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緋色の研究
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【この小説が収録されている参考書籍】
緋色の研究の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全136件 61~80 4/7ページ
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ホームズの話は昔一通り読んだことがあるが、 細かいところは忘れてしまっているので、最近のドラマを見た後でもう一度読みたくなった。 同じ作品の同じところをサンプルで読み比べてこれが一番読みやすかったので選んだのだが 大正解だった。 さすが、新しい翻訳だけあって、令和の時代に生きる私にも 最後まで、まったくストレスなく物語がするすると頭に入ってくる。 登場人物のセリフの言い回しにも不自然さを感じない。 他の訳が悪いというわけではないが、やはり言葉は時代とともに変わるのだろう。 ホームズを初めて読む若い人には特におすすめしたい。 物語については、言わずもがなの名作である。 突っ込みどころが全然ないとは言わないが、やはり面白い。 ドラマの元ネタはこれかー!というのがたくさんあって、 何十年か前に最初に読んだ時とは違う楽しみもあった。 あと、昭和の子供の頃は気が付かなかったが 特定の宗教に関する取扱いは今の時代としては微妙かもしれない。 まぁ、あの時代のイギリスではこういうものだったんだろうと思って読むのが正解なのだろう。 他のシリーズもぜひ読みなおそうと思う。 | ||||
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初めてホームズ・シリーズを読ませてもらったが、なかなか感慨深いものがあった。 もっと若い時分に読んでおけば、現状の見識も拡がり、何かと活かせる分野が出来たのではと後悔せざるを得ない。 巻末の解説もこれまた瞠目すべきものがあり、ますます読書が楽しくなってきそうな予感を抱かせる、素晴らしいものでした。 | ||||
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何を読もうか?ワクワクしつつ選んだのが、もう随分昔になるこの一冊。麻酔から覚めた後一気に読んでしまいました。解説、とても素晴らしく再びドイルの世界にひきづりこまれてしまいました。 | ||||
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コナン・ドイルのシャーロックホームズ・シリーズといえば、言わずと知れた新潮文庫の延原謙訳が王道、と言って話が通じる人がいたらその人は間違いなくシャーロキアンに違いない。とかく、最近ではテレビドラマやら映画やらをはじめ、書籍でもいろいろな訳者がそれぞれ新機軸(と言っていいのかどうか不明だが)を打ち出しているような翻訳本があったりして、シャーロックホームズモノが巷にはかなり溢れているようだが、翻訳本と言えば延原訳、ドラマと言えばグラナダ制作のジェレミー・ブレット主演版と決まっている古いタイプの人間からすると、近年見かけるものはすべて気に入らない。「すべて気に入らない」などと断言してしまっては各方面からお叱りを受けそうだ。しかし、ビクトリア朝時代に郷愁を感じるってのはそういうことじゃないの?というのが本音なのである。 前置きが長くなったが、本作「緋色の研究」(原題A Study In Scarlet)はコナン・ドイルが描いたシャーロックホームズ・シリーズの、時系列で言うところの第一作、変人シャーロック・ホームズとアフガン帰りの軍医ジョン・H・ワトソンが出会い、初めて事件に取り組んだ傑作長編小説である。 冒頭、ワトソンは知人と一緒に大学の実験室を訪れ、科学実験に取り組むホームズと初めて顔を合わせる。ここであの有名なエピソードが語られる。また、大学の実験室と言っても、ホームズはここの大学院生というわけではない。学位取得のためや、権威ある学会に提出する論文を書くために自主的に研究に取り組んでいる熱心な研究者というわけでもない。ではなんなのか、というところが、ホームズという人間をどのように解釈するのが適切か頭を悩ませるワトソンにとって、最初の試練となる。 そこへある殺人事件が発生。知り合ったばかりのホームズとともにワトソンも事件に深く関わっていき、ホームズの鮮やかな手並みで見事に犯人を逮捕し。本作の第一部は終了する。第二部は、その凶悪な殺人事件が起こるきっかけとなった物語にスポットが当てられ、事件の動機が、ある宗教団体の閉鎖的な社会で起きたリンチ殺人に対する執念による報復作戦であるということが判明していくのだ。 ことの是非善悪はともかく、意志の強さとその類稀な実行力に敬意を表することに重きを置く私が陪審員であるなら、この犯人は無罪である。殺された被害者というのは、本来であれば司法の正義の下で断罪されるべき人間だったのであって、その正義が機能しなかったがために今日まで生き永らえていただけである。本来なら極刑に値する人間なのだ。犯人という立場に立たされた彼は、本来行われるべき正義が行われなかったために究極の判断を迫られただけに過ぎない。 なお、本作に登場するその宗教団体は、現在でも街中で時折見かける団体であり、日本でも特に珍しいわけではないと思う。彼らの教会で英会話のレッスンを受けたことのある日本人も少なからずいるに違いない。しかし、過去には教団の実態を暴露するドキュメンタリーが制作されるなど、カルト的特徴が指摘されることも多い。本作での描かれ方も、なかなかの危険団体ぶりである。 こういった興味深い要素が多分に含まれている点も、ドイルのホームズ作品が一般の推理モノとは一線を画していると評価される所以であると個人的には思うのである。 | ||||
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2015年に深町眞理子さんの訳で出た新版である。 経験豊富で手慣れた訳者だけあり、安心して読むことができる。ホームズやワトソン、さらにはレストレードなどが、いかにもそれっぽく訳されており、物語世界に没入することができる。 訳注が適切でありがたい。 挿絵がふんだんにもりこまれているのは嬉しい。 高山宏さんの解説が、いかにもといった感じで楽しい。 | ||||
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シャーロック•ホームズ シリーズを知ったきっかけは、アニメ、名探偵コナンがきっかけだった。 受験もひと段落ついて、新しく入った中学校で授業の合間の時間つぶしになにか本でも読んでみようかと思って手に取ったのがこの本だった。 ホームズシリーズはこれに他にも何冊か手にとって読み流したとは思うが、当時の感想は“面白いけど文が厳つくてとっつきにくい。” やがて海外文学を読むのはほとんどやめたきっかけにもなった気がする。 翻訳で読む上に、古典(あるいは近代)の域に入ろうかという時代の書物である。 それは文章厳ついわ、今なら思ってしまう。 長らく触るつもりのあまりなかったkindleのアプリについに根負けして、kindleに入っていた本書を読んだ。 正直に言う。 大人になって、知識がついてから読むとコレはめちゃくちゃおもしろい小説である。 というのも、1880sのロンドンとはどういう時代の、世界史での立ち位置がわかっており、注釈に書いてある意味がある程度理解できるようになったので、昔よりもすらすら読める。 というか読めすぎる上に、近代世界史の扉を開いてゆくとっかかりとしてとても良いなと思ったし、アメリカやインド、アフガニスタンなどとイギリスの関係性もあちこち読み解けて、思わず世界史の教科書をとなりに置いて、シリーズを読み直したくなった。 なお緋色の研究はシリーズ第1作目ということで、文章のあちこちにイントロダクションも兼ねているように思える説明の箇所も多い。 あらためて読むと、話としてはミステリーで当時のロンドンの暗さもなんとなく伝わってくるようで、シリーズの続きを読むのが楽しみである。 あぁ、私の睡眠時間…! | ||||
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中学2年の娘が読みたいと言い購入しました。あっという間に読み終え、面白かったと言っていました。 | ||||
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古典と呼ぶにはいまだに新しさを垣間見ることができる稀有な作品であり、一級品のエンターテインメント作品としても充分に読みごたえがある一挙両得のシャーロック・ホームズシリーズの第一作品。 | ||||
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予想を裏切らない面白さ。流石です。特にその後半の長年にわたる復讐劇は、その動機に納得させられ、犯人とともに行動するようなハラハラドキドキ感が得られ一気に読んでしまいました。 | ||||
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表記の通り、凄く読み易く注釈も丁寧なので、サラサラ読めました。 光文社の新訳シリーズは読み易くて、助かります。 カバーも美しいので、本棚等がある方は紙版の購入をおすすめします。 内容としては1部より2部の犯人のストーリーに感動してしまいました。 | ||||
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子どもの頃に読んで以来久々にシャーロックホームズを読みましたが、抜群に面白かったです。ページを手繰る手が止まらないほどで、一気読みしました。世にシャーロキアンと呼ばれる人たちがいるのも頷けます。 何が面白いって、やはり主人公のホームズが頭脳明晰で英国紳士然としていて、実に魅力的な男であるということでしょう。ホームズの謎解きは、現場検証から得られた情報を元にして、「犯罪には驚くほどの類似性がある」と語る通りに過去の犯罪案件から近いものを抽出して仮説を立て、それを実証していくというプロセスで進みます。しかし、最終的には大胆な仮説を立てたり、人間心理を読み解くといったホームズの優れた洞察力や観察力に行きつきます。これって、今流行りの言葉で言えばアートとサイエンスの融合といったところで、要はコンサルティングや問題解決のプロセスと同じではないですか。 もう一つ面白いのが、百数十年も前に書かれた作品なのに、本質的な部分は今とほとんど変わらないということです。犯人の動機が色恋沙汰をめぐるトラブルや怨恨にあったりするのは今も昔も変わらず、今でいうタクシーでの追跡が辻馬車にかわる程度です。ビクトリア朝時代のロンドンを生きているような気分に浸ることができました。 ホームズは映画やドラマなどでも人気を博していますが、映像化されたものはどうしてもビジュアルイメージに引きずられてしまいます。想像力を掻き立てられ、ホームズの頭の良さや人間模様を満喫するには、書籍で読むのが一番だと思います。 | ||||
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BBCのドラマSHERLOCKにハマって、原作に帰還しました。1部で事件解決、2部で事件に至る経緯を書く、という2部構成になっているのが斬新でした。2部は、全く新しいお話を読んでいるようで面白かったです。 ただ、イギリスの話だと思っていたのに、2部は終始アメリカンで驚き。現代版のドラマを先に見ていたため、西部劇みたいな話に圧倒してしまいました。 | ||||
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映画シャーロックを見て買った。 映画ほどシャーロックがトゲトゲしくなかった。 | ||||
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古典は色々読み漁っていますが、この月に読んだこの本が初めてのシャーロック・ホームズです。 目を引くのは、素人でも分かる翻訳の良さ。表現が平易かつあまり古臭くなく、スルスルと読んでいくことができました。 とても面白かったです。次の作品も(というか全部)読んでいこうと思います。もちろん、創元推理文庫さんのものを買います。 | ||||
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今まで持っていたホームズの本がボロボロになったので、改めて買いました。さすがに世界一の名探偵なだけあって、とても楽しく読めました。学生時代に、持っていたホームズの本は堅苦しく取っつきにくくて楽しめなかったので、今後はこの出版社からの本を読もうと思います。 | ||||
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ぶっちゃけ、推理するまでもなく犯人の可能性があるのが一人だけだったのがなんだかなーと思いました。 グレグスン君やストレード君程度の推理力しかない読者なら楽しめるかも知れませんが、私の推理力をもってすれば半分読んだだけで犯人がわかってしまいますからね。 | ||||
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シャーロック・ホームズシリーズ最初の作品。ワトソンとホームズの出会いと共同生活の始まり、ホームズの特異な知識の偏り等が描かれていて面白い。抜群の推理力ですぐに事件を解決してしまうため、ホームズの登場が少ないのが残念。もっと活躍を見たかったところ。 | ||||
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数あるシャーロック・ホームズシリーズの翻訳文庫ですが、光文社文庫版で特筆すべきは装丁の美しさだと思います。 普通のテカテカした紙のカバーではなく、厚めでボコボコした、ラミネート(?)のような加工を施したカバーで、表紙と背表紙のタイトルは銀色で箔押し(ホットスタンプ?)のようになっています。 本棚に置いておくととても高級感があって良いです。 訳に関しては、こちらと新潮文庫版しか持っていませんが、新しくなっているだけあって読みやすいです。(が、正直好みだと思います。私もどちらも読むことはありますので) | ||||
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社会人になってから文学にハマりだした自分が、友人に勧められたのが推理小説でした。 山ほどあるうえにどれも古今東西の料理のように味わい深い。 江戸川乱歩が面白いと思うのならきっと読んでみるといい。 そう言われてコナン・ドイルを選びました。 読む順番はネットで調べました。 推理というのは全く得意では無いので楽しめるか心配でしたが、 そんなことは杞憂でした。 単純に物語として、冒険譚として、最高に面白かったです。 舞台が100年ほど前の西洋なので、自分には分からない設定が多いのですが、 親切な注釈を読みながらなんとか食いつきました。 西洋の歴史に疎い人間でも理解し易いような親切設計です。感謝です。 最初は500円はちと高いと思いましたが、妥当な値段でしょう。 早速次の作品を買う事にします。 電子書籍万歳です(`・ω・')b | ||||
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推理小説の原点にして頂点。 あと推理小説ものが、探偵という主人公キャラクターありきという方向性を決定づけた作品だと思う。 昨今のどんなキャラクター物小説より、キャラクターが輝いている。 | ||||
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