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七つの会議
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七つの会議の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.39pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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この作者の描く不正に手を染める悪い人達は皆んな型に嵌まったワンパターンであり、読んでいて飽きがきました。 加えて、いちいち主要人物の新味のない生い立ちによるページ数の水増しにイライラしました。 トドメは、存在価値のない女性社員のドーナツ販売にまつわる薄っぺらな話で、読むのを途中で投げ出したくなりました。 と、いうことで、自信を持っておすすめできない一作です。 昔々NHKのドラマはもう少しマトモだったと記憶していましたが… | ||||
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ダレダレです。なぜ評価が高いのか全く理解できません。いろいろな登場人物が出てきますが、それぞれを描き切れていません。感情移入も出来ません。最終的は爽快感も有りません。 池井戸作品は一時はまって何冊か読みましたが、これはNGです。 | ||||
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会社が利益を上げて大きく発展していく為には。サラリーマンが誰よりも大成していく為には。こういうからくりがあったのか。ルールもコンプライアンスもあったものじゃない。目標を達成することが第一で、その為には良心さえ捨ててしまうこともいとわない。そのような人たちの集団とはどのような会社なのだろうか?そして社内の信頼関係はどうなのか?これらが『七つの会議』のテーマです。 最終章で、意外性がなく盛り上がりに欠けるかたちで終わりを迎える点が残念です。 | ||||
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とある中堅会社で起きた不正の隠蔽を巡る群像劇です。 不正に加担した人、不正を暴く人、それぞれに焦点が当てられているものの、物語終盤でも新しく登場人物が出てきたりして、短編集をひとつに集約しきれておらず、途中でボヤけた印象を受けました。なんというか、他の池井戸作品と比べると、疾走感というか、爽快感がありません。 題材とアイディアは面白いと思いますが、やはり群像劇故に感情移入の余地が少なく、読んでいてダレてしまう感じがしました。好みの問題だとは思いますが。 次回作品に期待します!! | ||||
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他の池井戸作品に比べがっかりです。 出てくる人、出てくる人、全員が小物です。 そして、その小物が繰り広げるちっちゃい会議。なんだ?議事録の無い役員会議って。 物語が進むにつれて、万年係長の八角が主人公のように振舞い始めますが、そもそもお前もパワハラで片棒担いでるし、最後のメールにはがっかりします。 良識人である副社長は実力不足です。 | ||||
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ドーナツの話でガックリきた。こんな幼稚な会社がもし存在できたとしたらそりゃ社会のいい迷惑になるだろう。こんな茶番に誰が共感するのか不明。 | ||||
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クライマックスまでは最高です! 各章で主人公が入れ替わり、その人の立場で物事を見ることができ非常に楽しめました。個人的に残念なのがクライマックス付近が、結局は1人の人間をヒーローのような立ち位置にさせ難題解決ってしたのが興醒めです。もう少しグレーな感じで終わっても良かったと思います。なんか非常に残念。 | ||||
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池井戸潤ファンです。期待外れしでした。「空飛ぶタイヤ」のほうが読み応えがあり、お勧めです。 | ||||
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池井戸作品は読むことはないと思ってましたが、 東京から新大阪へ、出張の時に購入。読みやすく時間が潰せるものがよいと思い。。。 読みやすい本ですね。 時間潰しに最適だと思います。 | ||||
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会る社員が不正をして、それを隠蔽するする社員がいれざ、暴く者もいる。 サラリーマンには面白いかも知れないが、それ以外の人にはどうでもよく、つまらない話。 | ||||
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本を読むのがもともと好きではないのですが、久しぶりに読んでみようと思い、人気もあるようだったので購入しましたが、女性の私としては、会社での男性社会の話みたいで、なかなか気持ちも入り込めず、まだ全然読む気に慣れていません。 | ||||
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この作家は、ステレオタイプの登場人物、あまりにも典型的な勧善懲悪で、何度も直木賞の候補に挙がりながら、落選してきた作家であり、最終的に直木賞を受賞した際にも、多数の読者を得て一定以上の評価があるとして何とか受賞したという経緯がある。 私は、この作家の江戸川乱歩賞受賞作であるデビュー作「果つる底なき」を読んだ際、あまりにも文章表現が下手くそで、ストーリーにも無理があり、通常では考えられないキャラクターの平板さ(悪い奴はとことん悪く、いい奴はとことんいい奴=こんな単細胞な人間はいないだろうというぐらいワンパターンのキャラクター)に呆れ、この程度で受賞できるのかと驚いた記憶がある。 だから、それ以来一切読まなかった。 今回、本屋に文庫本が平積みされていること、話題になっていること、どこの会社にありそうなストーリーらしいこと、で、興味を持って購入した。 確かに、どこの会社にもありそうな、企業や組織、サラリーマンのいやらしさが描かれていて、読み物としてはなかなか面白く読む終えることはできた。 ただ、作品の三分の一ぐらいまでは、その表現のくどさと、描写はなくてほとんどが作者による登場人物の心情の説明文の連続に、読み進めるのに苦労した。 地の文でここまで心理を説明している小説は珍しい。 しかも、文章表現もはっきり言って下手くそだ。 地の文で「歩いてきて」なんて表現をプロの作家がするのかと、本当に驚かされた。 普通は、「歩みより」とか「近づいて」とか「こちらに向かい」とか、それなりの表現をするだろう、プロの作家なら。 他にも、作文?と疑いたくなる表現を挙げたらキリがない。 もっと、美しい描写で、読むことそのものを楽しみたいと思う気持ちはまったく適えられなかった。 読むのをやめようかと何度か思った。 それでも読み進めていくうちに、そんな表現にも慣れることができ、この作品は表現を味わって読むものではなく、ストーリーの展開を楽しめばいいのだと割り切ってから、気楽に読み進め、最後まで読み終えることができた。 ど素人が偉そうな批評をしてしまっているが、やはり小説は、どんなに大衆小説であっても、文学の香りや、表現の巧みさ、上手さ、美しさを感じさせる表現であってほしい。 こんな説明だらけの小説が、こんなに高い評価を得ているのが不思議なのだが、多分多数の読者も美しい表現や描写、文学性など求めているのではなく、楽しく面白く読めれば満足だからであろう。 あらゆる分野で、同じようなことが起きているから仕方ないのだろう。 しかし、と思う。 本当にいいのだろうか? この作家さんの作品は多数ドラマ化されて、ひじょうに評価も高い。 私も何作かはドラマを観て面白いと思った。 今回その理由がわかった。 ストーリーの展開は面白いからだ。 だから、脚本家の表現力が良ければ、いいドラマに仕上がるのだ。 ある人は、この作品を数ページ読んで、説明ばかりの、まるでドラマの台本だ、と言った。 私は、もっと表現や描写を堪能できる作品が読みたい。 | ||||
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羽田空港の本屋で最前列に山積みされていたので、何も考えずにAmazonで購入! 以前にハードカバーで買っていたのを、1ページ目で気付く… ワシがバカだった…。 | ||||
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他の池井戸作品に比べて、引き込まれる感じがないです。 普通に面白いですが期待度が高過ぎたのか残念でした。 | ||||
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別の作家が書いたなら、もう少し読みごたえがあったかもね。 申し訳ないが、全てにおいて、中途半端。 なので、お星も最も半端な二つ! | ||||
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私も小さなメーカーで営業やっておりましたが、はっきりいってひどい小説でした。 ちぐはぐな所やあり得ないと思える部分が多く、高評価の中水をさすようですが、あまりにひどかったので、コメント申し上げます。 確かに、私が勤めていたメーカーでも営業部・製造部・経理部など部署間の確執はありましたが、ここまで憎しみ合い足の引っ張り合いをしていると、そもそも会社組織として成り立たないのでは?と思ってしまいました。 何より、いくら読み進めても「東京建電」という会社が企業として一体どんな会社なのか全く理解できなかったです。 1.いったい何のメーカーなのか? ・ソニック(仮想S○ny?)の子会社→ソニック製品の販売会社?部品メーカー?OEMメーカー? ・白物家電の売り上げが落ちている→家電メーカー? ・○島が電子部品関連の営業をしていた→電子部品メーカー? ・○角がユニットバスを販売→I○AXのような住宅設備機器メーカー? ・折りたたみ椅子のクレームを受ける→雑貨メーカー?家具メーカー? ・工場に工業用アームの生産ラインがある→産業機械メーカー? ・航空機や鉄道車両の座席を受注→航空機メーカーや重工業メーカーの下請けメーカー? 中堅メーカー等設定になっていますが、中堅どころであれば大抵なんらかの専門メーカーであるはず。 中堅規模で関連の無いものを何でも作るでしょうか?中堅メーカーとしてあり得ないのでは? そんなに資本あるの? 2.営業がネジの一本まで仕入やるの? ・この規模のメーカーで営業がネジの一本まで仕入れ・調達をやるでしょうか?あり得ない。 ・基本的に仕入れ・調達は(会社によって異なりますが)資材部や購買部、調達部といった、仕入れ、調達 部門の仕事、つまり製造側の仕事でしょ? ・ましてや東京建電の扱う製品は多品種にわたるというようなくだりがあったと思いますが、それで営業が ネジの一本まで仕入れ・資材調達していたら仕事にならないと思います。 3.コスト、コストと繰り返し出てくるが、いったい何のこと? ・製造原価のこと? ・ネジの話だから製造原価の中の材料費のこと? ・コスト、コストと営業が責められているから売上原価のこと? ・ネジの仕入価格に関わる話なので材料費のことなのかな?と推測はできます。 ・ならば、責任を持つのはまずは仕入・調達部門でしょ。なぜ営業が全面的に責任を持たなければならない のか?締め上げられなければならないのか? ・一方ノルマ、ノルマと繰り返し出てきますが、ネジの仕入単価を下げる事と営業が販売ノルマを達成する 事とどう関わりがあるのか?いかにネジの仕入単価を下げるかという話なら、ノルマはまず仕入・調達部 門に課せられるはずでしょ。 ・また、簿記・会計の観点からしてもこの規模のメーカーで営業がネジの資材調達までやるというのは、あ り得ないのでは? ・この規模のメーカーであれば、きっちり原価計算をし製造原価、ひいては営業利益(粗利)等々の数字は きっちり出しているはず。(でなければネジ一本の仕入単価云々のはなしまで至らない。) ・営業がネジの仕入れまでやってしまったら、仕入れにかかる費用はどう勘定項目に振り分けているのでし ょう?製造原価にどう反映させているのでしょう?原価計算はどうやっているのでしょう?工場経理はど う対応しているの? ・一応、この会社では他の会社と違い営業が調達もかね収益管理をしているというようなくだりがあったと 思いますが、一方で○川が初めて不正に手を染める時、製造側からコストが出て来るというような話があ り、話のつじつまさえ合ってない。 4.親会社からのノルマがきついってどういうこと? ・東京建電がソニックの子会社として販売会社や部品メーカーOEMメーカーの位置づけなら親会社からの ノルマがきついと言う構図はわかりますが、自社で製品の企画設計から仕入、製造、販売までやるいわ ば独立したメーカーでしょ。どの部分に親会社からのノルマがかかってくるのか?何の描写もないし説明 もありません。出資金ぐらいは稼げ!ということなのでしょうか? そもそもソニックの子会社って設定に無理があるのでは? 5.カスタマー室が3人って? ・この規模のメーカーでカスタマー室が3人って? ・ましてや東京建電は多品種メーカーということですが、どうやってたった3人で日々来るクレームに対応 しているのでしょう? ・一方、折りたたみ椅子のクレームが頻繁に来たということですが、この手の大量生産品のクレームが頻繁 に直接メーカーに来るでしょうか?まずは小売店や販売店に来るのでは? 6.この会社には品質を管理する部署はないのでしょうか? ・製品の強度不足が不正のやり玉にあげられていますが、そもそもこの会社では製品の出荷前に品質の検 査・チェックをしないのでしょうか? ・まともなメーカーであれば、品質管理部門たとえば品質管理部や品質保証部、検査部が、出荷前に出来上 がった製品の品質を検査・チェックするのは当たり前。 ・製造段階で強度つまり品質の偽装がされていれば、まず品質管理部門が気づくはず。 ・品質の偽装・不正の物語にもかかわらず、製品の品質を管理する肝心要の部署の話が全く出てこない。 ・会社として強度偽装すると決めた時、品質管理部門はどう反応しその後どう関わったのか? ・品質の偽装・不正の責任をすべて営業がとるようなストーリー展開はまったく解せません。 7.この会社は仕入れた物を検品しないのでしょうか? ・作中ネジの強度不足が問題になっておりますが、仕入れた物を工場入荷時に検品しないのでしょうか? きちんと検品していればわかるはず。 ・同じく、まともなメーカーなら資材部や調達部といった部署が、発注したものが品質・数量等発注したと おりに納められているかどうか必ず検品するはず。たとえ抜き打ちでも。 ・問題のネジは特注しているということですが、特注品ならなおさらでしょ。 ・同じく、会社として強度偽装を決めたとき、仕入品の検品部署はどう反応しその後どう関わったのでしょ う? 8.制服組って? ・社長付運転手を「数少ない制服組」と表現していますが、民間企業ましてやメーカーで「制服組」ってな に? ・メーカーなら工場の現場なら作業着を着ると思います。営業や経理・総務など管理部門でしたらスーツで しょう。 ・社長付運転手なら例外的に制服を着るかもしれませんが「組」と呼べる範疇に入るのでしょうか? というか今どきなら運転手さんもスーツでは? 9.古参社員って? ・社長付運転手を古参社員と表現しています。 ・一方、○角はたしか東京建電創業間もなくの入社で、○角が入社した時はすでにその社長付運転手がいて ○角と比較して古参社員と表現しています。 ・○角が創業間もなくの入社であれば、運転手が入社したのは創業時か少なくとも○角のわずか前と推測で きます。 ・ならば、それで運転手だけを古参社員と呼べるのでしょうか? 10.そもそも不正って? ・製品の強度不足が不正となっておりますが、発注元が要求している規格の範囲内との記述があったと思い ます。 ・要求された規格の範囲内であれば、それのどこが不正にあたるのでしょうか? ・それでもなお、どこかの第三者機関が指摘するなら、発注元の責任になるのではないでしょうか? ・不正・偽装・リコールと大騒ぎしておきながら、東京建電がリコールを発表したという描写もありません でした。 11.営業○課だけ会社に残るってなに? ・営業○課だけ会社に残り不正の損害賠償金を稼ぐらしいのですが、営業だけ残って一体何をするのでしょ うか?メーカーですよね?工場(製造部)無くして一体何を売るのでしょう?商社に転向? ここまで書くならお前が書けよといわれそうですね。 でも、作中小難しい言葉が並んでいるので、一見もっともらしいストーリーに見えますが、ストーリー展開に合わせてあり得ないと思える設定をしたり、展開に合わせて設定がコロコロ変わったりして、小説としての体をなしないのでは?というのが正直な感想です。 物語の構図も弱者が強者の不正を暴くという昔からよくある構図。 物語の書き方も、小説の書き方教室の教科書みたいな書き方。 各章、つかみで人物が登場して、次にその人の人物描写があって、そしてその人の素性と物語の本筋と絡めて、読者に感情移入させて行く。 正直、読んでいてだからどうした?と言う感じでした。 巻末に参考文献の記載もなく、昔使ったネタの使いまわしか?と思ってしまいました。 製造業を描いているのに製造業のなんたるかを理解しているのか?製造業のコスト管理の難しさを理解しているのか?コストに関わる企業小説を書いているのにたとえ初歩中の初歩でも簿記・会計の知識はあるのか等々、作者に対する疑問だけが残りました。 そもそも、タイトルとストーリーが合ってないように思えました。 | ||||
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下町ロケット/空飛ぶタイヤ等大好きで殆ど読んでいて大好きですが? この作品は、第1章と2章にプラスαした短編で書かれていたら面白かった用に思われます。 短編を長編に引き伸ばしたような感じで、冗長で残念でした | ||||
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