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(短編集)
その日のまえに
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その日のまえにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.34pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全309件 81~100 5/16ページ
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読み終わって… そして… とにかく枕に突っ伏して嗚咽をあげて泣いた。 | ||||
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人の死に関する小説です。 二度読みするには苦しくて読めない本です。 が、何日か時間が経つとところどころ気になって一部読み返しました。 この本の一番の魅力は、目次に「その日」が付く最後の3章で前の全てと繋がるところです。これは芸術的でした。 繋がらなかったらそれほど面白いとは言えないでしょう。 繋がることで人の人生を又、別の視点で考えられる、という魅力を持っています。 重松清の本を読んだのはこれが初めてでしたが他の本も読んでみたくなりました。 | ||||
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重松さんの著書は、初めて読みましたが、とても読みやすく、一気に読めました。 | ||||
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この5月下旬から2ヶ月近く、まさに「鬼の撹乱」で入院を余儀なくされてしまった。まあ幸いというべきか生命にかかわるような病ではなかったのだが、それでも大小3度に及ぶ手術を受ける羽目になり、ベッド上で身動きの取れない期間も短くなかったので日用品やら何やらの発注などAmazon様には大変お世話になりました(笑)。 そんなある日、12年前に亡き母が同じ病院にやはり長期の入院をしていた際に、病棟ラウンジの書架に何故か刊行されたばかりの本書があって、病室の母のすぐ脇の椅子で一気に読了したのを思い出したのだった。不覚にも読後ひとり涙にくれていたら当日担当のナースが入って来て「ど、どうしたんですか!?」と色をなして訊くのを何とか冗談混じりに誤魔化したことも。そして今回思い出に手繰り寄せられるままにAmazonで注文したというわけで。 実を申すとその後退院したすでに意思の疎通が困難になっていた母を丁度10年ほど自宅で介護したので、私にとっての「その日」が現実に訪れたのはほんの2年ほど前だったのである。その間にも一冊書店で購入して再読していたのだが、母の訪問看護に来てくれていたやはり同じ病院のナースがお父上を亡くされたと聞きグリーフケアになればと思い進呈したのだった。 今回も病室に届いた本書に目を止め興味を示した新人ナースがいたので、退院の際に良かったら一読をと託したのである。まあ実際に人の生き死にと日常的に向き合っている彼女たちだから、本書の作品世界(昨今多用される世界観ではない)が単なる絵空事としか思えないのではないかとの危惧はあったのだがその時はその時で同僚に薦めるか、12年前と同じく病棟の書棚にでも置いてくれれば良しと思って。 作品自体の評価は今更申すまでも無いが、幾つものエピソードが主人公夫妻の「その日」前後に深く関わりを持つに至る構成の巧みさにほとんどあざとさを感じさせないあたりが確かに著者の力量なのだろう。ただ原作からは離れるが2度の映像化に関しては、キャスティングの当否は横に置いても全てのエピソードを盛り込み過ぎもしくは刈り込み過ぎに終わっているのが残念な結果だったが。 終わりに、我々生きとし生けるものどもにとってかけがいのない存在との訣れは避け得ない事柄だが、本書はそのような機会にまたとない真の意味の「癒し」をもたらしてくれる秀作と信じるものである。失礼ながら近年いささか器用貧乏に陥っている感なきにしもあらずの著者にとっても、現時点での真の代表作なのではないだろうか…。 | ||||
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平凡な日常の大切さを感じさせる物語でした。 誰でも起こりうることだとしみじみ思いながら、じっくり読ませていただきました。 | ||||
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これはアカン…。モスバーガーでポテトぱくつきながら読みましたが、涙がとまらなくてこまった。 | ||||
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アマゾンで買った本のみレビューしています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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流星ワゴンに代表されるような、現実なのか・そうでないのか 生きること・死ぬことを、独特な世界感で描く重松さん。 主人公とその家族、同級生などが シンプルながら 色濃く交わって お互いの関係をつくっていくところ 心のかわっていくさまに、惹き込まれます。 途中からは、もう涙ナミダでした。 男性目線からの描写が、切なくも愛おしく 改めて、自分の大切な人を想いました。 | ||||
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不謹慎な話だけど誰か大切な人が亡くなってしまったらまた読もうかな。 | ||||
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人はいつか死ぬという当たり前の事を思い出させてくれる名著。 若い人も年寄りも一回読んだ方がいい。 | ||||
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重松清の作品を集めたもの。テーマとしては「病」だと思う。 もう最初から重松清ワールドに引き込まれてしまった。 いやもう感動してしまう。またしてもやられてしまった。 心の中の毒素が全て洗い流される感覚。デトックス。だめだ…語彙力が足りなくて伝わらないけど、本当に素晴らしい作品。 最後のあたりの話で全ての内容がほんのり繋がってるところなんて、もう鳥肌が立ってしまった。伊坂幸太郎作品を連想してしまった。 ぜひこれは周りの人にも薦めたい作品。 もう心がスッキリしてしまった。満足。 | ||||
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自分自身の死期を迎え、友人や家族に想いを伝えたり、残したり、大切な死を見送る短編集。 当事者が、突然の死期に驚き、苦しんだり、段々それを乗り越えたりして、当人が亡くなる直前で話が終わる。人の死と別れをテーマにしているが、全然悲壮感が無く、爽やかに読み終える事が出来た。 | ||||
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あっと言う間に読んでしまいました。 大事な家族を失う。家族を残していってしまう。 切ないですね。 嫁と即胃カメラの予約しました。 | ||||
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以前、持っていたものを誰かにあげ、再び読みたくなったので買いました。 重松清ワールドにどっぷりはまれます。 | ||||
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人間は誰でも生を受けてから死に向かって一方通行だ。すなわち身もふたもない言い方をすれば人間はいずれは死ぬ。 それは当たり前のことだが日常では意識することもなく生活している。 ただその「いずれ」が余命宣告として告げられていたらどうだろう。 本作では様々なエピソードで愛する家族が亡くなる前、亡くなる日、亡くなった後を丁寧に書かれている。 世の中には様々な感動作があるが、「死」をテーマに一番泣けたのは本書でした。 | ||||
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大切な人の死を目前にして、どのようにそれまでの日々を過ごしていけば良いのでしょう。あまりにも早すぎる妻の死の宣告に、夫の心は千々に乱れます。 本作品は、死にまつわるいくかの短編からなり、タイトル作へとつながっていく連作短編集の形式です。様々な人の思いがクライマックスに向けて溢れ出し、そのひとつひとつが夫婦の過去、現在、未来と重なります。 亡き人宛てに送られてくるダイレクトメールを見たときの心模様など、胸に突き刺さるシーンがちりばめられています。一作だけぽかっと浮いている作品があるのですが、これもちゃんとつながっているんですね。 著者の泣かせ方があざといとの意見もあるようですが、素直に泣けました。お見事です。 | ||||
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手術を3回経験し色々と思いを馳せたことなどが甦り胸が熱くなり励まされました。 | ||||
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人間はいつか死ぬ、その日の前にできること、したこと、やったこと…登場人物を変え、短編集という形で「死」が近付いた人たちの話を集めた一冊。短編集ですが世界観は同じなので一連の話は別なようでいて繋がってます。今までの登場人物たちが再登場する最終話にはぐっと胸を掴まれました。 死がテーマということで読んでいてもの悲しい気持ちにはなりましたが、それは本作が特別よかったからというより題材が死だったからという方が正しいかな。死をテーマにした別作家・別作品と比べて頭ひとつ抜けてる感じはなかったです。 とはいえ文章は手慣れていて読みやすく、個人的には可もなく不可もなくという印象でした。物語はずっと平坦で起伏らしい起伏もないので小説にある程度の刺激を求めている私としては読んでいてちょっと退屈でした。 全体的に記憶に残りにくく印象の薄い話が多かったものの、死がテーマのわりに読後感は悪くなく鬱々とせずに読めるのはよかった。☆2。 | ||||
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この人の文章はさくっと読めます。 内容が内容だけに重たくなりがちな所ですが、 どこかシンプルに、すっと流せるのでおすすめです。 | ||||
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電車で読んでて 思わず泣きそうだった 自宅で読んで泣いた また重松の本読みたい | ||||
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