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knowの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 1~20 1/3ページ
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「知る」という概念自体が変化した未来 知識として知らなくても数秒で情報を入手できる社会で人類の限界の向う側を見れた 読後感に浸る楽しみもある作品 | ||||
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として、大いに楽しませてもらいました。 あれだけのバックグラウンドを揃えて(例え与太であったにしても)この物語りを紡いでくれた作者に感謝、です。 | ||||
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"一人の人間が持ち得るものはそんなに多くない。だからみんなでやるんだ。そうして世界を埋めるんだ"2013年発刊の本書は電子葉の移植義務化により調べる=知るが同義語になった未来京都を舞台にした4日間の逃避行、輪廻転生SF。 個人的に、日本人作家のSF作品が読みたくなったので手にとりました。 さて、そんな本書は莫大な情報が溢れかえった近未来。対策として現実のイーロン・マスク設立のニューラリンクによる脳埋め込みデバイスよろしく、天才研究者、道終・常イチ(みちお・じょういち)の開発した『電子葉』の移植手術が義務化された結果、人々はスマホを持たなくても頭で思い浮かべただけで"何でも知ることができる"ようになった一方、情報へのアクセス権限などの階級化がより進んだ社会を舞台に、道終・常イチの最後の教え子、京都に住む御野・連レル(おの・つれる)は暗号を解いたことで、超常的な力、量子葉を持つ少女、道終・知ル(みちお・しる)と出会い、4日間保護することになるのですが。 著者作だと、ユニークな作品が多数収録された短編集『野崎まど劇場』のイメージがあるのですが。設定は割と奇抜で複雑な割にストーリー展開自体は【美少女を連れての逃避行】とオーソドックスでわかりやすいために、とても読みやすく。また私自身が縁のある【京都各所が舞台】ということで楽しくラストまで読み終えることが出来ました。 また、タイトル通りに『知る』をテーマにした本書自体は近未来SFですが。何でもWEBのサーチエンジンで"ググったり"また、まとめ動画や人気ユーチューバ−の解説を"試聴して"【知ったかぶりをしてしまいがちな】現代社会を風刺しているような印象もあって、本書の主人公たちではありませんが『知る』ために【自らの意志で行動する】大切さ。も伝わってきたように思いました。 情報過多な社会に色々と考えている方や、京都を舞台にした近未来SFを探す人にオススメ。 | ||||
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読みやすくて面白いです。初めて読んだ野崎まどさんの作品です。書店で長い間、平積みされていたので、買ってしまいました。思った以上に面白く、メディアワークス社のシリーズに手を染めてしまいました。SF好きの人で野崎まどを読んでいない人は、自分と同じこの作品、もしくはHelllo worldあたりから始めるのが良いのではないかと思います。メディアワークス社の「2」までの作品はあまりSF感がないので注意です。 本作品で一つ違和感あったのは主人公の女の子はクラス10以上で良いんじゃないですかね?ノイマン型コンピュータと量子型コンピュータを同じ土俵にしてもと思いました。 | ||||
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超情報化された2081年の日本・京都が舞台。 比較的軽いタッチな文体で書かれており、表現を理解することが可能な範囲内のSF作品。 内容としては”炎の剣が輪を描いて回る時”を求めていく物語、かな。 | ||||
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高密度の情報量での対話から,情報,情報技術,コミュニケーション,つながりなどを考える際に,ヒントを得られる,気がする作品です. 「死」が近づいた時に再読したいです. | ||||
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すごく気に入りました。エンターテイメント性もあるし、僕は引き込まれました。ラストを批判する方もいますが、僕はいんじゃないかと思います。悲しかったり、裏切ったりするのが全てではないと思うし。違う作品も読んでみます。 | ||||
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世に出てしばらくたったが今更ながらレビュー。 この作品の良さは、何と言っても宗教×サイバーパンクの親和性・かっこよさを見事に書ききっているところ。 展開や場面のムリヤリ感(特にダンス、秘密部隊が名乗っちゃう、最後主人公2人が唐突に…etc.)は確かに否めないが、 うまく伏線が収められており、この伏線で出てくる仏教や神話のエピソードと情報化社会のサイバーパンク感がマッチして センスオブワンダー(うまく定義できないワクワク感)を感じる良作。 SFを読み慣れた諸氏にとっては技術的説明がもの足りないと感じるかもしれないが、ライトに楽しむには十分。 この作者の作品には初めて触れたが、他にも読んでみたいと思った。 | ||||
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微少コンピュータ「情報材」が道路や建造物、山林の一部にまで遍在して周囲の状況を知覚し、人間の脳には「電子葉」と呼ばれる端末が移植されている「超情報化社会」を舞台に、情報庁高官である主人公が、かつての恩師の影を追ううちに謎の少女に出会い、奇妙な冒険に巻き込まれていく物語。 まあ、ある種のボーイミーツガールであると言えなくもないです(ボーイというには歳くってるけど)。 未来社会の描写や、少女「知ル」が障害と対峙する場面の緊迫感など非常に面白く、一気に読むことができました。 読者の想像に委ねつつ、投げっぱなしにはしないラストも私は好きです。 難点を挙げるとすれば、冒頭、主人公が女の子をヤリ捨てする場面から始まる(相手は水商売の女性とかではなく、「京都の町が育んだ奥ゆかしく楚々とした女性」を、職業上の特権をこっそり濫用して口説き落とし、一夜を共にした、という状況)ので、読者として主人公への好感度がマイナスから始まることでしょうか。 それって、言動が下品じゃないだけで、途中で出てくるヒロインを脱がせようとする悪役とあまり違わないのでは……。 あとまあ、無限の計算力があればあらゆることが予測可能になる、という「ラプラスの悪魔」の発想は、前世紀に否定されています。 まして本作のように、計算力が無限でなく、予測する対象に情報材が含まれていないのであればなおさらですから、一部のシーンはSFとしては詰めが甘いと思います。 そんなわけで、本作を「来たるべき未来社会の課題を描いた作品!」とか持ち上げるのはちょっと難しいと思いますが、娯楽作品として読む分には良いのではないでしょうか。 | ||||
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SF名作の一つに数えられるアーサー・C・クラークの『幼年期の終り』と似たテーマを扱っていると感じました いろんな人物の「もっと知りたいんです」という言葉で終わる節が多いことからも読み取れるように 知性にとって「知ることは生きること」だという重厚な命題に真摯に向き合った作品です それが軽快で引き込まれる物語とともに語られているのがこの作品のすごいところ 単なるライトノベルのつもりで読み始めましたがとんでもない作品でした | ||||
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アシモフやフィリップkディックといったいわゆるSF小説という作品群は読みにくいことが多い。 その分、設定などがガチガチに固められていて、読んでいて想像の幅が広がる。数回読んでも楽しめる。 この作品はSFであるものの大変読みやすいなと感じました。 内容も薄くはならず、濃く、設定的なちょいと難しいSF要素はあるものの楽しめる。 京都の街並みを想像しやすい文章だし登場人物も魅力的。 ラノベっぽいけどそれだけではくくれない魅力がありました。 この手のジャンルも進化していくのだなとうかがえました。 | ||||
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AIが人類を滅ぼす的なSFではなく、「こんな未来ならいいのになぁ」と思わせる小説です。古都、京都が舞台なのもストーリーを引き立てる事に役立っているのかもしれません。爽やか系ファンタジーSFが好みな方にお薦めです。 | ||||
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野崎まど劇場を見た後なのでただただびっくり。ライトノベル作家だと思ったらこんなにしっかりした文章を書かれるのかと感心しました。 内容は途中で禁書のイカレキャラみたいなのが出て来たり物理的に無理だろうとかいうところもありますが、文章の読みやすさと大枠ができていることでカバーされています。 最後の一文がとても好きです。こんな世界になったらいいのになぁと思う、綺麗なお話でした。 | ||||
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最初は主人公の性格鼻につくな、と思いながら読んでいましたが、途中から急に読む勢いが加速。最後まで読みきりました。 確かにあとから考えると「?」となることや、ちょっとご都合主義な展開や、やたら癖が強いあのキャラはどこいったんだ?あれで終わりか?とか思いました。 ですがそれを置いても、読む勢いが止まらず。十分楽しめました。 | ||||
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SFやファンタジーを求めて読むと、中途半端な感じで終わるかも。 自ら「それ」を求めたことがある、あるいは求め続けている人が読めば、同志に出会ったような喜びが得られると思う。 | ||||
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最初に読んだときオチに驚きましたが、その具体的な方法が分からずモヤモヤしていました 適当に誤魔化しているだけだと思って低評価を付けそうになりましたが、しっかりとヒントがありました 彼女が以前会ったのはいつか、連レルが与えられるものが何なのか、途中の物語で得た話は何だったのか、知=生きる・・・ ここまで考えていたのかと2度目の驚くことができると思います | ||||
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序盤から夢中で読み切ってしまいました。 インターネットの普及によってたくさんの情報へ気軽にアクセスできるようになり、わからないことはすぐに「ググる」人も多いと思います。では、もっともっと多くの情報が、息をするように手に入るようになったらどうなる?、そんな疑問への一つの答えを示してくれる作品です。 ラストにちょっと唐突感があったので、☆4にしました。今後はもっと長い長編に期待しています。 | ||||
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もっと読みたいという気持ちが強い。 若干ご都合主義な展開があるように感じるが、主人公が事件に対峙し戦う様子は手に汗を握らされた。 世界観とSF的な能力がうまくかみ合っていると感じた。 ラストが安直なハッピーエンド過ぎて肩透かしを食らったので☆4つ。 | ||||
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コンピューター×人間によるプレ・シンギュラリティの可能性のひとつの側面を描いていてとても知的興奮を感じました! 野崎まどさんファンとしてはオチがものすごく好きです! | ||||
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荒唐無稽なSFですが、面白かったです。文章も読みやすい。ドラマのSPECを思い出しました。内容は全然違うけど。対決シーンが「SPEC」に出てきそうな感じがしたというか。 京都とSFの取り合わせって、これまであまり無かったような気がして、新鮮味がありました。 | ||||
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