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ソロモンの偽証



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ソロモンの偽証の評価: 3.91/5点 レビュー 509件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.91pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全509件 321~340 17/26ページ
No.189:
(3pt)

ちょっとなあ~

評価が高いので読んでみた。「楽園」に通じるおせっかい小説。700頁X3巻からなる超長編小説。中学生が結論の見えている自殺事件を大げさに裁判にまで開いて個人のプライバシーを暴く。悪趣味すぎる。中学生が、裁判で大騒ぎするのは現実的ではなく不自然。これなら350頁の小説を6冊読んだ方がよかった。でも読んでいてそれなりに面白かったので☆☆に近い☆☆☆とした。ちょっとな~…という感じ。正直言って駄作です。
ソロモンの偽証 第I部 事件Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第I部 事件より
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No.188:
(5pt)

続きがワクワクです。

第一部に続いての二部、とても興奮しました。いよいよ第三部が楽しみです。
ソロモンの偽証 第II部 決意Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第II部 決意より
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No.187:
(4pt)

さすが!宮部ワールドにまた引き込まれた!!

私自身の宮部作品購入は理由、ペテロの葬列につぐ3作目となります。今回は、特に読みごたえがあり、気に入りました。何人もの登場人物を巧みに表す作品で、多くの中学生の個性を引き出している。読むごとに引き込まれるのは作者の想像力の豊かさを感じます。
ソロモンの偽証 第II部 決意Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第II部 決意より
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No.186:
(3pt)

SF長大作

これ、推理小説ではなく、「ソロモンの偽証」を打ち破るための、子どもたちの(痛快空想)冒険小説です。
こんなことがあったいいなという感じの。。
ソロモンの偽証 第III部 法廷Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第III部 法廷より
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No.185:
(2pt)

スーパー中学生達の裁判をどう受け止めるか

三部作通しての総評となります。

宮部さんの久々の現代物ミステリーでしたが、お得意の人物描写の濃さは変わっておりませんでした。
その濃さと題材の複雑さ故に、三部作二千ページ超という作品になっております。
古くからの宮部さんの現代物ミステリーファンとしては、期待の大作だったのですが・・・

まず気になったのは、子供達の描き方が少々古い。
90年前後の中学生というよりは、80年前後の中学生です。
自分が作中の中学生と同じ世代の人間なだけに、言葉遣いや背伸び感の違いというのが、気になってしまってどうにもマイナスでした。
あんなに、バブル臭の漂う会話や大人びた会話はしてなかったですわ。

あと、主要格の大人の描写がいくらなんでも甘すぎです。
サイコメトラーばりに気の利く大人がわんさか出てきます。
宮部さん作品に共通しているキャラクターの描き方ではありますし、それが痛快に思う作品も多いのですが、題材を鑑みれば、逆に大人の鈍感さ馬鹿さをもっとクローズアップして欲しかったです。

そして、第二部以降の主軸となる「中学生による裁判」。
これが、自分には最後まで受け入れられませんでした。
大人の描写が甘いと述べましたが、それ以上に中学生達の描写が甘い。
半数程度がスーパー中学生で、知識量、頭の切れ、気の利き方が半端じゃないです。
そのスーパー中学生達が裁判をテキパキと進めていく様はまるで少年漫画のようで、まったく現実感がありませんでした。
情報化の進んだ現代ならともかく、90年代当時の中学生がほぼ独力で裁判というのはあまりに強引すぎです。
そもそも、「裁判」という形の必要性に説得力が感じられませんでした。

「このミステリーがすごい」などの評があてにならないのは重々承知ですが、今回はそれらの評に違わぬ出来だと期待してしまったので、残念な内容でした。

どうでも良い追記ですが、こういったタイトルの付け方は陳腐なのでやめて欲しいです。
バベルとかユダとか福音だとか、聖書がらみや古い神話から内容と関係の無い単語を安易にもってくるのは辟易します。
ソロモンの偽証 第III部 法廷Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第III部 法廷より
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No.184:
(5pt)

面白かったです

とても興味深い作品でした。さすが宮部みゆき!って感じで感動しました。
ソロモンの偽証 第III部 法廷Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第III部 法廷より
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No.183:
(2pt)

二冊くらいでまとまったかも

不要なエピソードが多かった
無駄に長編というか・・
第3部でようやく惹きこまれました。
幼い中学生たちが自分たちで考え解決しようとする姿勢が
大人から見て心強かった。親子で読むのに良いと思います
ソロモンの偽証 第I部 事件Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第I部 事件より
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No.182:
(5pt)

題材はありふれているが宮部さんが書くとすごい

題材はいじめとそれに立ち向かう中学生なのですが、描き方がすごい。怖くなるぐらい本当に本の世界にいるような錯覚を覚えます。こんなに上手く解決はしないのかもしれないですが、皆に可能性がって相乗効果で人は育つのかもしれないと期待させられました。
ソロモンの偽証 第II部 決意Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第II部 決意より
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No.181:
(2pt)

冗長で、結末も期待外れ

本題(少年の転落死は自殺か殺人か)とあまり関係のない事柄の記述が多く、迂遠な感じがした。全3冊で2千ページを超える大作?だが、枝葉末節を省けば1冊で足りたと思う。
当初、警察も学校も少年の両親も、少年は自殺だと思っていた。しかし、告発状が関係者に送られて、ここからどんでん返しを期待したのだが・・・。学校内裁判(裁判ごっこ?)で、結局、「やっぱり自殺だった」という結論になり、それが結末になってしまった。
優秀な中学生たちとは言え、中学生が本物の法曹関係者も顔負けの裁判を準備・実行していくというのは現実離れしている。そこはフィクションだから譲るとしても、この結末では、学校内裁判が「自殺ありき」の出来レースだったという印象しか持てなかった。
ソロモンの偽証 第III部 法廷Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第III部 法廷より
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No.180:
(5pt)

宮部みゆきの底力を見た

やっぱり宮部みゆきはすごい、と素直に言える作品でした。分厚い三冊をものともせず、一気に読んでしまいました。ほかの方も書いていましたが、あり得ない設定ではあります。平凡な公立の中学校の生徒なのに、しっかりしすぎた中学生たち、中学生たちなのにちょっと学んだだけで裁判に精通し、自分たちで裁判をしてしまう、それにおとなの弁護士やジャーナリストなどが証人としてわざわざ参加する、大人たちが暴けなかった真相を中学生が裁判ですべて白日の下にさらしてしまう。そして、中学生とは思えない推理力、洞察力、表現力……。普通の人が書いたら、単なる茶番で終わるでしょう。それを納得しながら読めてしまう、引き込まれてしまう、この筆力のすばらしさ。1冊目では裁判は始まりません。私はタイトルの「ソロモン」がだれなのかと考えながら読みましたが、2冊目の終わりのほうでようやく気づきました。そこからさらに分厚い1冊を読んで、ようやく正解だったことを確認できました。それでうんざりさせられないのだから、もう、ね。大人だから逆に難しいってところもたくさん考えさせられました。
ソロモンの偽証 第I部 事件Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第I部 事件より
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No.179:
(3pt)

話がやや冗長・・・飛ばし読みしました

ストーリーテラーとしての作者を高く評価しています。
しかし、この作品は、話の展開もまあまあで、ちまちまと余分なくどい説明っぽいエピソードが挿入されていて、冗長な感じがします。最初、若いころの作品かなと思い違いしたほどです。
かなり飛ばし読みしても筋が分かります。数ページ飛ばしても、まだこの話かー、と思うほどです。全体的に、先すぼみ感がぬぐえません。それから、教師や学校の扱い方もパターンにはまっていて、残念。
そこが残念。
ソロモンの偽証 第I部 事件Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第I部 事件より
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No.178:
(5pt)

全然リアルじゃないのに中学生たちが生きて呼吸している

やっぱりこの人は少年少女を描かせると本領発揮だ。
こんな中学生どこの世界におんねん、と言いたくなるような、リアリティのかけらもない描き方なのに
全員が生きて呼吸をしている。また、彼らが自らの手で真相を調べようといういうのはいいとして、
模擬裁判にする理由が全然説得力なくて、あろうことか教師や警官がこれに協力するなんて強引
どころの騒ぎじゃないんだが、途中からそれもどうでも良くなってきた。ある意味、極度に抽象化、
結晶化された、ミステリー・ファンタジーともいえる。それで2200ページ(しかも普通の本より字が多い)
だから、あるいは、引っかかりっぱなしになった人には苦痛な小説かも知れない。真相もだいたい予想
つくし。
が、私は完全にマジックにはまった。中盤からは長さをいとおしむ気分にさえなった。そして、エピロ
ーグが何とも短くて、抑制的なのだ。そう、ちょうどリヒャルト・シュトラウスのオペラの、全体の長さを
鎮めるかのようなしゃれたエンディングを連想した。
ソロモンの偽証 第I部 事件Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第I部 事件より
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No.177:
(4pt)

長いけど読む価値はあると思う

3冊読み終えました!3部作なのは知ってたけど、実物を見て分厚さにびっくりしました(笑) 私は1巻はちょっと時間がかかり、2巻からペースがあがり、3巻は一気に読み終えました。3巻の評価が低くてまたびっくり。私は大絶賛!…まではいかないけど、面白かったです。
確かにいくら中学3年生でもこれはないわ、とか、あの人物の関わりとかは想像出来ると思うけど、この本はそういう謎解きメインとは違うと思うし(確かに一人の死を巡っての謎はあるけど)、ありえないなんて言ってたら、この世の小説殆どそうですよね(笑)
むしろ他の方も仰ってますが、各人物の掘り下げ方とか、この長いストーリーを考え、まとめていることに驚嘆しています。3巻の終盤被告人への尋問は息を呑みましたし、柏木くんのキャラクターというか、考え方にはぞっとしました。
もっと短くまとめていたら、人物の書き込み不足で物足りない本になっていたのでは、と思います。
逆にここまで書き込んだのだから、各人物のその後もエピローグでもっと欲しかったなぁ。個人的には藤野パパのスピンオフをひっそり期待してます♪ 1~2年後舞台とかで、涼子を始めちょこちょこ出てきたら嬉しいなぁ。
宮部さん宜しくお願いします!
ソロモンの偽証 第III部 法廷Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第III部 法廷より
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No.176:
(5pt)

おもしろいが、長い

最初のほうは、かなり読むのがおっくうだったのですが、第1巻の中ごろから第3巻の終わりまでは、ぐいぐいと引きずられて読みました。
おもしろかった。
でも、長い。あまりに長い。

登場人物ひとりひとりが、これでもかこれでもか、と細かく描写されているのが、長くなっているひとつの要因でしょう。
よくもここまで人間観察をするものだと、感心もし、怖くもなりました。
そして、その人間描写がこの作品の魅力のひとつであることもわかります。

が、やはり、長い。
せめて2巻にまとめてほしかったです。
ソロモンの偽証 第III部 法廷Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第III部 法廷より
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No.175:
(4pt)

ありえないから面白い

賢い少年が登場してくるのは、宮部さんの18番。今回は判事、検事、弁護士の中学生がトリプルで賢い。賢い子のドラマタイズは
明快に面白くなる。自分では考え付かないくらいの練りこまれた「解」を出してくれるからだ。
だから、今回は賢い子オンパレードの大サービスバージョンだ。

「ありえないからつまらない」などという野暮なレビューは、宮部みゆきを知らない人だと思う。中学生が裁判をする。
そう、このありえないところが、実に面白い。
ソロモンの偽証 第III部 法廷Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第III部 法廷より
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No.174:
(5pt)

傑作だと思います。

読者のコメントの中には「長すぎる」というのもありましたが、これだけ丁寧に書き込んであるから最後のところの感動も大きいのだと私は思います。忙しい人が一気に読むのは無理ですが、少しずつ読む、あるいは飛ばし読みして、時間のあるときじっくり読み直すなどしてもいいと思います。ミステリー的要素より、登場人物の描き方が素晴らしいと思います。
ソロモンの偽証 第II部 決意Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第II部 決意より
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No.173:
(5pt)

現実的でないところがあってもいい。

「こんな優秀な中学生なんて非現実的」とおっしゃっている方もありますが、ドキュメンタリーではないのですし、こんな中学生達がいたらどんなに素晴らしいだろうと思うだけでも楽しいではないですか。この著者の全作品中で、私はこの作品を愛読書のトップにあげます。
ソロモンの偽証 第III部 法廷Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X
No.172:
(4pt)

若干の間延び感が…

1部に続き2部もかなりの長編。

1部は色々な伏線が張られていて、それの解決に向かうと思っていたが、
若干脇道にそれていっているような。。

ただ、3部を読まなくては気が済まない内容なので、
3部への期待をこめて★4つ。
ソロモンの偽証 第II部 決意Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第II部 決意より
4103750111
No.171:
(2pt)

あまりに非現実的で…

いくらなんでも中坊が…なんて…、あまりにも非現実的で、いくらフィクションでもSFに近いくらいだ。
中坊に対する警察、先生、マスコミの対応などはみんなありえない、ありえない。
作者はどのくらい社会経験があるか知らないがフィクションも過ぎるとバカバカしくなる。
もう少し現実に近いフィクションにしないと次作に興味がなくなる。
ソロモンの偽証 第II部 決意Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第II部 決意より
4103750111
No.170:
(2pt)

ソロモンの偽証?

ソロモンの偽証、ソロモンは誰?
ソロモンという壮大な人物を付けた題名に惹かれ、読み始めました。
偽証って、裁判で嘘を吐いたことですか?
嘘を言ったのは、三宅樹理一人ですよね?
としたら彼女がソロモン?
3巻読みながらずーっとそのことを考えてました。読み終えたいまでもなのですが。3巻共に一気によみましたが、ワクワク感があり2巻に対する期待がいっぱいありました。2巻目では登場人物の描写が細か過ぎて読むのが面倒と感じましたが、後で何か重要なことに繋がるかもと飛ばすことを極力避けました。
3巻目に至っては、それが多すぎました。どなたかが冗長だと書かれていますが賛成です。
3巻目を読み始めたとき、2巻目までのテンポと異なる気がして無理してた一気読みの勢いが止まりました。法廷だからかもしれません。
傍聴人、陪審員の細かな描写に辟易し、何か映画化やテレビ化を意識しているようで、飛ばし読みしました。
読後感はやっと読んだ。前の巻を繰って見ることもなく、何か残念。
ソロモンの偽証 第III部 法廷Amazon書評・レビュー:ソロモンの偽証 第III部 法廷より
410375012X

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