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knowの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.01pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全75件 41~60 3/4ページ
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超天才科学者、頭脳拡張、シンギュラリティ的な環境、と有りがちな設定ですが、勢いのある筆致で読ませます。 どうかと思うところもありますが筆力で押しきった印象。 面白く読めました。 テーマは実は重たく、自分も良く考える事なので、内容を良く感じているかもしれません。 自分が京都縁者なので、面白く感じる可能性を割り引いて4つ星。 | ||||
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情報化社会の行き着く先についての、非常に興味深い仮説と描写であった。 もう少しメカニズムや展望についての記述があれば完璧でしたね。 | ||||
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凝った設定のわりに読みやすく、SF初心者にも勧められる一冊。 ただ設定の都合上か、やはり展開がご都合主義的であまり緊迫感がないのが残念だった。また、ラストが盛り上がりに欠け、どうにも尻すぼみ感が否めなかった。 | ||||
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最近よく見かける野崎まどさんの作品です。この人は「天才」を描くのが本当に上手いと思います、発想力のカタマリですね。 ありがちな近未来話の一つではありますが、この小説は情景描写に恐ろしいほど特化していて得られる情報量が半端ではありません。登場人物の動作や心情が掴まされる、と言った感じでしょうか…従って国語力も試されると思います(私は辞書に何度かお世話になりました)。 前後半で大きく雰囲気が変わりますが、私は前半の流れが本当に好きですね。教師と生徒とはいつまでもその関係であり、それであることの大切さが分かりました。 私、こんな小説読んだの初めてです(笑) | ||||
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生きたい。知りたい。人間とは、そういうものなんですよー近未来、情報化の進んだ世界。そんな中、知の極限に最も近い知ルは人類史上最難関の問題に挑む。といっても、それを巡る戦いは激しいものではなく、禅問答のようなもの。それでも知の気迫が伝わり、かつ展開がなかなか読めないために一日中読み続けていた。ーそれにしても、もし「知の極限」に辿り着いたらどうなるだろうか。いや、それはあり得ない。「知」だって時間の進行と共に拡張しているのだから。だから、人間はみんな知りたがり屋。 | ||||
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少し読み始めたら あっという間に世界に引き込まれ 1日もあれば読めてしまう痛快なストーリー。 | ||||
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あまり期待しないで読んでしまいましたが、充分に満足できる内容でした。 | ||||
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世界をうまく作り上げていると感じました。 ただ、既にある情報から未来をすべて演繹できるという発想には納得がいきませんでした。 人間は論理的な生き物ではないし、数学的に因果律に基づいた行動を取るとは考えられない。 その人間を徹底的に知ることで、銃の弾道まで予知できるものだろうか? そういう設定、といわれたらそれまでだけども。 主人公のキャラクター造形については作者のオナニーとしか思えないほど、 物語との必然的な関係性が理解できなかった。 | ||||
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21世紀の終盤,脳に補助装置を埋め込むという設定は,未来的な雰囲気を漂わせますが, 宗教や日本神話までも持ち出し,知ること,生きること,そして死ぬことを語る壮大さで, タイトルの意味と響き,はじまりの『birth』から重ねられる物語に強く惹かれていきます. また,動き出しまでが遅く,登場人物の名前の『狙った』感に引っ掛かりはあるものの, 冒頭,素性の分からない語り部への興味や,堅苦しさのない文章がそられをうまくカバー, 序盤を中心に語られるジュヴナイルのような瑞々しさもあり,気持ちよく読み進められます. このほか,あふれる情報の中,ただそれをなぞるのではなく,人と会い,話し,考える, 当たり前のことながら,この世界では原始的にも思えるアプローチが新鮮に映るとともに, 『超えた』人間と,それを眺めることしかできない『こちら』との壁が印象的に描かれます. そんな中,思いを重ね,言葉を重ね,肌と唇を重ねた少女が悟った『人間の行き着く先』. 訪れる結末はあまりに唐突なものですが,わずかながら希望と願いの残るものとなっており, 直後の短いエピローグと最後の『一言』は,すべてが救われる思いと余韻を抱かせてくれます. 提示されたテーマを真っ向から読み解くもよし,少女に芽生える小さな感情を追うのもよし, マッドな噛ませ犬との過激な電子戦もあり,いろいろと楽しませてくれるおすすめの一冊です. | ||||
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一気読みでした。最後もよかった。本当にこんな未来が目の前にあると思うとワクワクです。 | ||||
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ネタがバレない。実際にあちら側を見て、帰ってきた人間が一人もいないので仕方が無いんですが。 脳内内蔵型検索エンジン「電子葉」が埋め込まれることが当たり前になった時代の物語。 表紙右側の男が主人公。アクセスできる情報のレベルにより「情報格差」ができている社会。 で表紙の少女の脳にはさらに高性能の「量子葉」が入っているという。入れたのは主人公の先生。 現代の技術では知りに行ったら帰ってこられないのが残念ですね。 | ||||
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抜群に面白かった。知ルが目的を果たすまでのストーリーは一級品のミステリーであり、冒険譚。途中で挟み込まれる2つのバトルで知ルが見せる圧倒的な強さも驚異的でかっこいい。特に50人の武装兵士がマシンガンを一斉射撃する中を華麗なダンスで切り抜けるシーンはため息もの。何となく「マトリックス」のような哲学を感じた。知ルが生き返ったかどうかは明らかではないが、その存在は「覚醒したネオ」のようだ。 | ||||
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一つ前のレビューに誤解を与える記述があるため一筆。本書は日本SF大賞にノミネートされた質の高い本格SF作品であり、内容的にも成人向けの描写や科学的用語を含むものであって、当然ながら一般向けSFレーベルのハヤカワ文庫JAの作品でありライトノベルレーベルではありません。通常書店では言うまでもなく一般文芸の棚にあり、アマゾンでの分類はもちろん文学・評論です。ライトノベルの定義は曖昧で、本書を読んだ上で書店の分類に反し敢えてなおそう呼びたいというなら良いのですが、そうではなくただの書籍の分類に関する誤認である場合、レビュー欄を見た者に著しく誤った認識を与えることは免れないと思いますので、ここに指摘させていただきます。 | ||||
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ライトノベルだからということで、買うのをためらったが、面白かったです。 現実のものになりそうな、超高度情報化社会が描かれています。この世界観は興味深い! SFものが好きな人にはおすすめ! | ||||
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電子葉という発想が面白い、ストリーも分かりやすく、映画化を想定しながら自分なりのキャストを想像しながら読むと面白いかも。 最後の落ちにもう一工夫が欲しかったかな。 | ||||
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"知る"とは?"わかる(サトル)"とは?凄く考えさせるものがあり、物語の面白さもさる事ながら、哲学としても楽しめました。やっぱり、こういう想像力は日本人得意だなぁと思いました。アニメの影響だろうか。 | ||||
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「情報」と「知ること」をメインテーマに紡がれる気持ちのよいサイバーパンク小説です。 「知る」ということの能力拡張をつきつめていくとどうなるのか! このワンイシューのシンプルな引っ張りと、スピード感は素晴らしい。 キャラクターも王道でありながら、魅力的な人物ばかりで、 そのまますぐにでもアニメ化できそうなものです。 この作品の魅力は他のレビューをご覧いただくとして、 私はただ一つ、この作品が言及しなかった点を以下記したいと思います。 それは「知る」ということの是非(「知る」ことはよいことであるか?)です。 この作品では「知る」という行為は絶対的に善とされています。 「知らぬが仏」という言葉があります。 昨今ではフェイスブックやツイッターなどのSNS情報に疲弊し、 ツイッター離れなど一部情報から身を引くような動きもあるのです。 果たして「知る」ということは絶対的に善いことなのか、この相対性を筆者は言及しませんでした。 この点において、魅力的なエンタメSF小説でありながら、 伊藤計劃『ハーモニー』や、ミシェル・ウェルベック作品群には そのテーマの掘り下げ具合として及びません。 絶対的価値観が喪失したポストモダン社会のなかでは、この作品には 一昔前の高度成長期日本社会の愚直さのようなものを感じてしまったのです。 とはいえ、一度読み始めると1日で読了させるまでの 筆力は高く評価できるものです。 野崎まどの他の作品も読んでみたいと思いました! | ||||
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すごくよい! 情報科学って感じがすごく伝わってきます。最後のオチも最高だと思いました! | ||||
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私は、ウエアラブル×ビッグデータ×人工知能を掛け合わせた時代の情報テクノロジーの研究をしている。佐々木俊尚さんの『ウエアラブルは何を変えるか』にこの本のことが紹介されていて、読んでみた。まさに、ウエアラブル×ビッグデータ×人工知能が、世の中に浸透した世界を描いている。正直言って、作者の創造力の高さに舌を巻いた。よくわかっている。アシモフが『ファウンデーション』で、未来を描いたように、多くの人には見えていない世界が描けていると思う。お勧めです。 | ||||
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21世紀後半、人間の脳がある手段により拡張された世界の物語です。 拡張された脳が、人類にもたらす驚天動地の結末が見事です。 舞台は京都です。 修学旅行生があふれている、今と同様な世界ですので、特殊な設定になじむ努力なしで、ストーリーに入っていけます。 現代と同じような世界にすんなり入っていくと、 途中にカラフルな電子戦があったり、 マトリックスのようなアクションシーンがあったり、 政治や企業との駆け引きがあったり、 めまぐるしい展開に引き込まれていって、 衝撃のラストまで連れていかれてしまいます。 「攻殻機動隊」では、脳は電子化され 「マトリックス」では、肉体は残しつつ意識だけ仮想空間へのトリップし、 「魂の駆動体」では、肉体は無くなり、町も世界も丸ごと仮想空間へ引越ししていますが、 本書は、この路線とはまるで違います。 ぜひ読んでみてください。 まるっきり変わってしまった世界が見えます。 | ||||
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