イビサ
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記載通りで満足です | ||||
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感性だけを能力総動員でぶっ飛ばして、極限にまで至る物語。 まず、娯楽としての密度がすごかった。独特の表現はジェットコースターのように緩急を持ちながら感覚の極限を表して、5時間半もの間空腹すら忘れて集中状態で読んでしまった。それはセンチメンタルではなく、作者自身が言うようにリミッターを外した感情体験。新しい読書体験かもしれない。 言わば理性ゼロの感覚だけで限りない極限を目指したストーリー。周りから見たら破滅的に狂った人生に思えるが、彼女は間違いなく幸せだし、自分の感覚を100%信じ切る姿はエンパワーされるものを感じた。ただ、そこに理性だけが存在しない。いやもしかしたら存在するのかもしれない。でもそれは一般概念で言う理性ではない。彼女の中だけでの完全合理性。でも、もし彼女が実際に存在していたら、親友になりたいと思った。 他の人の感想を見てみると、読んだ人のほとんどが理解できておらず、イメージだけを楽しんでいる。いや、俺も理解できていない。でもこれはある意味で完全に合理的な物語。 | ||||
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村上思想の中でも核となる概念が語られる、非常に重要な一冊だ。 進化と、「階級」と、自由について、精神の限界に近いところまで踏み込んで、しかも極めて厳密に、そして妬けるくらい闊達に、書けている。ある人々にとっては、救いとなりうる本だろう。 バリアという概念。ガイドという概念。進化の促進因子としての『逃亡力』というコトバ。村上龍の小説の中でもあまり見慣れない言葉が、きらめきワードとして紙面から跳び出し、あなたのために嵐の舞いを舞う。 生きること、ただ生きること、それに飽きてきたなら、読むべし。 ワレワレは、いま、海に飽きた魚たちが陸地を探したように、新しい棲息地を探し始めた。私見ではそれは次元の彼方にある。想像力を駆使しなければたどり着けないような場所。 | ||||
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村上龍は才能ある作家だが、その才能に溺れたのだと思う。 それとも、ものを書き続けることにはそうした罠があるのか。 たぶん出版社持ちの取材旅行で、パリやスペインをまわった。 そして、その感想を得意の文体で書き散らした、いや垂れ流したのだろう。 ハイテンションで書かれているのはわかる。 でも、それだけ。 それをありがたがれ、というのは読み手を馬鹿にしている、とわたしは思う。 | ||||
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ヨーロッパ旅行して危ないことをしたくなっちゃう著作としては有害図書なのかもしれないなという印象を抱かせます。 ストーリーそのものはあの時代のラディケみたいで、際物という以外には特に読むべきところもありません。 | ||||
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