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七つの会議
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七つの会議の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全336件 181~200 10/17ページ
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営業職種のサラリーマンなら誰しも坂戸がはまった誘惑にかられた経験があるのでは・・仕事に会社に忠実であろうとすればするほど、顧客から離れていく。その事は結局、会社に忠実である事とは違い、必ず強烈なしっぺ返しを受けることになるのに。ノルマと実績。与えられたノルマを真剣に追えば追うほど、本来の歩むべき本道から、はずれていく。怒声をあげて部下を追い込む上司もまた会社の業績を上げるためであり、悪人ではない。会社の倫理が個人の倫理を破壊していく。どこにでもありうる、起こりうることだ。いつ、ノルマと実績の罠に落ちるかわからない。サラリーマンなら誰しもその罠に落ちる可能性はある。八角のように、客観視出来る冷静さと強さを持つには会社の本流から離れ、ある種のあきらめが必要だろう。身につまされる感あり、楽しんで読んだ。ただ、リコール隠しの話は前にも読んだな・・という既視感があり。 | ||||
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具体的で平凡な言葉。 だが、借り物でないオリジナルの言葉........................ | ||||
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たいへん面白い作品で一気に読んでしまいました。 特に序盤に多い会社員としての苦悩、葛藤などの描写は、ページをめくる手を止めて共感してしまいました。 中盤で物語が大きく動くのですが、今までの物語での伏線が親切もしくは過剰過ぎて、読者にとってはすでにわかっていることが次々に解明されていく流れが少し退屈かもしれません。 しかし終盤になって次々に明らかになる新事実を抵抗なく受け入れていくことができたのは、今までの物語での各登場人物への思い入れがあったからだと思います。 全体を通して読者が置いてけぼりにならないよう、親切な構成になっていると感じました。 その分サスペンスとしての盛り上がりは少し削られていますが、どちらかというと登場人物の心情や立場などに重点を置いた作品なのだと思います。 読みやすくてとてもよい作品です。是非ともおすすめします。 | ||||
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読みやすく、一気に読んでしまったが、あまり鮮烈に記憶に残るような作品ではなかった。 「会社勤めの人間なら共感できるだろ?」的な場面がちりばめられていて、いかにもサラリーマンの平均像をターゲットにした感が。 たしかに、大事件が作中で起きるのだが、いまいち危機感を感じさせない。可も無く不可も無くといった感想。 あと、池井戸さんはパナソニック嫌いなの? | ||||
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営業を生業にしていると、よくある話。 まさか俺はしないだろうと思って見るが、今の立場を賭して行動することが果たして… 世の中間管理職同輩の皆様。あるあるです。 | ||||
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他にも池井戸作品を読んでみたいと思うきっかけの本になりました。 | ||||
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不正を隠す企業倫理の根幹をエキサイティングに描写している。現実の黒い部分を明細に人間模様とあわせて面白く描かれている。 | ||||
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私は池井戸潤さんの本はほとんど読んでいますが、これも、池井戸ワールド全開の作品だと思います。 銀行という世界の中で、何が正義かを考えさせられる本です。 自分勝手で、なっていない上司に嫌な思いをするのはサラリーマンの常ですが、そんな嫌な思いを晴らしてくれるのが池井戸ワールドだと思います^^ | ||||
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ぐいぐい引き込まれる重層的なストーリー。 しかし、こんな嫌な人だらけの会社ってあるのかね? 久々にサラリーマン小説を読んだ感想。 売上を重視するか、利益を重視するか。リスクを取るか守りに入るか。自他を厳しく律するか、楽しく和気藹々と働くか。上司に評価されたいか、部下に慕われたいか。あるいは周りは気にせず信じる道を行くか。コスト削減の鬼となるか、仕入先に喜んでもらうか。残業に命かけるか、早く帰って家族を大切にするか。色んな矛盾したことを両立したりバランスをとる。だからサラリーマンって難しいけど楽しい。バランスが取れているうちは。そのバランスが破綻した時に待っているものは… | ||||
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抜群に面白かったけど、それほど繋がっていないエピソードがあったりして、それが残念。 | ||||
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大手家電メーカー(パナソニックのような?)の子会社を舞台に展開する会社と己の生き残りをかけた熾烈な競争を描いた連作短編集である。徐々に内幕が暴露されるミステリー仕立てのストーリーとなっており、一気読み必定である。 上から下まで「顧客のためにではなく、自らの利益のために仕事をする」その真相は三菱自動車の燃費不正操作とそっくりである。三菱自動車は日産の傘下で再建を図ろうとしているが、社員一人ひとりがこれから歩む道は―虚飾の繁栄か、真実の清貧か―。経営者のみなさんも従業員のみなさんも、我がことと思ってご一読することを薦めます。 | ||||
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まさに今の三菱自動車や東芝を予見しているような内容で鳥肌が立ちました。 池井戸さんは三菱の銀行に勤めてらしたとのことで体質を認識していたのかな、と思いました。 主人公がどんどん変わっていき、話が進んでいくので感情移入したところで話が変わっていくのが最初フラストレーションが溜まりましたが読み進めるうちに引き込まれていきました。「客を大切にしない商売は滅びる」という言葉が胸に刺さります。働く者として襟を正したくなる一冊です。 | ||||
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前半は普通に読んでいましたが、後半に入ると止まらなくなり一気読みでした。他の作品と同様にどんでん返しの面白さが良いです。 | ||||
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とにかく今、池井戸さんの作品を読んだ人で、中毒にならない、 そんな人いないでしょ。ってくらい中毒です。 だから、読んでしまうと、またしばらく読めない期間が辛くて、 買わないでいたのですが、買ってしまいました。 とにかく超特急です。ビュッフェ付き。 七つの会議とは、言いえて妙で、それぞれの、各々の立場で語られる 話し合い。部長と課長と係長。そこで繰り広げられる成績と未達の評価。 始まりは営業一課、二課。 坂戸と原島、そして八角。 唐突に語られ始めるねじ六のお話が、一滴の雨粒となり、巻き起こした 波紋が、新田さんであれ、佐々木さんであれ、原島さんであれ、皆に影響を 与え始める。 波紋の中心はいったい誰なのか、そして正義は誰にあるのか。 知らない権利ってのもあるんだよ。といった八角さんの選ぶのは、清貧か、 それとも。 という、あっという間の3時間。 テレビドラマを見ているよりも、ヒートアップ。 冷めやらぬ余韻。八角さんの最後の顔と、奥さんの一言が二重丸。 100点x3。 凄すぎる。 | ||||
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読みやすい、内容であっとゆう間に完読でした。少し甘い部分は、小説・・・ | ||||
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今、三菱自動車で起こっている事の顛末を見ているようで、とても楽しめました。 「世の中のすべての働く人達よ、自分の仕事に対して常に誠実であれ」という事でしょうか。 | ||||
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良い書籍をありがとうございます。 電子書籍としてちょうど良いと思い、ダウンロードしました。 | ||||
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リアル感溢れる表現や情景に引き込まれました。 NHKのドラマで実写化されたのを途中で思い出しましたが、最後まで楽しく読みました。 | ||||
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池井戸さんの作品は何冊の読んでいます。変わらず読み易くおもしろいです。しかしこんな会社(まともな管理職がいない)ありますかねえ? | ||||
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深い作品だと思った。 サラリーマンなら誰しもが感じたことのある悲哀が色濃く感じられた。 「そうそう!」と何度も頷きながらイッキに読んでしまった。 みんな一生懸命生きているんだよね・・・。 歯を喰いしばって働いているすべてのサラリーマンたちへの、素敵なプレゼントだと思った。 | ||||
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