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七つの会議
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七つの会議の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全333件 201~220 11/17ページ
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いつもの池井戸潤。7つの会議というタイトルに期待していたがいつもの偽装についての内容 | ||||
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池井戸潤の著書の大半を読んできたがやはり期待を裏切らない面白さがある。 本書は東京建電という会社の中で起こっている問題を様々な立場の人間の目線、生活から追っていく物語。 1章では疎ましい相手が2章では主人公として登場する。その疎ましい相手にも家族があり、過去があり生活があることを 感じさせることでリアルな人間模様が描かれている。 偽装に隠れた謎を解くというミステリー小説ではあるものの、私にとっては社会で働くモチベーションを上げてくれる良本である。 | ||||
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チョット話をややこしくし過ぎの感はありますが、楽しく読めますえ | ||||
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先が読みたくてしかたなくなった。 一日で読み切ってしまった。 働く人は是非読んでほしい。 「会社」はこういうもの! すばらしい作品! | ||||
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池井戸潤さんの作品は、好きでよく読んでいますが、今回も一気に読んでしまうほどでした。 専門的すぎず、読みやすいのも事実です。 どの作品を読んでも、読み終わった後の爽快感がたまりません。 | ||||
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オムニバスかと思いましたが、違いました。 さすが池井戸氏。一日で読み切りました。 私の四十年近い会社勤めの経験上、ただ一つ気がかりなのは 営業部門が発注先を決められるという部分。 弊社ではコンプライアンス上、調達部門です。 小説の中では、その理由がキチンと説明されていましたが。 | ||||
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本を読むのがもともと好きではないのですが、久しぶりに読んでみようと思い、人気もあるようだったので購入しましたが、女性の私としては、会社での男性社会の話みたいで、なかなか気持ちも入り込めず、まだ全然読む気に慣れていません。 | ||||
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初池井戸作品。アッサリサックリ読めて面白かった。もっとドロドロしてるかと思ってた。でも全体を通して登場人物が同じに見える。生い立ちとかは書かれているんだけど、もっと性格に振り幅がほしい。自分が正しいと思っていて、行動するにあたって逡巡することがない人ばかり。あと、事態が露見した際の社外の様子があまり描かれておらず、ヤバい感がない。 | ||||
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楽しく読めました。文句無しに星5です。 新しい会社に八角さんを課長で迎えるって、なんだか笑えました。 課長ですか?www 課長なんて30代のポジションでしょ。 | ||||
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エンタメとしてとても面白い。フィクションと言い切れないリアリティーがあった。 | ||||
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氏のテレビドラマはすべて見ましたが、原作を読むのは初めてでした。正直ドラマ以上に読みやすく、引き込まれる感じがしました。エンタテイメント小説として、テンポの良いストーリー展開と日常の社会生活で我々が感じる違和感、虚無感などがうまくバランスされていて完成度が高いと思いました。ドラマ化されやすいのも、明快なストーリーと人物設定が万人受けするからでしょう。 | ||||
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この作家は、ステレオタイプの登場人物、あまりにも典型的な勧善懲悪で、何度も直木賞の候補に挙がりながら、落選してきた作家であり、最終的に直木賞を受賞した際にも、多数の読者を得て一定以上の評価があるとして何とか受賞したという経緯がある。 私は、この作家の江戸川乱歩賞受賞作であるデビュー作「果つる底なき」を読んだ際、あまりにも文章表現が下手くそで、ストーリーにも無理があり、通常では考えられないキャラクターの平板さ(悪い奴はとことん悪く、いい奴はとことんいい奴=こんな単細胞な人間はいないだろうというぐらいワンパターンのキャラクター)に呆れ、この程度で受賞できるのかと驚いた記憶がある。 だから、それ以来一切読まなかった。 今回、本屋に文庫本が平積みされていること、話題になっていること、どこの会社にありそうなストーリーらしいこと、で、興味を持って購入した。 確かに、どこの会社にもありそうな、企業や組織、サラリーマンのいやらしさが描かれていて、読み物としてはなかなか面白く読む終えることはできた。 ただ、作品の三分の一ぐらいまでは、その表現のくどさと、描写はなくてほとんどが作者による登場人物の心情の説明文の連続に、読み進めるのに苦労した。 地の文でここまで心理を説明している小説は珍しい。 しかも、文章表現もはっきり言って下手くそだ。 地の文で「歩いてきて」なんて表現をプロの作家がするのかと、本当に驚かされた。 普通は、「歩みより」とか「近づいて」とか「こちらに向かい」とか、それなりの表現をするだろう、プロの作家なら。 他にも、作文?と疑いたくなる表現を挙げたらキリがない。 もっと、美しい描写で、読むことそのものを楽しみたいと思う気持ちはまったく適えられなかった。 読むのをやめようかと何度か思った。 それでも読み進めていくうちに、そんな表現にも慣れることができ、この作品は表現を味わって読むものではなく、ストーリーの展開を楽しめばいいのだと割り切ってから、気楽に読み進め、最後まで読み終えることができた。 ど素人が偉そうな批評をしてしまっているが、やはり小説は、どんなに大衆小説であっても、文学の香りや、表現の巧みさ、上手さ、美しさを感じさせる表現であってほしい。 こんな説明だらけの小説が、こんなに高い評価を得ているのが不思議なのだが、多分多数の読者も美しい表現や描写、文学性など求めているのではなく、楽しく面白く読めれば満足だからであろう。 あらゆる分野で、同じようなことが起きているから仕方ないのだろう。 しかし、と思う。 本当にいいのだろうか? この作家さんの作品は多数ドラマ化されて、ひじょうに評価も高い。 私も何作かはドラマを観て面白いと思った。 今回その理由がわかった。 ストーリーの展開は面白いからだ。 だから、脚本家の表現力が良ければ、いいドラマに仕上がるのだ。 ある人は、この作品を数ページ読んで、説明ばかりの、まるでドラマの台本だ、と言った。 私は、もっと表現や描写を堪能できる作品が読みたい。 | ||||
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著者がインタビューで「この本では、一つの大きな不祥事が話に乗っかっているため、クライムノベルという形になっていますが、サラリーマンの日常生活の中にある小さな謎を解き明かすミステリーというつもりで書いてきました」 で書いているとおりで、それぞれの人物の視点から、徐々に真相が明らかになるのを楽しめた。 不祥事を起こすのは特別な人間ではない。誰もが自分だけは誠実だと思いながらも、結果的に不祥事に手を染めていくのだ。 会社組織のなかで、自分を保つことの難しさ、また、そのことの虚しさもきちんと書いたうえで、やはり弱さに負けた人間はいずれ裁かれるということまでを書いている。すべてのビジネスパーソンが読むべき1冊。 | ||||
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あの池井戸潤だけに、期待を抱いて読み始めましたが、流石です。最後まで一気に読ませてくれます。 しかも趣向に富んでいます。第一話「居眠り八角」。半沢直樹的なカラーを漂わせ後に続く余韻を残しながら終わります。第二話「ねじ六奮戦記」になると、「下町ロケット」の色合いが漂いますが、あれ、これって短編集なのかいな。と思うほど、全く別の物語のようになります。そして第三話「コトブキ退社」、「花咲舞シリーズ」にも似たオフィスの女子社員の奮戦記です。まったく違う世界だ。 しかし、第四話、第五話と進むうちに、糸をほぐすかのような因果関係が浮かび上がり、ついには恐るべき会社の実態が明らかになる。・・・・すべてが終わった後、今までの話が環のようにつながっていることに気が付きます。各エピソードでタイトルの「会議」が開かれ、重要なポイントとなります。そんなところも作者の周到な技巧が光っています。 組織の中で、良心を失わずに奮闘する人々を骨太なタッチで描き、ビジネスとはどうあるべきものかを教えてくれます。否、人間としていかに生きるべきかを示唆しているようです。 | ||||
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久しぶり著者の本に触れてみた。ネジ一本、これに宿る運命、恐ろしく思う。町工場の社長が背中に冷たい物を感じたのがわかるような気がする。ドーナッツの展開ではわかりやすいビジネス書かと思った。 確かに飛行機一機も飛行機でできているわけではない。おそらく何万何十万いやそれ以上か小さな部品の集まりであるだろう。考えてみると怖い。ネジ一本の強度不足が人命を奪う。それにしてもみんな腐っている。 | ||||
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古くは雪印しかり 東芝しかり、VWしかり、杭のデーター改ざんしかり 東電も・・・・そして政治家も 客を向かずに自社の利益ばかりを追求すし それこそが勝ち組という風潮がどうなっていくのか? ある「パワハラ委員会」への申請を始まりとして ある会社での出来事が7つのエピソードで描かれていきます。 ある一つの不正。そしてそれを隠ぺいしようとする人々 そして浮かびあがってくる別の不正。 最後の最後にラスボスが出てきます。 正直に客のための仕事をしている人々が 正直に国民のために仕事をしている公務員が 報われる世の中に変わってほしいと思います。 | ||||
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次から次へと明かされていく真相に、夢中になって読んでしまいました ノンストップであっという間に読み終えました | ||||
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会社勤め人にはお勧めの一冊リアルでした 会社の秘密に迫る。ありふれた中堅メーカーを舞台に繰り広げられる迫真の物語こういう感じとまじまじとかつて勤めていた中小企業製造業各部署での揉め事会議でのリアルで面白く読了しました | ||||
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分野は違うが、最近あったマンションの杭偽装問題を連想してしまった。 やらかしたのが子会社、親会社からの圧力・・・・・ 会社の闇の部分を長年知らないフリをして死んだフリをする「居眠り八角」 大暴れした後は、新会社の幹部への誘いを断り、整理会社に残る男気を魅せる。 格好良すぎる。 欲を言えば振り出しの元社長の顛末がぬるいかな? コテンパンにやってくれれば、もっとスッキリしたのに | ||||
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池井戸さんの本は、勧善懲悪でスカッとしますが、最近の作品はやや甘ったるい感じがします。 この本は硬派で、類型的な人物が少なく、読ませます。 隠れ名作ですが真の名作です。 | ||||
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