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ねじれた家
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ねじれた家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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前半はいろいろな家族の様子がグダグダと説明されて、しかも各々の人物像がイマイチはっきりしない。 クリスティー、大丈夫??と思うほどのつまらなさだった。 しかし、物語の最終段階で、それらの不満も解消されました。 他の作品も読んで、「サイコパス」や「モラ夫」などクリスティー女史の「目に見えない、人間の歪んだ心理」に対する的確な眼差しには、感心しきりです。 | ||||
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推理小説お決まりの以外な人物が犯人でしたが、ちょっと禁じ手的な感もします。動機も一応納得できますが、弱い。そんなんで殺されちゃうの二人も。あまり、ハラハラ、ドキドキ感も深みもなく終わってしまいました。クリスティー作の中では凡作と思います。 | ||||
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ねじれた家族に発生する、ねじれた殺人事件。 2件の殺人と1件の殺人未遂が発生するが、いずれも特別なトリックが使われているわけではないし、事件関係者の全員が犯行を行いうる状況であったため、アリバイに関する論議は一切なく、動機が主な議論の対象。犯人を特定する十分な手掛かりが与えられてはいないので、本格ミステリーとは言えない。伏線らしきものがいくつか見受けられるが、それも犯人を特定するようなものではない。 ポアロもマープルも登場しないのは、推理や捜査過程を中心に据えた物語ではないためだろうか。クリスティーが描きたかったのは、このねじれた家族関係そのものなのだろうか。 クリスティーの十八番、お金持ちの遺産相続をめぐる殺人事件で、シンプルな設定の人物配置、お互いの心理的関係の描写など、わかりやすく、読みやすい作品だが、あまり印象には残らない作品。 ちなみに、犯人は予想通り(予想以外の何物でもない)。 | ||||
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最後まで一気に読み進めました 軽く読めるという点ではとても良かったと思います | ||||
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作者が好むもの必ずしも名作ならずの典型作品。 どうしてもEQの「Y」を連想するわけだが、「Y」を悲劇たらしめた悲しみが ここにはない。ゆえに、後味の悪さは否めない。 クリスティを読んでこの気分はないだろう、とため息。 それにもまして、解説の間違いには唖然。 登場人物の名を見事に取り違えている。(ケアレスミスではなく) 間違えたのは解説者だが、編集は本編を読んでいないのだろうか。 | ||||
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作者が好むもの必ずしも名作ならずの典型作品。 どうしてもEQの「Y」を連想するわけだが、「Y」を悲劇たらしめた悲しみが ここにはない。ゆえに、後味の悪さは否めない。 クリスティを読んでこの気分はないだろう、とため息。 それにもまして、解説の間違いには唖然。 登場人物の名を見事に取り違えている。(ケアレスミスではなく) 間違えたのは解説者だが、編集は本編を読んでいないのだろうか。 | ||||
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本書はクリスティー自身がお気に入りベスト10に選んでいる作品で、内容的には、資産家の老人が毒殺され、最も疑わしいのが老人の若妻とその恋人らしき家庭教師だが、決定的な証拠はなく、また他の家族も皆、疑えば疑えないことはないといったまま、物語は進行していく。 孫娘がブービー・トラップにより瀕死の重傷を負うという事件をはさみ容疑者が逮捕され、これで一件落着かと思いきや、どんでん返しが待ち構えている。 誰もが怪しいような怪しくないようなという感じで犯人の見当がなかなかつかないが、唯一の物的証拠を基に推理すれば(それに気がつけば)、きちんと犯人が推理できるようになっており、ラストがあっさりしすぎな点を除けば結構楽しめる作品だとは思う。 とくに、二重の遺言状が明らかになるところは面白いと思う。 ただ、残念なことにこの作品は、エラリー・クイーンの著名な作品の物まねの感を免れない。 それは読み比べてみた人なら必ず感じるはずで、一体クリスティーは何を考えて本書をお気に入り作品だと公言しているのか、まったく理解に苦しむ。 しかし、クイーンの作品を知らない人なら、まあまあ楽しめるだろう。 | ||||
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本書はクリスティー自身がお気に入りベスト10に選んでいる作品で、内容的には、資産家の老人が毒殺され、最も疑わしいのが老人の若妻とその恋人らしき家庭教師だが、決定的な証拠はなく、また他の家族も皆、疑えば疑えないことはないといったまま、物語は進行していく。 孫娘がブービー・トラップにより瀕死の重傷を負うという事件をはさみ容疑者が逮捕され、これで一件落着かと思いきや、どんでん返しが待ち構えている。 誰もが怪しいような怪しくないようなという感じで犯人の見当がなかなかつかないが、唯一の物的証拠を基に推理すれば(それに気がつけば)、きちんと犯人が推理できるようになっており、ラストがあっさりしすぎな点を除けば結構楽しめる作品だとは思う。 とくに、二重の遺言状が明らかになるところは面白いと思う。 ただ、残念なことにこの作品は、エラリー・クイーンの著名な作品の物まねの感を免れない。 それは読み比べてみた人なら必ず感じるはずで、一体クリスティーは何を考えて本書をお気に入り作品だと公言しているのか、まったく理解に苦しむ。 しかし、クイーンの作品を知らない人なら、まあまあ楽しめるだろう。 | ||||
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