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半島を出よ
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半島を出よの評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全320件 41~60 3/16ページ
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| 駄目でした・・・。悲観論全開だし、北朝鮮が福岡を拠点に襲ってくるとか 無い事もないでしょうけど、読めませんでした。時代は、かつての時代の流れを 読ませたら王様の村上龍さんよりもっとスピーディに進んでいるような気がします。 | ||||
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| 買ってみて、読んだ後に(読んでる最中も)無性に腹が立って二束三文でブックオフに叩き売った数少ない本のひとつ。 まぁ、この本が出た頃は北朝鮮が何か途徹もなく恐ろしい存在のような雰囲気が世間にあった。 実際は当時も今も日本が甘過ぎる平和ボケ国家だから付け込まれてるだけなんだが。という前提で。 数人の不良少年が日本の危機的状況の中で異能を駆使し、恐ろしい恐ろしい北朝鮮軍を撃退するって話。 全編通して日本をバカにし過ぎ。確かに日本は平和ボケした国だが、北朝鮮がこの本に書いてあるような作戦を実際に行ったとしても、こんな醜態は晒さない、というか逆に目が覚めるだろう。そしてあっという間に北朝鮮を撃退するはずだ。不良少年たちの出番なんか全くない。 これは私の希望的観測じゃない、必ずそうなる。だから北朝鮮はこんなことやるわけがない。日本を目覚めさせるだけだから。あいつら(北朝鮮)は今の中途半端な日本の体制のままのほうがいいから、口先で威嚇するが、絶対に実力行使なんかしない。そんなことをしたら墓穴を掘るだけと知っている。 北朝鮮の兵士を一騎当千の超人集団のように描いていたのと、連中が九州に作った日本人収容所での虐待の描写の胸糞の悪さ、あと日本政府や自衛隊を全くの無能集団のように描き、犯罪少年たちをまるでヒーローのように描いているのが自己都合展開過ぎてひたすらムカついたんで、読み終わってすぐブックオフに叩き売った。だから星1つ。 最後に断っておくが私は別に村上龍が嫌いなわけじゃない。「五分後の世界1、2」「愛と幻想のファシズム」「希望の国のエクソダス」は面白かった。がこの作品は最悪。 | ||||
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| 名作。朝鮮特殊部隊の日本襲撃に立ち向かい撃退したのは、普段日本でどちらかというと「ダメな男」の烙印を押されていた6人の若者達だった。襲撃者が朝鮮特殊部隊工作員達、という設定は、当時の時代の気分を反映したものだったのかもしれない。襲撃者は、例えば、どこかの犯罪組織でも、プロのオリンピックテロリストでも、他にもいろいろあり得ると思う。村上龍ワールドの、リアルでドライな世界観がたまらない。激しくおすすめ。 | ||||
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| 名作。必ず下巻も読んでほしい。ラストはネタバレになるから詳しく書けないが、ワイルドで殺伐とした中にもドライな美学が感じられた。理想論的なハッピーエンドとはかけ離れつつも満足のゆくエンディングは、さすが村上龍ワールド。激しくおすすめ。 | ||||
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| 久しぶりに会った友達と呑んでいたら「あんた世紀末思想やな」と言われた。この本の影響かな。それはそうと「世紀末思想」って言葉にグッときた。 | ||||
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| 買ってみて、読んだ後に(読んでる最中も)無性に腹が立って二束三文でブックオフに叩き売った数少ない本のひとつ。 まぁ、この本が出た頃は北朝鮮が何か途徹もなく恐ろしい存在のような雰囲気が世間にあった。 実際は当時も今も日本が甘過ぎる平和ボケ国家だから付け込まれてるだけなんだが。という前提で。 数人の不良少年が日本の危機的状況の中で異能を駆使し、恐ろしい恐ろしい北朝鮮軍を撃退するって話。 全編通して日本をバカにし過ぎ。確かに日本は平和ボケした国だが、北朝鮮がこの本に書いてあるような作戦を実際に行ったとしても、こんな醜態は晒さない、というか逆に目が覚めるだろう。そしてあっという間に北朝鮮を撃退するはずだ。不良少年たちの出番なんか全くない。 これは私の希望的観測じゃない、必ずそうなる。だから北朝鮮はこんなことやるわけがない。日本を目覚めさせるだけだから。あいつら(北朝鮮)は今の中途半端な日本の体制のままのほうがいいから、口先で威嚇するが、絶対に実力行使なんかしない。そんなことをしたら墓穴を掘るだけと知っている。 北朝鮮の兵士を一騎当千の超人集団のように描いていたのと、連中が九州に作った日本人収容所での虐待の描写の胸糞の悪さ、あと日本政府や自衛隊を全くの無能集団のように描き、犯罪少年たちをまるでヒーローのように描いているのが自己都合展開過ぎてひたすらムカついたんで、読み終わってすぐブックオフに叩き売った。だから星1つ。 最後に断っておくが私は別に村上龍が嫌いなわけじゃない。「五分後の世界1、2」「愛と幻想のファシズム」「希望の国のエクソダス」は面白かった。がこの作品は最悪。 | ||||
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| しっかりとした設定から、すこし読み進めるのがしんどいところもありますが、その過程が報われるかのように後半のスピード感は、私の中で村上龍の最高傑作と思っています。 | ||||
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| 得意不得意でいうなら、後者です。 お話の設定上なんでしょうがカタカナで表記の名前が多くて、ちょっと読みづらい。 友人の勧めで手に取った本でした。 | ||||
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| 「アメリカの庇護に頼ることによって、面倒くさくてやっかいなリアルな現実と向かい合うことを避けてきた戦後日本。 そういう国はひたすら現実をなぞり、社会や文化が洗練されていくが、やがてダイナミズムを失って衰退に向かう。」 「国家というものは必ず少数者を犠牲にして多数派を守るものなのだが、日本は、国家として戦略的に少数を犠牲にして多数を生かすということができない。」 したがって高麗遠征軍となのる北朝鮮武装集団が福岡を占拠するするというリアルな現実に、日本政府は対応することができない。 何を犠牲にし何を守るべきなのか分からないがため、何も決定できない。最優先事項を決めずにその場しのぎの対策で基本方針が示されない。 そんな中で、唯一それができるとしたら、村上龍の作品中、最もぶっ飛んだ傑作といえる「昭和歌謡大全集」で漫画的なまでにハチャメチャな活躍をみせたあの若者たちのような存在しかいない。 「昭和歌謡大全集」で20代だったイシハラが更にイッテしまったように強烈な性格の49歳詩人となって再登場し、、55歳となったノブエは川崎市でホームレスとなり、周りがおそれるほどの存在感を放っているのには笑ってしまいましたが、そのイシハラをしたって自然と集まった、いわゆる通常社会からははみ出した若者たちのような存在こそが、唯一奴らを敵として認識し現実的な努力によって現状を変えることができるのだ。 「あれを倒すのは簡単じゃないけど不可能じゃない」と決意する場面は見事だ。 後半のホテルでの作戦はもう何度読んでも(本書を読むのはハードカバー出版直後に初読して以降もう4度目)手に汗握る展開でページをめくるのももどかしいほどだ。 特にヒノが、コリョに対する恐怖を気づかないふりをしてごまかすのではなく、恐怖を自覚し、それに対してどう対処するかを決めることでとりあえず立ち向かっていけることに気づくと同時に自分を殺そうとした母親を思い出すくだりは、緊迫する状況の中でも涙が出そうなくらい感動的だ。 一方北朝鮮側からの視点で語られるパートも少なくなく、このパートも面白い。 巻末の参考文献を見ると北朝鮮関係の書籍がずらりと紹介されているが、かなりの情報収集に裏付かれた物語構成になっていると思われ、リアルで説得力がある。北朝鮮人が日本に来て感じた違和感は、実は村上龍自身が感じている違和感なのだろう。 村上龍はこれまでに様々な作品を発表していますが、「コインロッカーベイビーズ」「五分後の世界」「昭和歌謡大全集」「半島を出よ」といった破壊系の作品こそが、村上龍がもっとも輝く、本領発揮できる舞台なんだと再認識したしだいです。 | ||||
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| 自分はディテールとかそれほど気にしないのでサクッとよみました。 参考文献が最後の方にあって100作くらいの本があり、作家って大変だなーと単純に思いました。 大学の卒論とかの比ではないかなw 兵器とかテロに興味ある人には非常におもしろいでしょうが、グロデスクな場面も多々あり抵抗がある方も多いでしょう。 なのでブックカバーのカエルみて気持ちわるーって思った人にはおすすめしませんな。 | ||||
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| これはもう1人の村上にも見られることだが、「その時期に流行ったスキャンダルなニュースのつぎはぎ」です。 そういうのが上手い2人、それで売れてしまう日本、とも言える。 今回の場合「無能な政治家」「日本の不況」「少年(猟奇)犯罪」「勇気の欠如、社会への無関心」と言った問題に 「北朝鮮が福岡に攻めて来たら」が加わります。 「なんかニュースで見たことある」だけにリアリティはあります。 ただディティールはまるで戦争オタクが齧ったSFの残り物であって、心情の機微も無いですし、 結果ありきの小説だなあ、としか感想は持てません。 ただ「野球場を占拠し、数万人の観衆を人質にする」と言うのは良いアイデアだと思いました。 それもイスラム過激派がイギリスやアメリカで同様のことはしない(できない)ことを考えれば妄想の 類は出ないと言えますけれどね。 よくありがちなおっさんの若者批判、政治批判、日本人批判の結晶でした。 おつかれさまでした。 | ||||
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| 村上龍って実は、あんまり好きじゃなかったんだよ。 どうしても、あの顔が出てきちまう。 作家ってのは顔を、あんまり出さない方がいいな。 俺の想像力がないだけかもしんないけど。 でも、この本は、よかった。 どんどんのめり込んでいった。 実際、これからの日本は、こういうことが起こっても不思議じゃないよなぁと考えさせられたよ。 | ||||
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| なぜか誰もツッこんでないけど「コードネーム」というのは単にかっこつけるためにつけるんじゃなくて「名前から作戦内容が類推されないようにする」ためにつけるのが原則なのに「半島を出よ」ってまさに作戦内容そのものじゃねえかよ!!!! まるで「捷一号作戦」を「フィリピンを何としてでも守るぞ作戦」とでもつけるようなもんじゃねえか。 まさに「馬鹿丸出し」としか言いようがないのになにが星5つだよ。 ご大層に参考文献を山ほど載せてるがこのタイトルだけでこいつの頭の「お里が知れる」もんですワ。 | ||||
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| なぜか誰もツッこんでないけど「コードネーム」というのは単にかっこつけるためにつけるんじゃなくて「名前から作戦内容が類推されないようにする」ためにつけるのが原則なのに「半島を出よ」ってまさに作戦内容そのものじゃねえかよ!!!! まるで「捷一号作戦」を「フィリピンを何としてでも守るぞ作戦」とでもつけるようなもんじゃねえか。 まさに「馬鹿丸出し」としか言いようがないのになにが星5つだよ。 ご大層に参考文献を山ほど載せてるがこのタイトルだけでこいつの頭の「お里が知れる」もんですワ。 | ||||
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| 無防備で、危機対応の判断力、決断力に乏しい今の日本人を見事に表現してくれました。こういう事態が起きると国民はすぐに政府を批判しますが、実は日本人一人ひとりがまさに平和ボケ、ノー天気。だから、多くの日本人はこれを読んでもなお、ピンと来る切実感を持たないかもしれません。そうだとしたら情けない。 | ||||
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| 面白い。久しぶりに小説を読んだが、これを選んで良かった。 もう出版されてしばらく経っており、小説の世界の年度を過ぎてしまっているが、地道に現実化の可能性の高まりを現在の社会背景から感じてしまう。 現在はアベノミクスによる短期的な好景気を中小企業は例年よりも倒産している一方で日本経済は得られている。しかしもう少しで消費税がアップしてしまうためこの先の不景気の未来は目に見えている。買物を消費税のかからない経費で落とすような一部の金持ちなどを除いてますます税を搾取され、多くの国民は外国人にじわじわと仕事を奪われ、結果として格差は拡大する。なんとかオリンピックで良い経済効果を得られるかもしれない。だが、それに甘えてだらだらと現状維持を決められたらそれこそ祭のあとに一気に経済地獄がスタートしそうであり、実際に私的にはそっちへ転がる可能性の方が高いだろうなという感触である。 極めつけは昨年の冬前くらいにあった特定機密保護法の実施。これで国のお偉いさんは都合の悪い政治家を排除できる。こうされることで日本のナショナリズムが強まることもまた目に見えてしまう。だから今後も政治は変わる気配はなくむしろ泥沼にはまる気配をより一層高めている印象である。つまり、徐々に半島を出よの社会背景がリアルになっているんじゃないかなと。福岡に住んでるけど怖いなー。 何もかもがどうしようもなくなってからでしか手を打てないようにしか思えない日本。この小説を読みながらますます国は個人を助けてくれないなという気持ちが強まった。もう村上龍のいうようにこの国でサバイバルするという言葉はまったく 大袈裟な響きには感じられない。だから私は特別に能力は高くないが、これからどこに行っても生き残ることができるスキルを身につけようとしている。私はまだ若者世代の人間でチャンスがあるからだ。 これからの世の中は気づいたもん勝ちだと思う。でもその前に戦闘員に殺されたらどうしようもない笑 | ||||
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| 面白い!とにかくどんどん読み進んで行ってしまうので、もっともっと厚くて冊数があって欲しいと思うぐらい。こんなに読み終えるのが惜しく感じる本は初めてでした。 村上龍は昔から大好きで、学生の頃は図書館で読みふけっていました。 おっさんになった分緻密になってるけど、空気感は昔と変わらない。 ホームレス 公官庁の役人 政府 高麗遠征軍 新聞帰社 など様々な視点で書かれるので、飽きません。 登場人物も多いけど、全員を覚える必要も無いみたい。 読んでいて一番楽しいのは、高麗遠征軍の視点かもしれません。 下巻も楽しみ! | ||||
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| 北朝が「反乱軍」に偽装した精鋭部隊を九州最大都市へ送り込み、 九州を日本政府から分断し(自ら分断させ)、 大日本帝国にとっての満州国のような、傀儡(かいらい)国家設立を目論む。 突飛なようだがコロンブスの卵的で、「あり得る」と思わせられるストーリーだ。 それを受け入れて身をゆだねれば、 そこからは 例えば、『天空の城ラピュタ』のような(良い意味での)ステレオタイプでもあり、 活劇の王道とも言えるストーリーが展開される。 先が読めないこともないが、それでも、読後のカタルシスは、半端なものではない。 超弩級のエンターテインメント小説である、と、僕は断言しちゃう(笑)。 そして、皆さんご指摘のように、 日本社会の常識に振り下ろされる、強烈なスレッジハンマーでもある。 だが、それだけでは語れない、何かがあるように感じた。 読んだ後で、あるいは2度3度読み返せばきっと、 その思惑の深さに、ひれ伏すことになるのではないか? 小説の技法として、 例えば「コリョ」のスーパーエリートと、 普通であればまとまって生活することなど出来ないであろう「はみ出しもの」達が 同列で描かれる。 実は後者も、イノセントにではあるが何らかの(問題)行動を実行した者であり、 「決断できない・実行できない者」 と強烈な対比をなしていたり、 事後に、どちらも漢字の名前を得ていたりと、 非常に同等のもん、として描かれていく様は、技巧としても凄いし、思惑としても凄い。 考えてみれば、前者も自国では反乱軍として扱われており、その家族は既に粛正されているかも知れない。 視点が移り変わる独特な書き方は、こうした効果を狙ってのことなのか? ヤドクガエルも、構築的な2元的相対の崩壊を暗示しているようで、面白いと思う。 さらに、物語の本筋としては、もっと裏があって、 近視眼的には 「日本はイノセントなはみ出し者の活躍で救われた、めでたしめでたし」 で終わったように見えるが、 本当の勝者は全く別で、 政治家・支配者の器として、 この国は北の将軍様の思慮には全く及ばない、 と読めなくもない。 彼は、どちらに転んでも良いように作戦を立案させ、命令を下し、 結果的に軍資金も得ている。 自軍の精鋭部隊を犠牲にして、体制の維持を計る。 その冷徹さ、力学的な論理性。 それを考えると、ゾクゾクした。 もしかしたら、彼の国は思った以上に長く続くかもしれない。 思っているよりも穏やかに、南北統一を果たすかもしれない。 その時、求心力を得るための仮想敵として利用されるのは、間違いなく我が国だ。 そう考えると、ぞっとする。 多くの人に、ぞっとして欲しい。 しっかりと国家間の力学、パワーバランスを考えながら、生き残りの術を考えよう。 なんて大層なことを、考える機会を与えてくれた小説。 読んで欲しい。 | ||||
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| もうムチャクチャな設定です。 北朝鮮の反乱軍が日本の九州へ上陸してクーデターを起こす。 何で関係の無い他所の国でクーデターを起こさなきゃいかんの? 北朝鮮の正規軍は反乱軍が起こした事だからうちは関係ないと主張。だからアメリカや日本は 北朝鮮の国家へは報復の戦争を仕掛けて来ないでもらいたい。反乱軍が勝手にやったことなんだから。 だけどこれは北朝鮮の軍首脳部の悪辣なるアイデアによる軍事作戦。選ばれたる特殊部隊隊員を自らを 反乱軍と名乗り日本でのゲリラ作戦によるテロを起こせと命令。よって自国国家体制を反対する為のクーデター を装っているがその実態は九州を標的にした侵略戦争を日本は仕掛けられる。 最初はたったの9人の北朝鮮コマンド兵が福岡ドームを占拠し日本に対して声明発表し、その後には500人の 特殊部隊が輸送機でやってきて合流し福岡市を占拠。さらには12万人の反乱軍が日本上陸に向かってくる。 こんな大袈裟な数の反乱軍って有りか?! その後一体どうゆうストーリー展開になっていくのか。あまりにも広げすぎた大風呂敷だったが、最後にきちんと 折りたたまれるのがいかにも嘘っぽい。そんなのあり得ない。リアル感満載な設定だったのに、最後がかなりヌルイ。 そんなにきちんと折りたたまなくてもいいのに。 | ||||
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| 素晴らしいの一言。村上龍の最高傑作です。他のどうでもいいエッセイや駄文はやめて、このレベルの作品をもう一度書いてほしいと思います。60歳を過ぎて、エネルギーも時間もそう残されてはいないのですから。 | ||||
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