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ロスト・ケア
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ロスト・ケアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全110件 41~60 3/6ページ
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何人かの視点で話が進み、それぞれが長過ぎない程度にまとまっているので、飽きずに最終章までいける。内容の重さとは別にとても読みやすい作品だと思ったし大どんでん返し的な犯人の判明の仕方もとても良かった。が、最後の最後にいちいちいろいろその後、主人公?の人達がどうなっていったかの説明が入り過ぎたのが、個人的にはいらない。 想像力に任せた方が、良かったかなとは思った。 | ||||
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映画は見ていませんが、この先どれだけの人が、穴に落ちて行くのだろう。 | ||||
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少子高齢化が今後ますます進むこと。今の介護保険制度では救う事ができない人が出てくる事。 昨年までケアマネをしていました。68歳を前に辞めました。長生きをしたくないと本当に思っています。 | ||||
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読み応えがあって面白かった。 単なる猟奇殺人ではなくいろいろ考えさせられるモノがあった。 | ||||
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殺人が「救い」と感じるのは介護だけじゃない。 DⅤ。パワハラ。セクハラ。ネグレクト。仮面夫婦。 この「仮想空間」で救われた人がたくさんいる。きっと。 でも、それは普通できないし、しない。 だからこそ、現実にできないことをしてくれて、正当な理論を訴えてくれた作者に 「ありがとう」と言いたい。そういう人がたくさんいる。きっと。 | ||||
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映画の番宣から原作があることを知りこの小説を手にとりました。半年間の親の介護を経験し重くこの小説を受け止めました。この小説が書かれた頃より介護制度は改善されたのか改悪されたのか分かりませんが、奇跡的に介護期間半年で特養ホームに入所できたので今は落ち着いて振り返ることができます。 でもその半年間を思い返すと地獄のような日々だったと思いますし、半年間で終わってなかったら、わあわあ泣き叫びながら介護を続けていたらと思うと、肝が冷える思いです。 | ||||
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知性は確かに原罪かも知れない、だから痛いだよ | ||||
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作品自体は非常に面白く、興味深いテーマではあったのですが、映画の予告編や映画に関するサイトで露骨にネタバレを喰らいますので、これから読む方はくれぐれも読了までそれらはご覧にならないことをお勧めします。 | ||||
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自分の終末期まで考えられる人は少ない。自分の最後と高齢化が多くなる中でのケアはどこまでできるのか本の題名が示す考えに共感は出来るところはあります。 | ||||
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介護という社会を裏側からみたらこうなるのかなあと思う。ただ、あの人の人を殺す意図がわからないけど。 | ||||
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とても良い作品と思います。 | ||||
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面白かった。 | ||||
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複数の施設で働き、家族と話をする機会があるが、自宅介護は地獄と言っても過言ではない。 現在の過程が抱えている問題などよく描かれています。 | ||||
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人はなぜ人を殺してはいけないのか? 個人的な答えは「生産性が欠落するため」だと思っています だから人間の脳は罪悪感を生み理性を働かせて阻止しようと試みる 人間も所詮は動物 子孫を残す事を基にDNAデータが作られてきたと定義すれば答えはおのずとこうなる この本で最も興味深いのはアルゴリズムによるデータ解析から導かれる犯人の特定だ これはこの先日本が待ち受けているIT社会黙示録だろう マイナンバーカードを窓口に個人データ収集され省庁はビッグデータ構築する このビッグデータはスーパーコンピューター「富岳」によって解析され全ての抑止に利用される いま日本国民は体半分を官庁に預けている…笑 | ||||
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最近の新人賞受賞作はラノベ調が多い中、久々の良作。13階段、闇に薫る嘘に匹敵。 | ||||
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凄く考えさせられる内容。 今の時代だからこそ、読んでほしい一冊 | ||||
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「救われた」 けれど、思っていても口にできない。 それを口にした場合の反響が恐ろしい。口にしても検事は調書に書かない。 穴の外の安全地帯の人々&空気、うわべだけの正義感。 人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。(マタイ福音書) これを実行した男が死刑に。なんとも・・・・。 日本がスウェーデンの死生観に到達するのはずっと先か? 小林よしのり「コロナ論」読後、思った。 | ||||
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介護は今、日本では深刻な問題である。思えば一昔前は、介護という言葉自体遠い存在だった。 人は60過ぎれば仕事を引退し、残り10年を余生として過ごし、病を得て自然に死んでいく。 この形が残っていたからである。しかし、近年、日本は稀に見る長寿大国になった。 100歳を超えると、金で作られた記念品を渡していた自治体が、あまりにも100歳超えが多すぎて予算が間に合わず、 金メッキにした、という話もあるほどである。長寿というめでたい事柄の影に、家族介護という悲劇がある。 ニュースでの老老介護の果の殺人も珍しくない時代である。 こういった社会的な背景を舞台に、ミステリー仕立てにした本書は、かなり重い内容である。 緊迫感をもって読ませるが、どうしても犯人の思想的に、障害者施設での多量殺人の事件を思い出してしまう。 それが殺人であっても、家族は、介護が終わりホッとする。 この事実は、紛れもなく真実であろう。人間の尊厳を考えさせられる内容であった。 思えば、超高齢化社会の日本は各国に注目されている。ある種実験台のような国である。 期待に応えて、悲劇を量産している気がする。この事例をみて、各国は同じ轍を踏まぬように対策するのだろう。 当事者国としては哀しい限りであるが。 | ||||
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絶叫を読んで この作家さん凄い!と思い 別の作品を読もうと思い買いました。 おもしろかった! 最後に あれ?これ以前に読んだことあると気づきました。 私も認知症? いやいや 以前に読んだこと忘れて読んでも 面白い本でした。 | ||||
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介護の問題がクローズアップされて、 介護は、美味しいビジネスとされた時期があった。 高齢化、少子化の中で、介護する老人が増大し、 その財政的な裏付けをどうするのか? が問われている。それから、介護保険制度ができた。 しかし、現実はさらに深刻な事態が存在している。 老人が、健康でなくなり、寝たきりになる。 もしくは、認知症になり、介護している人さえ認識できない。 老人として、生きている意味があるのか。尊厳をどうするのか? などが蓄積している中で、介護を受けている老人で、 家庭の負担になっていることを見計らって、ニコチン注射で殺人する。 という事件が、まず自分の父親から、そして、毎月のように 四十三人もの人を 殺したとする犯人。 その犯人が、実に巧みに姿を隠し、そして、その殺人を 捕まった時には、自供をする。 老衰による死と薬殺による死が 検視では見分けられない。 それを追求するのが、大友検事。 佐久間という同級生との対比が実に優れている。 佐久間は、営業でトップの成績を収め、 この介護ビジネスの幹部として、登場するが、 介護ビジネスが、傾きかけた時に、顧客リストに基づいて 振り込め詐欺に転身する。実に危うい存在である。 一方で、着々と 老人殺害が進んで行く。 犯人を捕まえた時点で、 犯罪と罪とのあり方、人を殺すことは悪いことですか? では、検事さん。あなたは、私を死刑にして、殺人犯にならないのですか? と日本の現実をリアルに、告発するのである。 その巧みさに、驚いた。その中に、深くクリスチャンであることを 染み込ませているのに、物語作りのうまさがある。 | ||||
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