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(短編集)

その日のまえに



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【この小説が収録されている参考書籍】
その日のまえに (文春文庫)

その日のまえにの評価: 4.34/5点 レビュー 309件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.34pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全309件 281~300 15/16ページ
No.29:
(4pt)

わかりません・・・

人が“死ぬ”ってどんなことなんだろう?
自分の大好きな人が死んでいく・・・
それって納得いくことは絶対ないと思う。でもだんだんその子のことは少しづつ忘れていくし、
思い出すのも考えないと思い出せないようになってくる。
それが自分は嫌なことだし、なんだか悪いと言うか
そんなんでいいんかなぁと思っちゃう。でもそんな感じなのかもしれない。
残ったほうはそのことを“考え続ける”んだろうなぁ。
そしてそんなに考えさせてくれて、それで自分に力を
与えてくれるんだろう。ありがとう。それが今の気持ちです。
そしてこの本で考えさせてくれて。この本を読んだからといって辛い気持ちは変わんないんだけど、
少しだけ自分の気持ちがわかる気がします。
その日のまえに (文春文庫)Amazon書評・レビュー:その日のまえに (文春文庫)より
4167669072
No.28:
(4pt)

わかりません・・・

人が死ぬって。
自分の大好きな人が死ぬって・・・
しょうがないことなんだけど、納得なんてできるわけありません。
納得なんてしたくない。でもその子が死んでいって、その後に思うこと。
だんだん忘れてってるなぁ。
思い出そうとしないと考えないと思い出せないなぁ。
そんなんでいいのかなぁ。
そんな自分が嫌です。でも“考えつづけることが答えなのかも”って書いてあった。
そうなのかもしれない。これを読んで辛い気持ちは変わらないし、よけい思い出しちゃう。
でもこの本を読んで“ありがとう”って気持ちはより強くなったかも。
いろいろ考えさせてもらって、ちょっとのことで喜んだり悲しんだり。答えは出ないしよくわかんないんだけど、この本で少しは自分の気持ち
わかってきたかもしれない。
その日のまえに (文春文庫)Amazon書評・レビュー:その日のまえに (文春文庫)より
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No.27:
(4pt)

わかりません・・・

人が死ぬって。
自分の大好きな人が死ぬって・・・
しょうがないことなんだけど、納得なんてできるわけありません。
納得なんてしたくない。
でもその子が死んでいって、その後に思うこと。
だんだん忘れてってるなぁ。
思い出そうとしないと考えないと思い出せないなぁ。
そんなんでいいのかなぁ。
そんな自分が嫌です。でも“考えつづけることが答えなのかも”って書いてあった。
そうなのかもしれない。これを読んで辛い気持ちは変わらないし、よけい思い出しちゃう。
でもこの本を読んで“ありがとう”って気持ちはより強くなったかも。
いろいろ考えさせてもらって、ちょっとのことで喜んだり悲しんだり。答えは出ないしよくわかんないんだけど、この本で少しは自分の気持ち
わかってきたかもしれない。
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4167669072
No.26:
(4pt)

わかりません・・・

人が死ぬって。
自分の大好きな人が死ぬって・・・
しょうがないことなんだけど、納得なんてできるわけありません。
納得なんてしたくない。
でもその子が死んでいって、その後に思うこと。
だんだん忘れてってるなぁ。
思い出そうとしないと考えないと思い出せないなぁ。
そんなんでいいのかなぁ。
そんな自分が嫌です。でも“考えつづけることが答えなのかも”って書いてあった。
そうなのかもしれない。これを読んで辛い気持ちは変わらないし、よけい思い出しちゃう。
でもこの本を読んで“ありがとう”って気持ちはより強くなったかも。
いろいろ考えさせてもらって、ちょっとのことで喜んだり悲しんだり。答えは出ないしよくわかんないんだけど、この本で少しは自分の気持ち
わかってきたかもしれない。
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No.25:
(5pt)

何故こんなに悲しいのか?

大切な人が亡くなってしまって、残された人と残した人の切ない物語5編です。 人間はこの世に生まれた限り必ず死にます。死ぬという事は、全てが終わってしまいます。その本人は全ての事から切り離され、残された人は、その人に思いを寄せる以外の事が、何も出来なくなってしまいます。だから「その日」の前に、何かしておきたくなってしまうのです。
 限られたその日の前までに、自分の生まれた土地を見てみたり、昔仲がよかったり喧嘩した人に別れを告げたり、そして最も大切な人と最後の時間を分かち合あったりします。しかしその時間は限られていて、何をしても悲しくなり、絶望から抜け出す事は出来ない苦しい時間になってしまいます。だけど、この世の中でその時間は、一番大切な時間に違いありません。
 刻々と迫るその日までの時間に、残される人は何を考え、何が出来るのか。そしてその日の後、何をしたらいいのか。涙なくして読めない物語です。
 
 自分も多分・・・、いや絶対に、その日を迎えます。残される人になるのか、残す人になるのかは分かりませんが。この物語を読みながら考えてしまいました。自分はどんな思いをめぐらせ、その人のために何をやってあげる事が出来るのか、またはしてもらいたいのか。
 そして、8月15日をどうやって迎えるのか・・・。そう8月15日は、亡くなった人と年に一度だけ会える、貴重な日だったのです。この本を読んでそう思いました。 自分はこの物語を読んでいるときは、頭の中にいつも「G線上のアリア」が流れてきました。あの物悲しくて、何かが昇華していくような旋律が心に響きました。読まれる方は、試しに聞きながら読んでみてはいかがでしょうか。涙が止まらないかもしれません。
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No.24:
(5pt)

心が動くとはこういうこと

本当に深く感動した本でした。 7つの短編の各意味が 最後にわかるあたりも、すばらしい構成だと思います。
 自分だったらどうか・・ と思わずにはいられない、現実的であり、切なく悲しい。けれども、前向きに生きていくその様に 心打たれました。
 通勤ラッシュの電車の中で、嗚咽を漏らしてしまうほどの号泣で、恥ずかしかったですが、わき目も振らず読みふけってしまいました。
最近感動することの少ないあなた! ぜひこれを読んで 心を動かしてみてください。
 必ず得るものがあります。
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No.23:
(5pt)

電車ではとても読めません。

帯に泣けると書かれていますが、それ以上。何回泣かされたか分からないくらいです。電車の中で読んでしまい、何度も泣きました。重松さんのやさしい包み込むような言葉の表現力にも圧倒されます。私は妻子持ちですが、妻のその日を、あんなに早く子供たちと迎える勇気や心構えはありません。切なすぎます。間違いなく、今年のベスト本です。命を大切にしたい、人の死と向き合うにはどうしたらいいかなど考えている人も、考えていない人にも、一読の価値、心に残る一冊です。私はお薦めします。
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No.22:
(5pt)

電車の中で読んでしまい、やっぱり・・・

読みました。泣きました。何度も何度も電車の中で泣きました。止まらないんですよ・・・。重松さんの、やさしく包み込むような言葉にも感動しっぱなし。人の死を考える、生きること、人の命の大切さ、はかなさ、すべてを考えさせられる秀作です。私も妻子持ちですが、妻のその日も、自分のその日も、子供のその日も、全て、あんなに早く迎える勇気はありません。怖いし、逃げたいです。生きていることの大切さ、日常、普通で平凡でいられることに喜びと感謝を感じられる一冊だと思います。
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No.21:
(5pt)

やられました!

前評判、帯のコピー、それだけ見てもうるうる来ていた私です。私自身が中学生と小学生の二人の子を持つ母であり、家族の今が永遠のような気がしていたので、この小説はかなり堪えました。家族を残して死ぬということ、残されるということ、考えたくないことですが、いつか必ず来る「その日」のために、何ができるのか。「その日」を宣告されたらどうなるのか。それまで、未来ばかりを語っていた夫婦が、思い出を語り、若き日、二人が暮した町に降り立つ。ここから始まったんだ。でももう、再び始めることはできない。それらをどう受け入れていくのか。答えは見つからない。それでも私はここに登場する「和美」のようでありたい、そして主人にもこの「夫」のようでいて欲しい、子供たちも、、。と思いました。絶対泣くもんか!と心に決めて読み始めましたが、無駄でした。中盤以降は号泣でした。
私としては、例え明日死ぬとしても、「いい人生だった」といえる日々を送っていこうと、強く思いました。そろそろ、子供に手が離れ始めた結婚10年~20年の夫婦の皆さん、是非一読をお勧めします。不倫に走っている場合ではありません!
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No.20:
(4pt)

ずるいよ、重松さん

死が身近に迫ったことを知らされた者が思うことやとる行動など、特別なことをとてもこまやかに表現し、読み手に素直な感情移入を強いる力はみごととしか言いようがなく、重松清の本領発揮といったところ。確かに泣けます。
しかし、病で思いを残しての死という、いやでも涙を誘うテーマで全編を通すというのは禁じ手の感もあり。読後にずるいの印象が浮かんだ。
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No.19:
(3pt)

静かに「くる」

静かに来る波、といった感じで、一気に読みました。
1つ1つの話が短編なのかと思いつつ、後で関連がでてきて「お~ここでつながってんのか~」と思う所は映画的ヴィジュアルでした。
きっと泣けるだろうと、構えて読んだわりには、号泣とまでは行きませんでした。静かに悲しい。。。のか?しかしながら「死」について考えさせられ、きっと日にちがたったら、また改めて読み返すだろうな、と思える作品でした。
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No.18:
(5pt)

立派な単行本だ!

去り行く昭和の残像を舞台に、淡々と語る妻の死と残された子供の有様。同世代の・同姓として、自分は次第に主人公と同一化してしまった。 家庭内の話・心の内面の話・思い出という、今は実態のない話が多く、読み始めは「女々しい語り口」であると感じました。 7つの短編を上手く組み合わせた本書は、立派な単行本に仕立てられている。縦軸に「命の話」・横軸に「時間の経過」と言う風に、変えない著者のスタンスは、見事でした。 終盤、「その日のまえに」「その日」「その日のあとで」と組立てた件には、一気に著者に寄り切られた思いでした。共感した私は、「女々しい…」のでしょうか?いや、今いる自分を支えてくれた人への感謝は、亡くすことで気がつくのでしょうか? 別件。それにしても、衝撃的な事故死よりも、宣告を受けた死を淡々と迎えるのは、実に辛いね!
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No.17:
(5pt)

すごいと思いました

昨年 父を亡くしました。闘病生活をおくっていたそのときにすごした1日1日がここに書かれているようでどうしてこんなに正確に描写できるんだろうと感動すらしました。きれいごとではないです。きっと身近な人との別れを経験したことがない人にはぴんとこないと思います。
世界観がかわってしまうほどつらく尊い日々でした。でも読み終えたあとにすーっとするんです。こんな本は初めてでした。本当にまいりました・・
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No.16:
(4pt)

評判どおりでした。

残念ながら、涙するほどではなかった。しかし、感心したのは、各章の関連性が無理がなく、物語に重厚感を持たせるなどなかなかなものだ。
一言で評すれば、何度も読み返したくなる本である。
ただ難と言えば、感傷的な表現が強すぎて気になった。もっと、サラッと流すことにより、さらに重みを持つ、読者に鑑賞させることで、十分、それ以上の効果をもたらす場合があるから。
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No.15:
(5pt)

心を揺さぶられっぱなしの300ページ弱

愛する人が、明日「末期ガン」だって告知されたらどうする?
自分自身がどうだったらどうする?自分の愛する人、子供たちのことを考えたらどういう気持ちになる?心を揺さぶられっぱなしの300ページ弱でした。帯には涙!涙!涙!なんて書いてあったけど「死」がテーマの小説って可哀相すぎるだけじゃないか、買うのよそうかなと何度も丸善の平積みの前で悩んだ一冊でした。買って良かった。一昨日に引き続き、通勤電車で涙しました。それも朝のラッシュ時から。ああ恥ずかし!でも、涙が止まらなくなってしまったのです。全て自分に置き換えて読んでゆくと、どうしようもないほど涙があふれてくる。あたりまえの明日があたりまえでなくなる愛する人の死を直面したらなんて思うとどうしようもなくなってくる。今日はきちんと早帰りして家族みんなに暖かいスマイルを贈りました
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No.14:
(4pt)

重松さんにやられました。

「涙 涙 涙」と帯にあったけれど、母をがんで亡くした経験のある私はこんなものでは泣けないわと思いつつ読み進めていました。ところが、半分を少し過ぎた時、急にきました。ばらばらだと思っていた短編が見事につながっていて、ひとりひとりの人物がくっきりと浮かび上がってきました。涙が止まりませんでした。
感動というよりも、重松清というプロフェッショナルにやられてしまったという感じです。
秋というこの季節にこの本に出会えてよかった!
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No.13:
(4pt)

永遠と死

今回の連作短篇集は、死に直面した人たちの物語である。人生とは永遠に続いて謳歌できるようなものと思いがちだけれど、「死」は何の前触れもなく突然やってくる。たしかに時間は永遠に流れる大河のようなものなのかも知れない。だが「死」を受け入れなくてはならなくなった瞬間、自分を流れる時間は有限であったことを突きつけられる。そこで生じる葛藤が丁寧に綴られている。また「死」とは当事者だけの問題ではない。夫婦、家族、友人、知人・・・周りの人々にも究極の苦悩、哀しみをもたらす。永遠の別れとなる「その日」の前にできることとは何か。「その日」をどのように迎えられるのだろうか。そして「その日」を乗り越えた後に続く連続的な日常を過ごすには? 深く深く「永遠と死」について考えさせられる作品集だ。
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No.12:
(5pt)

これって、小説何ですか?これが作り話なんてとても思えない。

祖母が亡くなってしばらくの間、祖母宛のDMがよく送られてきた。父が亡くなった後も、いろいろな郵便物が送れられてきた。何もかも変わらないのに、日常の中から、当たり前のように存在していた大切な人達がいなくなってしまう。悲しくて寂しくて、でも何年かするとその悲しさも日々の雑踏の中に埋もれてしまう。忘れてしまった事を今まで悔いた娘に重松さんは、忘れてしまうものだ、でも思い出す事はあると優しく伝えてくれる。小さな子供をおいて、先に行かなければならない親の気持ちと、でもそこからも強く生きていかなくてはいけない人生の重みと、この本を読んで泣かない人はよほど幸せに生きてきたか、大切な人を亡くした事がない人だと思います。今年のNo.1.
その日のまえに (文春文庫)Amazon書評・レビュー:その日のまえに (文春文庫)より
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No.11:
(4pt)

マスメディアに・・・

「王様のブランチ」で大絶賛!
こんな帯いらないって!
おかげで本屋さんは在庫ゼロ。取り寄せ3週間などとのたまう。
(アマゾンさんは3日で届きました。感謝)
気負いすぎて読み始めないように。
(そうなると、泣き所をハズしちゃった)
重松 清・・なぜこんなに上手なんでしょう?
 今度は「定年ゴジラ」につぐ「熟女ガメラ」など書いてみて欲しいナ。
その日のまえに (文春文庫)Amazon書評・レビュー:その日のまえに (文春文庫)より
4167669072
No.10:
(5pt)

お勧めの一冊!

最後までいっきに読みきりました。全て映画を見ているように頭の中にその情景が浮かびました。
ひとつひとつの物語はせつなくも爽やかに見事に融合されており、愛する人との別れの形にただただ涙でした。
読む人全てが必ずこの物語のどれかを実感することがあるでしょう。とにかくお勧めの一冊!
その日のまえに (文春文庫)Amazon書評・レビュー:その日のまえに (文春文庫)より
4167669072

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