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七つの会議



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【この小説が収録されている参考書籍】
七つの会議
七つの会議 (集英社文庫)

七つの会議の評価: 4.40/5点 レビュー 336件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全336件 101~120 6/17ページ
No.236:
(5pt)

【映画原作】営業のエース課長が、万年係長に「パワハラ」で訴えられるのですが、なぜか人事部付になってしまいます。その理由を、7つのエピソードで解きほぐし、最後に、大円団を迎える面白い1冊でした

ご存知、2月1日から、野村萬歳さん主演での映画が始まる池井戸潤氏の同名タイトルの原作です
元々は、2012年に日経電子版に連載され、その後、加筆がなされていることや、会議とはいいにくいものもありますので、7つのエピソードがあると考えて頂ければよいでしょうか
かなり、ミステリー的要素があり、ネタバレにもなりますので、ほんのさわりを

物語の舞台は「ソニック」という大手総合電機の雄の子会社の「東京建電」
この会社の営業のエース課長が、万年係長の男から、「パワハラ」で訴えられ、通常であれば、闇に葬られそうな事案ですが、なぜか、エース課長は、そのまま人事部付になってしまいます
その理由を、7つのエピソードで、すこしずつ核心に迫りながら、最後の章で全体像がわかるという仕掛けになっています

子会社とはいえ、大企業に分類される規模の企業だけに、様々な類型の人物が登場します
最後の章で、答に触れた時、「その時、一体、自分なら、どういう判断・行動をしただろうか」と考えさせられる小説です

しかし、池井戸潤氏は最新の「下町ロケット」でもそうですが、様々な企業の内幕を調べ、ミステリー的要素と合わせるのがうまいですね
本書も、一気呵成に読んでしまいました
「池井戸標準」の面白い作品だと思いますし、どのように映画化されているのかが楽しみになってきました
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4087454126
No.235:
(4pt)

サラリーマン必読

他の池井戸作品同様、悪はきちんと痛い目を見ることになりますが、「下町ロケット」「半沢直樹シリーズ」などのそれと比べるとあっさりしており、末路は後日譚として語られるのみです。そのため「倍返し」的な展開を求める人には少し物足りないかもしれません。
小説に求めるものは人それぞれですが、本作品は痛快な勧善懲悪を求める人より、「何のために働くのか?」の答えを現在進行形で探しているサラリーマンにお薦めしたいです。主人公八角(途中まで原島が主人公で八角はヒールだと思っていた汗)の生き方、考え方は、きっとその答えの1つになると思います。

ところで、大手町から横浜に来たついでに橋本に寄ったという話が出てきますが、横浜と橋本は同じ神奈川県でも「ついでに寄る」ような距離ではないです。そこも後でツッコミ入るかなと思っていましたが、何もなかったですね・・・。
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4087454126
No.234:
(5pt)

映画化されますね

先に読み終えていて良かったと思いました。
池井戸さんの小説の中で上位に入る作品です。
引き込まれるように読み終えました。
読後感も爽快でした。
余談ですが実写化される八角さんのイメージが
ちょっと違ったのですが野村萬斎さんも好きなので、良いかなと。
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No.233:
(5pt)

人間そのものが見える

全体を通して人間の裏の部分というか、むしろ本質と言えるところが見えてきます。
池井戸さんの作品は大好きですが、私の中ではこれが一番です。
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No.232:
(5pt)

映画公開前にイッキ読み!

一度読んですっかり忘れてたので、読み返しました。
邪道かもしれないですが、配役と照らし合わせて読み進めました。
途中、女子社員の章は読み飛ばして次の章に行ったものの、
あ、これも大事な伏線だ!と、戻って読むという…
自分の会社員人生とも照らし合わせると、またこれも一興。
結局、人としてどうあるか、神は天から見ているのかもしれないです。
自分の保身ではなく、会社のためにしたんだ、だったらいいのか。
それは結局のところ、保身なのだと。
そういうことなのだなあ。
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No.231:
(4pt)

ドラマ化するとしたらでキャストをドラフト会議するのが楽しい!オススメ(笑)

面白い!
ページをめくる手を止められなくなります!
全て想像の上をいく展開で母にもプレゼントで送ったところ面白くて久しぶりに読書にハマったとのこと!
詳しく書いてしまいたくなる気持ちをぐっっっと抑えてます。
誰かに読ませたくなる本です。
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No.230:
(5pt)

サラリーマンは大変。

一気に読んでしまったがそれだけおもしろかった。サラリーマンは大変だ。
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No.229:
(5pt)

会社勤めだとリアルに感じられるところもあって楽しめる

池井戸潤作品。おすすめ。

複数の会議、人物像を描き出すことを通して、ある企業の根幹を揺るがす事態の全容とそれがどのように起こったかが明かにされる。

点が徐々に線や面として見えてくる面白さがある。
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No.228:
(2pt)

なんだこのママゴトは

ドーナツの話でガックリきた。こんな幼稚な会社がもし存在できたとしたらそりゃ社会のいい迷惑になるだろう。こんな茶番に誰が共感するのか不明。
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No.227:
(5pt)

会社とは目論見の集まるところ・・光あるところに影もある

まず、書籍で楽しめる。今なら、東山紀之主演DVDで楽しめる。
来年の新春には、野村萬斎さんほか、綺羅星がずらりとならぶ映画で楽しむことができる。

経営は数字、だが数字のうらには、ヴァーチャルではなく、リアルが伴う。
日本の産業が、品質管理を標ぼうして、世界の工場として進展していた時代があった。
ジャパン アズ ナンバーワン とか言われて、繁栄の後に、結局は骨を抜かれてしまった状態が続いていた。

会社は会議で動くもの、最近の会議は踊りはしないだろうが、従来産業の忖度(そんたく)会議と、きわめて新しいIT産業系のネット会議に、2分されてきているのかもしれない。

事業のカナメの判断をする場合もあるだろう。またつなぎやネジの役割を果たすこともあるだろう。
ただ言えることは、品質は工業にとっては、致命的に重要な要素であることだ。
QCD(品質、コスト、納期)はやはりすべてを並び立たせることは難しい要素なのだろう。
その中で、ユーザーにとっての最良と、提供者の最良を、いかに成り立たせることができるか。

偉くならないと、なかなか重要な決断はできないもの。
また役職者の判断が、組織や会社にとって、正しいものであるとか、適正なものであるとか、確認することも難しい。

だからこそ、こういった、悩める組織小説を読んで、自らを投影して考えることが、重要なのだと思う。
池井戸作品、楽しいですよね。
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4087454126
No.226:
(5pt)

大した才能だ

題名からして、7つの短編集かと思って読み始めた。すぐに、全体が1つの企業をめぐるストーリーになっていることに気付いたが、この小説が優れているのは、1つ1つの章にそれぞれまとまりがあって、読み応えがあるところだ。それぞれの章で登場人物が置かれるのは、個人の良心と企業の論理の板ばさみになる苦しい状況。各章ごとの主役となる人物の生い立ちと、なぜそのような行動をとるかも、よく描けている。サラリーマン経験者なら身につまされるし、この先どう展開するんだろうと、各章ごとにドキドキしてしまった。私の読者体験の中でこんな本は稀であり、筆者は大した才能の持主だと感嘆させられた。

本書では、企業による製品の欠陥隠しがテーマになっているが、ここ数年日本の製造業で相次いで発覚したデータ捏造や欠陥隠しの数々を考えると、全く絵空事ではない。これらの会社でも実際本書に描かれているような会議が行われていたのかと思うと、暗澹たる気分になる。
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4087454126
No.225:
(5pt)

多数の関係者それぞれの小さな狂いが大きな問題へと発展していく。

最初はパワハラから始まった事件について、多数の関係者の過去や思いと共に事件の全貌が連鎖反応で明らかになっていく構成。
その時自分なら真実を明らかに出来るのかという正義感を突きつけられる本でした。
最初から最後まで興奮冷めやらずに一気読みです。
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4087454126
No.224:
(5pt)

リアリティのある話

池井戸作品には珍しく銀行が絡まない作品だが、リコール隠しがテーマとなり、勧善懲悪のスタイルは変わらずで、読み終わりの後味が良い。
会議で居眠りする、能弁ばかり垂れるのが得意な万年ぐーたら社員、という八角の設定が面白く、「こういう人実際いる」という、妙なリアリティがある。登場人物の背景が丁寧に描写され、ぐんぐん引き込まれた。
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No.223:
(4pt)

正直者が報われる、池井戸作品やっぱり好きです

いろいろと登場人物がいますが、感情移入する人物が報われる池井戸作品はハラハラしながらも信じて安心して読めます。
今回もいろいろありますが、読了後、前を向いて進もうという気になります。
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No.222:
(4pt)

あっと言う間に読み終えた

最後は少し急ぎ足の感があったが章が進むごとにドンドン真実が暴かれていき、一気に読み進めることが出来た。ノルマと信念に挟まれ、苦悩する営業マンの様は読んでいて身につまされる思いがあった。
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No.221:
(5pt)

自分だったらどうするんだろう…?と思わされる一冊

中堅メーカーの会社が過去の不正を巡って四苦八苦する物語。

池井戸潤の作品はそこそこ読んでいるけど、これはかなり好きな方かも。
どこから読んでも引き込まれるし、結末が最後までどの方向に行くのかハラハラさせられた。

隠蔽かリコールか…。規模はどうあれ本当にどこそこの会社で起こってそうだからちょっと怖くなった。
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No.220:
(2pt)

途中までは最高

クライマックスまでは最高です!

各章で主人公が入れ替わり、その人の立場で物事を見ることができ非常に楽しめました。個人的に残念なのがクライマックス付近が、結局は1人の人間をヒーローのような立ち位置にさせ難題解決ってしたのが興醒めです。もう少しグレーな感じで終わっても良かったと思います。なんか非常に残念。
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4087454126
No.219:
(2pt)

7つの会議

池井戸潤ファンです。期待外れしでした。「空飛ぶタイヤ」のほうが読み応えがあり、お勧めです。
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4087454126
No.218:
(5pt)

面白いです。

夢中で読んでます。池井戸さんの小説は登場人物が多いので、メモしながら読んでます。
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4087454126
No.217:
(4pt)

八角さんがいい味です。

モーレツ会社のなかで織り成す出世競争や人間関係アルアルリアルです。池井戸先生らしくエンディングですね。
七つの会議 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:七つの会議 (集英社文庫)より
4087454126

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