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エデンの命題
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エデンの命題の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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シリーズ外作品であるため、御手洗、吉敷などのお馴染みのキャラクターは登場しない。 中編2作が収録されており、いずれも「脳」あるいは「脳の病気、損傷」により、奇妙な障害を有する人物をテーマにしたミステリ仕立ての作品。 「エデンの命題」 先天的な脳の疾病により、隔離された生活をしている主人公が巻き込まれる陰謀。脳や旧約聖書に関する衒学的解説が延々続き、少々閉口してしまった。ラストはあっけないし、似たような話はいくらでもある。 「ヘルター・スケルター」 脳に損傷を受け、記憶をなくした男が、女医との会話のやりとりを通じ、記憶を取りもどす内容。こちらは「あっ」驚くラストが待っている。ヤラレタ感あり。 ただし、両作品とも文豪島田の作でなかったなら、読むことはなかったなあ。作家というもの、ありとあらゆる方面にアンテナを張っているのだと思うが、近年の島田荘司の「脳への執着」は凄い。この分だと、ガジェットに脳を使った作品が出てきそうな予感がする。そういえば、作品上は、御手洗も脳の研究者だったっけ。 | ||||
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