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64(ロクヨン)
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64(ロクヨン)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全542件 441~460 23/28ページ
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横山秀夫の警察小説の典型的な作品。作品紹介の警察の内部の対立を題材とあったがそのものであった。サスペンスの題材を最後まで明かさずに読ませるテクニックは優れている。半落ちとロクヨン、この技術に堪能したので次回は読まないかも。 | ||||
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64のタイトルの意味に納得した。 普段、取り上げない、警察内部が描かれていた。 | ||||
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「半落ち」と「クライマーズハイ」を足して0・8がけした感じです。ぜひ、というか、たぶん、広報官だかその後の三上だかの続編はでるでしょうね。期待しています。婦警の美雲さんも気になるし。 | ||||
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恐れ入りました。素晴らしい作品だと思います。いつもながら横山秀夫氏の文章表現が大好きです。 | ||||
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とても面白いです。横山秀夫のファンになりました。書店で買うより安いのでまた利用します。 | ||||
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一気に読めました。著者らしい面白い作品でした。次回作も期待したい。 | ||||
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警察という大組織の中で対立するキャリアとノンキャリア、マスコミと警察広報、刑事部と警務部、これらの対立する組織人間の調整・折衝のやりとりが非常に面白い。対立する組織の中で、管理職はどのように人と折衝し、調整し、どのように行動すれば、うまく事は運ぶのかが、丁寧に書いてある。折衝・調整のノウハウ本として読んでもいいと思う。管理職教育の教科書としても使えると思った。中間管理職の日々の仕事が、そのままこの小説に書いてあるように思った。 そしてミステリーとしても完璧であった。最後は最高のミステリーエンターテイメントであり、どう筋が展開するのか、ドキドキしながら読んだが、最後の最後でジグソーパズルの最後のピースがぴったりはまって、一つの絵が完成したという感激を味わった。横山秀夫の最高傑作である。 | ||||
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警察の広報という題材をテーマにした小説は初めてでした。ある種、組織内の対立関係を描いているのは「クライマーズハイ」に通じるものがあると思いながら読み進めました。 正直、主人公の同じような葛藤を延々と読むのはキツイ感じであり、かといって最後に感動を得るには至らないのが残念。 毎回思うのは、地方組織の内部に閉じたものでなく、もっとスケールの大きな話も読んでみたいと思います。 | ||||
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非常に面白くあっという間に読めました。 よく考えられた伏線、最後にそれらの回収と長い小説ですが引き込まれるように読めます。 非現実的なところもありますがそれを感じさせない話のまわし方に脱帽です | ||||
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大変有名な人気作家の久々の長編傑作。ミステリーは好きではないが、この小説は非常に面白かった。 主人公は中年の泥臭くしぶとい警察広報官。 自分とは年も離れていて全く接点のない人物なのに、主人公の内面の葛藤が 事細かに、これでもかこれでもかと書かれているために、 主人公と一緒になって行動しているような気がするほど一体感を感じた。 そしてこれはただの推理物ではない。 知的好奇心をくすぐる謎のキーワードが多く出てきて、続きを読ませる設定やストーリーの素晴らしさは 勿論のことながら、それだけではない。 それは仕事への真摯な姿勢であり、家族を思う愛情であり、男と女の愛情という、 刑事のみならず多くの一般人が持っている感情の描写の秀逸さである。 しかも次々と起こる厄介なトラブルや事件に合わせて、その感情はだんだんと変化し、成長していく。 私は女性読者だから、最初は、「警察」という特異な男社会で、男性作家、特に推理物に多い女性の容姿への 必要以上の描写、男性特有の言い回しに少し違和感を感じていた。 婦警がお飾りもの、腫れもののように扱われ、美しい妻と醜い顔をした娘への思いがあまりにも自分勝手で、 女をことさらに守り、美化し、そして肝心の場面では端へ置く描写に鼻白んだ。 しかし段々と主人公が変わっていく。動いていく。開けていく。 昭和の最後を飾った、64という恐るべき誘拐事件の謎が解かれていくとともに。 主人公は、仕事へも、家族へも、向き合い、そして自分なりの答えを出していこうと努力する。 最後まで読んで、最初は好きになれなかった主人公の三上が近しく感じられ、仕事に生きるその姿が魅力的に映った。 たくさんの伏線、登場人物の多さ、七色に変わっていく感情・・・非常に情報量の多い小説だが、 決してだれずに読むことができる。 文庫ではなくハードカバーで読むべき。表紙のデザインも青みがかった写真が美しく、よく合っている。 | ||||
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横山秀夫は人気作家だが、個人的はそれほどハマる作家ではなかった。 しかし、このミス一位。アマゾンでも平均4.5以上の高評価レビュー。 これは読んでみようと手を取ったら、ページをめくる手が止まらない。 647ページの大作を、二日で読み終えてしまった。 本作には爆弾も出てこない。猟奇的な殺人シーンもない。 ネットを使った巧妙な仕掛けも出てこない。 ただ人間を描いている。 地方の警察という、決して派手ではない舞台で 事件に関わる人間の心の揺れを、見事を描き切っているのだ。 警察内の組織と個人のジレンマをテーマに、 登場人物のヒリヒリとした感情を描く横山節は健在。 中盤もだれる事無ことがなく、 伏線が一つの大きな流れになっていくクライマックスも読み応え十分だ。 本作は、横山秀夫マイベストになりそう。 | ||||
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刑事部と刑務部の対立、警察庁長官の視察、これらがクライマックスに向けてどう効いているのかがイマイチ分かりません。まあ、効いてなくてもそれはそれで面白いのですが、☆☆☆☆☆はないでしょう。たしか、「半落ち」もこんな読後感だった気がします。 あと、誘拐・失踪モノは読んでいて真っ暗な気持ちになるので苦手です。。 | ||||
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広報官という、一線から離れた立場で、過去の事件を掘り起こす手法が素晴らしい。 | ||||
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普段は東野圭吾等を読んでいるが,衝撃を受けた. そして味わったことのない圧倒的な文章力,重厚感. 約650ページほとんどだれることなく読み切ってしまった. こんな小説を書ける人がいるのだと驚いた. 読んで後悔しない間違いない大作. 1ページ1ページが重いし登場人物も非常に多いのでなかなか頭が追いつかないかもしれない. 適当に流し読みしていると何の話かわからなくなる. 軽い小説を読み慣れてる人には少々つらいかも. 今年の紅白で例えるなら 東野圭吾はミスチル(AKB?)で 横山秀夫は美輪明宏 ・・・って感じか. 映像化するなら三上は遠藤憲一,美那子は木村多恵(のような幸薄顔の美人)にしてほしい. が,心理描写が多くそこが見どころなので,もし映像化しちゃったら間違いなく模倣犯クラスの駄作になるだろう. | ||||
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警察内部の抗争、という先入観で読みましたが、さにあらず。どの人物もしっかり感情移入できますし、物語の構造は非常に緻密で納得感と世界観のあるすばらしい小説でした。ハッピーエンドというわけではないですが、読後感の爽やかさはなんともいえない良さがありました。ちなみにKindleで読みましたが、便利ですね。 | ||||
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分厚く重い本を持ち歩くのも苦にならないくらい面白かったし、好きな世界観です。装幀も秀逸でかっこいい。特に扉の公衆電話のビジュアル。物語後半に入るとその公衆電話の絵が本を読んでない時にもちらちらと頭に浮かんで来て、切ないような悲しいような、なんとも言えない気持ちになりました。登場人物では、ほとんど出て来ない尾坂部や終盤に出てくる松岡の存在感が凄かった。全然出て来ないのに、、、。人物の描き方がめちゃくちゃ上手いです。横山さんはストーリーよりはキャラクターの人なんだろうなあと思います。いやいや、ストーリーも秀逸なんですが、それ以上にキャラクターが濃過ぎて・・・笑。「長い。この話必要なの?って思うところもある」と他のレビュアーさんで書いてる方がいますが、キャラクターが立っているのでそういうのも全然気にならなかったです。横山さんの小説はキャラクターに着眼して読む事をオススメします。もう映画化の話も進んでいそうですね。アウトレイジビヨンドみたいに濃い役者ばかりを集めて、監督は井筒さん辺りで男臭くやって欲しいな〜。 | ||||
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葛藤の中で解を見つける、いつもながらの展開に、最後のどんでん返しがスピード感を持っていて、ギャップが面白い。 | ||||
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本当に久々の横山秀夫氏の新刊。 とても期待して手に取りました。 小説を読む時、その世界に入っていくのにしばらく読み進めなければなりませんが、 この小説は、いきなり1ページ目からひきつける魅力があります。 いつもながらの、緊迫感あふれる展開、息もつかせぬストーリーで、最後まで読むのをやめることができませんでした。 最後の謎解きもうまくできていて、堪能しました。 難を言えば、最初の方、ちょっと長いんじゃないかという気もしますし、必要のないくだりもあるんじゃないかとちらっと 思ったりもしますが、この濃密な世界観、横山さんならではの世界観が感じられました。 その濃密さに息ができなくなるような錯覚さえ感じる疾走感あふれる作品でした。 | ||||
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とても読みごたえがあり、一気に読んでしまいました。とても良かったです。 | ||||
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2012年の「ミステリ− 1位」というので 初めて 著者の作品を読みました。 警察物ということで 特殊な感じがしましたが キャリアとたたき上げの刑事という構図は、なかなか 面白い人間像が描かれています。 64の事件と警察の人間模様が 絡み合って 家族の問題を 引きずりながら ぐいぐいと読み進めていける本です。 三上の揺れ動く心が、よく描かれていて引き込まれていきます。 2位の「ソロモンの偽証」を押さえて 1位になった価値はあります・・・ | ||||
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