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ブラックボックス
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ブラックボックスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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読み終えると、食べることが怖くなるような小説だが、今一つの面白さだった。600ページにも及ぶ長編にも関わらず、起伏に乏しく、ずっと野菜工場とサラダ工場を舞台にした食への不安が延々と綴られる。 最先端のハイテク野菜工場と真夜中のサラダ工場で一体何が行われているのか。薬漬けの野菜に、添加物まみれのサラダ…怖い。 恐らく、見てくれ重視の何でもありというのが今の日本の食の現実なのだろう。中国のからの輸入食材に嫌悪感を抱きながらも、やっていることは程度の違いこそあれ、殆んど日本も変わらない。 SF小説のようでもあり、ホラー小説のようでもあり、ミステリー小説のようでもあり、サスペンス小説のようでもあるが、スッキリしない結末が良くない。 | ||||
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良くない事は分かってるのに大きな流れで逆らえない。理不尽だが自分の生活の為にどうしようもない。そういう部分が生に伝わってくる感じで大変楽しんで読みました。 | ||||
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日本は沢山の食べ物が残って捨てられていく。それでいて、餓死で死んでしまう人もいる。 かたや、添加物を嫌い高価格無添加ヘルシーフードにこだわる人もいるのだ。 本書は、野菜が昔ながらの太陽や雨に左右される形から、 徹底的に科学を利用して効率化された農業にとって代わる近未来の予想図を描いている。 もともと、地に実る野菜や果物は太陽と土という自然物によって生成される、 いわば人間にとってはコントロール不能のものであった。 しかし、それをもコントロールしてしまうとき、何が起きるか…を不穏な雰囲気をひきづりながら物語が展開する。 テーマはとても面白かったが、いかんせん登場人物などの掘り下げが浅かった気がする。 あれ、この人いつそんなに仲良くなったんだっけ?など不思議な距離感が多々あった… 著者にしては、テーマにこだわりすぎて、人物の魅力度が少なかった感じがした。 | ||||
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