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夜に生きる
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夜に生きるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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本書を読む前に現在上映中の同タイトルの映画を観た。感想としては可もなく不可もなくといった内容で、 芳しくなかった映画とは異なる物との期待をして読み始めたが映画の内容は小説の7~8割と言ったところか。 最も残念なのは第1章でチャールズタウン刑務所に収監されたジョーと父親との遣り取り、警察幹部と犯罪者になった父と子が互いに向き合い相手の立場を慮る場面と前作の主人公である長兄のダニーが刑務所を訪れ自身とノラ、ルーサーのその後を語るシーンはこの小説の中で一番良い場面だと感じるが全て端折られている・・・ 出所したジョーがタンパに移り頭角を現してからの物語がメインな感じでハリウッドでは禁酒法下のギャングの生き様を描写した作品がトレンドなのだろうか? この小説は同作家が著した「運命の日」の続編である。第1次世界大戦直後のボストンを舞台にアイルランド系移民のコグリン家の長男ダニーと已むに已まれぬ事情でオクラホマから逃亡した黒人青年ルーサーを主人公にアメリカ社会の変遷を描いた大作だった。物語の面白さももちろんなのだが、ルへインの筆力に唸らされ、忘れられない場面とセリフが読後何時までも離れないような作品だった。2014年に読んだ本の中で一番良かったと記憶している。それに比べギャングの生き様を描いた本作は読んでいて末路が予想出来・・・ 映画をみて今一だと感じた方はまず「運命の日」を読んでから本書を読む事をお勧めする。 「ミスティック・リバー」「シャッター・アイランド」「パトリック&アンジー」の6作。この作家が描く作品は時代設定こそ違えど必ずボストンを舞台にしているが、3章あるうちの最初のみがボストンで後はフロリダとなる。 きっとそこにも違和感を感じるのだろうが、「穢れしものに祝福を」の中にもパトリックとアンジー がフロリダに行く場面があったのでルへインはボストンの次にタンパに思い入れがあるのかもしれない。 アフレック監督の映画でもアカデミー賞に輝いた「アルゴ」よりも「ザタウン」や「ゴーン・ベイビー・ゴーン」の方がはるかに良かったのだが・・・ボストンを舞台にした方が良い物になると感じるのは気のせいか? | ||||
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私は推理小説が好きで、NWA賞を受賞した過去の小説をKINDOL版で読んでいました。 おもしろい小説だとは思いますが、今までの受賞作品とは少し違うような気がしました。 | ||||
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”GONE BABY GONE”に続いてB・アフレック氏が映画化とか?。氏の監督作では大きな評価を得た”アルゴ”よりも、ボストンに根ざした2作の方が好みだけに楽しみではあるのですが・・・ただ一つの懸念は当作の舞台は禁酒法時代。つい最近も”L.A.ギャングストーリー ”なる同時代の作品があり、(確かに)ノスタルジックなスタイリッシュさは頷けるものの?一抹の不安が・・・(”欲望のバージニア”なるものもありました。)さておき、原作たる本作は、未だにパトリック&アンジーが懐かしい身には、さして驚かされるものではなく、極々普通に読了。 | ||||
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