失われた岬
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大よそ、登場人物の塊から云うと3部に分かれてる、かな。もー長い長い。チビチビ読んでたら2週間掛かったし、気合を入れて一気に読むと眠たくなる。まあ、そんな没入度ということ。3パターンそれぞれの主観が変わり、それが各部リンクするんで、後半になると誰が誰だか混同し、物語の繋がりがわかんなくなってくる。 覚〇剤にまつわる話なんだが、アッパーとダウナーの効果を同時に語るんで、やっぱり無理があるだろ、と思ってしまう。上梓にあたり様々な文献や資料を参考にしたと云うが、読者大衆の殆どにその薬効を認知されている物質だけに、その矛盾をペンだけで捩じ伏せるのは無理がある。 | ||||
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篠田節子さんの大ファンです。 前半はドキドキさせてくれましたが、 後半は舞台が全く異なってしまい、 何が何だか訳がわかりませんでした。 残念です…。 | ||||
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数少ない作家買いの方でした。長いこと待っていてすぐに購入して読み始めましたが…。もうつまらなくてつまらなくて。今までの宗教とか過疎の街とか、様々なテーマの集大成的と言えば聞こえはいいが、なんだか寄せ集めみたいな展開が長々と続いた上に、なによりも登場人物たちに感情移入もできない。ほんと、がっかりして。こののちはみんなの書評に一応目を通し、本屋さんでしっかり手に取って数ページ読んでみてから購入することにします。分厚い本でしたが疲れただけでした。 | ||||
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去年、イ・ビョンホンの映画で詳細は違うものの、同じネタ観ました。どっちが先かなど野暮なことは申しませんが、本作は前半の謎をはらんだスピード感ありのアクション付き大展開がうって変わって、中盤以降内省的で宗教哲学的、さらに病理学、植物学、薬学などへの方面に話が進み、戦争の空虚さからもはや先進国ではなくなってしまった近未来の日本の悲しい状況に結びつけられて結末を迎えます。 単行本で600ページほどの大著ですのでさまざまな伏線、記述が続きますが破綻すること無く乗り切る筆力はこの作家さんならではのものであり読み応えは十分でした。 | ||||
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前半の積みあがる謎と、中盤からのまじめに全ての謎を解いていく展開で 結構なページ数にもかかわらず、ほとんど本を閉じるタイミングが無いくらい あっという間に読み終えてしまった。 あえて言えば、やはりミステリーということで結構真面目にまとめられた感が あり、SFだったらもう少し予想を裏切る世界感を出してくれたかもと思えた。 あとは最後の方になるにつれて気になったのが、作者の思いなのだろうけど 今の日本の国の在り方に対する歯がゆさみたいなものが結構強く出て でもそれはこの小説に必要?という感が雑味みたいに残った。 結局連休のなかの1日半ほど費やしたけど、おもしろいミステリーが読めて それなりに満足。 | ||||
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