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knowの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 41~57 3/3ページ
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「情報」と「知ること」をメインテーマに紡がれる気持ちのよいサイバーパンク小説です。 「知る」ということの能力拡張をつきつめていくとどうなるのか! このワンイシューのシンプルな引っ張りと、スピード感は素晴らしい。 キャラクターも王道でありながら、魅力的な人物ばかりで、 そのまますぐにでもアニメ化できそうなものです。 この作品の魅力は他のレビューをご覧いただくとして、 私はただ一つ、この作品が言及しなかった点を以下記したいと思います。 それは「知る」ということの是非(「知る」ことはよいことであるか?)です。 この作品では「知る」という行為は絶対的に善とされています。 「知らぬが仏」という言葉があります。 昨今ではフェイスブックやツイッターなどのSNS情報に疲弊し、 ツイッター離れなど一部情報から身を引くような動きもあるのです。 果たして「知る」ということは絶対的に善いことなのか、この相対性を筆者は言及しませんでした。 この点において、魅力的なエンタメSF小説でありながら、 伊藤計劃『ハーモニー』や、ミシェル・ウェルベック作品群には そのテーマの掘り下げ具合として及びません。 絶対的価値観が喪失したポストモダン社会のなかでは、この作品には 一昔前の高度成長期日本社会の愚直さのようなものを感じてしまったのです。 とはいえ、一度読み始めると1日で読了させるまでの 筆力は高く評価できるものです。 野崎まどの他の作品も読んでみたいと思いました! | ||||
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すごくよい! 情報科学って感じがすごく伝わってきます。最後のオチも最高だと思いました! | ||||
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私は、ウエアラブル×ビッグデータ×人工知能を掛け合わせた時代の情報テクノロジーの研究をしている。佐々木俊尚さんの『ウエアラブルは何を変えるか』にこの本のことが紹介されていて、読んでみた。まさに、ウエアラブル×ビッグデータ×人工知能が、世の中に浸透した世界を描いている。正直言って、作者の創造力の高さに舌を巻いた。よくわかっている。アシモフが『ファウンデーション』で、未来を描いたように、多くの人には見えていない世界が描けていると思う。お勧めです。 | ||||
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21世紀後半、人間の脳がある手段により拡張された世界の物語です。 拡張された脳が、人類にもたらす驚天動地の結末が見事です。 舞台は京都です。 修学旅行生があふれている、今と同様な世界ですので、特殊な設定になじむ努力なしで、ストーリーに入っていけます。 現代と同じような世界にすんなり入っていくと、 途中にカラフルな電子戦があったり、 マトリックスのようなアクションシーンがあったり、 政治や企業との駆け引きがあったり、 めまぐるしい展開に引き込まれていって、 衝撃のラストまで連れていかれてしまいます。 「攻殻機動隊」では、脳は電子化され 「マトリックス」では、肉体は残しつつ意識だけ仮想空間へのトリップし、 「魂の駆動体」では、肉体は無くなり、町も世界も丸ごと仮想空間へ引越ししていますが、 本書は、この路線とはまるで違います。 ぜひ読んでみてください。 まるっきり変わってしまった世界が見えます。 | ||||
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現代社会の延長線にあるような近未来SF。電脳。 おそらくこのキーワードだけで食指が動課される方は多いのではないでしょうか 一言だけ感想 私はこの小説によって、「冒涜的」という感覚を知りました。 | ||||
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SFの本質は「世界を変える力」があるかどうか、だと思う。 「sense of wonder」とは、そういう意味ではないか。 すっごい未来技術や未知の発見があったとしても、それが物語のギミックでしかなく、始まりから終りまで作品世界に変化がなければ、それは単なる「ファンタジー」に過ぎない。 (多少の皮肉とネタバレを込めた雑感) ・作者の技量に疑う余地はない(伊藤計劃の再来という声もあながちではない)が、前半はやや軽いのは「ラノベ」ゆえの過ちか? ・真の強化人間(Newtype!)である美少女が禅寺に修行に行き(半分嘘)、欠陥強化人間の官僚崩れと闘うあたりから話は俄然面白くなる。 ・物語のクライマックス、エデンの東とくれば『ライラの冒険』と同じ展開となるが、そこはお約束。非常によく練られている。 ・アニメ化は間違いないけど、ハイウッドで忠実に再現してくれないかなあ。主人公はそうだな、斎藤アリーナ(ベロニカ)ちゃんで! | ||||
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前半のコンテクストを作るところでは、この物語がどこに連れて行ってくれるのかあまりにもわからず若干戸惑いましたが、「レベル」という話のコアが判明するとそこからは一気に物語が進みました。ライトノベル的な軽いロマンスも交えつつ、いわゆるサイバーパンク要素のみならず、宇宙物理学的な要素も交えて、本のタイトルにも言及し(live to know, or know to live?)、見事な締め方だったと思います。 あえて言えば、最後の対決の結果に至った理由が曖昧なところが若干不満足ではあります。その勝敗の原因が、人間が伝えてきた「神話」や「悟り」なのか、その直前に知ルが「経験」したことなのか、そのあたりの神話論・宗教論・身体論も統合できるとさらに素晴らしいサイエンス・フィクションになると思います。作者の次回作以降を期待します。 | ||||
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程よい長さでミステリー好きにもファンタジー好きにも楽しめます。 | ||||
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面白いか面白くないか聞かれたら、間違いなく面白いと答える作品です。 作品の詳細は他の方が語っているので割愛しますが、初っ端の、街中でナンパしてきた女の子との事後シーンはいらなかったように感じます。 このシーンがあったせいで、終盤の知ルとのあの場面(まあ、要するに濡れ場ですが)が安っぽいと言うか、物凄く胡散臭く感じてしまいました。 他にも、幾ら前もって予測していたとは言え、身体自体は只の中学生である知ルと30手前のオッサンである連レルが何万発もの銃弾を容易く避けてしまったりと、少々無理を感じるシーンもありますが、序盤の謎だらけの状況からラストの衝撃的なセリフまでの勢いは素晴らしかったです。 | ||||
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伊藤さんに読んでほしかった。伊藤さんなら何て言ったのかなあ。 読後に出てきたのはそんな感想でした。 本書のテーマが生死と密接に関わるものである点、 リーダビリティの高さ、 ストーリーテリングの練達度 などからそういう連想が働いたようです。 本当なら星5つにするべきなんですが 社会的な話題(「情報格制度」に関する点)と、歴史・言語系の記述が バチガルピ好きの私にとってはやや爽やかすぎて、 もう少しそのへんがネットリ濃厚味だったらよかったのに…という 個人的趣味です、すみません。 | ||||
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正真正銘のフルスピード情報社会SF小説である。今やSFが脳科学を含む情報の領域に深く絡むのは必然だが、技術と社会の発展の外挿の上に荒唐無稽な大仕掛けを置きながら、“know:知るとは?”“死とは?”といった人間の課題にきちんと対峙して上滑りしない。反社会的ではなく情報ネットワーク社会と人間の進化を描く、明るくがっちりしたサイバーパンク小説である。まちがいなく★5つ。 時代は2081年。6歳になれば誰もが義務として前頭部に人造の脳葉“電子葉”を植え込み、強化された情報アクセスと処理能力を持ち、街も自然もあらゆるところがミクロなセンサー情報素子で埋め尽くされた社会情報・通信インフラを用いてヴァーチャルがリアルを加速する高度情報化世界。そんな中で知ることを究極まで推し進めようとした“道終・常イチ先生”と先生の養女“中学生:道終・知ル”の物語が、これもまた“先生”との出会いに導かれて情報庁の上級情報職員:審議官になった“御野・連レル”によって語られる。 ページ数にして4割まで進んだ第1章最後にあっと驚く事件があり、“知ル”がいかなるポテンシャルを秘めた存在かとそれから4日間の計画があることが明らかにされる。後は一気の展開で、次第に速度を上げながら4日目の結末へ駆け上がる。 舞台は京都市内のみで狭いが、今時のオフィスだけでなく、京都大学で教えを請うたり、神護寺で曼荼羅を見たり、京都御所ではバトル(秀逸である。“連レル”と“知ル”は数万発の銃弾を華麗にかいくぐる。)と古代の木簡の探索、そして超現代的環境でのクライマックスと、時間と文化領域の幅は広い。 エピローグは2119年のとある高校。このシーンを楽しみに2081年の京都を駆け抜けていただきたい。 野崎まど氏はメディアワークス文庫での「[映]アムリタ」から「2」まで6冊で、きっちりコントロールしながら“創作とは何か?”を詰めきった。今作では、ナンパした女の子のベッドの上で“連レル”が目覚めるところから始まるとか、自分に課していた一切の制約を解除し、ノーセーブで書き切った、という感じを受けた。そのため、読みながら熱くなったりチーンと冷えたりゾワゾワししながらも、いつも爽快にぐんぐん高まって行って一気に突き抜ける。これまでのバタバタっとしたどんでん返し以上に高いところまで興奮させてもらった。 目新しいところもあるが、女性陣が毅然としていて凄い点は共通しているし、相変わらず登場人物には妙な名前が付けられているが、これもいつものように意味が深い。 “機密情報課”“対情報戦外部隊”とか“攻殻機動隊の公安9課”的な組織が出てくるし、サイバー対決も何度か起きるし、草薙素子ファンには受ける小説と思う。“知ル”は素子に少し似ている。 後半での“知ル”の能力にSF大作「デューン/砂の惑星」のメンタート皇帝レト・アトレイデを思い出した。また、同シリーズ最終巻でデータバンク内の全てのマップデータを破棄して未知の世界にワープしていったダンカン・アイダホを愛するレビュアーには、本作の最後で“知ル”が試みる果敢なダイブは、絶対忘れられない跳躍になるだろう。 | ||||
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私も今まで野崎まどの作品群を一応すべて追わせてもらっているのですが、今作は電撃文庫で出された「独創短編シリーズ 野'アまど劇場 (電撃文庫)」並みに評価が難しかったです。 ★を4にしていますが、これは私がファンだからであり、もしかしたら3かも・・・と思う反面5にしてもいいようなとかなり迷いました。 今作は中高生というより、大学生くらいの年齢向けに造られています。 舞台は近未来の、新しい技術を主軸に進んでいきます。 物語はSF調で始まり、今までの野崎まど作品とは違った空気に「おや?」と思います。 それは悪くなく、ふむ今回は出版社も違うし文章の流れも少しいつもと、と思っていると段々と普段の野崎まどに戻ってきました。 個人的に、SF作品はあまり好みでなく今まで読んだ数は少ないのですが、良いのか悪いのか野崎カラーが出てSFのような違うようなといった印象です。 確かに近未来的な内容ですが、SF作品ってもっとごちゃごちゃした感じを想像しており、また野崎カラーで相殺されたせいかもしれません。 一つ読みづらいと言えば、私が浅学なせいなのですが、漢字での専門的(造語?)用語が多く、理系的と言えばいいんでしょうか、よく解らない単語列が多く見受けられ苦労しました。それでもつまらないということはなく、前後の文章や多少調べながら読み進めるのに苦痛はなかったです。 いつも通り、物語はどこかの映画監督のような天才的な人物が現れ導かれるように進まれていきました。 ここはパターンかなと感じましたが、面白さは変わりません。 また、銃撃戦?のシーンがあるのですが、そのやり方がこの作者に初めてライトノベル的描き方、展開をしたなと思いました。 悪い意味でも良い意味でもなく、単純にこれならライトノベルの、それこそ電撃文庫でも出せたら面白いかも、と。 まぁ色々修正し年齢層に合わせた形に整えなくてはダメですが。 どう持って行くのか、伏線はどれかなど楽しく読ませて頂きましたが、最後の最後、またもやこの作品で評価が難しい終わりを迎えました。 未読の方には悪いので詳細は書きませんが、あの終わり方はうーむ、悪くないんだけど、うーむ。 もっと何か、しかしあれはあれで面白い考え、想像、思考の結論だなとは思いました。 以上を踏まえ、野崎まどファンの方は是非とも購入をお勧めします。 ただし、評価が非常に難しく、今までのが好きという方の中には、これはちょっと・・・と思う方がいるかもしれません。 それだけを、ご注意を。 SF作品好きの方には、ちょっと微妙かもしれません。 一度あらすじなどを参考にしてから買われることをお勧めします。 | ||||
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今よりずっと高性能でチップ化されたネット端末のようなものが脳に埋め込まれて考えるだけで全ての情報にアクセスできるとしたら。 夢のようなそんな世界の権力とヒエラルキー。 その頂点付近に居る官僚御野・連レル そして恩師の研究資料のコードの中に見つけた暗号。 のちに出会う"全てを知る"ひとりの少女。 先へ読み進むほどにのめり込んで一気に読んでしまいました。 久しぶりに面白い小説に出会えて幸せです。 | ||||
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映画の「マトリックス」を好きな方に オススメします(私は好きなのです) 「知ル」にとても好感を持ちました。 いえ、愛情といってもいいでしょう。 「知ル」は、私の中では「ラプラスの魔物」です。 曼荼羅は「なるほど〜」でしたが、 御所は、いみふ(意味不明)で。。。 ただ、「知ル」のお礼(先生がらみ)は、 おぉ!! と声が出そうでした。 // アイディアは良いので、みがけば名作になる。 そんな荒削りな作品。 | ||||
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野崎まどさんは、しばしばぶっ飛んだ作品を書かれます。 「面白いとは何か?」「永遠の命とは何か?」「友達とは何か?」「創作とは何か?」 まどさんの書く作品には、その作品が問いかける問題を読みながら考えていく面白さがあります。 興味を惹く問題を取り上げ、独自の観点から踏み込み読者を魅了させてきました。 この『know』が問いかける問題は、「知る」ということです。 「知るとはどういうことなのか、そしてその果てには何があるのか―」 超情報化社会を舞台にこの壮大なテーマが綴られていきます。 私は読み終えた時、言い知れぬ不安感を感じました。 思考が全く追いつけない恐怖と不安。情報化社会への懸念。 『know』が迎える物語の結末は、現代の人間として薄気味悪さを感じます。 「知る」ということの果て―究極の知へ踏み込んだ人間の行く末は一見の価値があります。 「知る」ということに関心を持っているなら、読まれるべきです。 『know』の終わりに待っているのは、今日の情報化社会がやがて“迎えるかもしれない” 究極の知への答えの一端であるかもしれないから― | ||||
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know(知る)というタイトルがすべてを物語っている。 というと大げさかもしれないが、作中では露骨なくらいに「無知と知の境界」というモチーフが現れる。 あることを知ると、知らない自分から知った自分へと変化を遂げる。 表面的な紹介をすれば、本作は京都を舞台にした近未来SFである。 高度に情報化、管理化された社会という手垢のついた設定に挑んだ作者の目論みが成功しているかは、 私は<知っている>が、<知らない>人間には説明ができそうにない。 <知る>ことは境界を越えて戻ってきたものだけがもつ権利である。 本作がそういった主張をしている以上、本作のレビューもまた境界を踏み越えて読者の権利を侵すことはできない。 knowを読むことで境界の向こうを確かめるのは読者がもつ権利なのだ。 史上最も知識を欲した人間の物語を、見逃すべきではない。 | ||||
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デビュー作の「〔映〕アムリタ」から「パーフェクトフレンド」までの自らの作品五作をまさに「踏み台」として 打ち出された大作「2 (メディアワークス文庫)」が「人を超えるモノを産み出すまでの物語」だとしたら 本作は「人を超えるモノが産み出されてからの物語」にあたるかと思われます ほぼ全ての人工物に情報材が組み込まれた結果あらゆるモノが「情報化」され、全ての人間の脳にそこから発生する膨大な情報を処理するための 「電子葉」が組み込まれている時代。主人公の御野連レルはかつて自分に情報の世界の可能性を語って見せ、その後失踪していた恩師と呼ぶべき 天才研究者・道終常イチと再開する。恩師との再会を喜ぶ間もないまま彼の自殺を目にした連レルに恩師が遺したのは一人の少女知ルだった… 全ての人間が頭の中にコンピューターを仕込んで膨大な情報と向き合う時代という事で「よくあるサイバーパンクじゃん」とタカを くくっていたら、やっぱり野崎まどは油断のならん作家だった。最終的に明かされた「知る」という行為の究極的な到達地点へと 向かうために超人類である知ルが選択した行動、更にその結果産み出された人間という種そのものの変容には慄然とさせられた 確かに誰も知ることが出来ず、知った時には戻ってこれない「事象の地平」は「そこ」なんだろうけどさあ… そこから戻ってこれたら人間の「生」の意味すら無くなっちゃうじゃん…ラストシーンで描かれた人類の飛躍には正直、寒気がしました 野崎まど作品としてはこれまで作品を発表し続けてきたメディアワークス文庫での作品と違い、かなりハヤカワをSFを意識して 書いている事はガジェット面からも明らかです。ついでに言えばメディアワークス文庫や電撃文庫で見せたコミカルな部分はかなり 少なめなので、その辺りを期待するのは難しいかも(主人公の部下である三縞さんの行動には最後にクスリとさせられたけど) その分、これまでの作品には見られなかった社会構造の問題に踏み込んでみたり(「情報格差」の行きつく先には寒気がした) 「情報物量」を武器にしたハッキングベースの異能バトルっぽい場面が描かれたりと色々と新しい試みがなされています まさか野崎まど氏が濡れ場を描くとは…これもある意味想像の限界を超えていたw 「2」や「アムリタ」の主人公、最原最早の「底の知れなさ」が根源的な不安を揺さぶってくる感覚が大好きという方には超おすすめ 野崎まどの得意技であるエピローグでの大「ちゃぶ台返し」も久しぶりに堪能させていただきました。人類まとめて超飛躍な物語 色んな意味で「想像力」の凄まじさに圧倒される一冊でした | ||||
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