■スポンサードリンク


(短編集)

クリスマス・プディングの冒険



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

クリスマス・プディングの冒険の評価: 3.90/5点 レビュー 29件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.90pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(3pt)

長編に比べると物足りないけど、内容はぎっちりみっちり

クリスティの長編に比べると、いつもの見事な人物描写がコンパクトな感じになるので、感情移入や共感、嫌悪といった気持ちを抱きづらく、読んでいて物足りなさを感じます。
しかしこの少ないページ数でよくこれだけの内容を盛り込めるなと感動するくらい、どの話も楽しめました。

「クリスマスプディングの冒険」
古き良き時代のワクワクするような田舎のクリスマスの雰囲気が大変見事に描かれています。
終盤で起きた事件に「やっぱりこうなったか!予想通り!」と思っていたら、それをひねって見事なオチがついていました。
気持ちよく騙されたので読後感が最高でした。

「スペイン櫃の秘密」
ちょっと天然でイライラさせられるけど、男を惹きつける魅力を持つ一人の女性を巡る、色恋沙汰が中心の作品です。
面白かったのですが、証拠が無く、本人に話せば自供するよ、というラストはすっきりしませんでした。

「負け犬」
人間性が鍵となる話なので、人物造形と描写がとても上手く出来ていて大変楽しめました。
しかし、人との会話から推理するポアロらしからぬ方法をとって真相を導き出したのには、ちょっとがっかりしました。

「二十四羽の黒つぐみ」
レストランに出てくる食べ物の描写がたまりません。
それ以外はちょっと印象が弱い作品でした。
食べ物の印象が強すぎたのかも?

「夢」
自殺する夢を何度も見る男が、性格的に自殺なんて絶対にしないだろうに、その夢の通りに自殺してしまうお話。
微妙に胡散臭い雰囲気が面白かったです。

「グリーンショウ氏の阿房宮」
これはいろんな意味でトリックが素晴らしい作品です。
そんなのあり得ないでしょー!とツッコミたくなるくらい無理があるのですが、この清々しいほどの無理矢理感が逆に潔くて気に入りました。
クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ・ミステリ文庫―クリスティー短篇集 (HM1-78))Amazon書評・レビュー:クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ・ミステリ文庫―クリスティー短篇集 (HM1-78))より
4150700788
No.8:
(3pt)

表題作で味わえたクリスマスならではの愉しい気分、それが一番印象に残りました。

収録作品六篇は、以下のとおり。
☃️ クリスマス・プディングの冒険(1960年。橋本福夫 訳。エルキュール・ポアロもの。原型の短篇「クリスマスの冒険」1923年作品は『マン島の黄金』に収録。深町眞理子 訳。)
☃️ スペイン櫃(ひつ)の秘密(1960年。福島正実 訳。エルキュール・ポアロもの。原型の短篇「バグダッド大櫃の謎」1932年作品は『マン島の黄金』に収録。中村妙子 訳。)
☃️ 負け犬(1926年。小笠原豊樹 訳。エルキュール・ポアロもの。)
☃️ 二十四羽の黒つぐみ(1940年。小尾芙佐 訳。エルキュール・ポアロもの。)
☃️ 夢(1937年。小倉多加志 訳。エルキュール・ポアロもの。)
☃️ グリーンショウ氏の阿房宮(あぼうきゅう)(1956年。宇野利泰 訳。ミス・マープルもの。)

いかにもクリスマスらしい愉しさに満ちたポアロものの中篇「クリスマス・プディングの冒険」と、本書のトリを飾るミス・マープルものの短篇「グリーンショウ氏の阿房宮」。この短篇集のなかでは、この二篇が印象に残る作品でした。ほかの四篇は、可もなく不可もなしといった感じのミステリ。いまいち、期待はずれの作品でした。
クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ・ミステリ文庫―クリスティー短篇集 (HM1-78))Amazon書評・レビュー:クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ・ミステリ文庫―クリスティー短篇集 (HM1-78))より
4150700788
No.7:
(3pt)

表題作と旧作の出来の比較はどっこいどっこい

〇電子書籍版発行……2011年12月10日
 Kindleの「メモとハイライト」「栞」機能……×(本文のどこに入れても、「目次」と表記)
 Kindleの表紙……〇(Amazonの表示と同じ、紙Ver.の表紙画)
 Kindleのページ表記……〇(あり)

 電子書籍版の発行日が『愛の探偵たち』と同一日時なのに、表紙とページ表記はまともだ。
 担当が別人で、『愛の探偵たち』担当がよりボンクラだったのか?

表題作の感想のみ。
 1923年に雑誌掲載された初期短篇「クリスマスの冒険」を1960年にリビルドして発表された作品。ページ数が二倍強に膨らんだ。
 原作の感想で、「一体YOUはどーしてそんなとこに」の興味からはじまると書いたが、本作ではその依頼を受けるシーンから始まる。つまり最初のWHYの興味はなくなるのだが、寒さに尻込みするポワロが可愛いし、それを巧みに説き伏せる政府関係者とのやりとりがおかしくて、その点ではプラスマイナスゼロといったところ。

 そして、わたしの興味についてである。
 ヘイスティングスに関するコメントは残されているかどうか?
 元の作品からして、発表当時33歳だった著者が、自分の少女時代の思い出を被せた作品だったが、本作はそれから四半世紀、つまり一世代分ほどさらに時が経っているので、1960年の読者に対しては、「はじめに」で著者の少女時代のクリスマスの思い出を紹介するとともに、孫娘のお相手をひたいてらてらの赤ら顔のおっさんから、都会風の青年に変更して、彼に(旧態のクリスマス・パーティーなんて)古臭いと何度も言わせている。レイシイ夫人の台詞でも、彼らの家が旧態のクリスマスパーティーに拘っていることが何度も示唆される。
 しかし読者に対してはともかく、物語の時代設定を現代(1960年当時)にする必要性はない。第一ポワロが『カーテン』で他界したのは、第二次大戦中だった筈だ……。
 ところがこのひっかかりへの懸念は、レイシイ夫人の台詞、「あの子たちはこれからテープレコーダーで遊ぶつもりでしょうよ」(P.33)で確信に変わった。
 うすうす臭いとは感じていたが……やりおったな、クリスティw

 戦前からトーキー映画もあったんだし、テープレコーダーや映写機を所持している家庭があってもおかしくはなかっただろうが、こどもたちが遊ぶようなものではなかった筈だ。
 これは本作の時代設定を作品を発表した1960年付近にしているからだろう。
 なのでヘイスティングスロスの言及なんて、当然消えている。
 この時点で『カーテン』は発表されていないとは言え、『スタイルズ荘の怪事件』で初登場したポワロは、第一次欧州大戦の戦禍を避けるためにイギリスに疎開していたのであって、その時点でベルギー警察を退職していたのだから、1960年に元気で活躍していたとは怖ろしい。つまりは当時の多くの作家のように、著者もまたポワロを永劫回帰、わかりやすく云えばサザエさん的な年を取らないキャラクターにしていたということだ。
 自分で『カーテン』を書いた後だというのに……。
 このあたりの現実との乖離が、シャーロック・ホームズのように活躍の年表が作られない(かどうかは知らないが、少なくともわたしは目にしたことがない)理由なのだろう。

 一方、ミステリ的な仕掛けについては新旧でほぼなにも変わっていない。
 登場人物名は一新されていて、人数配置にも若干の変更があり、ポワロのターゲットの最後の行動に関しても違いがあるが、物語の根幹に関わるものはない。冒頭のWHYがなくなった分、ひとつ薄くなったと云うことも可能だろう。
 文量が二倍になっても、冗長さなどはまるで感じなかったから、物語的によりクッションが効いて良質になっているのは間違いないと思うが、さりとて個人的には加点になるほどの印象差は受けなかった。冒頭部のポワロが可愛いだけだw
 つまり作品全体でも、――霜月蒼に反抗するつもりはないのだけれど――新旧比較はプラマイゼロという感想である。
クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ・ミステリ文庫―クリスティー短篇集 (HM1-78))Amazon書評・レビュー:クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ・ミステリ文庫―クリスティー短篇集 (HM1-78))より
4150700788
No.6:
(3pt)

平均点レベルの短編集

傑出した出来の作品はなく、すべて平均点程度の出来で、一番良かったのは「クリスマス・プディングの冒険」。

「クリスマス・プディングの冒険」
ある国の王子の高価なルビー盗難事件を秘密裏に解決してほしいとの依頼を受けるポアロ。推理物ではなく、ポアロが巧みな策略で事件を解決する話。奇妙な手紙が置かれていたり、子供たちが殺人事件の芝居でポアロをかつごうとしたリと、楽しめる筋書き。

「スペイン櫃の秘密」
スペイン櫃の中で殺された男の妻が容疑者の無実を信じ、その無実の証明をポアロに依頼する話。偽装された手紙の謎や衝立が動かされた謎など、シェークスピアの「オセロ」になぞらえて、ポアロは意外な真相を暴き出すが、証拠は不十分。

「負け犬」
殺人事件の容疑者の無実を直観で信じた女性より、無実の証明を依頼されるポアロ。アフリカでの鉱山の出来事、医者による催眠術の聞き取り調査など、色々と話を膨らませてはいるが、真相は腰砕け。推理ではなく、ポアロの策略によって、解決する話。

「二十四羽の黒つぐみ」
料理店に毎週火曜日と木曜日に現れる男が一度月曜日に現れ、その2週間後から姿を見せなくなった謎にポアロが興味を持ち、解決する。

「夢」
3時28分にピストル自殺するという、同じ夢をずっと見続ける男から相談を受け、事件に関わるようになるポアロ。実際に、その男が3時28分にピストルで死ぬ。ポアロが間違えて渡した手紙が事件解決に結びつくところが面白い。

「グリーンショウ氏の阿房宮」
奇妙な建築物「阿房宮」の所有者、ミス・グリーンショウが弓矢で撃たれて殺される事件。容疑者3人には鉄壁のアリバイがあるが、事件の背景にあるカラクリをミスマープルが暴く話。既視感ありありのトリックだし、このように巧く騙せるのか、疑問に感じる。
クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ・ミステリ文庫―クリスティー短篇集 (HM1-78))Amazon書評・レビュー:クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ・ミステリ文庫―クリスティー短篇集 (HM1-78))より
4150700788
No.5:
(3pt)

作家としてのクリスティに寄り添い、ゆっくりと味わって読みたい作品集

クリスティが満70歳を迎えた1960年10月に発行され、ポアロ物5編、マープル物1編を収録しています。彼女の半世紀に及ぶキャリアの中でも晩期に当たり、過去に発表された短編を中編化したり、類似の物語構成を用いた作品が多く含まれます。従って、これからクリスティ作品に触れようと考えていたり、まだあまり多くの作品を読んでいない方は、後回しにされることをお勧めします。本書の魅力は、読者にとっておなじみのレシピをクリスティがどのようにアレンジしているか楽しむことにあると言っても過言ではなく、そのためには一定数彼女の作品を読んでいることが必要になってくるでしょう。言い換えるならば、謎解きや犯人当てなどから遊離して、作家としてのクリスティを味わう作品集である、といえます。特に表題作となっている「クリスマス・プディングの冒険」については、そうした視点を持たないとあまり楽しい時間が過ごせないのではないかと思います。どうか、そのような悲しいことになりませんように。

以下、収録作品のレビューを載せます。なお、並びは初出の年代順です。

負け犬
ポアロ物の短編は、まず1923年の1年間で一挙25本がThe Sketch magazineに掲載されますが、本作はそれに次ぐ26作目にあたります。資産家の貴族が殺害され、相続人である甥に嫌疑がかかるものの、被害者の妻は犯人は別にいると主張。派遣された秘書を通して依頼を受けたポアロが事件の真相へ迫っていきます。すでにヘイスティングスは南米に移住したことになっており、代わって2人目のパートナーとなった従者のジョージが初登場。彼のいかにも英国人然とした従者っぷりは、これまたいかにも英国らしいカントリーハウスが舞台となっていることと合わせ、米国の読者へのサービスだったのかもしれません。というのも、この作品はクリスティの著作では初めて、英国に先行して1926年4月、米国のMystery Magazine(エラリー・クィーンやアルフレッド・ヒッチコックの名が冠された雑誌とは別)に掲載されたのです。これは『アクロイド殺し』の初版が発行される2か月前のことでした。なお、英国では同年10月、1732年の創刊以来、現在まで続くThe London Magazineにて発表されましたが、今度はこの2か月後、クリスティはよく知られた失踪事件を起こします。このような時期に発表された作品を34年も経って本書に収録したとき、クリスティは何を思っていたのでしょうか。


ポアロ物の短編第39作で、1938年2月、The Strand Magazineに掲載されました。自殺する夢を繰り返し見たという大富豪がその夢の通りに死亡してしまいます。性格的に自殺とは考えにくいものの、他殺だと断じるにも無理がある、という状況下、催眠術による殺人なども視野に入れながら、ポアロの推理が展開します。事件の構成、使われたトリックともクリスティが他作で用いた方法のバリエーションですが、真相が示されるまでそれに気づかせない手腕はさすがです。

二十四羽の黒つぐみ
1940年11月、米国のCollier's Weeklyで発表され、1941年、“Poirot and the Regular Customer”のタイトルでThe Strand Magazineに掲載されました。ポアロ物の短編としては51作目に該当します。毎週同じ曜日に来て同じ料理を食べるという常連客の行動が、ある日突然変化。店のウエイトレスを通して、たまたまそのことを知ったポアロは好奇心から独自に調査を開始、隠されていた殺人事件を暴き出します。なお、原題である“Four and Twenty Blackbirds”は英国では非常によく知られたマザー・グースの歌、6ペンスの唄(Sing a song of sixpence)からの引用です。クリスティはこの歌を好んだのか、短編「六ペンスのうた」(『リスタデール卿の謎』収録)、長編『ポケットにライ麦を』でも材を求めています。

グリーンショウ氏の阿房宮
通算20作目となる、最後のマープル物短編です。1960年8月、女性向け月刊誌Woman's Journalにて発表されました。複雑なトリックは実現性という点でやや疑問が残るかもしれませんが、物理的な仕掛けではなく、心理の陥穽を突いてくるあたり、非常にクリスティ的です。事件のきっかけを作る人物として、シリーズのレギュラーキャラクター、マープルの甥のレイモンドが登場します。

スペイン櫃の秘密
1932年1月にthe Strand Magazineに掲載された「バグダッドの大櫃の謎」(『黄色いアイリス』収録、改訳版『マン島の黄金』収録)を中編化した作品で、ポアロ物の短編としては53作目にあたります。1960年9月から10月にかけて、女性向け週刊誌Women's Illustratedに3回に分けて掲載され、連載終了の2週間後、本書に収録されました。本作に関しては、先に原型となった「バグダッドの大櫃の謎」を読まれることをお勧めします。その上で、クリスティが何を加え、何を削り、何を変えて中編化したかを読み比べると、彼女の作劇における思考の一端を伺えることができ、ほぼ同内容の話にも関わらず、2度楽しむことができるでしょう。

クリスマス・プディングの冒険
本書のために書き下ろされた、第54作目にして、最後のポアロ物短編(クリスティの死後発見された作品は除きます)。発刊後、Women's Illustratedに“The Theft of the Royal Ruby”のタイトルで3回に分けて掲載されましたが、初回は同じ年のクリスマスイブの発売号でした。内容的には、1923年にThe Sketch magazineにて発表された「クリスマスの冒険」(『マン島の黄金』収録)とほぼ同じで、違うのはページ数が中編規模まで膨らんでいることぐらいです。しかし、それにも関わらず、本作は150を超えるクリスティの短編の中でも、ひときわ味わい深い一本となっています。ここに描かれている、クリスティが特別な思い入れを込めたという子供時代の、すなわち1900年頃のクリスマスの風景の素晴らしさ! 広大なカントリーハウス、クリスマス・ツリー、ヤドリギ、大きな靴下、七面鳥、クリスマス・プディング……そして庭を詰めつくす一面の雪。クリスティはここにとある王子が失態から盗まれてしまったルビーを取り戻すという事件を絡めてきますが、この前時代的な謎も含め、すべてがひとつの童話を形作っています。まさに老婦人が孫に読んで聞かせる絵本の如く。ホワイトクリスマスの夜、本物の薪が赤々と燃える暖炉を前に本作を読むことができたなら、作家としてのクリスティを愛するファンにとって、これ以上ない至福の時となるはずです。
クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ・ミステリ文庫―クリスティー短篇集 (HM1-78))Amazon書評・レビュー:クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ・ミステリ文庫―クリスティー短篇集 (HM1-78))より
4150700788
No.4:
(3pt)

煮え切らない作品が散見。

短編を見ていると良作と、煮え切らない作品集とのどちらかに分かれてしまっているんですよね。なのでダメな作品集を引いてしまうとちょっとがっかりしてしまうものです。この作品はその「ダメな作品集」に残念ながら入ってしまうものです。なぜならばなんとなく結論部の甘さがめだってしまっているから。解説がどうも足りないように感じてしまうのです。でも設定とかは決して悪くはないんですよ。意外な秘密が隠されていたり、せっかくの犯罪が看破されてしまったり…と。ただはずれの作品が多いように見受けられましたので評価は☆3つとさせていただきます。
クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ・ミステリ文庫―クリスティー短篇集 (HM1-78))Amazon書評・レビュー:クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ・ミステリ文庫―クリスティー短篇集 (HM1-78))より
4150700788
No.3:
(3pt)

煮え切らない作品が散見。

短編を見ていると
良作と、煮え切らない作品集との
どちらかに分かれてしまっているんですよね。
なのでダメな作品集を引いてしまうと
ちょっとがっかりしてしまうものです。

この作品はその「ダメな作品集」
に残念ながら入ってしまうものです。
なぜならばなんとなく結論部の甘さが
めだってしまっているから。
解説がどうも足りないように感じてしまうのです。

でも設定とかは
決して悪くはないんですよ。
意外な秘密が隠されていたり、
せっかくの犯罪が看破されてしまったり…と。

ただはずれの作品が多いように見受けられましたので
評価は☆3つとさせていただきます。
クリスマス・プディングの冒険 (1961年) (世界ミステリシリーズ)Amazon書評・レビュー:クリスマス・プディングの冒険 (1961年) (世界ミステリシリーズ)より
B000JAML8A
No.2:
(3pt)

まあまあの短編集

表題作の「クリスマス・プディングの冒険」は、数あるクリスティの短編の中では傑作でしょう。
英国のクリスマスの雰囲気が感じられて、愉しいです。
「ポワロのクリスマス」なんかより、クリスマスに読みたい本です。
あと、マープルものの一篇もなかなか良かったです。
クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)Amazon書評・レビュー:クリスマス・プディングの冒険 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)より
4151300635
No.1:
(3pt)

まあまあの短編集

表題作の「クリスマス・プディングの冒険」は、数あるクリスティの短編の中では傑作でしょう。

英国のクリスマスの雰囲気が感じられて、愉しいです。

「ポワロのクリスマス」なんかより、クリスマスに読みたい本です。

あと、マープルものの一篇もなかなか良かったです。
クリスマス・プディングの冒険 (1961年) (世界ミステリシリーズ)Amazon書評・レビュー:クリスマス・プディングの冒険 (1961年) (世界ミステリシリーズ)より
B000JAML8A

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!