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七つの会議



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【この小説が収録されている参考書籍】
七つの会議
七つの会議 (集英社文庫)

七つの会議の評価: 4.39/5点 レビュー 333件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.39pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全333件 1~20 1/17ページ
No.333:
(1pt)

ステレオタイプの悪い人達にウンザリ

この作者の描く不正に手を染める悪い人達は皆んな型に嵌まったワンパターンであり、読んでいて飽きがきました。
加えて、いちいち主要人物の新味のない生い立ちによるページ数の水増しにイライラしました。
トドメは、存在価値のない女性社員のドーナツ販売にまつわる薄っぺらな話で、読むのを途中で投げ出したくなりました。
と、いうことで、自信を持っておすすめできない一作です。
昔々NHKのドラマはもう少しマトモだったと記憶していましたが…
七つの会議Amazon書評・レビュー:七つの会議より
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No.332:
(3pt)

人気作家のクライム・ノベル

原島万二(はらしまばんじ)は東京建電という電器メーカーの営業二課長である。営業二課は、住宅設備関連の電機製品を担当している。

この東京建電でちょっとした事件が起きた。八角民夫(やすみたみお)という営業一課の係長が、課長の坂戸(さかど)の態度がパワハラだと訴えたのだ。この訴えは却下されると誰もが思っていたが、なぜか八角の訴えは認められた。坂戸は営業一課長から人事部付になり、代わりに営業一課長になったのは原島だった。

ねじ六という零細のねじ工場は、東京建電の仕事を受けていた。しかし、ねじ六の担当者だった坂戸が無理なコスト削減要求をして、ねじ六の社長は断らざるを得なかった。しかし、その後原島に担当が変わり、なぜか元の価格でねじ六にその仕事が発注された。その理由を不審に思いながらも喜んだ社長だったが…。

第四話「経理屋稼業」では、東京建電で経理部にいる新田が、営業一課の取引先がねじ六に戻ったことに不信を抱き、調査を始める。しかし、なぜか関係者はみんな口をつぐみ、新田は大阪に飛ばされる。

第五話「社内政治家」では、カスタマー室(顧客からのクレームを処理する部署)の佐野が折りたたみ椅子が壊れたというクレームに目をつけ、調査を始める。最初は自分を見捨てた営業部長の北川や製造部長の稲葉に一矢報いたいという思いで始めただけだったが、調査が進むと思いがけない事実に突き当たる。それは、東京建電そのものを揺るがすほどのものだった…。

確かにクライム・ノベルではあるが、非合法な手段を使って敵をスマートに倒すといった作品ではない。読後がもうひとつスッキリしない小説であった。
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No.331:
(4pt)

不正が起きる理由

小説を通じてどうやったら不正が起きるかという過程を学べた。自分にとっては目の前の場当たりな小さな対応が何億、もしくはお金で解決できない社会問題となって返ってくる、そんなものに自分が巻き込まれた時、どう対応するかを考えさせられた。組織にいると一度はなあなあで済ましたよくないことはその後正すことができず雪だるま式に大きくなっていく。いかにしてそんな小さな悪の芽を出させないか、日頃からの健全な職場づくりが大切だと感じた。
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No.330:
(5pt)

リアルすぎて怖い

あまりにもリアルで自分の身近でもこんなことがあってもおかしくないなと思った
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No.329:
(3pt)

浜本優衣の話をメインにしてほしかった

話の内容は規格外のネジをめぐる不正をあばくストーリーだった。ソニックの子会社である東京建電が製品のコストを下げ受注をもらうため宮野社長が江木が経営するネジの下請け業者に規格外の安いネジを作らせて受注した。ネジの強度が弱く責任問題になったときに当時ネジの発注責任者であった坂戸に全責任を押し付けようとしたが八角らの活躍により宮野の不正を暴くという内容でした。途中に出てきた不倫で退社してその後も社内でパンの販売をする浜本優衣の話をメインするストーリーのほうが読んでみたかった。
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No.328:
(5pt)

ダイハツとトヨタの件から思い出して再読、やっぱり面白い

ダイハツが世間をにぎわせるようになって「池井戸さんの小説にそんな話あったような、なかったような」と思いながら本棚を漁って「あ、七つの会議!」と思い出し再読。一番最初に読んだ時は短編っぽく主人公が移り変わっていくシステムに慣れず「いまいち感情移入しずらいな~」くらいの印象しかなかったのだけどダイハツとトヨタの関係性を東京建電とソニックに投影して読むと「事実は小説より奇なり」ってまさにだな~!とリアリティーが増して二度目読んだ方が面白かった。

以下、ネタバレです。

七つの会議の中では結局、ソニックは隠匿を選んでしまうのだけどそれをしなかったトヨタはすごい。ダイハツの社長の会見も「なんか当事者意識が薄いな~」と感じてたけど七つの会議を読んだら、親会社が介入してくるってこういうことかぁ、と妙に納得。トヨタの良心を感じるし、30年に渡って不正をしていたダイハツの体制の裏側もきっと東京建電と似たようなことがあったんだろうなぁとしみじみ。
今回、トヨタが隠匿しなかったのは社内に池井戸ファンがいくらかいて七つの会議の顛末を知ってる人が多かったからだったりしてと思ってしまう。
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No.327:
(5pt)

なかなかだね❗️

サラリーマンの話だが
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No.326:
(5pt)

おもしろい

すべて
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No.325:
(4pt)

中だるみ

各章で主役を変えて、同じ事象を違った角度から見せている。
最初にある程度の犯罪の内容が分かるので、途中から少し中だるみになった。
本当はこの手法(各章で主役を変える)がこの小説の醍醐味なのでしょうが、私は、少しあきたので☆です。
しかし、意外な結果になっていくのですが、最後の逆転劇はスッとしました。
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No.324:
(4pt)

テレビよりも

池井戸潤作品は「正義は勝つ」という信念を感じる。「こんなに上手くいくか」と思う人もいるけど小説くらい「上手く行って」ほしい。
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No.323:
(5pt)

爽快な終わり

わかっていても面白いですね。
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No.322:
(4pt)

最後に向かって盛り上がるストーリー

この作家の特徴として、最後に向かって盛り上がるストーリーを、とても気に入っています。
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No.321:
(3pt)

スムースで面白い空想小説

登場人物の生い立ちをいちいち書かなければならないのは何なのか。
全体としてストーリーはスムースでそこそこ面白いが、会社というものを外からしか見てないな、という著者の限界も感じた。
また若いOLが毎日丸の内で帰りに外食したり、自宅駅付近でワインや外食を一人でするなどというシーンがあるが、こんなこともまずないだろう。少なくとも平均的OLではない筈だ。ドーナツを社内で食えるようなシステムを提案するような平均的女子社員ではない。
どうせなら各登場人物の年収も記述されていれば面白かったのじゃあるまいか。
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No.320:
(3pt)

ストーリーは面白いが

池井戸作品の中でもストーリー、展開ともに面白いと思います。小説も映画も好きです。ただ、ストーリーの重要なポイントである「コストダウンのためにネジのスペックを落とした」という点にリアリティーがなく、どうしても受け入れられないです。特殊ネジであっても椅子の原価に占める割合は限定的なハズで、ダマテンでスペックを落とすリスクに対するリターンが非常に少ない気がします。作者は元銀行員で数字に強いハズなのに、なぜもっと原価の高い天板やフレームを対象にしなかったのか聞いてみたいです。
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No.319:
(5pt)

これから

大学生でも面白いと思えた一冊でした。来年から社会人になりますが、どんな状況でも自分の軸を持って仕事に取り組んでいきたいと思わされました。
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No.318:
(5pt)

生き方について考えさせられた。

生きていると損得勘定や環境に依存して本来駄目な事をやっていたり、自身の考えを語っているようで、実際は体(てい)の良い優等生を演じている。そんな時に自分自身はどうしたいか?どのように行動するか?を考えさせられた。不正等は良くないが、待遇や環境の維持の為に覚悟は必要なのだと感じた。
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No.317:
(4pt)

映画とは違いますが面白かったです

映画を先に見て原作も読んでみたいと思い購入しました。
映画を見て七つ会議あったの?って感じでしたが、本を読んで なんとなくわかりました。
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No.316:
(4pt)

映画より現実的

先に映画をみてから原作に遡って拝読しました。勿論、原作は緻密で人物背景の描写も詳しく面白かった反面、映画の方も風刺を織り込みより多くの人に訴求したいマインドがよく分かる仕上がりで、結果的に双方の良さがよく分かりました。
原作は、より現実的であり長年企業に勤めていた経験から「そうだよなぁ」と腑に落ちるところが多くありました。良い作品だと思います。
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No.315:
(5pt)

平太と萌

ワクワクした。
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No.314:
(5pt)

一人ひとりの判断の結果

登場人物皆、会社員として頑張っているのだが、一人ひとりの良信と判断によって結果がどう変わるのかが痛感できる。
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4087454126

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