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ソロモンの偽証
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【この小説が収録されている参考書籍】
ソロモンの偽証の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全509件 281~300 15/26ページ
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内容はおもしろい。ただ、主人公たちが中学生というのがどうも。。。 せめて高校生であれば、彼らの行動力に納得する。 | ||||
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上巻からの内容が続くので、あまり変化が起きることはない。 但し、徐々に書く登場人物が感じ始める違和感によって 大きな変化というか、隠された謎が頭を出し始める。 準備は整った。裁判はどうなるか。全く違う展開が 待っているのかもしれない。引き続き目が話せない。 | ||||
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新潮社という出版社はアニメコミックコンテンツをもたないがゆえ、出版不況の影響をもろにかぶる老舗だが、だからこそ良質な文芸書で勝負する好きな会社であります。 が、大御所になると、批評や校正が甘くなり、作家を信頼して任せっきりになっているのでは。宮部さんはじめ何人かの作家の作品に「時代考証」が全くできていないところが散見されるのです。 本書の舞台は1990年というバブル期の中学校が舞台です。随所に「不登校」「熱中症」「ネイリスト」「ポケベル」「美白」「〜じゃね(東北弁の訛が由来)」「はぶき(仲間はずれ)」など、当時存在すらしなかった、あるいは社会人は使っても中学生はもっていなかった物や言葉が続々と登場する。たとえば不登校という言葉は1998年に文部省が定義したので1990年は登校拒否という言葉でまとめられていたのですぜ。機動捜査隊もどうよ。今の人たちに25年前の社会風俗や文化で語ってもわからないから、というのなら最初から現代で構成すれば良かったのでは?作家自身一番フレンドリーな時代ということで書いたのだろうけど、15年前に構想し、下書きや草稿をしたためていたのなら決してこんな日本の社会になかった言葉を多用したはずはないでしょう。 そういういちゃもんは置いていても、皆さん書いているように、長過ぎですよ、冗長です。どうでもいいシーンに何ページも費やし、そのほとんどが会話。三宅さん以外に登場人物のキャラが似たり寄ったりで個性に欠ける一方、家族が警視庁の捜一の父、法律家の母、ヒロインは顔いい、性格いい、頭いい、の欠点なしのスーパー家族で、かつてバブル期のスーパーヒットメーカー赤川次郎さん(東野圭吾さんの先輩格のような人)の書いたとんでもファミリーの事件簿のような構成で親近感がわきません。 しかも、事件の真実を追って中学生という身分にたちはだかる、あらゆる困難や支障を知恵と勇気で打破する、ってのが見たかったのに、捜査一課の事件資料や調査内容を家庭で娘にしゃべっちゃう父、守秘義務が絶対の探偵事務所や弁護士が第三者の中学生に内幕を全部話してしまう安易かつありえない物語の進行と道具使い。ったくね。 宮部さんは素晴らしい大作を過去に発表されてきた人。全部読んでいます。心理描写や法律知識に長け、身近な素材から深遠な物語を生み出す希有な人なのに、この作品はただ長いだけで得るものがない、と思う。二部の後半からむかむかし始め、3部はもう拷問のようです。 中学生が校舎から飛び降りた事件の背景についての物語構成はやはり90年代のTBSドラマ『たとえば僕が死んだら』で野島さんが設定したものだし、学園ものは今や、この人の右に出る人はいないでしょう。そう、湊かなえさん。餅は餅屋に任せ、宮部さん得意の舞台設定で今後はたのしませてください。 | ||||
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宮部さんの描く少年はホントに良い。まぁ設定には色々と不自然な点も多いですが、小説に現実感など求めない私には全然OK。いいじゃないのこんな中坊達がいても。自らの殺意で深く傷ついた野田君が、自分にしか分からない、だから自分が言わねばと魂を振りしぼる最後の反対尋問が圧巻でした。個人的には「白夜行」や「模倣犯」の読後感に迫るかな(ほめすぎ?)。う〜ん、大満足。 | ||||
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最初は500ページというのは多い気がしたけど、気が付けば予定よりも早く四巻まで読んでしまった。 さて次巻からはいよいよ裁判が始まる。 自殺なのか、殺人なのか? 真実を見つけるためにといいながらなぜ、「偽証で完結した」なのか? すべてが第三部で明らかになる。 10月29日が待ち遠しくてしょうがない。 | ||||
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第三巻の特徴は、まるで青春小説のような始まり方をしていること。 柏木卓也の死の真相を、自分たちだけで見つけて裁判をしようというところを読んだとき、よくある青春小説のような印象を受けた。 ただ、色彩はまるで違っている。 普通のものなら、鮮やかな青空のような印象だけど、本作はどんよりとした曇り空のような感じだ。 三巻は、ものすごくいいところで終わって、ものすごい期待が膨らんでいるところだ。 四巻も期待したい。 | ||||
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全6巻のものを読むことには、いろんな意味でためらいがあった。 だけど2巻を読み終えてみて、そういう感じは消えていった気がする。 まだ先は長いけれど、期待させられる展開だからだ。 第3巻もとても楽しみだ。 | ||||
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1,2巻のスピード間に比べて、3,4巻は似たような話が延々に続き、 中だるみしてしまいました。 | ||||
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人の悪意に満ちた作品というのは、あまり好きではないのだけど、中学生が裁判をするというのが気になって読んでみた。 まだ、1巻が終わっただけで、いいとも悪いともまだ判断はつかないので星3個にした。 だけど、人間の本質みたいなものは、うまく描かれているなと思わされる。 さてこれから第二巻、これからの展開に期待したい。 | ||||
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全巻読了。 大部ですが、どんどん惹かれていって、止まるのが困難。 中学生たちが主人公で、困難に立ち向かう。子供たちって、こんなことを考えているのか、そうだったかなあ、そうだったかもしれないなあ、という思いで読んだ。 中学生って、こどもって大変なんだ。 これから子供を育てる人、今、中学生の子供がいる人におすすめ。子育てが終わった人にもおすすめ。おもしろい。 | ||||
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I部では、柏木の死をきっかけに、マスコミまで動き出すような 混乱状態から、一部の生徒、というか藤野涼子が、何事もなく あいまいに収束もしくは終息に誘導する学校側に不信感を 覚え、自らのうやむやを整理し、真実はどこにあるのかを 私設裁判という形で、はっきりさせ、心の整理をつけようとする。 II部は、この裁判に新しいキャラクターまで加わり、あたかも 本当の裁判に臨む者たちのように、検事団と弁護団にわかれ 彼らに起こっていた本当の出来事を徐々にあぶりだしていく。 これからどうなっていくか、益々気になるが、ひとつだけ 致し方ないが、この内容自体は中学生が行うレベルとしては 超えてしまっているのではないかと感じて、少しリアル感 からは離れてしまう。それでも、本書のストーリーは、 高校生以上では、あまりにピュア過ぎる感情の動きになってしまうし 小学生では不可能な行動なので、やはり中学生ということに 落ち着いてしまうのかもしれない。 どちらにしても、謎と真実が徐々に明らかになっていくだろう 期待感で上巻は終了。次は下巻だ。。。。 あぁ、III部まであるとは。下巻では謎解きまでなのか。 III部は裁判編なので、どういう展開で残りがあるのか、いずれに しても期待大である。 | ||||
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1部上巻で、登場人物のキャラクター染めが長かったせいもあり 物語の中心部分をどこに捉えていいかわからなくなりそうだったが 下巻で、その目的とするものの輪郭がようやく見えてきた。 なので、上巻よりも展開がはやく、且つ物語に入り込む事ができた。 内容は、柏木卓也の死によって混乱を極めた城東3中に、追い討ちを かけるように、更なる同級生に不幸が襲い掛かる。警察も、学校も 真実を追求しようとせず、あいまいな形で収束を図ろうとするが、 涼子の中で、何かが変わり始め、そして2部につながっていく。 物語が大分まとまり始め、この後の展開を期待せずにはいられない。 | ||||
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本書が4冊にわかれ、長編ミステリーとは知らずに購入した。 なので、中々進まないストーリーに、登場人物の紹介内容が 続くあたりで、だれてしまいそうになったが、ひとりの人物の 自殺を機に、大きな塊のような流れが、とたんに動きだした。 著者ならではの、淡々としながらも読者を引き込む書き方に 加え、個々の人物の特徴がはっきりとしてくるので今後の 展開に期待してします。 読み終わった後、これはI部で、II部もあるとの事で、前半の 登場人物紹介が長い理由が納得できた。 大きな事件ではないのに、周りのがどんどんと巻き込まれていく 最中で、サスペンス王道が好きな人にはぴったりではないだろうか。 中学校が舞台なだけに、多くの中学生が登場するが、少し 大人びている会話内容だけが若干違和感を感じるが、 下巻が楽しみである。 | ||||
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一体柏木卓也は自殺なのか?他殺?なのか?読んでいくうちに混乱してくる。弁護人の和彦と健一の調査のいきさつが面白いです。早く最後の『法廷』を読みたい。 | ||||
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手が悪くて単行本が重くて持てないので是非とも文庫本に発行してほしいのです。 | ||||
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第三巻。なかなか物語は進まない。柏木卓也の死の真相を探るべく、藤野涼子は学校内裁判の実行を決意する。 第二巻までは柏木卓也の死から次々と事件が起こるサスペンスフルな展開だったのだが、第三巻はなかなか物語が展開せず、イライラする内容。この先、新たな展開はあるのか、やや不安を感じながら、第四巻に突入。 | ||||
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事件は再び動き出した… 停滞気味の第三巻に不安を感じたのだが、第四巻で再び事件が動き出した。学校内裁判を企画した藤野涼子は検事として、弁護役を買って出た神原和彦らが数々の証言、証拠を集めるために奔走する。 『ソロモンの偽証』というタイトルと『事件』『決意』『法廷』というサブタイトルからバリバリの警察小説か法廷小説をイメージしていたのだが、まさかの学園ミステリーとは。恐らく、第五巻、第六巻の第3部では真実が明かされるのだと思うが、柏木卓也の死は自殺なのか他殺なのか、他殺だとしたら、犯人は大出俊次なのか、或いは他に真犯人がいるのか…個人的には柏木卓也の兄の宏之が怪しいと思っている。 | ||||
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久しぶりに宮部さんの作品をよみました。面白くて一気に読み干してしまいました。第2部の決意を注文し今読み始めています。 | ||||
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久しぶりに宮部さんの作品をよみました。来年の春に映画化されるとの事ですがよみなかまら涼子さんの役にはどの女優が熱演するのかな!と思いながら読んでました。明日には2部の決意が届くので楽しみです。 | ||||
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子供が主人公のものは楽しいです。とてもよく分かっていて参考になります。面白いので次が気になり読むのが早くなりアッーという間です。2巻はあるのですがまちどうしいです。 | ||||
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