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ニッポン樫鳥の謎



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【この小説が収録されている参考書籍】
ニッポン樫鳥の謎 (創元推理文庫 104-14)

ニッポン樫鳥の謎の評価: 2.75/5点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

題名と対象国が一番マッチした作品

国名シリーズの最終作で、我が日本を題名にしている、ファンにとっては嬉しい作品。しかも他の国名シリーズに付けられた国の名前がたいした意味を持たないのに比べ、本作の内容は日本との関連性が深く、その意味でも興味が持てる。
本作でクィーンはありったけの日本の知識を披露するが、その様子は微笑ましい。だが、問題は解決の部分である。あの女性は何のために、どうしてああいう方法で自殺したのか ? クィーンは一生懸命説明してくれるが、日本人である我々には理解できても、欧米人にはちょっと無理ではないのかなぁ。日本(人)を対象にした作品としては、ふさわしい解決で喜ばしいのだが、恐らく欧米人には受けなかったであろうことを考えると複雑な気持ちになるのである。
ニッポン樫鳥の謎 (創元推理文庫 104-14)Amazon書評・レビュー:ニッポン樫鳥の謎 (創元推理文庫 104-14)より
4488104142
No.1:
(4pt)

こういう人殺しも可能か?

「国名シリーズ」の掉尾を飾る作品。とはいえ、元々"Japanese Fan Mistery"だったタイトルを、当時反日感情のあった作者が"The Door Between"としたため、正確にはタイトルに国名は入っていない。折角この国名シリーズに日本が選ばれたというのに運の悪いことだ。日本庭園で、日本滞在経験もある売れっ子作家が殺される。凶器は見つからない。錯綜する人間関係。エラリーが導き出した答えは恐るべきものだった・・・随所に日本ネタが出てくるものの、日本人からすればステレオタイプだったり不快だったりする表現もある。まあ時代を考えて、仕方ないとしておこう。
ニッポン樫鳥の謎 (創元推理文庫 104-14)Amazon書評・レビュー:ニッポン樫鳥の謎 (創元推理文庫 104-14)より
4488104142

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