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猫目石
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【この小説が収録されている参考書籍】
猫目石の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.76pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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名探偵シリーズ、どちらも大好きです。中学の頃に初めて出会い、夢中でいくつも読み漁りましたが、そのどれもが一度読んで終わりではありませんでした。ストーリーの面白さだけではなく登場人物のキャラとその台詞1つ1つがとても魅力的で、数年おきに折に触れて読みたくなり50代半ばとなってもそれは続いています。 栗本薫さん(中島梓さん)、類稀な才能をお持ちだったのに(まるでこの作品中の藤波女史のように…)早過ぎる旅立ちでした。もっともっと彼女の作品を読んでみたかったです。 | ||||
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いつだって伊集院大介の、いや、むしろ栗本薫が、だろうか。 彼らが絡んだ事件では名探偵を嘲笑うのかのように人が殺されていく。 今回は名探偵そろい踏みだけにペースが早い。 薫くんの恋は、そして日美子ママの占いが示したどこまでも続く青とは何を指すのか。 謎解きはすぐ、下巻で! | ||||
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栗本薫さんの推理小説で最も好きな作品です 始めて読んだのは中学生頃だったかな 読み始めて、すぐにぐいぐい引き込まれる感覚を覚えています 今読んでも楽しめること間違いなしの作品です | ||||
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若かりし頃、夢中になって寝食を忘れて何回も読んだ推理小説。 昔過ぎてあらすじさえ忘れていたので 今回は電子書籍で購入しました。 電子書籍では手軽ですし、紙を作るにはパルプが必要。 木を切らずにすむのでなんだか環境保護の一端も担える気持ちになるし、 ひたすら増え続ける本に住む場所まで寝食され 危険にさらされて行く心配もしなくて良いという。 良い所が沢山有ったことに時代遅れの自分はようやく気付きました。 (あえて電子書籍の欠点を書くとしたらば、ハードを買うための節約が大変; そして古本よりやはり値段はお高くなってしまうという・・) この作品が電子化されて嬉しい限りです。 栗本薫さんには独特の人を引き付ける文体があり、 同じプロット、同じトリックで他の方が書いたとしてもきっと違う それぞれの作家さんの文体の素晴らしさが有るのはもちろん当たり前ですが この方の小説は、その世界に引き込まれ、まるで小説の中に入り込み。 登場人物を目の前で見ているように夢中になって読んでしまう。 SF小説の方の「時の石」も電子書籍化希望・・もしくはファンとしては出来れば全作品を電子にして欲しい所です。 | ||||
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分類はミステリーと思いますが、個人的には恋愛小説です。 トリックとかなぞ解きは、小道具のようなもので、いわばおまけです。 30年ほど前に上下巻を一気に読んでしまいましたが、あらためてキンドル版で読みました。 何か所か誤字はありましたが、気になるところにすぐに戻れる便利さは手放せませんね。 今度は伏線部分に注目してもう一回読もうと思います。 本格ミステリを期待したらがっかりするかと思いますが、せつない恋愛小説として秀逸と思います。 | ||||
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昔読みそびれていて、このたび初めて読みましたが、読み応えがありました。すごく楽しかったです。伊集院さんと栗本薫くんのコラボで、贅沢です。本格ミステリかどうかは意見の分かれるところかも知れないのですが、やや冗長なところはあるものの、私としては、これは「本格」の部類に入れて差し支えのないものだと思います。 とにかく書き方が上手いのなんの(それは栗本さんなのだから当たり前なのですが)、上巻はこれでもかというほどの「本格」の要素を詰め込んでワクワクさせてくれますし、下巻は、半分くらいは恋愛小説になってしまって、おや?と思わせるのですが、最後の、伊集院さんの謎解きの場面が圧巻です。私は、下巻の295頁にゾッとしました。凄い迫力。 切ない恋愛小説、青春小説でもあり、ああ、栗本さんを読んだ!という満足感を味わえました。栗本さん御自身のあとがきを読むと、二大探偵のコラボということで、やはり読者を楽しませることを意識して書かれたものらしい、ということが伺えます。楽しいあとがきでした。 トリックにやや難があるものの、終わり良ければ全て良し。私としては、星五つです。 | ||||
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作家で名探偵の栗本薫(男性)と、 名探偵の伊集院大介とワトソン役の森かおるのコンビが登場する。 後書きによると, 栗本薫(男性)は,著者 栗本薫(女性)の分身だが、 森かおるの方は、分身としての親しみがなくなっているとのこと。 それで、伊集院シリーズでは,途中からワトソン役が滝沢稔に変わったのだということが理解できました。 ところでお話は、ある数奇な芸能人一家の物語と、 恋する栗本薫のお話に,伊集院大介が割り込んでくるというもの。 (上)では、連続殺人が始まり,佳境に入る。 | ||||
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作家で名探偵の栗本薫(男性)と、 名探偵の伊集院大介とワトソン役の森かおるのコンビが登場する。 後書きによると, 栗本薫(男性)は,著者 栗本薫(女性)の分身だが、 森かおるの方は、分身としての親しみがなくなっているとのこと。 それで、伊集院シリーズでは,途中からワトソン役が滝沢稔に変わったのだということが理解できました。 シャーロックホームズ対ルパンのような劇的な対決ではなく、 一方が事件の当事者に近く、他方が傍観者的な立場という 名探偵の立場の違いを利用して、うまく役割分担をさせている。 途中あkら森かおるが多忙で上場しなくなるのがやや不自然。 著者が自分が作り出した性格を,自分で嫌いになるというのも面白い。 ところでお話は、ある数奇な芸能人一家の物語と、 恋する栗本薫のお話に,伊集院大介が割り込んでくるというもの。 (下)では、連続殺人が頂点に達し、解決の解説が始まる。 | ||||
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推理小説としてはもちろんですが、薫君シリーズとしても読み応えがあります。何と彼が伊集院大介と対立してまで守りたい女性に恋してしまうのです。 話を要約するのは非常に難しいのですが、薫君の今までと違う、非常に強い心を持ったところ、運命にすら逆らってしまおうとするところが出てきて、薫君ファンとしては惚れ直してしまいました。 特に下巻のエピローグが大好きです。半分暗記していると思います。薫君ってこういう人だったのかと、初めてわかった気がしました。 次の作品は「怒りをこめてふりかえれ」だと思います。 | ||||
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作家で名探偵の栗本薫(男性)と、 名探偵の伊集院大介とワトソン役の森かおるのコンビが登場する。 後書きによると, 栗本薫(男性)は,著者 栗本薫(女性)の分身だが、 森かおるの方は、分身としての親しみがなくなっているとのこと。 それで、伊集院シリーズでは,途中からワトソン役が滝沢稔に変わったのだということが理解できました。 ところでお話は、ある数奇な芸能人一家の物語と、 恋する栗本薫のお話に,伊集院大介が割り込んでくるというもの。 (上)では、連続殺人が始まり,佳境に入る。 | ||||
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作家で名探偵の栗本薫(男性)と、 名探偵の伊集院大介とワトソン役の森かおるのコンビが登場する。 後書きによると, 栗本薫(男性)は,著者 栗本薫(女性)の分身だが、 森かおるの方は、分身としての親しみがなくなっているとのこと。 それで、伊集院シリーズでは,途中からワトソン役が滝沢稔に変わったのだということが理解できました。 シャーロックホームズ対ルパンのような劇的な対決ではなく、 一方が事件の当事者に近く、他方が傍観者的な立場という 名探偵の立場の違いを利用して、うまく役割分担をさせている。 途中あkら森かおるが多忙で上場しなくなるのがやや不自然。 著者が自分が作り出した性格を,自分で嫌いになるというのも面白い。 ところでお話は、ある数奇な芸能人一家の物語と、 恋する栗本薫のお話に,伊集院大介が割り込んでくるというもの。 (下)では、連続殺人が頂点に達し、解決の解説が始まる。 | ||||
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尊敬してやまない栗本先生の事を思い出しながら、再び読み返しました。 やはりミステリ作家としての腕前も負けず素晴らしいです。 後半からはもう完全に恋愛モード全開です。栗本先生節がもうこれでもか! という程に溢れてきます。テンション上がります。 衝撃のラストは、今でもずっと忘れられないほどに、記憶に強く刻まれています。 伊集院大介ファンも、初めて読まれる方も、お勧めの2冊(上下巻)です! | ||||
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結末は薫くんVS伊集院大介と言うよりは、二人で謎解きしましたという感じです。 語りが薫くんなので、それはちょっとずるいでしょうという「ぼくら」シリーズにも通じるところもありますが、まあ二大スター競演というので許しましょう。 それでも、「エピローグ」だけはちょっと考えてしまいました。 | ||||
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今や栗本作品の中では古典と呼んでもよいかもしれません。薫くんと伊集院大介の競演ですが、語りが薫くんなので雰囲気は「ぼくら〜」シリーズと言ってもいいでしょう。 それにしても、死にます。第4章など「死体だらけ」と名づけられているほど、死にます。しかし、それこそが推理小説らしくもあり、どんどん読めてしまいます。 | ||||
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全二巻だが、一気に読めます。 本格推理小説としては、密室トリックとアリバイトリックが、 切れ味悪くて物足りないが、 物語としてのラストの落ちの破壊力はコナリーより潔くて凄い! キャラとしては、栗本薫より伊集院大介に萌えますた。 | ||||
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栗本薫のデビュー作「僕らの時代」の主人公である栗本薫(ただし、設定上はこの栗本薫は小説家だけれど男です)。 そして、栗本薫の名探偵シリーズの主人公、伊集院大介。 この二人の最初の競演作品が、この「猫目石」というミステリです。 あらすじとしては、主人公の「栗本薫」が先輩小説家からとある軽井沢のパーティーで紹介されたアイドルの朝吹麻衣子とお互いに一目惚れしてしまい、そのまま先輩小説家の家に泊まることになるところから物語の幕はあきます。二人の甘酸っぱいとしかいいようのない初々しい恋の物語と同時進行で起こる、麻衣子のまわりでの連続殺人事件。当然の事ながら、栗本薫はその謎に挑みますが、そこに現れたのは名探偵伊集院大介。二人はそれぞれの推理力を駆使して真相を突き止めようとしますが。。 ということで、二大探偵の競演ということでキャラクターがしっかりとたっており、たぶん今読み返してみてもミステリとしての完成度はともあれ、小説それ自体の完成度ということでいえば、栗本薫作品の中でも屈指の出来だと思います。すごく等身大の「栗本薫」と名探偵になるべくしてなった「伊集院大介」という二人の立ち位置、考え方、行動の全てがとてもよく出ていて、そして恋愛小説としても優れていて、この作品は古い作品ですがかなりプッシュしてよいと思います。 のちのちに二人が再び競演する「怒りをこめてふりかえれ」という作品もありますが、自分なら文句なくこちらを推します。 | ||||
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薫クンシリーズの中で最高に好きな本。 トリックについてフェアでないと感じられる人も いるかもしれないですが・・・。 ひたすら感情の動きを綴り行く一人称の文章で 栗本節全開です。 前作『ぼくら』シリーズを読んだ後に読むと、更に泣けます。 泣けなくても、それはそれで良い本なのでお勧めします。 | ||||
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