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七つの会議
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七つの会議の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全25件 1~20 1/2ページ
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原島万二(はらしまばんじ)は東京建電という電器メーカーの営業二課長である。営業二課は、住宅設備関連の電機製品を担当している。 この東京建電でちょっとした事件が起きた。八角民夫(やすみたみお)という営業一課の係長が、課長の坂戸(さかど)の態度がパワハラだと訴えたのだ。この訴えは却下されると誰もが思っていたが、なぜか八角の訴えは認められた。坂戸は営業一課長から人事部付になり、代わりに営業一課長になったのは原島だった。 ねじ六という零細のねじ工場は、東京建電の仕事を受けていた。しかし、ねじ六の担当者だった坂戸が無理なコスト削減要求をして、ねじ六の社長は断らざるを得なかった。しかし、その後原島に担当が変わり、なぜか元の価格でねじ六にその仕事が発注された。その理由を不審に思いながらも喜んだ社長だったが…。 第四話「経理屋稼業」では、東京建電で経理部にいる新田が、営業一課の取引先がねじ六に戻ったことに不信を抱き、調査を始める。しかし、なぜか関係者はみんな口をつぐみ、新田は大阪に飛ばされる。 第五話「社内政治家」では、カスタマー室(顧客からのクレームを処理する部署)の佐野が折りたたみ椅子が壊れたというクレームに目をつけ、調査を始める。最初は自分を見捨てた営業部長の北川や製造部長の稲葉に一矢報いたいという思いで始めただけだったが、調査が進むと思いがけない事実に突き当たる。それは、東京建電そのものを揺るがすほどのものだった…。 確かにクライム・ノベルではあるが、非合法な手段を使って敵をスマートに倒すといった作品ではない。読後がもうひとつスッキリしない小説であった。 | ||||
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話の内容は規格外のネジをめぐる不正をあばくストーリーだった。ソニックの子会社である東京建電が製品のコストを下げ受注をもらうため宮野社長が江木が経営するネジの下請け業者に規格外の安いネジを作らせて受注した。ネジの強度が弱く責任問題になったときに当時ネジの発注責任者であった坂戸に全責任を押し付けようとしたが八角らの活躍により宮野の不正を暴くという内容でした。途中に出てきた不倫で退社してその後も社内でパンの販売をする浜本優衣の話をメインするストーリーのほうが読んでみたかった。 | ||||
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登場人物の生い立ちをいちいち書かなければならないのは何なのか。 全体としてストーリーはスムースでそこそこ面白いが、会社というものを外からしか見てないな、という著者の限界も感じた。 また若いOLが毎日丸の内で帰りに外食したり、自宅駅付近でワインや外食を一人でするなどというシーンがあるが、こんなこともまずないだろう。少なくとも平均的OLではない筈だ。ドーナツを社内で食えるようなシステムを提案するような平均的女子社員ではない。 どうせなら各登場人物の年収も記述されていれば面白かったのじゃあるまいか。 | ||||
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池井戸作品の中でもストーリー、展開ともに面白いと思います。小説も映画も好きです。ただ、ストーリーの重要なポイントである「コストダウンのためにネジのスペックを落とした」という点にリアリティーがなく、どうしても受け入れられないです。特殊ネジであっても椅子の原価に占める割合は限定的なハズで、ダマテンでスペックを落とすリスクに対するリターンが非常に少ない気がします。作者は元銀行員で数字に強いハズなのに、なぜもっと原価の高い天板やフレームを対象にしなかったのか聞いてみたいです。 | ||||
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小話が多い | ||||
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中古なので仕方ないですが二ページだけ汚れがありました。字は読めますが。。。 | ||||
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トップセールスマンだったエリート課長・坂戸を“パワハラ”で社内委員会に訴えたのは、歳上の万年係長・八角だった―。いったい、坂戸と八角の間に何があったのか?パワハラ委員会での裁定、そして役員会が下した不可解な人事。急転する事態収束のため、役員会が指名したのは、万年二番手に甘んじてきた男、原島であった。どこにでもありそうな中堅メーカー・東京建電とその取引先を舞台に繰り広げられる生きるための戦い。だが、そこには誰も知らない秘密があった。筋書きのない会議がいま、始まる―。“働くこと”の意味に迫る、クライム・ノベル。 | ||||
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1章、2章は面白いなぁ、と読み進めていました。 4章以降は全体像が見え始め、さらに強くアクセルが踏み込まれ物語が加速するのかと思いきや、 なんとなく尻切れトンボな印象で最後まで行ってしまいました。 八角さんという人物の苦悩がもっと明確に描かれていれば多少は違ったのかもしれません。 哲学があるものの、会社を辞めもせずぶら下がってるだけに映ってしまいました。 | ||||
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映画版が良かったので、原作を読んでみた。 読み終えて、もしかしたら初めてかも知れない感想を持った。 それは、「原作より映画のほうが面白かった」、ということだ。 先に映画のほうを観ている、というのもあるけどそれを差し引いても「映画のほうが上」と言い切ることができる。 でもだからと言って、つまらないわけではないので多くの人に読んでもらいたい。 | ||||
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トップの発想で偽装をした有りそうな話ですが、池井戸さんの他の作品に比べるとチョット突っ込みが無く物足りなさを感じました。 | ||||
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品質問題のコンプライアンスが題材でテーマは話題性あるね。でも主人公がイマイチパッとしないね。 | ||||
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未読ですので、これから読むのを非常に続編と楽しみにしています。 | ||||
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どこ見て、仕事しているの? 上役、同僚、部下、取引先? お金をくれるのは、お客様だけだよ。 お客様に喜んで頂いた証が、お金。 露見しなければいい、問題が起きなければいい。 そんな会社が淘汰され、真っ当な商売人が報われる、当たり前な時代の幕開け。 | ||||
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仕事をしない係長にパワハラをした処分として人事預かりになった課長。その本当の理由は・・・というところから始まる物語に興味が涌き、レビューの評価も高かったので読んでみましたが、「空飛ぶタイヤ」の方がハラハラする展開がありました。本作品は登場人物が何人か出てきます。これが「七つの~」のということなのでしょうけれど、どの登場人物も「結局どうなったの?」と思うような、中途半端なままで物語の結末を迎える、というようなものでした。 | ||||
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読みやすく、一気に読んでしまったが、あまり鮮烈に記憶に残るような作品ではなかった。 「会社勤めの人間なら共感できるだろ?」的な場面がちりばめられていて、いかにもサラリーマンの平均像をターゲットにした感が。 たしかに、大事件が作中で起きるのだが、いまいち危機感を感じさせない。可も無く不可も無くといった感想。 あと、池井戸さんはパナソニック嫌いなの? | ||||
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不正を隠す企業倫理の根幹をエキサイティングに描写している。現実の黒い部分を明細に人間模様とあわせて面白く描かれている。 | ||||
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いつもの池井戸潤。7つの会議というタイトルに期待していたがいつもの偽装についての内容 | ||||
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初池井戸作品。アッサリサックリ読めて面白かった。もっとドロドロしてるかと思ってた。でも全体を通して登場人物が同じに見える。生い立ちとかは書かれているんだけど、もっと性格に振り幅がほしい。自分が正しいと思っていて、行動するにあたって逡巡することがない人ばかり。あと、事態が露見した際の社外の様子があまり描かれておらず、ヤバい感がない。 | ||||
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池井戸作品の最高傑作は、『空飛ぶタイヤ』だと思いますが、その簡易版みたいな作品かな? | ||||
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まあ、それなりに関連性があり、読書をそれなりに楽しめました。 | ||||
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