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届け物はまだ手の中に
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届け物はまだ手の中にの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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石持浅海らしさを残す、読後感。かなり閉鎖された環境の中で行われる心理ゲーム。 | ||||
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「綺麗です」といってもそうでも無い物が多い中、本当に綺麗な中古で驚きました。 是非また利用したいです。 | ||||
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表紙に何となく惹かれ購入したが 読んで間もなく、年に数回出会ってしまう 駄作と言うモンじゃないか?と不安がよぎった。 読み進めていっても不安は膨らむだけ、しかも読みにくい。 最後にしてやられた!この言葉しかない! こんな気持ちになった作品はいつ以来だろうか。 この気持ちが味わえるなら苦痛な時間もまたいい思い出。 陳腐な言葉遊びでミスリードさせて 最後にどうだと作家の自慰的押し付け作品ばかりに あたった鬱憤を見事に晴らしてくれた。 | ||||
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"「おまえは、復讐を捨てたのか?」 「復讐なんて、先生は望んでないよ」" 衝動的な殺人で恩師を失った楡井はその殺人者江藤を殺害した。 裏切り者のかつての親友・設楽にその事実を突きつける目的で、設楽邸に向かった楡井は、設楽の妻、妹、秘書の3人の美女に迎えられる。 しかし肝心の楡井に会えないまま、時間が過ぎていく。 相変わらず社会倫理的には問題のある石持さんらしいミステリ。 楡井の殺人そのものではなく、設楽家で起こっている異常な事態はなんなのかということを、3人の女性とのやりとりで進めていきます。 相変わらず、「そのオチはなんなの!?」と言ってしまいそうなオチなので、合わない人には合わないミステリですが、石持さんの作品では久々に、ええやんと思ってしまいました。 設楽と会えない、なんとかして会おうとするというやり取りが、しつこいくらいに丹念に描かれているので、最後のオチも十分納得できる作品だと思います。 | ||||
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石持さんの本は ・無理矢理な理屈ばかりで、読んでいて疲れるだけ ・理屈→理屈→理屈の連続でも面白い! の2パターンに分かれると思いますが、本書は完全に 後者でしたね。 かなり面白かったです。 読者の大半は「設楽君、生きてないよなこれ」と 想像しながら、どんなオチに着地するのかワクワクして 読み続けることになるかと思いますがこう来ましたか! 予想外でしたね。ちょっと、ウルッときてしまいました。 欲を言えば、殺されてしまった恩師との過去話をもう少し 詳しく書いて欲しかったかな。あと、主人公と設楽君の 「恩師と出会って救われてから、お互いにがっかりしちゃった あの日」までの繋がりの深さも、もっと書き込んで 欲しかったです。 (であれば、ウルッ度合いが倍増してたと思うんで) ドキドキする展開&良い意味での「脳内理屈推理の応酬」 を堪能させていただきました。 星四つです! | ||||
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石持浅海氏の作品ならではの凝ったというよりこれまたこんなシチュエーションあるのかと思わせる定番の石持氏の独特の世界観が堪能できる長編。 ミステリーにはフーダニットやらハウダニットなど何を物語の謎に据えるかで分類できるが、本作はWhat's happening系という新たなジャンル開拓と言っても過言ではない何が起こっているのか?に昇天を絞ったミステリーである。 通常の犯人が誰とか犯行方法や動機は最初から分かっているが、倒叙ということでもないので、これは実際に読んでもらわないと伝わらない。あまり本格ミステリーという雰囲気はなくサスペンス調の舞台劇のような雰囲気。 復讐で殺害した被害者の切断した頭とメロンを鞄に入れてかつての友人のホームパーティに参加する主人公という特異過ぎる導入部からホームパーティの参加者と主人公の強迫的な推理合戦が水面下で繰り広げられる。話の着地点がよく見えないままグイグイと最後まで読ませてくれる。ボリュームも手ごろなので読みやすい。 | ||||
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とんでもない状況の中で、とんでもないことがさらに起こるという著者の得意な?パターンです。 緊張感を持って最後まで読めます。 | ||||
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石持節全開のよくわけがわからない話(褒めてます)で、大変素晴らしい出来です。 わけのわからなさは、「耳をふさいで夜を走る」などと通底するものがありますが あれと比べると、はるかに謎の正体が見えそうで見えない感が絶妙です。 まあ例によって、「なんで?」という箇所も少なくはないのですが、 最後に明かされる謎もある意味度肝を抜くもので、人を食ったエンディングと合わせて 今回は文句なしの五つ星を進呈いたします。 | ||||
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先ず、内容の前に。装丁の所為で本が非常に読みにくいです。 先ずサイズがハードカバー並なのにノベルスより少し厚手のソフトカバー。しかも結構薄いので、しっかりと持つことも出来ない代わりに、女性の手と握力ではちょうど良い角度に曲げて読むのも一苦労。 もしも、自宅で机で読書と言うのであれば関係は無いのでしょうけれど、通勤途中の電車でしかも立ってということだともうこれがどうにも疲れるのです。 閑話休題。 探偵役などの感じは『扉は閉ざされたまま』の二人の男女逆転な感じで、しかも主人公=探偵役が犯罪も犯していて一人称です。 主人公がが、旧友を訪ね、旧友が書斎で仕事を済ます間、子供の誕生日会に参加することになり、家人たちの様子の微妙な行動の矛盾から謎解きをしてゆく展開です。 登場人物が魅力的な割には、ストーリーが短いために生き生きと描かれること無く終わってしまう、小規模にまとまりすぎているのが残念です。 やはり、こういった石持作品はもう少しプロットの大きい長編でじっくり味わう方が良いなと個人的には思いました。 | ||||
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