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いつまでもショパン



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いつまでもショパンの評価: 3.92/5点 レビュー 49件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全49件 21~40 2/3ページ
No.29:
(1pt)

時間を大切に

最後まで読むことが面倒だった!
こんなに長編にする必要がある?
ヤンの心理描写もショパンの楽曲の解説もどうでもいい!
最近好きになった作家だけに、全くの期待外れでした。
ま、図書館で借りて読んだのでレビューはしなくてもいいのだけど
書きたいから書きました。以上マル
いつまでもショパン (『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:いつまでもショパン (『このミス』大賞シリーズ)より
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No.28:
(2pt)

ごめんなさい。

音楽の内容満載とは知っていても、結構なボリュームで・・・・読んでいると眠くなってしまいました。
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No.27:
(5pt)

音楽への誘い

コンサートはベートーヴェンしか行ったことがなかったですが、このほんがきっかけでショパンのコンサートに入ってきました。読んでいるうちに手に汗握る、音楽が活字になるなんてびっくりです。ショパンコンクールの背景も興味津々です。
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No.26:
(4pt)

良い!

岬先生の切り口がかっこよくてこのシリーズのファンです。音楽への生き様が雑草のようなたくましさとして描かれていてかっこいいです。
ラストは、ちょっと強引だったかも。
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No.25:
(5pt)

きょくを聴きながら…

この中に出てくる曲を聴きながら読むとはまってしまい、最高に面白かったです。
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No.24:
(1pt)

これって…

一色まことさんの「ピアノの森」にそっくりすぎて呆れました。18年前から連載されて今年最終巻が出た、ショパンコンクールを描いたピアニスト達の物語です。最高に感動する漫画で、ピアノの森を知ってる人はびっくりすると思います。さよならドビュッシーは面白かったけど…。
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No.23:
(5pt)

音楽的な掘り下げが凄い!

彼の作品では毎度のことですが、シャープで無駄のない文章は読み飽きない。
コンテスタントが弾く各曲の解説は、心理面も含めてほんとに参考になる。
ただ・・・今回の結末への持って行き方は少し急ぎ過ぎたか?
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No.22:
(5pt)

これは良い

この本はクラシック好き、またミステリ好きとしては最高に満足です。 ショパンコンクールが大好きなので、こうした作品はもっと書いて欲しいくらい。
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No.21:
(4pt)

動機を考えると殺しすぎ

クラッシック音楽への造詣の深さ、曲の分析に魅了されて、ドビュッシー、ラフマニノフに続いてこの本を読みました。
ショパンコンクールの進行方法、課題曲や選曲について、とても興味深く読みました。
ただ、ポーランドの民衆の気持ちとは別に、アメリカに、中東への軍事介入に反対するドイツ、フランスは古いヨーロッパ、中欧のポーランドなどは新しいヨーロッパなどと言われて、喜んでいたポーランド政府と追随する一部のポーランド人。
そんなことを考えると、ポーランドが抵抗し続けたという歴史は一面的だと思います。
テロ犯の動機が個人的で、動機の割になぜこれほど多くの無辜の人々を殺さなければいけなかったか?疑問に思います。
もっと歴史を遡った怨念を動機にして欲しかった。そうしたら、共感できたかも。
でも、今回もショパンの理解を深めてくれたことは、感謝します。
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No.20:
(1pt)

ミステリとしてもショパン入門としても楽しめない

ドビュッシー、ラフマときたのでシリーズ化するんだろうと
思っていましたが、予想通りやはり知名度のあるショパンできた。
バッハの幾何学的な構築性やブラームス、ベートーベンの重厚さは
さすがに一般受けするような文章で描写するのは難しいとさけたのでせう。
スクリャービンやスカルラッティじゃやや華やかさがたりないですし、
リストやシューベルトは有名だけど意外と楽曲描写やアナリーゼが難しい、
シューマンでは奥泉光をとても凌駕できそうにないし・・・ 
で、結局、楽曲もなじまれているショパンに落ち着いたってとこか。

シリーズ3作中では、一番「なんじゃこりゃ?」感が強かった。
はっきりいうと、ミステリとしては三流。
一方、国際ピアノコンクールを舞台にしている以上、単なる楽曲描写や抒情的
表現だけで許されるはずなく、演奏者の技術は勿論、それぞれのピアノを歌わ
せる力量の差までも描き分ける必要があると思うが、到底そんなレベルには
到達してない。というか、文字で演奏の個性をかき分けるなんてことが可能な
のは田秀和か吉田健一か、生きている人なら片山杜秀だけでせう。
(吉田秀和のルプーのシューベルト批評を読んで、初めてルプーのピアニズム
の機微を写し取った文章にであったと驚愕したものだ)
単なるショパン入門としてなら、音楽の友社の新書版作曲家解説シリーズを
読むほうがずっとちゃんとした知識を得られる。
今回は音楽描写にははなから期待せず、ミステリとしてだけ楽しもうと思った
のだが、そうしてみても楽しめる点はほとんどなかった。
3度目の正直を期待したのだが、残念。
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No.19:
(5pt)

本当におもしろい

最近読んだ書籍で一番熱中して読んだ本です。何度読み返しても面白い。これからも楽しみです
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No.18:
(4pt)

YouTubeでショパンを聴きながら読みましょう

岬シリーズの3作目です。
個人的には舞台が海外でちょっと感情移入がしにくかったですが、中山さんの作品からは音が聞こえるって本当だと思います。
本文中の曲をYouTubeで聴きながら読むとさらに情景が浮かぶことは言うまでもありません。
ラストの人質奪還の場面は、絶対にありあえないことにもかかわらず、思わず涙が出てきました。
音楽ミステリーというジャンルはほかにはあまりないので、より一層貴重です。
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No.17:
(1pt)

下調べをもっと

作者はショパンやコンクールのことについてはたくさん調べたのでしょうが、突発性難聴についてはどの程度調べたのでしょうか。
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No.16:
(2pt)

読む人の音楽知識と好みによって評価が大きく変わる本では?

他の方々のレビューでは高評価ですが、私にはまったく受け付けられませんでした。

まず、ピアノなどの楽器を習った経験のない私には、専門用語の羅列の演奏シーンはよく理解できず、なんとなく雰囲気を感じるくらいしかできませんでした。描写が長すぎるとさえ思ってしまったほどです。
同様にクラシックを扱った漫画の『のだめカンタービレ』や『ピアノの森』では、(絵の効力が大きいとはいえ)演奏シーンを楽しむことができたし、本作と同じ作者の『さよならドビュッシー』でもそれほど理解に苦労しなかったので、この点は非常に残念です。

また、テロのシーンの描写が、私には気持ち悪すぎて、読後しばらく嫌悪感に悩まされたほどです。
主人公はテロに出会って「テロに対する大きな怒りを感じた」ということですが、主人公の反応を見る限り「テロの気持ち悪さ」のほうが大きく伝わってきました。
怒りや悲しみを表現するのであれば、もっと別の描写方法があったのではと思います。

そしてミステリーとしての肝心のトリックですが、犯人を推理するための十分な材料が提示されておらず、「なんとなくこの人が怪しいな」と勘で感じるくらいでした。
これも本格ミステリーが好きな私にとっては、がっかりしたポイントです。

音楽の知識がなく、リアルな人体損傷描写に弱く、謎解きが好きな私には、選ぶべき本ではなかったのだと思います。
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No.15:
(4pt)

とにかく面白い!

いったい誰が犯人か?引きずり込まれるように読んでしまいました。世界情勢と重なった事もあり、ドキドキしながら読み進み、アッと言う間に終わりました。涙しそうになる場面もあり、本当に面白かったです。
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No.14:
(4pt)

『岬洋介シリーズ』を課題図書にするべき

本作はピアニスト・岬洋介を主人公にした、シリーズ第3作である。

 本作も前2作に負けず劣らずの、素晴らしい作品だった。

 読んでいて強く印象付けられたのは、「僕がぼくであるため」のものの大切さだ。

 最近は知らないけど、自分が小学生くらいの時には、夏休みになると必ず『課題図書』というものが紹介されていた。

 本作は、課題図書になるだけの価値がある作品だと思う。

 でも、ただ単に夏休みの読書感想文の宿題のために読むのなら、時間の無駄だと思うので、そういう動機の人にはお勧めはしない。

 「僕が僕であるために」これを考えたことがある人にお勧めしたい。
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No.13:
(3pt)

音楽が聞こえてくるような描写力

コンクール時の描写は見事でした。まるで音楽が聞こえてくるような表現力には、ますます磨きがかかっていると思います。
ポーランドにおけるショパンの位置づけなども、興味深く読みました。

ただ、ミステリとしてのおもしろさ、謎解きのどきどき感は薄めだと思います。そのため☆を三つにしました。
音楽小説として読むのならば、もっと高い評価をしても良いでしょう。

岬先生が超人になっていくのがちょっとなあ、という終わり方でした。
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No.12:
(4pt)

文字から音が聴こえる

音楽を演っていた人なら涙するのではないでしょうか。
ストーリーは一部で若干の破綻が感じられましたので、マイナス一点としました。
しかし、文字から音が聴こえる体験は凄まじく感動しました。
カフェで読んでいたのですが、人前で危うく泣くところでした。
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No.11:
(4pt)

ミステリーとしては×だけど

「さよならドビュッシー」「おやすみラフマニノフ」がミステリーとしてはいまいちだったので、本書を書店で見かけた時は手に取るかどうかも迷いましたが、帯に書いてある紹介でショパン・コンクールが舞台だと分かって、買いました。
ミステリーとしては、ハッキリ言って、×です。
すぐに犯人が分かります。猟奇的に思える犯行の理由も併せて分かります。伏線の張り方がこれまで同様下手すぎると感じました。
ミステリーを期待してはいけない本です。

しかし、一気読みしてしまったぐらいおもしろかったです。
音楽から与えられる気分の高揚、それが伝わってきます。
このミスでデビューして、それもこのシリーズの始まりがデビュー作だったので、ミステリーを入れなければならないのでしょうが、ミステリーとしては低い評価をせざるをえないのが残念です。
音楽物として、もっと読みたいと思いました。

評価は五点満点で四点です。それより下は付けられないと個人的に思います。
あえて言うならばイスラムについての書き方が少々まずいかも知れません。イスラムというのは同じ宗教を信じる人々の総称であり、国という狭い範囲ではなく広範囲に渡っていて、それを十把一絡げにしてしまうのはいかがなものかと思います。まして、一緒に結びつけられているのが、テロ、ですから。イスラムで最大の美徳とされるのは「寛容」であると読んだ事があります。なぜ、そうでありながら、テロ活動をする人々がいるのか、その歴史背景を知っているのか疑問です。知らずに安易に書いているように感じました。しかし、永遠の0とは違って、許される範囲内にあると思います(私はイスラムではないので推測にしかすぎませんが)。
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No.10:
(4pt)

「音楽の力」に感動したい

『さよならドビュッシー』が気になっていたところに「ショパン」ときた。つい手にとってしまった。唸らされた。何よりもその音楽の描写の巧みさに。特にショパンの楽曲の演奏シーンについては、「解説」じみた押し付けがましさがなく、実際に演奏を聴いているかのような情景まで浮かんでくる。本人はピアノを全く弾けないそうだが、よくそれでこれだけの描写ができるものだ。文章という「音」の無い媒体で音楽をここまで表現するとは、素晴らしい。漫画でそれをやってのけた一色まこと『ピアノの森』との共通性を感じる人も多いのではないか。

ラストの出来事に関しては多少強引な面もあり、人によって評価の分かれるところだろうが、「音楽の力」を信じる者にとってはさほど違和感なく受け止められる結末だと思う。似たような風景として『ショーシャンクの空に』での「フィガロ」の場面が想起される。つまり、作者自身がそれだけ「音楽の力」というものを信じているのだ。そこにこそ共感したい。

つまり、この小説の主人公は、実は「音楽」なのだ。厳密なトリックで衆目を驚かす類の話ではない。音楽的感性の深みで味わう話だ。そこを外して読んでは、この物語の味わいは半減する。その意味では読み手を選ぶ作品だと言える。選ばれた者は大いに楽しめるだろう。
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