読みしちゃいました!ホラー大賞というものの、怖いというより不思議な世界へ連れていってくれた感じ。 小さい頃弟を不思議な世界・夜市で売ってしまった兄。家族からは弟の記憶がすっぽり抜けてしまったが、兄はずっと後悔していた。大人になり、弟を買い戻しに再び夜市に行くが。。 切なかった〜。弟の人生も、兄の選択も。夜市の不思議な世界もすぐ頭にイメージできた。世にも奇妙な物語でやってほしい(^_^)そしてもう一つ収録されていた「風の古道」。実はこっちの方が好き!またまた不思議な世界で、少し怖くて、切なくて(;_;)余韻がしばらく残りまくり。。できればその後のお話を書いてほしいと思う。話の内容は全然違うけど、「むし師」のようなイメージでアニメーションにしてほしい! | ||||
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| 日本ホラー大賞グランプリにして いきなり直木賞候補になった、モンスターノベル。 ただ怖いだけじゃなく、 幽玄な世界観と、生きとし生けるものの哀愁を打ち出した 恐るべき傑作です。 特に同時収録の「風の古道」は、凄い。 マンガ化もされているようですが、 2つの世界が交錯するその設定が秀逸。 小説の中に自分も入って行ってみたいと 久々に思った、よくできた作品です。 | ||||
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| 【夜市】 ホラー小説は、夜うなされるような気がして読みたくなかった。 しかし、書評ではホラー小説とは感じさせない面白さがある というので読んだ。 読んだ感想は、その不思議な夜市の世界に引き込まれてしまった。 そして、その構想の奇抜さにビックリした。 【風の古道】 最初は、風の古道は読む気はなかったが、読み出すと 異次元の古道の世界は、小学生の時に迷子になった ときのことを思い出した。 砂利道をいくら歩いても人里に出ない。 だんだん日が暮れてくると幽霊や妖怪が出そうで恐くて しかたがない。 喉はからからに渇き切ってくる。 そんな過去のことを考えながらこの小説を読んだ。 主人公とカズキは、迷い込んでしまった古道の世界で人間 の姿をした古道の旅人レンと出会う。 レンに古道の世界から現世への出口を案内してもらう旅に出る。 旅館に泊まったり、旅人レンの過去を聞いたりして、どんどん 話に引き込まれた。 良くストーリーが考えられており素直に面白かった。 | ||||
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| 日本ホラー小説大賞を受賞した作品。 とはいえ、実際読んでみましたがほとんどファンタジーに近いです。 現実の世界から、気づいた時にはいつのまにか戻ることのできない異世界へ迷い込んでしまったような感覚。 とても幻想的で、それでいて悲しみをたたえた物語にすっかり惹き込まれてしまいました。 望むものはなんでも手に入ってしまうという夜市―。 そして夜市に迷いこんだ者は何かを手に入れるまでは決して夜市から出ることはできないのです。 何かを手に入れるということは、それと引き換えに何かを失ってしまうということ。 そして一度失ったものは二度と戻ってくることはないんですね。 人も、物も、そして過ぎ去った時間も。 一度読んだら忘れられない、印象的な物語です。 「風の古道」も一気に異世界に迷いこんだかのような面白さです! | ||||
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| いわゆるホラーとか、怖いものが苦手なので敬遠していましたが、 「夜市で、弟とひきかえに野球の才能を買う」というストーリーの 面白さにひかれ、手にとったところ・・・ 全然怖くなんかない、美しく、切なく、哀しい物語でした。 5歳で売られてしまった弟のその後が、私は涙なくして読めませんでした。 もちろん、罪悪感を持ったまま成長し、最後に、自分のしたことに決着をつける 兄の姿にも、胸を突かれる思いでした。 「人を許す」「罪を許す」とはどういうことか、生きていること自体の 哀しみ、そういったことまで考えさせられました。 「ホラー小説大賞」ということで、私のように敬遠する人がいるかもしれませんが、 物語の面白さ、設定の斬新さ、素晴らしいです。ぜひ読んでみてください。 | ||||
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| ホラー大賞受賞作「夜市」と「風の古道」二編を収録。 スラスラと読めるあっさりとした文体にも関わらず、幻想的な風景が目に見えるようで、まるで映画を見ているようでした。 代表作の夜市はもちろん興味深かったのですが、個人的には風の古道のほうが強く印象に残っています。 不可思議な道に迷い込む少年のお話。 でもそれは古道だけじゃなくて、現実世界でも当てはまることだよね、と妙に納得してしまったり。 様々な分岐点がある古道に、ふとこれからの人生を重ね合わせて考えてしまいました。 子供の頃読んだ昔話を読むような感覚で、読める本です。 作者は独特の風習が色濃く残る沖縄県在住ということなので、これからも不思議で幻想的な世界を見せてくれたらなぁと期待しています。 | ||||
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| 綺麗な文体が幻想的な世界を作り出している。 表題作「夜市」は勿論印象的ではあるが特筆すべきは2話目の「風の古道」。 個人的にはこちらの方が印象深い。 世界観もしっかりしており、かと言って余分な文章はなくスラッとしているが、じわじわと広がっていく。 幻想的な物語ではあるが主人公である少年の成長の物語でもある。 生きていく上で決して避けては通れぬ矛盾との対峙、死とは、生とは、進むべき道とは。 ホラー大賞と言うことだが悪影響的なものはなく、むしろ子供にこそ読んで欲しい。小学校高学年〜なら十分読み解ける内容かと。 | ||||
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| 本のタイトルにもなっている「夜市」と 子供が不思議な道に迷いこんでしまう「風の古道」の二作を収録。 どちらも短編なのがもったいないくらい しっかりしたストーリーが組み立てられた完成度の高い作品でした。 久しぶりにずっと追い続けたい作家に出会った気がします どちらも冒頭部分から美しく、一気に作品の世界にひきつけられる。 ホラーに分類されそうだけど恐怖はない。 妖怪や鬼の存在がさりげなく、幻想的な味わいがあります。 洗練され、無駄のない文章も この世界観を生み出す重要な要素なのかもしれない。 映像化したらきれいだろうな〜♪ 美しさにどっぷり酔える本でした。 | ||||
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| 日本ホラー小説大賞受賞作品にふさわしい、すばらしいものでした。グロイのが嫌いでオカルト好きな私は、グロくなく、爽やかなホラー作品はないものかと探していたところ、この本に出会いました。夜寝れないとかトイレに行けないとかいう怖さではなく、ジワジワと恐ろしくなります。今のホラーは「グロさ」に頼っているものが多いように思いますが、グロいのは「怖い」ではなく「気持悪い」だけだろうと思います。この作品はグロさに頼ることなくホラーを描いています、だからこりゃすばらしいと思いながら読みました。映画にすればいいのになぁと思いましたよ。 | ||||
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| ホラー大賞受賞作ではありますがホラー色はそれほど強くありません そう感じさせるのは美しい文体にあるのかもしれません 内容の方は夜市、風の古道どちらにもオチ(?)的なものがあり最後まで楽しめて読めると思います そして普段本を読まれない方(私もですが)でも短編ものなので安心して読めるのではないのでしょうか 残酷な描写もあまりなく、どなたにもオススメできる作品です | ||||
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| ホラー大賞を受賞しているけど、ホラーという感じではないです。なので、怖い話を求めている人にはお薦めできません。でも、面白い小説なので、読んでみても損はありません。ホラーというより、人間臭いファンタジーです。とかく、人間臭いです。夜市という闇市は、人間世界の裏の世界。奇妙な闇市。とても人間ではない人達が、妙なものを売っている。そこには「才能」なんて売り物もある。誰もが行けるわけではなく、一度入ってしまうと簡単には出られない。そんな不思議な世界である夜市が舞台なのに、違和感がなく、そこで繰り広げられる人間のやり取りが、面白かった。すごい寂寥感漂うただものではない小説です。今流行の小説や漫画を元にした映画やドラマには決してできない類の、小説。小説だからこそ味わえる面白さを味わえました。 | ||||
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| 才能のある作家の小説を読むと、喜びと共に妬みさえ感じてしまうことがある。 恒川光太郎はそういった類の作家である。この作品における世界観や人物造形、 繰り広げられる物語は文章でありながら非常に立体的で、読む者を惹き込んでいく。 あっと言わされたラストを超え、本を閉じたときに感じた気持ちは感動よりも 妬みだった。星五つではないのは五つ以上をつけたくなった妬みである。 これからも追い続けるであろ作家であることは確実だ。 | ||||
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| 素直に面白い。 夜市に登場する妖怪達や商品を詳細に書き込んで、1000枚くらいの 大長編として仕上げてもあきないと思う。読み終わった後で、短くて もったいないと感じる作品はそうそうないが、この夜市はそういう 満足感があった。 同時に収録された「風の古道」もよい。 設定がしっかりしているので安定感がある。これも短くまとめて あるのが残念な感じがする。 もっと長い作品を期待したい。 | ||||
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| 個人的には、「風の古道」が超好み。「夜市」に関しては、他の方が言っていたように、もうちょっと長編の方が良かったかな?という印象。感想は他の方が言っているのと大差ないので、ここでは控え、作者の恒川光太郎氏について述べたいと思う。 この「夜市」は平成17年10月30日に発売されたが、平成18年9月20日に「ヤシ(夜市)」として韓国でも発売されている。日本版では恒川光太郎を「1973年東京生まれ。大学卒業後、様々な職業を経て、現在沖縄県在住。2005年、「夜市」で第12回日本ホラー大賞を受賞。本書がデビュー作」とだけ紹介しているが、韓国版はもっと詳しい。「1973年東京で生まれ、大東文化大学経済学部卒業。卒業後、定職には就かず、アルバイトをして小説を書き(フリーターとして過ごす)、1996年から約1年間、オートバイでオーストラリアを旅する。帰国後、しばらくの間オートバイの店でアルバイトし、その間、沖縄、北海道などをオートバイで訪れた。この旅行中に、妖怪、怪物が出てくるイメージが浮かび「夜市」を書いた。現在は、オーストラリア旅行中に知り合った妻と一緒に旅行を楽しみ、沖縄で暮らしている・・・・・」 日本版の「夜市」は表紙が3匹の金魚で表現され、いかにも古風な作りであるが、韓国版は真っ赤な表紙に、頭が植物で出来ている少年の絵となっていて、実にインパクトがある。見比べると「陰」(日本版)と「陽」(韓国版)といった趣である。中身も韓国版では、「風の古道」が「風の都市」となっていて、順番が「風の都市(風の古道)」「夜市」となっているのに対し、日本版では「夜市」「風の古道」の順となっている。 日本版の「夜市」では「老紳士」に哀愁や、せつなさを感じるが、韓国版にはいくつかイラストがあり、この「老紳士」が「たくましく、したたか」に見える(?)ので、ある意味ほっとしている(この意味は日本版を読んで感じてもらいたい)。 | ||||
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| 日本ホラー小説大賞を受賞しているが、分類としてはホラーというよりもむしろファンタジーに近いという感じである。どちらかというと「千と千尋の・・・」に出てくるような世界観である。いずれの話も幼少のころの奇妙な体験を成長して後再び体験するという内容である。短篇であり非常に読みやすい。 いずれの話も最後のエンディングがよい意味で読者の期待(思い)を裏切る結末であり、最後の1ページまで楽しんで読める。 | ||||
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