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七つの会議
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七つの会議の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全333件 101~120 6/17ページ
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全体を通して人間の裏の部分というか、むしろ本質と言えるところが見えてきます。 池井戸さんの作品は大好きですが、私の中ではこれが一番です。 | ||||
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一度読んですっかり忘れてたので、読み返しました。 邪道かもしれないですが、配役と照らし合わせて読み進めました。 途中、女子社員の章は読み飛ばして次の章に行ったものの、 あ、これも大事な伏線だ!と、戻って読むという… 自分の会社員人生とも照らし合わせると、またこれも一興。 結局、人としてどうあるか、神は天から見ているのかもしれないです。 自分の保身ではなく、会社のためにしたんだ、だったらいいのか。 それは結局のところ、保身なのだと。 そういうことなのだなあ。 | ||||
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面白い! ページをめくる手を止められなくなります! 全て想像の上をいく展開で母にもプレゼントで送ったところ面白くて久しぶりに読書にハマったとのこと! 詳しく書いてしまいたくなる気持ちをぐっっっと抑えてます。 誰かに読ませたくなる本です。 | ||||
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一気に読んでしまったがそれだけおもしろかった。サラリーマンは大変だ。 | ||||
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池井戸潤作品。おすすめ。 複数の会議、人物像を描き出すことを通して、ある企業の根幹を揺るがす事態の全容とそれがどのように起こったかが明かにされる。 点が徐々に線や面として見えてくる面白さがある。 | ||||
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ドーナツの話でガックリきた。こんな幼稚な会社がもし存在できたとしたらそりゃ社会のいい迷惑になるだろう。こんな茶番に誰が共感するのか不明。 | ||||
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まず、書籍で楽しめる。今なら、東山紀之主演DVDで楽しめる。 来年の新春には、野村萬斎さんほか、綺羅星がずらりとならぶ映画で楽しむことができる。 経営は数字、だが数字のうらには、ヴァーチャルではなく、リアルが伴う。 日本の産業が、品質管理を標ぼうして、世界の工場として進展していた時代があった。 ジャパン アズ ナンバーワン とか言われて、繁栄の後に、結局は骨を抜かれてしまった状態が続いていた。 会社は会議で動くもの、最近の会議は踊りはしないだろうが、従来産業の忖度(そんたく)会議と、きわめて新しいIT産業系のネット会議に、2分されてきているのかもしれない。 事業のカナメの判断をする場合もあるだろう。またつなぎやネジの役割を果たすこともあるだろう。 ただ言えることは、品質は工業にとっては、致命的に重要な要素であることだ。 QCD(品質、コスト、納期)はやはりすべてを並び立たせることは難しい要素なのだろう。 その中で、ユーザーにとっての最良と、提供者の最良を、いかに成り立たせることができるか。 偉くならないと、なかなか重要な決断はできないもの。 また役職者の判断が、組織や会社にとって、正しいものであるとか、適正なものであるとか、確認することも難しい。 だからこそ、こういった、悩める組織小説を読んで、自らを投影して考えることが、重要なのだと思う。 池井戸作品、楽しいですよね。 | ||||
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題名からして、7つの短編集かと思って読み始めた。すぐに、全体が1つの企業をめぐるストーリーになっていることに気付いたが、この小説が優れているのは、1つ1つの章にそれぞれまとまりがあって、読み応えがあるところだ。それぞれの章で登場人物が置かれるのは、個人の良心と企業の論理の板ばさみになる苦しい状況。各章ごとの主役となる人物の生い立ちと、なぜそのような行動をとるかも、よく描けている。サラリーマン経験者なら身につまされるし、この先どう展開するんだろうと、各章ごとにドキドキしてしまった。私の読者体験の中でこんな本は稀であり、筆者は大した才能の持主だと感嘆させられた。 本書では、企業による製品の欠陥隠しがテーマになっているが、ここ数年日本の製造業で相次いで発覚したデータ捏造や欠陥隠しの数々を考えると、全く絵空事ではない。これらの会社でも実際本書に描かれているような会議が行われていたのかと思うと、暗澹たる気分になる。 | ||||
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最初はパワハラから始まった事件について、多数の関係者の過去や思いと共に事件の全貌が連鎖反応で明らかになっていく構成。 その時自分なら真実を明らかに出来るのかという正義感を突きつけられる本でした。 最初から最後まで興奮冷めやらずに一気読みです。 | ||||
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池井戸作品には珍しく銀行が絡まない作品だが、リコール隠しがテーマとなり、勧善懲悪のスタイルは変わらずで、読み終わりの後味が良い。 会議で居眠りする、能弁ばかり垂れるのが得意な万年ぐーたら社員、という八角の設定が面白く、「こういう人実際いる」という、妙なリアリティがある。登場人物の背景が丁寧に描写され、ぐんぐん引き込まれた。 | ||||
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いろいろと登場人物がいますが、感情移入する人物が報われる池井戸作品はハラハラしながらも信じて安心して読めます。 今回もいろいろありますが、読了後、前を向いて進もうという気になります。 | ||||
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最後は少し急ぎ足の感があったが章が進むごとにドンドン真実が暴かれていき、一気に読み進めることが出来た。ノルマと信念に挟まれ、苦悩する営業マンの様は読んでいて身につまされる思いがあった。 | ||||
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中堅メーカーの会社が過去の不正を巡って四苦八苦する物語。 池井戸潤の作品はそこそこ読んでいるけど、これはかなり好きな方かも。 どこから読んでも引き込まれるし、結末が最後までどの方向に行くのかハラハラさせられた。 隠蔽かリコールか…。規模はどうあれ本当にどこそこの会社で起こってそうだからちょっと怖くなった。 | ||||
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クライマックスまでは最高です! 各章で主人公が入れ替わり、その人の立場で物事を見ることができ非常に楽しめました。個人的に残念なのがクライマックス付近が、結局は1人の人間をヒーローのような立ち位置にさせ難題解決ってしたのが興醒めです。もう少しグレーな感じで終わっても良かったと思います。なんか非常に残念。 | ||||
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池井戸潤ファンです。期待外れしでした。「空飛ぶタイヤ」のほうが読み応えがあり、お勧めです。 | ||||
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夢中で読んでます。池井戸さんの小説は登場人物が多いので、メモしながら読んでます。 | ||||
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モーレツ会社のなかで織り成す出世競争や人間関係アルアルリアルです。池井戸先生らしくエンディングですね。 | ||||
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登場人物それぞれの生い立ち、ドラマが相変わらず秀逸、リアル。 | ||||
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大手総合電気の雄であるソニックの子会社の東京建電を舞台にした八つの短編で成り立つ人間模様。 第一話で東京建電の秘密がほのめかされ、それに沿って、それぞれの短編は展開される。 第二話の「ネジ六奮闘記」の以下は、池井戸氏の小説を読む方であれば、共感する人も多いのではないか。 『一本いくらもしないネジで、日本中で果たしてどれくらいの人が食っているのかはわからないが、ひとつ言えるのは、どんな時代でも、それで大儲けすることはできなかったろうということだ。ネジを作る人間に求められるのは、ひたむきさだ。』 日本の産業を根底で支えている産業は、ネジだけではないだろうが、グローバル経済は飲み込んでいく。がんばれば報われるということもあるが、出し抜いてやろうという勢力は必ずあるのが、この資本主義社会である。自分の成功が、誰かの失敗につながる社会である。活力を生むという意味で資本主義社会はよいかもしれないが、やはり、足るを知る、ということも必要である。しかし、全ての人が足るを知るということをするわけではなく、日々の平凡な暮らしの中にはどうしても競争はある。その競争の中で、負けん気やわがままが、判断を曇らせる。 そして、この小説で問うているのは、 ①苦しい事情がある時に、常に正しく判断できるか ②自分の想像を超えた甚大な影響のあるトラブルに 遭遇した際に、果たして正しい判断ができるか ということである。 私は自信がない。 池井戸氏の小説には、そのような判断を事前にシミュレーションする効用があるように思う。 | ||||
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読み終えたあと、 『ねじ六はどうなっちゃうんだろう?』 と思ってしまいました。 | ||||
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