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ソロモンの偽証
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【この小説が収録されている参考書籍】
ソロモンの偽証の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全509件 401~420 21/26ページ
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この作家は非常に実力がある。 しかし、この作品では読むのが苦痛でたまらなかった。 人生はこのようなことが起こるものだという根本的な姿勢が違和感の元だ。 真実かもしれないが、そういう人間の細かな心のひだを読まされることが気持ちが悪くてたまらなかった。 ドストエフスキーの作品とは根本的に違う。 この作品の前に読んだ、「64」は最高に楽しい時間だった。 自分の時間をこのような小説を読むことで無駄に消費している事実に耐えきれなかった。 1巻の3分の2で読むのをやめた。 3冊はブックオフ行きです。 すぐれた作品なのだろうが、自分には苦痛でしかなかった。 この作家の、人間や人生への向き合い方が自分にはどうしても合わないと感じた。 どうでもいいじゃないか? そう感じてしまう。 | ||||
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第1部を受け、第3部の「法廷」に向けての第2部。 法廷関係者それぞれの決意を描いている。 しかし、法廷内容に関しては、中学生の考えを超えている感が否めない。 第1部に比べ、ややスローダウンした感じがする。 また、内容がまどろっこしく冗長である。 事件の真相はもちろんだが、弁護人の神原くんの事件への関与も気になる所ではある。 事件の真実が明らかになるのか? 柏木くんは自殺か?他殺か?事故か? 第3部が楽しみである。 | ||||
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帯で盛んに煽り立てるような特別な謎や驚きがあるわけでわないが、とにかく読む手が止まらなかった。 最後がまぁハッピーエンドってのが、やや物足りない気もする。 | ||||
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宮部ファンです。 やっぱし、いいです・・・ これと、時代劇シリーズの間で、もてあそばれる感じが、またよろしい | ||||
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最後にとんでもない真実が待っているのか。この学校内裁判でどんな事実が暴かれるんだろう?・・・などと期待した自分が馬鹿でした。何も秘密はなく、事件は柏木君が自殺したという'T部の展開からまったく変化はありません。大出というワルが柏木を殺したか、殺してないか・・・・'T部でも明らかにされているのですがそれは殺してはないのです。じゃあこの裁判な何のためにやったのか?大出というワルを更正させるためなのか、それとも自分の力を隠していた野田健一がその能力を発揮させるためなのか、友情というすばらしい愛で悩める登場人物たちを救うためなのかなんかめちゃくちゃ。最後、野田健一が教師になり母校に赴任し、「友達になりました。」という台詞でめでたしめでたし。・・・・登場人物の多さとその割に人物描写の雑さが目立つ作品でした。「火車」などをイメージして読んでしまうと、大きくうらぎられておわります。読む人によっては違うでしょうが、私的にはおもしろくなかったです。 | ||||
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「史上最強のミステリー」というのをみて買ってしまいました。しかも3冊まとめて、'T部は確かにおもしろいです。でも、途中ぎから登場人物が次から次へと増えていき、あれこれ誰だっけ?という感じで読み進めなければなりませんでした。小説だから不自然なところはたくさん出てきますし、リアリティに欠ける部分もたくさんみえるのは仕方がないのかなとは思いますが、おもしろいな、次が早く読みたいと思いつつ、「こんな中学生今まで出会ったことない」と中学生を身近にみている商売をしていると感じてしまうところが多々でてきました。中学生はもっと利己的で反面もっと純粋で・・・と思いながら読みました。謎を解明しようと決起する中学生。それを妨害しようとする教師や大人。サポートする大人。宮部さんの書く力が存分に発揮されていて・・・・'U部につながっていきます。 | ||||
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登場人物が第'二部では一気に増えます。覚えるだけで一苦労。登場人物が一人一人個性を持ち、その個性が生かされていくのかな、と思いきや、なんかそこまででもなく、根性のひねくねれまがった少女が一人登場しますが、この小説のヒロイン(凉子)よりずっと現実的で親近感が持てた。こういう子はいる。しかも、その養護の尾崎先生はそのこの根性ひねくれ曲がった原因がニキビだって推測しているだろうし、ニキビは皮膚科でかなり改善されるだろうし・・・と考えていくと、やっぱり不自然。偽の目撃証言を投書する前に、保健室の常連だったその少女を尾崎先生が保護者、担任と話し合い皮膚科やニキビ改善薬でその子の心の奥にある暗黒部分を一瞬で取り払えたと思います。といろいろ突っ込みをいれながらよみました。でも、きっと第'V部で満足いくような学校裁判が展開されるだろうと、期待を持ちながら半日かけてよみきりました。'三部まで買ったのでとりあえず最後までよもうかなと思いながら・・・・ | ||||
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1・2は徹夜で読んだが、3でガッカリしてしまいました。裁判があまりに不自然すぎて…「こんな中学生いるかよ」と思ってしまいました。「模倣犯」を超える傑作を期待していただけに、ガッカリです。 | ||||
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この巻では冒頭から最後まで法廷パートです。 検事側・弁護士側が次々と証人を呼んで様々質疑応答する場面は緊迫感があり、ぐいぐい読ませます。 正直時間を忘れて読みふけました。 で、この巻を読むにあたりいくつか残ってた疑問があるのですが ・小林電器店の前の公衆電話から電話したのは誰だったのか? ・柏木は本当に自殺だったのか? (読者は自殺と知っているが、別の真相など用意できるのか?) ・告発文はどう扱うのか? (読者は偽者と知ってるが、裁判でどう扱われるのか?) ・弁護人・神原の意図はなんなのか? ・事件当日に柏木家にかかってきた電話は何だったのか? これらは鮮やかに料理され、長い長い本作を読んできた読者に十分報いる内容だったと思います。 最後の方で明らかになる事件の真相もかなりのカタルシスがあります。 作者の小説の特徴に、賢い人物の含蓄ある発言がよくでてくることがあげられるのですが、本作では、神原が養母に対して、自分だけ生き残ることに意味はあるのかという問いかけ対する答えがすごいよかったです。 ただ消化不良のまま終わった部分もあることは否めません。せっかくこれだけのページがあるのだからもっと裁判のその後や、登場人物それぞれの裁判後の描写を書いてほしかったです。それが残念だったので☆1つ減らしました。 | ||||
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第1部で、これまでに起きた事件の謎の解明に挑むと決意した藤野涼子が、学校で裁判をやることを決め、判事、検事、弁護士、陪審員を決める流れから、わずか15日間の間に様々な証言や証拠を集める内容です。 第1部では学校関係者や保護者など、いくつかの視点から描かれていましたが、この第2部では検事の藤野涼子と、弁護士の助手・野田健一の二人の視点でほぼ描かれています。そのため話しの広がりが第1部と比べると極端に狭く感じ、失速感は否めないと思いました。 とはいえ、新たな事件も起こり、関係者それぞれに新展開を迎えながらの調査パートは、やはり行き着く暇もない展開です。 告発文がでっち上げというのは読者視点からは明白なのですが、これを残された謎のように扱う展開にはとまどいを覚えますが、逆に作者がどう料理するのか、非常に興味をそそられます。 それに、自殺の真意や屋上の鍵をどうやって開けたか、という読者に解答が提示されてない謎もまだ残っているので第3部も楽しみです。 3部構成のため、最後まで読まないで評価することはできません。最後まで読んだ時、どういう評価になるか、期待もあるけど不安もあるというのが第2部の感想です。 | ||||
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公立中学校で起きた、不登校生徒の飛び降り自殺?事件。 これに端を発した、様々な怪事件。 これから先どういう展開になるんだろう、とまったく予断を許さない展開。 しかも第1部だけでもものすごい分厚い内容で、これと同じボリュームがあと2冊も続くっていったいどんなストーリーなんだよ!と思わずにはいられません。多分多くの読者が同じ思いを抱いているのではないでしょうか? 個人的には著者の現代ミステリーの最高峰は『模倣犯』だと思っていますが、これを読み終わったときには評価がかわってるかも、、、そんな予感を抱いています。 主人公は、物語開始当初は中学2年生。第1部終了時点では3年生に進級していますが、中学生ならではの多感さ、傷つきやすさなどをあますところなく描いてて、なんとなく懐かしい気分にもなります。 骨太のミステリーを読んでみたい人にお薦めです。 | ||||
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宮部みゆき大好きです。気力が落ちた時には「ぼんくら」「日暮し」を読みます。最近はそれに「おまえさん」が加わりました。特に歴史物が好きですが、現代物では、短編集「地下街の街」が私の中ではベスト1。1部の「事件」は、読み進めるのに時間がかかりました。2部は一気に。3部は宮部小説ではいつものことですが、読み終えるが惜しい、でも読み進めたい・・・の葛藤。結末の想像はついていましたが、それでも3部も読み応えがありました。「模倣犯」でも感じましたが、最後がちょっと物足りない感じはしました。あれだけ広がってしまうと仕方ないのかなとも思います。これで終わり?!と思ったところで最後の野田君の話。ほわっとした気持ちで読み終えることができました。さすがです。2部と3部では、知らず知らずの内に涙を出している自分がいました。もう一度、今度はゆっくりと読みます。 | ||||
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期待通り面白い。 三部まであるので、今後どんな風に話がすすんでいくのか 期待したい | ||||
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一人の少年の死をきっかけに動き出す物語。 この少年の死をきっかけにして起こる事件が複数あり、 様々な謎を残したまま第一部は終わるので第二部への期待を膨らませる、 700ページにもわたるプロローグと言えるのではないだろうか。 また、登場人物一人一人の心理描写が細かく、人間の汚い部分や良い部分がリアルに表現されている。 そのため物語にリアリティを与え没頭して読んでいくことが出来る本でした。 事件に立ち向かう少年少女たちの動向、、 第2部に期待です! | ||||
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長編でしたが、本当に一気に読み終えました・・ 色々と(仕事・週刊誌・月刊誌)犠牲にしましたが。。。 ちょっと他のものは置いといて という感じで読みました。 2巻で少しだれたかなと思いましたが、3巻はとても良かったです。 ずっと丁寧に一人一人を描いてきていて 最後に実を結ぶというところです。 中学生だから 良いのでしょうか。。 大人の設定だとこのような純な気持ちには成り難いし おかしいですものね・・・ 人間の揺れ動く心を利害抜きに描けるのは中学生ですかね・・ 性と金という 二大欲望を抜きにして 人間・人生を考えると このように成るのかも知れません。。 宮部さんは「欲望」に目を向けずに人間を描きたいのでしょうか?・ | ||||
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第1部のときは、さまざまな人物の視点から描かれていたけど、 今回は2人の中学生の視点から描かれている。 学校内裁判を企画し、 そのための準備をしていくっていう内容なんだけど、 ミステリーだと思って、読むと、拍子抜けするよ。 まあ、中学生の活動を描いた青春もの、学園もの、と思って読んだらいいかも。 そこに、ちょっと、ミステリー要素が加わってる、っていうぐらいの。 いや、これはある意味、メルヘンか? だって、こんな中学生いないでしょ。 大人より、人生について分かってる。 「五年ぶりの現代ミステリー巨編!」なんて、うたい文句が見られるけど、 むしろこれは、宮部みゆきの「ブレイブストーリー」とか、 「英雄の書」とかの流れの中にある作品なのでは? そして、第3部への伏線と思われる表現が今回あちこちで見られるんだけど、 そこから、何となーく、もう結末が見えちゃったかなっていう… いやいや、宮部みゆきなんだから、 私の予想を裏切る展開が待ってるはず。 たとえ、結末が私の予想通りだとしても、 そうまとめたか、っていうストーリーになってるはず。 ということで、早く第3部が読みたいです。 | ||||
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長編の第二部です・・ 確かに長いですが、読み続けています・・ 一人一人を丁寧に描くと 長くなってしまうのでしょう。 丁寧に描いているので 飽きることなく付いて行っています・・ 早く3部が読みたいです・・・ 今日から読み始めます^^^楽しみです・・・ 宮部さんに 是非大人を描いて欲しい。。 涼子と和彦の 大人になった 対決・恋 に野田君が絡んでいくと 面白いと思いますが^^^ | ||||
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分厚い本なのに、一気に読めた。 1990年の中学生達のお話。あの時代(私は高校生)の学校はこんな感じだった。学校の体制も生徒も先生も親も今とは少し違う。人間だから根本は同じだろうが、時代が違った。まだバブルははじけてなかった。 他にもたくさんのレビューがあるので、あえて内容には触れない。 この分厚い三部作読むのは大変だろうが、読む価値はある。あった。 作中の登場人物のような子供達や先生や大人がまだいた。個人的にはそんなにいい学生生活ではなかったが、今よりはよかった気がする。 あの頃学生だった人も、今学生の子達にも是非読んでもらいたい。がんばって三冊とも。 得るものはあると思う。 あの子供達やあの先生達、あの大人達が現代の学校にも居ることを願う。 | ||||
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皆さんのレビューを読めばわかる通り、長い。 人物描写が細かい。 私は嫌いじゃないが、つまらないと言う人もいるだろう。 裁判などの設定は、1990年のあの時代でもありえないだろう。 でも、昔の学校はあんな感じだったな。 あの頃もいじめや不登校もあった。あんな先生や親も大人もいた。あの電器屋のおじさんみたいな人いたなあ。 三部作、個人的には嫌いな内容ではない。多少無理な設定もあり、途中でなんとなく予想はできたが、悪くない結末だった。理想はあの終わりかた。 久しぶりに宮部さんの作品を読んだが、こういう話は好きだ。 元々、短編が好みなんで、読むのにちょいと疲れた。 | ||||
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久し振りに「宮部さん」を読んでいます・・ 長いので 読み始めるのに勇気が要りますが^^^ でも 読んでいくと 一人一人を丁寧に描くとこれぐらいの長さになるのだと 思えてきます。。二部・三部が楽しみです。。 宮部さんは、時代物と中高生までしか 描かないことが多くなったように思っています。 現代の大人を描くのが 嫌になったのでしょうか? 宮部さんが 大人になるのを拒否しているのでしょうか・・・ その代わりといってはなんですが、大人びた中学生は天下一品です。。 やはり 面白いのは間違いありません・・ 長さを楽しみましょう・・ | ||||
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